和「もし
ふたなりか何かで唯達が結婚して10年くらいたったらの憂純編」
唯「憂達のとこに行くのも久しぶりだね~」
梓「そうだね。ていうか、唯の実家でもあるんだから…」
唯「あはは…」
唯「あれ!?あずにゃんあれ見て!」
梓「憂の家からすごい煙が!」
唯「大変だ!」
唯「憂ー!憂ー!」
憂「あれ…、お姉ちゃん」
梓「大丈夫!?」
唯「びっくりした…。すごい煙が出てたから」
梓「火事かと思ったよ」
梓「何なの?この煙」
憂「あはは、それはね…」
みさき「あ…、こんにちは」
憂「みさきがお料理の練習してたの」
唯・梓(なるほど…)
みさき「…ゆっくりして行ってね」
憂「みさき、後片付けは?」
みさき「後でやるから…」
憂「はあ…」
憂「あ、どうぞどうぞ」
唯「おじゃましま~す」
梓「おじゃまします」
憂「すずちゃんは?」
唯「お留守番してるよ」
梓「何か、大事な用事があるんだって」
~その頃すずは
すず「…偶然ネットでみつけた『コレ』…」
すず「…まさか、こんな値段で売られているとは…」
すず「でも、こんなモノ買ったってばれたら私のイメージが…」
すず「…いや、私ももう、高学年…。こういうモノに興味を持って当然!」
すず「『人前で使ってもまずばれません』これが一番気に入った」
すず「よし…、買うぞ、買うぞ…」ポチッ
すず「買ってしまった…」
すず「『超高性能シークレットブーツ』!」
すず「フフフ…、これで皆が私を見上げることになるだろうな」
すず「わっはっはー!」
~
梓「きっと勉強してるんだよ」
憂「梓ちゃんに似て真面目だからね」
純「お義姉さん、梓、いらっしゃい」
唯「やっほー、純ちゃん」
憂「それにしても、みさきには困っちゃうよ」
純「憂の子なのに、家事が何にもできないんだもんね」
純「まったく、誰に似たのやら」ハハハ
梓「純の血が邪魔してるんじゃないの?」
純「言っときますけど、私も一通りの事はできますー」
憂「さっきも、学校で調理実習があるからって練習してたんだけどあの有様で」
梓「火事かと思ったよ」
憂「とにかく、あんなことじゃ駄目だよ」
憂「せめて、簡単なことだけでもできるようにしないと!」
梓「憂ってみさきちゃんには厳しいよね…」
唯「私にも、もしあんな感じだったら…」ガタガタ
梓「でもさー、毎日料理の練習してたら毎日消防車が来ちゃうんじゃない?」
純「でも、そのうち本当に火事になっても来てくれなかったりして」
唯「も~、二人とも…」
唯「!!」
梓「どうしたの、唯…」
梓「げっ!」
純「え…」
みさき「う゛~~~…」グスグス
純「な、何で…」
みさき「エプロンつけたままだったから持ってきたの…」
みさき「みんなひどい…。私だって上手になりたいって…」
みさき「う゛~~!」ボロボロ
唯「わー!わー!ごめん!ごめん!」
唯「練習すれば大丈夫だよ!私だって、前は何にもできなかったんだから!」
梓「そうそう、私も昔は目玉焼きと卵焼きとゆで卵と卵かけご飯しか作れなかったんだから!」
みさき「本当…?」
唯・梓「本当!」
~ということで
唯「よーし、張り切って練習開始だ!」
唯「憂、今回は私達にまかせて!」
憂「大丈夫かなあ…」
梓「調理実習は何を作るの?」
みさき「ご飯とお味噌汁と…」
唯「お味噌汁か…。みさきちゃん、お味噌汁は作れる?」
みさき「…何にも作れない…」
唯「よ、よし、じゃあお味噌汁を作ってみよう!」
~
唯「まずは出汁をとってみようか」
唯「この鰹節で出汁をとろう」
唯「そうそう。この間に中に入れる具を用意しよう」
唯「じゃあ、大根があったからこれを入れよう」
唯「さ、切ってみて」
みさき「は、はい!」
~
唯「…これじゃお味噌汁じゃなくておでんだね…」
みさき「…」
唯「だ、大丈夫大丈夫、今度はこれを小さく切ればばっちりだよ!」
~
唯「…これじゃお刺身のツマだね…」
みさき「…」
梓「ちょっと、唯!
