澪「なんでそうなるんだよ」
律「これなら私達が探さなくても向こうからくるだろ?」
澪「まぁ、確かに。でも軽音部は廃部だろ?」
律「まだ廃部じゃないだろ?」
澪「でも・・・」
律「廃部寸前だろうと、部活の部員募集なら学校の掲示板使えると思うし」
澪「うーん、それでいってみるか?」
律「やるだけやってみようぜ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
律「ちーっす」ガラガラ
さわ子「あら、あなた達はこの間の・・・」
澪「あの、軽音部のことなんですが・・・」
さわ子「何かしら?」
律「4人見つければいいんですよね?」
澪「私達、メンバー探します」
さわ子「そう・・・!」パァァァ
律「ああ、だから掲示板にポスター貼らせて欲しいんですけど」
さわ子「構わないわ。頑張ってね!」
…
…
律「失礼しましたー」ガラガラ
澪「あの先生、妙に嬉しそうだったな」
律「ああ、私も思った」
律「んじゃ、適当にポスター作って募集かけようぜ」
澪「ああ」
律「まさか校内でメンボすることになるとはなー」
澪「手っ取り早くていいけど、見つかるかな」
律「それはやってからのお楽しみだろー?」
澪「それもそうだな、よしっ。ポスター書くぞ!」
律「おう!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1週間後
さわ子「田井中さんいる?」
クラスメート「あ、はい。あそこで寝てます」
さわ子「こら、指ささないの」
律「うーん・・・」ムニャムニャ
さわ子「ちょっといいかしら?」
律「・・・はい?」
さわ子「メンバー、一人見つかったわよ」
律「・・・はい?」
さわ子「思いっきり寝ぼけてるわね」
律「・・・メンバー・・・メンバー・・・はっ!メンバー見つかったんですか!?」
さわ子「え、ええ。1年○組の平沢さんっていうらしいんだけど」
律「よっしゃぁぁぁ!!澪!メンバーが見つかったって!」
シーン
さわ子「まだ寝ぼけてるのね。秋山さんはクラス違うでしょ」
律「」
さわ子「全くもう」
律「よし!行って来る!」ダッ
さわ子「え!?」
さわ子「・・・行っちゃった」
…
…
律「おーす」ガラガラ
女「はい?」
律「えーと、平沢さんっているか?」
女「えーと、あそこで寝てるけど・・・」チラッ
律「そっか。あの子か。サンキュ!」タッ
女(唯に用事・・・?唯の友達にあんな子いたかしら?)
…
律「平沢さん!」
唯「・・・」スースー
律「起きろ!」
唯「ははははい!?」
律「寝ぼけてるのかぁ?」
唯「え、えーとごめんなさい・・・?(この人、誰?)」
律「入部届け出してくれたんだって?」
唯「・・・えーと?」
唯「あー!」
律「うわ!」キーン
律「お、おう(なんか変わった子だな・・・?)」
唯「そっかー、じゃありっちゃんは部長さんなの?」
律「(いきなりりっちゃんって呼ばれた!?)あ、まーそんなところかな?」
唯「ふつつかものですが、よろしくお願いします」ペコ
律「嫁入りかよ」
唯「でも、本当にいいの?」
律「なにが?」
唯「未経験者大歓迎って書いてあったよ?」
律「平沢さんは未経験者なの?」
唯「うん!でもカスタネットは得意だよ!」
律「そのパートはいらないかなー?」
唯「あと、私のことは唯って呼んでね?」ヘヘー
律「お、おう(なんか抜けてるっぽいけど、可愛いなチキショー)」
唯「りっちゃんは何やってるの?」
律「私はドラム。あと澪ってヤツがいるんだが、そいつはベース担当だ」
唯「じゃあ私もドラムかベースやろうっと」
律「何そのマニアックな編成のバンド」
唯「えーだって教えてくれる人がいた方がいいでしょ?」
律「そりゃそうだけど・・・」
唯「駄目?」
律「駄目」
唯「」
律「唯は、そうだなー。ギターはどうだ?」
唯「ギター?ギュィィィィィンってやつだっけ?」
律「そうそう、どうかな!?(そうしたらとりあえず3ピースで活動できるし)」
唯「無理だよー私にギュィィィィンは無理だよー」
律「」
唯「誰か教えてくれる人がいたらいいんだけどなー」
律「澪が教えてくれるよ!(・・・ごめん、澪)」
