1. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 00:56:30.92 ID:dKubzPEK0
私の名前は『真鍋 和』

『和』とかいて『のどか』と読みます。

今でも『かず』と間違えられたり、小学校の時なんか男子に『わちゃん』なんてからかわれたこともあったわね。

4. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 01:03:38.72 ID:dKubzPEK0
そんな私も今では高校生。
地元の女子高に通っています。

私には、少し人とはちがう所があります。

それは…


7. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 01:07:23.56 ID:dKubzPEK0
ーーーーー


ピピピピッ、ピピピピッ


和「んっ…」

ピピピピッ、ピピピ
カチッ


和「ふぁ…」ノビー

和「(最近勉強が忙しいせいか、なかなか疲れがとれないわね…)」

和「(お手洗いに…)」ヨイショ

和「あっ」


8. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 01:13:37.11 ID:dKubzPEK0
和「(…やっぱり、朝はおっきくなるわね)」


実は私は女性でありながら、男性器を持ち合わせているのです。

私は本来『かず』という名前をつけられるはずだった。
産まれた時、私は男児だと思われていたのですが…

私は通常の女性器に加え、まるで陰茎のようなものが付いています。
『ふたなり』なんて言い方をしている輩もいるみたいですが…。

ちなみに、この事は身内しか知りません。


11. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 01:21:43.39 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

つうがくろ!


唯「あ、和ちゃん!おはよー」

憂「和さん、おはようございます」

和「あら、2人ともおはよう」

彼女たちは私の幼馴染み。
姉の唯はいつもぼーっとしててドジな所も有るけれど、何かに夢中になるとすごい集中力を発揮するの。
唯は私を頼りにしてくれてるみたいだけど、本気の彼女にはきっと敵わないんだろうなって思うわ。


12. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 01:26:56.62 ID:dKubzPEK0
唯「えへへ、朝から和ちゃん分補給〜!」ダキッ

和「ちょっと、引っ付かないでよ」

憂「お姉ちゃん、和さん困ってるでしょ」


そしてこっちが妹の憂。
家事に勉強になんでもこなす、とても優秀な子。
いつも唯の世話をしてて、ほんとどっちがお姉さんなんだか…。


14. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 01:31:26.47 ID:dKubzPEK0
唯「ほら、憂も和ちゃん分補給しときなよ〜」ギューッ

憂「……」

和「う、憂…?」

憂「えへへ、和ちゃ〜ん」ギューッ

和「ちょっと憂まで…もぅ…」


でも時々私に甘えてきたりして、やっぱりこの二人は姉妹なのねって。
まあ、こんなかわいい子たちに懐かれて悪い気はしないけど。


15. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 01:38:01.93 ID:dKubzPEK0
和「えっと、そんなに引っ付かれると歩きにくいんだけど」

唯「もうちょっとー」ギュ

憂「ちょっとー」ギュ

和「はぁ、しょうがない子たちね…」


幼い頃から彼女たちと遊んでいたせいか、私自身の思考も女性に近いみたいです。


16. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 01:45:40.38 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

ほうかご!


律「ふー、まぁ今日はこんなとこかな」

唯「ちかれたー」キュウ

梓「もぅ、これくらいで根をあげないでくださいよ」

澪「そうだぞ。普段からこれくらいは練習しないと」


18. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 01:52:09.22 ID:dKubzPEK0
紬「まぁまぁ、今日はみんながんばったんだし、ね?」

律「そーそー。ってか早く帰ろうぜ」

澪「まったく…明日もしっかり練習するから。いいな?」

唯「ほーい。あっそうだ。みんな先に帰っててもらっていいかな?」

律「ん?どうかしたのか?」

唯「いやー、まだ和ちゃんが残って勉強してるだろうから、一緒に帰ろうと思って」


20. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 02:01:15.12 ID:dKubzPEK0
律「そうかー。いやぁ、妬けますなぁ」ニヤニヤ

唯「和ちゃんは私の嫁」キリッ

律「そーかそーか。それじゃ、和とお幸せにぃ」プププッ

唯「りっちゃんも澪ちゃんとなかよくねっ」

律「おう!私と澪はいつでもラブラブだからな」ニヤニヤ

澪「なっ!バッバカなこと言ってるんじゃない!///」


21. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 02:07:12.93 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

せいとかいしつ!


