198. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/28(日) 12:50:03.38 ID:3ZbtK0c0
直前からです
199. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/28(日) 13:07:49.77 ID:hnuqSQQP
④逆に左から2番目だ
200. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/28(日) 23:21:48.78 ID:3ZbtK0c0
{④逆に左から2番目だ

律「逆に左から2番目じゃないか?」

梓「そうかも知れませんね…

唯「じゃあ行くよ!」

・・

唯「これ動かせば開くのかな……」ガチャガチャ

バリバリ!

唯「…/・」ガクッ

律「えっ……

梓「唯先輩!? 唯先輩!!」

?「しまった…」


男「ん?」

律「み…………澪!!!」

澪「久しぶりだな、律」

律「やっぱりお前が…!」

澪「…………」

律「何とか言ってく

バリバリ!

律「…」ガクッ

黒服「…これでよろしいですか!?」

澪「あぁ」

梓「えっ?えっ?!」

澪「仕方ないんだ。分かってくれ、梓」

澪「これはみんなの為なんだ…」

梓「…それは、あの日 憂の部屋で起こったことが関係してるんですか?」

201. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/28(日) 23:22:15.53 ID:3ZbtK0c0
澪「えっ!?」

梓「……へぇ…本当にそうなんですか…」

澪「い、今更わかったとこでもう遅い!」

梓「…そうですね」

澪「?  あきらめがいいじゃないか?」

梓「そうですか?」

澪「まあ…関係ないけどな」

  バチバチ!

梓「…!」ガクッ

・・・・・・・・・・・・

紬「…斎藤?これはどういうこと?」

紬「…いいわ。澪ちゃんを呼んで」

・・・・・・・・・・・・

斎藤(はあ……8年前は、また繰り返されるのでしょうか……)

  斎藤の予感は後に的中する。

  ――――数日後、秋山澪は謎の死を遂げた。

  バッドエンド⑨「もう一つの8年前」

・「?」は澪
・澪の言動にのみ注目すれば左の門は正しいように見えるが「澪は律が大雑把だと熟知している」に注目すると…
・斎藤の言う「8年前」は火事のことではない
・それの詳細を知るのは紬と斎藤のみ
・その事件は門選びとは関係ない


202. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/28(日) 23:23:46.35 ID:3ZbtK0c0
また直前からにさせてください。

203. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/28(日) 23:29:01.90 ID:7MxAJ/go
オウフwww
バッドエンド地獄
>>195

206. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/28(日) 23:52:23.48 ID:3ZbtK0c0
③いや、真ん中だ

律「真ん中じゃないか?」

唯梓「ええっ!?」

男「その人は右を選ぶクセがあるんじゃないのか?」

律「そうだよ、だからこそだ」

全員「?」

律「…私は昔から澪に悪戯しまくってたけどさ、澪相手には2度同じ手は二度と通じないんだよ」

女「なるほど…でも何故真ん中だとわかるの?」

唯「網が出たから一番右もないけど…」

梓「左側の2つを選ばなかったのは何でですか?」

律「……私は昔からおっちょこちょいだ」

梓男「真顔で言うな」

律「…まあいいや。で、澪はそれをよくわかってると思うんだ」

唯「?」

律「つまり、私が左右を勘違いする可能性も考慮してると思うんだ」

梓(すごいまともなこと言ってるけど……内容が…)クスクス

梓「ぷっ!」

律「なっかの?!」ガシッ

梓「ぎゃあああ」

唯「あずにゃ?ん!」

・・・・・・・・

律「ふう…じゃ、行くか」

梓「あ、…わ・・

唯「ねえ、あずにゃ?ん」スリスリ


207. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/29(月) 01:06:18.47 ID:HXoG6Pg0
梓(やめて?うれしいけど…息が苦しいです?)

