さ「……面白いわね!観察してましょう!」

紬「先生許してくださいね……って、えっ!?」

さ「ふむ、ゲームしてるみたいね」

紬(もう見入ってる……)


数十分後

さ「ひたすらゲームばっかりしてるわね……」

紬「そうですね……」

さ「……飽きたわ」

紬「……もうちょっと待てば面白いことが起きるかも……」

さ「それ、何回目よ……」

さ「ふぅ……お茶飲みたいわ……」

紬「……」

さ「お茶が……」

紬「わかりました!持ってきますから!」

紬(この人いつまでいるの……)

紬「急がなきゃ……なにが起こるかわからないもの……」

ドタドタ

紬「お待たせしました!なにか動きは!?」

さ「なにもないわ……壊れたレコードみたいにりっちゃんが勝ってるわ……」

紬「そ、そうですか……」


数時間後

さ「あ、和さんが勝ったみたいね……」

紬「やっと変化が……」

さ「結局なんのゲームをしてたのかしら……」

紬「りっちゃん体揺すってたから、音ゲーかしら」

紬「あ、帰るみたい」

さ「結局ゲームやってるところ見続けておしまいか……これって音でないの?」

紬「あ……忘れてた……」

さ「……」

紬「しょ、しょうがないじゃないですか!先生がいきなり来て焦ってたんです!」

さ「そ、それは悪かったけど……何時間もあったんだから気付きなさいよ……」

紬「そ、それは……」

さ「……と、とりあえず音出しましょ?」

紬「は、はい……」

ピッ


律『あの、その……そうだ!泊まっていけよ!明日早くに和ん家いけば学校も遅れないだろ?』

和『えっ……うーん、でも……』


さ「こ、これは!?」

紬「きききキマシタワー!」


律『な?き、きっちり説明したいし!』

和『そ、そうね……』


さ「説明……?」

紬「なんの話をしてたの……」

さ「家に電話しに行ったみたいね」

紬「りっちゃんすごくうれしそうな顔……」


和『おまたせ、許可がおりたわ』


紬「き、キター!」

さ「私も泊まっていくわ……」


和『で、くぱぁなんだけど……』


紬「く、くぱぁ!?」

さ「和さん……意外と大胆なのね」


律『あー!先にお風呂入らないか?ゲームやって汗かいたろ!?』


さ「く、誤魔化したわ!」

紬「りっちゃんかわいい……」

紬「ふふ、こんなこともあろうかとお風呂にもカメラをセットさせておいたのよ」

さ「GJ!」

紬「ではアチラのモニターをご覧ください♪」

ピッ

さ「これは……お風呂じゃないわよ」

紬「あら……?もしかして……」

さ「どこかの部屋かしら」

聡『はぁ……澪さんっ!』

紬「……」

トゥルルル……

紬「まったく……あいつのせいで中まで写せないじゃないの……」

さ「かわいいじゃない、中学生のオナニーなんて」

紬「※ただし女子に限る」

さ「入ってるのは和さんぽいわね」

紬「出たみたいね……和さんの裸……ハァハァ」

さ「あの子も意外とおっぱいが……ハァハァ」

紬「なにか探してるみたいだけど……」

さ「下着がないみたいね」

紬「またあのガキか……!」

さ「しょうがないわ、思春期の男の子ならとって当り前よ」

紬「あとで買わないといけないわね」

さ「女子高生の使用済み……高いわよ」

紬「私の財力……わかると思いますけど?」

さ「心配する必要はないみたいね……部屋に戻ったみたい」

紬「りっちゃんずっとそわそわしてたわね」


和『おまたせ、なんか下着が無くなっちゃってたんだけど……』

律『あ、ごめん、あとで取り返しとくよ』


紬「!?だめよ!買えなくなっちゃう!」

さ「残念だったわね」


律『じゃ、じゃあ私も入ってくるよ』


紬「りっちゃんのターンね!」

さ「りっちゃんのは合宿でみたから……」


(脱衣所)
律『ふぅ……どうやって説明したらいいんだ……』


さ「なんの話かしら……」

紬「さっきの流れから考えると、和ちゃんがりっちゃんにくぱぁについて聞いたのかしら?」