和「ふぅ、今日はこれくらいにしておきましょうか」

風子「そうだね。ごめんね、いつも勉強見てもらっちゃって」

和「いいのよ。それに私がわからない所だって教えてもらっているし、お互い様よ」

風子「そう言ってもらえると助かるわ」


22. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 02:15:24.40 ID:dKubzPEK0
風子「それにしても、生徒会室使っちゃっていいの?」

和「まぁ…本来はよくないんでしょうけど、今日は生徒会もなかったし別に構わないわ」

風子「そっかぁ。じゃあそろそろ帰ろっか。私まだ英語の課題残ってるし」

和「そうね、私も最後の長文が…あっ!先に行ってもらっていいかしら?課題のプリント忘れちゃったみたいで」


25. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 02:23:22.27 ID:dKubzPEK0
風子「意外と真鍋さんもおっちょこちょいな所あるんだね」ニコニコ

和「私だって完璧超人じゃないわよ」

風子「そーかなぁ。じゃあ私は予備校があるから先に行ってるね」

和「えぇ。それじゃあまた明日。夜道は気を付けてね」

風子「ふふふっ、ありがとう。真鍋さんもね」


26. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 02:29:24.36 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

げたばこ!


唯「あ、風子ちゃん!」

風子「あ、平沢さん。まだ残ってたんだ」

唯「うん!今日は和ちゃんと帰ろうと思って待ってたんだぁ」ニコニコ

風子「そっか。真鍋さんなら忘れ物があるからって教室に行ったわよ」

唯「そうなんだ。じゃあ和ちゃんを迎えに行ってくるよ」フンスッ


27. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 02:33:09.11 ID:dKubzPEK0
風子「クスッ、ほんと平沢さんと真鍋さんは仲がいいね」

唯「もちのろんだよ!それじゃあ風子ちゃん、また明日ね」タッタッタッ

風子「うん、またね」ヒラヒラ

風子「(やっぱり幼馴染み同士って…いいわよねぇ〜)」ホワホワ


28. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 02:38:26.38 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

きょうしつ!

ガラガラ


和「あ、よかったぁ」

和「(ふぅ、これを忘れると宿題ができないところだったわ)」

和「…」

和「(もう大分遅いし、誰もこないわよね…)」


29. 眠くなってきた… 2012/01/04(水) 02:43:41.84 ID:dKubzPEK0
ガタッ


和「ふふふっ(唯の席からはこんな風に見えるのね)」

和「あら?」

和「(あの子ったら、体操服忘れてるじゃない)」

和「しょうがないわね…」

和「(唯の体操服…)」

和「……」


31. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 02:49:04.97 ID:dKubzPEK0
ゴソゴソ


和「(って何考えてるの!これじゃまるで変態じゃない!)」ブンブン

和「……(ちょっとだけ…)」

和「…」クンクン

和「んっ…(唯の匂い…)」

和「あっ」ムクムク


32. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 02:51:47.39 ID:dKubzPEK0
和「(誰も…来ないわよね)」

シュル
ポロンッ


和「はぁっ…ふぅ…」ナデナデ

和「(やだ…私、こんな所で)」

和「くぅ…唯っ…」シコシコ

和「んっ…はぁ(でも…止められない)」


33. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 02:57:13.19 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

きょうしつまえ!


唯「(まだ和ちゃんいるかなぁ…?)」ノゾキ

和「はぁ…ふっ…」

唯「(あれ?私の席で何やってるんだろ?)」

唯「和ちゃーん、一緒に帰…」

和「っく…えっ…?ゆ、唯っ!?」


34. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 03:04:07.17 ID:dKubzPEK0
唯「えっと…何してるの?私の…体操服だよね…」

和「ちがっ!えっと、忘れ物しちゃって、そしたら唯の

唯「!?和ちゃん、そ、それってまさか…おち…え!?」

和「あっ!?」

和「ちっ、違うの!これはその…(どうしよう!見られた!)」

唯「だって和ちゃん女の子なのに…なんで…」

和「いやっ!見ないで!!!」バッ


35. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 03:09:37.19 ID:dKubzPEK0
唯「和ちゃん…」