唯「えっ?」
ゴボゴボ
唯「げげっ!みさきちゃん、早く火消して!」
みさき「は、はい!」
唯「う~ん…。まるで鰹節がそのまま溶けたみたい…」
梓(何か美味しそう…)
唯「と、とりあえず鰹節上げて…」
唯「それじゃ、お味噌を入れてみようか」
みさき「はい…」
憂「お姉ちゃん、調子はどう?」
唯「ま、まあね…。後はお味噌を入れて…」
ボチャン
唯「え…」
プカー(ミソの固まり)
唯「…」
唯「…みさきちゃん、それちょっと多くない?」
みさき「そ、そうかな…」
唯「…うん、かきまぜても全然溶けないし…」
唯「あずにゃん、ちゃんと見ててあげないと…」
梓「ごめん、ちょっと鰹節に気をとられて…」
唯「…」
唯「アハハ…、懐かしいなあ、私も最初はこんなだったっけ…」アハハ…アハハ…
純「お義姉さんをKOするとは…」
~
カー カー
唯「…何とか、飲める形のは作れるようになったね」
憂「もうお味噌がなくなっちゃったよ」
唯「そ、それじゃ私達帰るね…」
梓「またね…」
憂「またいつでも遊びにきてね」
みさき「今日はどうもありがとう、唯おばさん、あずおばさん」
唯「アハハ…、じゃ頑張ってね」フラフラ
憂(こんなお姉ちゃん初めて見た…)
チリンチリン
純「ん?」
マサヒコ「あ、こんにちは」
純「おお、君は家のお向かいに住んでる、みさきの幼なじみのマサヒコ君!」
憂「どうしたの?お使い?」
マサヒコ「いや、今日うちの親いないんで適当に買ってきたんです」
純「ふ~ん…。じゃあうちで食べてく?」
マサヒコ「え?いいんですか?」
マサヒコ(ラッキー!おばさんの料理美味しいからな)
純「もちろん!みさきが腕によりをかけて作るから!」
「・・・・・・」
憂・みさき・マサヒコ「ええーーー!!」
純(ヒドイ反応だ)
純「大丈夫だって、あんなに練習したじゃん」
みさき「う、うん…(お味噌汁だけだけど)」
純「憂も横についてるし、大丈夫!期待していいよ!」
マサヒコ「はあ…」
~3分後
みさき「うわー」ゴオオ
憂「みさき!早く蓋!いや、水ー!」
純「天井がー!ローンがー!」
ワーキャーギョエーヒエーモエルーワ!
マサヒコ(まさか、5秒目を離しただけでこうなるとは…)
マサヒコ(やっぱりうちで食べればよかった…)
~3時間後
みさき「…お待ちどう」コト
マサヒコ「…これは?」ケシズミ
みさき「…鷄の照り焼き…」
みさき「あの、無理して食べなくても…」
マサヒコ「…」
パク ムシャムシャ ゴクリ
マサヒコ「…うん」
マサヒコ「料理、上手くなったじゃん」
みさき「え…、そ、そう…」
マサヒコ「うん、これ、ちゃんと鷄の味したしな」
みさき「あ…、ありがとう…」
憂・純(なんて良い子…)ホロリ
~
マサヒコ「それじゃ、ごちそうさまでした」
マサヒコ「みさき、今日はありがとな」
みさき「う、うん…」
憂「何かあったらいつでもきてね」
マサヒコ「あ、はい。ありがとうございます」
純「マサヒコ君、これからもみさきをよろしく頼むよ?」
マサヒコ「まあ、オレにできることなら」
純「頼んだぞ!未来の息子よ!」
マサヒコ・みさき「え!?」
終
最終更新:2011年11月26日 21:57