恵「うん、生徒会室」


澪「(まさか…学校で…!?)」


戸惑いを隠せない。


恵「学校でするなんてドキドキするでしょう?」


澪「けど…先生とかに見つからないかな…」


恵「平気。鍵もかかるから」カチャリ


澪「…」ゴクリ


徐々に二人の距離が近づく。待ち侘びた瞬間に澪は唾を飲む。


恵「澪たん、よく頑張ったね。これはご褒美ね」


肩に手を回してくる恵。


澪「あ…めぐたんだから頑張れたと思う」


恵「嬉しい…」チュ


澪「んん…」


ガチガチに緊張していた体が恵のキスで和らいでいく。


恵「はぁ…んっ…」


澪「あ…んんっ…」


恵「ぷはっ…」


澪「めぐたん…」


恵「…初めての時よりちょっぴり上手になったかな」

澪「ん、そうかな…」


恵「立ちっぱなしは疲れるから座る?」


澪「うん」


生徒会室には皮張りのソファーがあった。二人が座るにはちょっと大きいが…色々なアクロバチックなこともできそうだ。


恵の攻勢は続く。
あの時のように澪の上に座ると、首や耳を甘噛みしてきた。


澪「うぅ…ん…はぁ…」


恵「…」ペロペロ


学校という場所でしているというのが澪の興奮を駆り立てた。
恵の髪から香るシャンプーのいい匂いが頭をクラクラさせる。


澪「(こっちからも…)」


恵「あう…」


澪「(このままやられっぱなしでなるもんか…!)」

恵の秘部を下着の上から中指でなぞると攻守逆転。
起き上がり恵を抱えるような体勢になる。


恵「澪…たん」


澪「脱がすね」


ブラウスがはだけ、透き通るような白い肌が姿を現す。


澪「めぐたん…!」


恵「やっ…あん…」


無心に恵の乳房をしゃぶる。吸っては舐め、吸っては舐めのループ。


澪「はぁ…はぁ…」チュパチュパ


恵「(もう…力が抜けて…)」プルプル


澪のラッシュに耐え切れずに膝の上から落ちてしまった。


澪「めぐたん…大丈夫!?」


恵「はぁ…はぁ…平気」


澪「ごめん…」


恵「いいの、けど…もうちょっと優しくね」


澪「あ、うん」


恵「じゃあ…下の方」スッ


澪「☆…!!」


恵は立つとスカートをめくる。驚くべくは太股の付け根に見える紐…。


澪「(駄目だ…!!この紐は引けない…!)」


躊躇う澪を見かね、恵は澪の手をそっと手を添える。

恵「澪たんのために張り切ったんだけどな…」


澪「ありがとう、嬉しいよ」


恵の気持ちを無下にすることはできない。
澪は決心する。


澪「(この紐を解いた時に…何かを掴める、そんな気がしたんだ)」


グイッ!スルッ…ファサ…

紐は解けた。


少し湿ったパンティーが床に落ちた。


澪「ふおぁぅ…」


封印が解かれ、淫靡な香りが漂う。


恵「そんなに見られると…恥ずかしいかも…///」


澪「……」


恵「なんか喋ってよぅ…////」グイグイ


澪「……」


澪は無言のまま、恵を無理矢理四つん這いの体勢にさせる、言葉はいらなかった。この淫らな愛には


恵「あぅ…はっ…ん」


澪「…痛くない?」


恵「うっ…ん」


澪「じゃあ…動かすね」


恵「はぅ…んんっ…あっ」

指を動かすと、蜂の巣から取れる蜂蜜のようにトロトロと溢れる愛液。
ベースを奏でるように恵の蜜壺を掻き回す。


澪「めぐたんの…暖かいな」


恵「は…ぁっ…はぁ…」



返事もままならず腰をくねらせ喘ぐ恵。
それを見て、澪のボルテージはさらに上がり、指の動きを早めた。



恵「澪た…んっ…もうっ…もう…!あぁ…ぅうんっ」

澪「うるぁぁあ!!」


恵「~~っっ、あっ…!」

澪の手に恵の〇〇〇が注がれた。力なく腰を床にへたりとつける。


恵「はぁ…はぁっ…」


澪「すごい出たな…」


恵「澪たんが上手だから…はぁ…はぁ…」


澪は恵を抱き抱え、ソファーに座らせる。大量のアドレナリンが分泌されたせいか軽い軽い。

恵「……」ポー


澪「なんか喋ってよ、めぐたん…」


恵「…」チュウ


澪「んん…」


恵「大好き…」


澪「う…ん」


虚ろな表情で言われた「大好き」。


恵「私が先に卒業しても好きでいてくれる?」


澪「あぁ…」


恵「ふふっ、じゃあ…ファンクラブは解散だね」


澪「どうして…?」


恵「だって澪たんは私だけのものだもん…」


澪「成る程な…」


恵「私だけじゃなきゃ嫌だよ」


澪「めぐたんも…大学で浮気するなよ」


恵「しないもん、絶対…」

肩を寄り添わせながら、指切りをする恵。まだ若干、呼吸が荒い。
恵の頭を撫で、手をギュッと握りしめた。



恵「…」プツンプツン


突然、澪のブラウスのボタンを始めた恵。


澪「なっ…めぐたん?」


戦いは終わっていなかった。反撃の奇襲。


恵「ふぅ…休憩完了~…次は私の番」


澪「はぅぅ…」


後半戦が始まる…!!


…がっ


澪「めぐめぐ…ぅうん」


澪母「澪ちゃん、澪ちゃん」


澪「へっ…?」


澪母「どんな夢だったの?もう学校よ」


澪「えぇぇえ!」


エロチックドリームは終わった。またしても恵母だけでなく澪母にも邪魔されてしまった。


澪「あわわ…行ってくる!」


澪母「ちょっと!ご飯は?」


澪「いらなーい、いってきます!」


澪母「はいはい、いってらっしゃい」


珍しく寝坊した澪を見送ると母は乱れた布団を畳む。


澪母「めぐめぐ…なんて友達いたかしら?」



どうしても澪の夢の内容が気になる様子。



エリザベス「(奥さん…はぁ…はぁ…)」



エリザベス「(澪は大人になったよ…あなたの知らぬ間にね)」ニヤリ



なんだこいつ


澪「はっ…はっ…」


走る走る澪。
夢のなかに続き遅刻は許されない。めぐたんはもう助けてくれないんだ。

曲がり角を全速力で曲がる澪。


恵「きゃっ」


澪「うわっ」


ドシンと尻餅をついた二人。


澪「すっ…すいま…え…」

恵「…秋山さん?」


澪「めぐたん…めぐたんじゃないか!何故ここに」


恵「秋山さんに会いにね、桜高に向かうとこ///」ニコニコ


澪「え…」ドクン


澪「(夢の続きできる~~!!)」ヒャッホォイ


恵「(可愛い…)」キュンキュン


澪「じゃ、行きましょう先輩」キュッ


恵「えっ…そうね…(手を繋ぐの!?)///」キュルルルン



遅刻とかどうでもよくなった。二人は固く手を結びながら学校に向かったとさ



澪編終了!



20 ※梓編
最終更新:2011年10月27日 22:49