和「お願い…見ないで」ジワッ

唯「…」

和「私…おかしいでしょ?女なのにこんな身体」

和「それに時々、女の子に対してその…えっちな気持ちになったり…」

和「気持悪いでしょ…」

唯「そんなこと…」

和「私なんて…生まれてくるべきじゃなかったのよ」

パシッ


36. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 03:13:26.12 ID:dKubzPEK0
和「っ!?」

唯「和ちゃんのバカ!」

和「ゆ、唯…」

唯「そんな悲しいこと…言わないでよ…」ギュッ

唯「だって和ちゃんは和ちゃんだもん。わたしは和ちゃんのこと大好きだよ」


37. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 03:19:00.53 ID:dKubzPEK0
和「…やめて唯」

和「お願い、これ以上優しくしないで…。じゃないと私、唯に酷いことしちゃいそうなの」

唯「………」

唯「…いいよ」

和「えっ?」

唯「私、和ちゃんになら何されたっていい」


40. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 03:23:22.04 ID:dKubzPEK0
和「唯、あなた何言って

チュ


和「!?」

唯「私は和ちゃんのことが好き…ううん、愛してる」

唯「気づいたら…ずっと和ちゃんのこと見てた」

唯「いつも一緒にいてくれて、一緒に笑ったり泣いたり」


41. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 03:26:40.19 ID:dKubzPEK0
唯「私には和ちゃんの苦しみを解ってあげられないかもしれないけど…」

唯「でもね、それを受け止めてあげることはできる」

唯「だから…」プチップチッ

ハラリ


和「!?」

唯「…いいよ、好きにして」


44. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 03:32:43.23 ID:dKubzPEK0
和「唯っ!」ガバッ

チュウ


和「唯…はむ…ちゅ、れろ…」

唯「和ちゃ…あむっ…、じゅる…」

和「ぷはぁ…唯、好き」パクッ

唯「んぅ、あん…私も…」

チュパチュパ
ジュルルル


唯「ああん!…もっと優しく


46. 眠い… 2012/01/04(水) 03:43:34.89 ID:dKubzPEK0
和「」スッ

唯「そ、そこは!んぁ」ビクンッ

クチュクチュ


唯「の、和ちゃ…そこ汚いよぅ…っんん…!」

和「唯…」ピチャピチャ

クチュクチュ
ジュルジュルッ

唯「ゃん…切ないよぉ」ハァハァ


49. がんばるー 2012/01/04(水) 03:48:53.83 ID:dKubzPEK0
和「唯…私もう…」ハァハァ

唯「…うん」

グググッ


唯「!!?ぃつうっ(い、痛いっ!)」

和「ふっう…ゆいぃ」ググッ

ズリュ


唯「んっ!…くっ…はぁ!」ギュウ

ズリュ、ズリュ


和「ふっ、あっ、はぁ」ズリュ、ズリュ


51. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 03:52:15.01 ID:dKubzPEK0
唯「くぅ!!の、和ちゃ…(いたい…でもっ…)」フゥッ

和「あぁ!唯、私もうっ!」

唯「あっ、ぁあっ、んっ、んっ!」

唯「うっつ…んぁ…っくぁ…あっ!」

唯「い…いよっ…きて…あっ…いっ!!」

和「はぁっ…はぁっ…っゆいっ!」

和「あぁ…ゆいぃぃぃいいっ!!」ビクンッ


53. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 03:56:12.98 ID:dKubzPEK0
ーーーーー


和「…」ハァ、ハァ

唯「ん…」ハァ、ハァ

唯「和ちゃん…」ハァ、フゥ

和「わ、私、なんてことを…」

唯「ううん、これは私が望んだことだから」


56. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 04:00:36.20 ID:dKubzPEK0
和「でも血だって出てるじゃない…」

唯「大丈夫だよ。まぁちょっと痛かったけどね」エヘヘ

和「ごめん…」

唯「ううん!謝らないで!」

唯「それに…和ちゃんと一緒になれて」

唯「私、うれしかったから」ニコッ

和「唯…。ごめんね、ごめんね…」ポロポロ


62. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 04:07:39.28 ID:dKubzPEK0
ギュ


