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澪「今日!?」

唯「いいね!」

澪「いいの!?」

律「なんだよー、駄目か?」

澪「駄目じゃないけど・・・唯、今日お金持ってきてるのか?」

唯「もっちろん!」




澪「というわけで、本当にきちゃった」

律「へへー、久々だなー?」

澪「ああ、そうかも」

唯「うわぁ・・・いっぱいあって選べないよー」キョロキョロ

律「あー確かにな」

唯「これは何を基準に選んだらいいのかな?」

律「うーん、デザイン?」

澪「こら、それだけじゃないだろ」

唯「あー!!」

律澪「!?」ビクゥッ

唯「この子かわいー!」

律「まさかのレスポール」

澪「待て、それ25万って書いてあるぞ」

唯「うー、ゼロが一個多いよ!」

律「しかたないだろー?ほら、あっちにも」

唯「これがいいー!」

澪「我が侭言うなー?」


店員「またあの子達だ・・・今度はギターか」


律「25万は流石に5万にはならないだろー?」

澪「っていうか店の方が大赤字じゃないか」

律「大丈夫だって!」

澪「何を根拠に!」ゴンッ

律「いってー!お前だって安くしてもらっただろー!?」

澪「私はセールでポイントカード使ったんだ!値切ってない!」

律「同じようなもんだろ!」

澪「違うだろ!?」

唯「まぁまぁ」


?「あらあら」クスクス

律澪唯「・・・?」クルッ


唯「えーと、だぁれ?」

?「あら、ごめんなさい。面白い掛け合いだったものだから、つい・・・」クスクス

律「えっと、そうだけど・・・あんたは・・・あっ!」

澪「どうした?知り合いか?」

律「同じクラスの琴吹さん!?」

紬「あら、覚えててくれたのね、嬉しいわ」ウフフ

唯「はじめまして!平沢唯です!」ムン!

澪「私は秋山澪、よろしくな」

紬「えぇ、よろしく」ニコッ

唯「友達増えちゃった」エヘヘ

紬「あらあら♪・・・えーっと、何の話をしていたの?」

律「よく聞いてくれた!話を戻すとだな、赤字なのはきっと大丈夫だけど、25万を5万に値切る方法がだなー」

澪「だからそこがそもそもおかしいだろって!そんな方法ないから!」

紬「えーと、このギターが欲しいの?」

律「ああ!ものすごく欲しい!」

唯「です!」

澪「そうなんだよ、唯のヤツがギター始めるんだけど、どうしてもこれがいいみたいなんだ」

紬「あら、平沢さんギター弾くの?すごいわね」

唯「唯でいいよ。ギターはね、まだ弾けないんだけど、これから弾けるようになるんだぁ」ヘヘー

紬「あら、ありがとう、私のことはムギって呼んでね♪・・・えーと、二人は?何か楽器やってるの?」

律「おう、私がドラムで」

澪「私がベースだ」

紬「へー・・・なんかいいわね、そういうの」

律「そういえば、ムギはなんで楽器屋に?」

紬「私?私はね」


店員「お嬢様ぁー!」タッタッタッ

律澪唯「お嬢様!?」

紬「・・・何かしら?」

店員「あの、このギターを値切るのは・・・ちょっと・・・」

紬「何かしら?」

店員「あのですね、5万円だと仕入れ値よりも・・・」ゴニョゴニョ

紬「何かしら?」

店員「えーとですね、ですから・・・」ゴニョゴニョ

律「あ、あの時の店員さんだ!」

澪「本当だ!」

店員「う・・・えっと・・・」


律澪(この人なら、きっと・・・!I)キラキラ

店員(その期待の眼差しやめてくれぇ!)