さ「くぱぁを知らない女子高生って……」

紬「普通は知りませんよ、先生」


律『えーっと……くぱぁっていうのは、女性器を指で……』


紬「練習してる……」

さ「絶対意味ないわね」


律『あーもう!めんどくさい……やっぱり、実際に見せて……///』


紬「ナイス判断!りっちゃん!」

さ「その意気やよし!」


律『で、でもやっぱり恥ずかしい……』


紬「そんなことないわ!性教育よ!」

さ「すごい性教育ね……」


律『悩んでてもしかたない……なるようになるさ!』


紬「どうなるのかしら……」ドキドキ

さ「どう転んでも見物ね」

紬「そういえばさっきから和さんがなにか悩んでるみたいだけど」

さ「りっちゃんの電話を見てるわね

紬「まさか……」


和『……』カチャ


さ「そのまさかね……」

紬「あぁ……私も見たい……」

さ「また何か悩み始めたわ」


和『……シークレットフォルダ?』


紬「りっちゃんのパンドラの箱ね」

さ「なにが入ってるのかしら……」


和『生年月日……じゃないか』


紬「りっちゃんは無駄に凝ってそうね」

さ「なんだかわかるわ」


和『NODOKA…………まぁ、違うわよね、なに考えてるの私は』


紬「えっ、絶対そうだと思ったのに……」

さ「なんで和さんの名前なのよ?」

紬「あぁ、先生知らなかったんですね、たぶんりっちゃんは和さんが好きなんです」

さ「へ、へぇ……まぁ同性愛は偏見ないけど……」

紬「百合です、この世でもっとも素晴らしい愛のカタチです!」

さ「そ、そう……」


和『あ、通った……WA?』


紬「和……わ……なるほど」

さ「やっぱり無駄に凝ってるわね、ある意味ストレートだけど」

紬「あ!いつの間にかりっちゃんが上がってる!」

さ「着替えシーン見逃したわね……」

紬「ふふ、一応DVDにも録画中です♪」

さ「抜け目ないわね、GJよ」


律『ただいまー、って何してるんだ?』

和『あ、あぁ、ストレッチを……』


さ「……苦しいわね」

紬「可愛い……」


律『ふぅ……さて』


紬「く、くるわ!」

さ「結局どうするのかしら」


律『く、くぱぁについて、だよ……』

和『あぁ、ついに聞けるのね』


さ「ふふ、知ったらどんな顔するのかしら……」

紬「優等生ですからね、きっとすごいことに……」


律『まずこの本を見るんだ』


紬「なんの本かしら……」

さ「ちょうど見えないわね」


和『わ、なにこれ……えっちなマンガ……?』

律『わ、私のじゃないぞ!聡、弟のだからな!』


さ「あの子二次もイケるのね」

紬「というかどうやって買ったの……」


律『くぱぁについてわかったか?』

和『こんなの直視できないわよ……でもまぁ、ちょっとえっちなこと……ってのはなんとなくわかるわ』


さ「初々しいわぁ」

紬「ちょっとじゃないのにね」


律『じゃあ……試してみる?』


紬「!!!」

さ「ほう……」


和『う……でも、いいわ、そんなの……』

律『み、見てるだけでもいいから!』


紬「ついに見れるのね……くぱぁを……」

さ「よかったわね」


和『ま、まぁ……そこまで言うなら……見るだけなら……』

律『じゃあ、脱ぐね』


紬「く、くる……!」

さ「ゴクリ……」


律『え、っと……えへへ、流石に恥ずかしいな……』


さ「じれったいわね……」

紬「そこもいいですけどね」


律『じゃあ、見ててね……?』

和『あ、う、うん……』


紬「くるぞ……」

さ「※鳥肌注意※」


律『う、うあぁ……////』くぱぁ


紬「!?ちょ、見えてない!見えない!りっちゃんこっち向いてやって!」

さ「む、ムギちゃん!落ち着いて!そんなに叩いたら壊れるわ!」


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最終更新:2010年01月14日 17:25