和「!?」

唯「よしよし」ナデナデ

和「うぅ…。ゆ、唯…」ポロポロ

唯「和ちゃんも辛かったんだよね…。でももう大丈夫だから、ね?」ニコッ

唯「これからは私が全部受け止めるから、もう一人じゃないから」ナデナデ

和「ゆぃ…ぐすっ…うぅ…」


65. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 04:15:19.08 ID:dKubzPEK0
ーーーーー


唯「…落ち着いた?」

和「…えぇ」

唯「そっか、じゃあそろそろ帰ろっか」

和「あ、あのね…」

唯「なぁに?」


66. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 04:20:34.55 ID:dKubzPEK0
和「手…繋いでもいいかしら?」

唯「もちろんだよ!」ギュー

唯「私達はもう恋人同士なんだからね」エヘヘ

和「…なんだか順序が違うような」

唯「あっ、それを和ちゃんが言っちゃうかなぁ」

和「うっ…」

唯「じょ、冗談だよ!私は今、幸せいっぱいなんだから!」ギューッ

和「唯…ありがとう」


69. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 04:33:08.87 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

ひらさわけ!

ガチャ


唯「たっだいまー!」

憂「あ、お姉ちゃんおかえり。遅かったね、心配したんだよ?」

唯「いやー、ちょっとね〜」ニコニコ


70. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 04:41:02.75 ID:dKubzPEK0
憂「どうしたのお姉ちゃん?やけに機嫌がいいね」

唯「えへへ、そうかなぁ〜♪」

憂「それに歩き方、ヘンじゃない?」

唯「へっ///そ、そんなことないってば///」

憂「そう?もうすぐゴハンの用意できるから、もうちょっとまってね」

唯「ういー、いつもありがとねぇ」

憂「いえいえ、どういたしまして♪」


72. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 04:50:48.51 ID:dKubzPEK0
憂「あ、そうそう。日曜日なんだけどね、純ちゃんと梓ちゃんと遊びに行くから」

憂「お姉ちゃんの予定は?ウチにいるんだったらお昼は作って行くけど…」

唯「そうなんだぁ。…じゃあ私はうちにいよっかなぁ〜」

憂「うん、わかった。それじゃあお昼用意しておくね」


85. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 07:31:01.56 ID:dKubzPEK0
唯「ありがとー。あっそうだ、悪いんだけど、ちょっと多めに作ってもらってもいいかなぁ?」

憂「うん、別に構わないけど、そんなに沢山どうするの?」

唯「うん、ちょっとね。だいじょうぶ!ちゃんと全部食べるからね!」


87. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 07:36:28.26 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

のどかのへや!

〜♪


和「ん?(唯から電話…)」

ピッ


和「…もしもし?」

唯『あ、和ちゃーん』

和「どうしたの?」

唯『あのね、日曜日なんだけどヒマかなぁ?』

和「えぇ、特に予定はないけど」


88. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 07:48:28.83 ID:dKubzPEK0
唯『その、実はその日憂が出かけて私一人なんだけどさぁ…』

唯『ウチに遊びに来ない?』

和「そう、じゃあお邪魔させてもらおうかしら」

唯『やったー!』

和「そんな大袈裟ね」


90. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 08:00:39.19 ID:dKubzPEK0
唯『あっ、お昼ゴハンは憂が用意してくれてるから』

和「わかったわ。何か持ってきて欲しいものはあるかしら?」

唯『うーん、和ちゃんがいればそれで十分だよ!』

和「そっ、そう///じゃあ日曜日、楽しみにしてるわ。おやすみなさ

唯『ちょっと待って!』

和「な、何!?」


91. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 08:13:24.91 ID:dKubzPEK0
唯『おやすみのチューは?』

和「ちょっ、何いってるの!?///」

唯『だって私たち恋人同士だよ?』

和「で、でも電話だし…」

唯『ほらはやくぅ。ん〜』

和「…///」


92. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 08:30:00.41 ID:dKubzPEK0
チュッ


唯『へへぇ〜//』

和「もぅ…///」

オネーチャーン!  ゴハンデキタヨー!


和「ほ、ほら、憂も呼んでるし、切るわよ///」

唯『あっ、最後にこれだけ』

和「ん?」


95. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 09:02:06.93 ID:dKubzPEK0
唯『だいすきだよ、和ちゃん…///』

和「!?///」

和「…うん…私も…///」

唯『じゃ、じゃあまた明日ね!///』

チュッ

ツーッ、ツーッ


和「もうっ///」


99. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 09:25:26.05 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

にちようび!