唯「?」

紬「何かしら?」

店員「えっと・・・流石にこのギターは・・・」チラッ

律澪唯「・・・」ジー

店員「うーんと・・・」チラッ

紬「何かしら?」マケロヨ

店員「・・・5万円でどうでしょうか?(まけた、色んな意味でまけた)」

唯「やったぁ!!」

律「やったな!」

澪「ありがとうございます!」

紬「ふふふ、わかればいいのよ」ニコニコ

店員「ははは・・・(ま、嬉しそうだし、いっか)」



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帰り道


澪「それにしてもビックリだなー」

紬「何が?」

澪「まさか25万が5万になるなんて・・・」

律「でも、よかったな、唯!」

唯「うん!たくさん練習するよ!」

律「・・・でも、なんでこんなに安くしてくれたんだろう?」

澪「そういうえば・・・なんか、ムギへの店員さんの態度が変だったな」

紬「実はね、このお店、うちの会社の系列店なの」

唯「え!?ムギちゃん家って楽器屋さんなの!?」

紬「うふふ、それだけじゃないわ。色々やってる内の1つよ」

律「うおー、じゃあマジでお嬢様なんだ」

紬「まぁそうなっちゃうわね。特別扱いされるのはあまり好きじゃないんだけどね」

唯「ムギちゃん!」

紬「えっと、何?」

唯「このお金、絶対返すから!」

紬「ありがとう、でも・・・いつでもいいからね?」

唯「うん!なるべく早く返すよ!」

紬「本当に焦らなくてもいいからね?(・・・せっかく出来たお友達なのに、繋がりが消えちゃうわ)」

律「よし!じゃあ出世払いだな!」

澪「こら」

律「冗談じゃんかー、なあムギ?」

紬「へ?・・・あ、えぇ!でも、出世払いでも構わないわよ?」ウフフ

唯「やったー、じゃあそうしようかなー♪」

澪「駄目だっつの!」

紬「みんなはどんなバンドなの?」

律「うーん、まだ決めてないんだよなー」

澪「ああ、唯とも昨日知り合ったばっかりなんだよ」

紬「そうだったの・・・」

律「あと一人メンバーを探さないとまずいんだよ」

唯「そう!軽音部が廃部になっちゃうんだ」

律「あ、そうだ!ムギは?なんか楽器出来ないの?一緒にバンドやろうぜ!!」

澪「こら、あんまり強引な勧誘はするな」

律「言ってみるくらいいいだろー?」

澪「お前のそれは『言ってみる』の範疇を超えてる」

唯「ムギちゃーん、軽音部入らない?」

澪「唯まで!?」

紬「いいわよ?」

澪「いいの!?」

紬「えぇ、合唱部に入ろうと思ってたんだけど・・・こっちの方が面白そうだわ♪・・・キーボードくらいしか出来ないけどね」タハハ

律「」

澪「」

律澪「よっしゃぁぁぁぁ!!!!」

律「やったな!!」

澪「ああ!しかも経験者だ!」

唯「りっちゃんと澪ちゃん、楽しそうだねー」ニコニコ

律「よっしゃ!んじゃ私達はこれから軽音部の仲間だぜ!」

唯「うん!」

紬(仲間・・・素敵な響き・・・!)



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律の家!


律「へっへー!聞いて驚け!」

マキ「どうしたの?りっちゃん」

律「なんとだなー・・・メンバーがもう一人見つかったんだ!!」

マキ「嘘ぉぉぉ!?」

律「すっげーだろ!?これで軽音部としても活動できるし、バンドとしても機能するぜ!」

マキ「えーと、その子のパートは?」

律「キーボードだよ。なんでもピアノのコンクールで受賞したこともあるらしい」

マキ「すごい!実力派じゃん!」

律「おう!明日から練習するんだ」

マキ「あれ?ギターの子は?練習するって言っても肝心のギターが・・・」

律「買った」

マキ「早っ」

律「ま、どっちにしてもすぐに合わせるのは難しいだろうから、見学かな?」

マキ「そっかー。どんなバンドになるんだろうね?私も楽しみだよ」

律「きっとイケイケのバンドだぜ」

マキ「イケイケって何」

律「マキ達は?最近どうなんだよ」

マキ「うーん、ぼちぼちだよ」

律「とか言って新曲作ったりしてるんだろー?」

マキ「へへー、まぁね」

律「くっそー早く対バンしたいなー」

マキ「まずはそのギターの子の調教しなさいな」

律「調教って・・・」

マキ「それじゃ、私そろそろ寝るね。おやすみ」

律「おう、おやすみなー」ピッ

律「・・・」

律「くっそー!早く曲作ったりしたいぜ!」

律「マキちゃん達にこれ以上差つけられないように頑張らないとな・・・!」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

律「そんじゃ、適当に合わせる感じでいいかー?」

澪「いや、なんの曲だよ」

律「うーん、適当に」

澪「無茶振りすぎるだろ」

紬「翼をくださいとかどうかしら?」

澪「あー、確かにあれなら適当で弾けるかも」

律「8ビートでいいかー?」

紬「任せるわ♪」

唯「澪ちゃーん、これギュィィィィンってならないよー?」

澪「アンプ通してないんだから当たり前だろー?よし、それじゃ律、カウントしてくれ」

律「おう!」

唯「澪ちゃーん、これなんだけど」

澪「あとでなー?」

唯「ちぇー」

~~~~♪
~~~♪~~~~♪


律「ふいー、どうだ?」

澪「うん、初めてにしてはいいんじゃないか?」

紬「合わせるのって楽しいわね♪」

唯「いいなー、私も早く一緒にやりたいよー!座ってみてるだけじゃつまんないよー」

澪「まずはコード覚えようなー?」

唯「うーん、じゃあ翼をくださいで使うコードだけ覚えるー」ムー

澪「昨日ギター買ったばかりなんだから、焦るなよ」

唯「ぶー」


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最終更新:2010年01月26日 23:59