男(わざとなのか)

律「う?ん……あっ!ここ、回せばいいのか」ガチャガチャ

律「あっ、開いた!」

  ギイイイイ

律「じゃ、行くか!」

唯「おー」

男「…屋敷まで200mくらいか…広すぎだろ」

律「……」

  律は歩を進めながら真ん中の門を選んだことを半ば後悔していた。

  それは、親友が自分達を罠に掛けようとしていることを認める行為だからだ。

律(澪…どうして……いや、真ん中だったのは偶然だ…澪な訳…)ボソボソ

?「残念だけど、私だよ」

唯「えっ!?」

律「あっ……」

  いやだ、ちがう、そうだ、高校の学祭のとき言ってたじゃないか、双子の妹がいるって、そいつなんだ。

澪「律は相変わらずだな…久しぶり、唯、梓」

梓「…本当に久しぶりですね、澪先輩」

澪「そうだな、もうみんなお酒も飲めるだろ?みんなでどうだ?」

梓「私は遠慮しておきますよ、酔うのは嫌いなんです」

澪「そうか…残念だな……律?、2年ぶりなんだから何かないのか?」

律「・・・

①何でだよ…信じてたのに……
②目的は何だよ?
③何もないけど?
208. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/29(月) 01:11:47.63 ID:H7Kg85Eo

209. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/29(月) 03:05:18.65 ID:HXoG6Pg0
③何もないけど?

律「…は?何もないよ?」

  いやあるよ

澪「えっ…

律『秋山さん?まさか私が「久しぶり、澪?」とか言うとでも思ってたの?』

  いうよ

澪「……」

律『中学までは学校に軽音部とかなかったし、別に嫌いでもなかったから話合わせたけどさ』

  うそだよ

律『高校で唯やムギと会えて思ったよ、これがトモダチなんだ、って』

  澪もだよ

澪「そんな…」

唯「りっちゃん!」

律『私は秋山さんのご存知の通りバカで賑やかしですから人と打ち解けるのはそんなに難しくないけどさ』

  いや、結構苦労するけど

律『でも、親友を作るのって以外と難しいんだよね、向こうにも友達いたりするし』

  当たり前じゃん

律『…小学校の頃、あんたに声かけた理由は1つだけ、『どう見ても孤独』だったからだよ!』

  いや、これもうそだよ

澪「…」

律『……あれ?何か返さないの?昔みたいに』

  そうだよ、わたしもいいすぎた、いつもどうりたたいてくれよ

律『黙ってるってことはまさか本当にそんなリアクション期待してたんだ!?』

  わたしがきたいしてるんだけど


210. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/29(月) 03:06:35.08 ID:HXoG6Pg0
梓「ちょ…

律『自意識過剰っていうのかな?そういうの?』

  いや、こういうの

澪(ごめん…りつ)

律『日々自分のことをそんな重要人物だと思いながら生きてんの?』

  わたしがね

女(…?あの予想と人間関係が違うわね…)

律『うわ…恥ずか』

  ドキューン!

律「?」

  律の左胸に穴が開いていた。

  血が滝のようにあふれだす。

  でも…自分にはそれが赤色なのかどうか自信がなかった。

律「あんなひどいこと言って…私、人間…失格……だろ」

  バタッ

唯「……」

梓「澪先輩」

澪「うっ、うっ…」

澪「何で…私、あんなことして…律が…許してくれるわけないって分かってたのに…

  ・・・・・・・その場には『後悔』の感情だけが充満していた……

  バッドエンド⑩「報われぬ配慮」


211. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/29(月) 03:14:33.67 ID:HXoG6Pg0
直前からでお願いします…
212. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/29(月) 03:52:31.25 ID:i0imE32o
213. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/29(月) 18:57:09.79 ID:HXoG6Pg0
①何でだよ…信じてたのに……

律「澪…信じてたのに…」

唯「りっちゃん…」

澪「信じてた……か」

澪「律の記憶、少しは戻ったんだろ?」

律「あぁ」

澪「いつだ?」

律「ついさっきだよ」

澪「そうか…」

律「澪?何が

澪「いや、もうわかった」

律「……」

唯「澪ちゃん?私達ムギちゃんに会いに来たんだけど、澪ちゃんここで何をしてるの?」

澪「私?…あぁ、今琴吹家で働いてるんだよ」

律「!」

梓「コネですか?」

澪「梓も言うようになったな…まあ最初はそうだったけど、今は全然違うよ、社長の右腕?みたいな」

唯「すごいね?社長ってムギちゃん?」

澪「そうだよ」

律「・・・

①じゃあムギのところに案内してくれよ
②何でここに来るとき邪魔した?
214. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/29(月) 19:23:36.48 ID:H7Kg85Eo
215. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/30(火) 16:56:50.32 ID:sNevAdM0
②何でここに来るとき邪魔した?