唯「澪ちゃんって人、すごいね!」
律「おう、澪はすごいぞー?(まぁ、同じ弦楽器だし、なんとかなるだろ)」
澪「って、こらぁぁぁぁ!!!」
律「うお!?なんでここに!?」ビクゥッ
澪「さわ子先生が教えてくれたんだよ」
唯「澪ちゃん・・・?」
唯「私は平沢唯っていうんだー、よろしく!」
澪「よろしくな。それで、ギターのことなんだけど・・・」
唯「なに?」
澪「私はギター弾けないぞ?」
唯「え!?」ガーン
律「おい!バラすなよ!」
澪「嘘ついたってすぐにバレるだろ!」
唯「じゃあやっぱりギターはやめる・・・」
澪「いいか、平沢さん」
唯「あ、唯でいいよー」ポワポワ
澪「えっと、じゃあ唯・・・?(なんだこの子、ユルそうだな)」
唯「うん、なになに?」
澪「私も律も誰にも教えてもらわないで楽器を始めたんだ」
唯「そうなの!?すごいね!」
律「へへー、そうだろー?」
澪「お前は調子に乗るな!」ゴンッ
律「いってー!」
唯「ナイスつっこみです!」
澪「えーと、だから唯にもギター出来ると思うんだ?」
唯「そうかなー?」
律「大丈夫だって!」
澪「ああ、楽譜の読み方とか、そういいのがわからなければ教えるし!」
唯「うーん・・・じゃあやってみるよ!」
律澪(ぅおっしゃぁぁぁぁ!!!)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
帰り道
律「なー唯?」
唯「うん?なに?」
律「唯はなんで軽音部に入ったんだ?」
唯「ニートにはなりたくないよー」タハハ
澪(わからない、この子の頭の中がわからない)
律「えーと?」
唯「あ、ごめんね。和ちゃんに部活やってないとニートになるって言われてね」
澪「待て。和ちゃんって誰?」
唯「ああ!ごめん!えっとね、私の幼馴染なんだー」
律「へー。でも部活してないだけでニートか・・・」クスクス
唯「そうなんだよ。ひどいよねー、和ちゃんったら!」プンスカ
澪「でも確かになー。唯はニートになる素質ありそうだなー?」
唯「ほえ!?」
律「うん、なんかわかるぜ」ニシシ
唯「りっちゃんまで!もー」ブー
澪「でも、それでどうして軽音部なんだ?」
唯「だって私、カスタネットが得意だから!」フンスッ
律「」
澪「」
律澪(不安だ、ものすごく不安だ・・・)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
律の家
律「へー!またライブ決まったのか!」
マキ「うん!この間のライブ見て声かけてもらっちゃったんだ!」
律「すごいなー。・・・そうだ、私達もギター?が見つかったんだ!」
マキ「へー!やったね!どんな子?」
律「変な子」
マキ「」
マキ「え、えーと?」
律「なんでもカスタネットが得意らしい」
マキ「へ、へー・・・」
律「どうしてだろう、電話越しなのにマキちゃんが遠い目をしてるのがわかる」
マキ「えーと、その子がギターやるの?」
律「あぁ、とりあえず希望の楽器はないみたいだったし。ギターやってもらったら3ピースで活動できるだろ?」
マキ「そりゃそうだけど・・・初心者で3ピース?」
律「うーん・・・」
マキ「っていうか、ギター持ってるの?」
律「あ゛」
マキ「・・・道のりは長いね・・・」
律「くっそー・・・」
マキ「でも・・・いつか対バンできたらいいなー」
律「おう、楽しみにしててくれ」
マキ「忘れないでよ?約束だからね?」
律「任せとけ。約束は破らないぜ!」
マキ「よーし、私達も負けてられないや!」
律「いや明らかに負けてないだろ!」
マキ「いいの!それじゃ、待ってるからね!約束忘れないでよ?」
律「おう!そんじゃな!」ピッ
律「・・・」
律「私達だって、これからだぜ・・・!」
律「唯のギターどうしようかな・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
次の日!
唯「楽器屋さんに行こう!」
律「おう!?唯から言い出すとは!」
唯「うん!5万円用意しました!」
澪「えらいぞ、唯!」
唯「えへへー、一緒に行ってくれる?」
律「もちろんだ!今日行こうぜ!」
最終更新:2010年01月26日 23:58