律「どうしてだ?」

澪「…8年前を律に思い出してほしくないからだよ」

律「どうい…

唯『澪ちゃん?それ、どういう意味?』

澪「…唯達が見たかは知らないけど、あの日、憂ちゃんの部屋で起こったこ

梓「!」

唯「もういいよ、澪ちゃん」

澪「?」

唯「ごめんね、りっちゃん。私は澪ちゃんに味方するよ」

律「えっ!?」

澪「唯?どういうことだ?」

唯「どういうもなにも私の目的も澪ちゃんと同じ、憂の部屋で起こったことを誰にも知られないことなんだよ」

澪「……あぁ、そういうことか」

律「そんな…

澪「律は思い出さなくていい。誰も幸せにならない」

女「……あ!!…そういうこと…全部わかったわ…」

澪「何だか腹の立つ女だな…………おい」

黒服「はっ」

  ドスッ

女「…」ドサッ

律「そんな・・・

  バッドエンド⑪「利害の一致」

・澪と唯の目的は本当に同じ
・それを唯に気づかせてはいけない
・梓は唯について行くのでこちらにも…
・女は何がわかったのだろうか?
・「憂の部屋で起こったこと」は憂の部屋である必然性はない。他の場所で起こる可能性もあった。
216. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/30(火) 17:00:11.53 ID:sNevAdM0
選択肢が一つしかないので

①じゃあムギのところに案内してくれよ  を書きます



220. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/11/30(火) 22:35:01.86 ID:sNevAdM0
①じゃあムギのところに案内してくれよ

律「じゃあ、ムギのところに案内してくれよ」

澪『それはできない』

唯「……」

梓「…澪先輩、何が目的か知りませんけど、このまま真実がわからなくてもいいんですか?」

澪「梓は勘違いしてないか?確かに私があの事件について知らないことは多い、でも最も重要なことを知ってるのは私だけだ」

唯(…知らないのはあのことかな……?)

澪「私はそれをなかったことにしたいんだよ。だから……大人しく帰ってくれないか?」

梓「……」

女(そんな…ここまできて…引き下がるわけには…)

・・・・・・・

男(おいおい…何で誰も帰ろうとしないんだよ…)

黒服「…」

澪「……で、どうする?」

律「…澪、じゃあ、そろそろ帰

?「えっ!?ケーキは食べていかないの?」

唯梓「あっ!」
221. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/01(水) 00:00:35.20 ID:50W8bfw0
澪「しまった」(…時間をかけすぎた…)

紬「澪ちゃん?これはどういうことかしら?」

澪「ムギ…いや、社長には関係、ない」

律(社長って…なんかコントみたい…)クスクス

紬「……まあいいわ、みんな上がって?」ニコッ

律「ムギ…

・・・・・・・・・・・・・

紬「じゃ、座って?」

女「失礼します」

男「…」


律「…えっと、あー8年ぶりでいきなりだが・・・

律「あの日のことを話してくれないか?」

女(資料には琴吹紬に関するページが切り取られた痕跡があった…油断はできないわね)

紬「えぇ、いいわよ」


222. 以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします 2010/12/01(水) 00:02:45.95 ID:50W8bfw0
梓(でも…ムギ先輩は途中で帰ったからあんまり知らないはずじゃ……?)

紬「私はもう疲れたの、みんなに隠し続けることに」

全員「?」

紬「・・・・・・・・・・・・・

  私は8年間悔やみ、考え続けた。

  その末に私が出した結論だ

  澪ちゃんは自分だけが真相を知ってると思い込んでいたらしいが

  それはとんだ的外れだ  いや、別に彼女に尋ねたわけではない。

  でも…本当に火事の、8年前の原因を知ってるのなら琴吹家にいるはずがない。

  …………何故なら、

  その原因は、…………

  『私にあるのだから』

紬「…………全部話すわ、何でも聞いて?」ニコッ

律「あ、あぁ」

  その時のムギの目は今までに見たことがないくらい真剣だった…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




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最終更新:2011年11月25日 21:53