憂「じゃあお姉ちゃん、お昼ご飯はテーブルに置いてるから」

唯「ほーい!」

憂「温める時はレンジでチンしてね。危ないからガスは使っちゃだめだよ。あと私が出たら鍵かけてそれから

唯「もう、わかったから!」


101. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 09:33:05.05 ID:dKubzPEK0
憂「それじゃあ行ってくるからね。何かあったらすぐ電話してね」

唯「だいじょうぶだよ。いってらっしゃ〜い!」

バタンッ


唯「さて」ポチポチ


102. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 09:40:04.11 ID:dKubzPEK0
和『もしもし』

唯「あ、和ちゃん?もうこっち来れない?」

和『えぇ、準備は出来てるけど、こんなに早くにいいのかしら?』

唯「うん…和ちゃんに早く会いたいし//」

和『わ、わかったわ。今から行くわね//』


104. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 09:50:18.14 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

ピンポーン♪


唯『はい!』

和「あっ、唯、私よ」

唯『わたし?』

和「真鍋和よ」

唯『本物の和ちゃんってゆー証拠は?』

和「しょ、証拠って…」


106. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 10:00:29.97 ID:dKubzPEK0
唯『私の恋人の和ちゃんだったらわかるはずだよ?』

和「!?あ、愛してるわよ唯///早く開けてちょうだい…///」

ガチャ


唯「へへぇ〜、和ちゃんいらっしゃ〜い」

和「もうっ、朝から恥ずかしいことさせないでよ///」


109. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 10:13:32.74 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

ゆいのへや!


和「おじゃまします」

唯「どーぞどーぞ!」

和「あら、今日は意外と片付いてるじゃない」

唯「恋人を部屋に招くんだもん、とうぜんだよっ」フンスッ

和「あのねぇ、普段からこれくらい片づけておくものよ?」

唯「でへへぇ、めんぼくない」


110. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 10:24:19.10 ID:dKubzPEK0
唯「あのさ…今日はなにしよっか?」

和「そうねぇ、何も考えてなかったの?」

唯「えぇっと、その…今日は二人っきりだし…ね?///」ピトッ

和「!?(ヤバッ、かわいすぎる)///」

和「それってつまり…///」

唯「もうっ!女の子に言わせないでよぅ!///」

和「(一応、私も女のつもりなんだけど…)」


125. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 11:07:54.94 ID:dKubzPEK0
ギュッ


和「っ!?唯?///」

唯「ねぇ、キス…して?///」

チュッ


唯「もっかい…」

チュッ


唯「もっと…」

和「唯…今日は優しくするから」ギュッ

唯「うん…///」


127. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 11:14:10.27 ID:dKubzPEK0
和「んっ…ちゅ」

唯「くちゅ…ぢゅる…ぷは」

唯「へへ、和ちゃんさっきからずっと太もも触ってるー」

和「い、いやだった?」パッ

唯「くすぐったいよー、でも…気持ちいかも///」

和「そう」サスサス

和「ちゅっ…」

唯「んん!首くすぐったーい」

和「はむ」

唯「あんっ…」

129. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 11:21:48.42 ID:dKubzPEK0
和「…脱がすわね」

唯「うん///」

パサッ


和「唯、すごく綺麗…」フニュ

唯「あっ…ん…」

和「かわいいわよ、唯」チュパ

唯「ひゃんっ!…んっ…あんっ」

唯「和ちゃんも脱ご?」

シュル


134. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 11:34:09.36 ID:dKubzPEK0
唯「……」マジマジ

和「な、なに?」

唯「和ちゃんて、結構おっぱいおっきいよね」

和「そんなことないわよ///」

唯「この乳か!この乳が言うのか!」モミモミ


136. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 11:41:33.74 ID:dKubzPEK0
和「んっ…ちょっと、はぁ…あん」

唯「えへへ〜、和ちゃんのおっぱいー」パクッ

和「んんっ!」ピクッ

唯「(和ちゃんすごいえっちな顔…)」チュパチュパ

和「はぁ…はぁ…んっ」

唯「ぷはっ!和ちゃんかわいっ」

和「…もう///」ハァハァ


139. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 11:51:18.91 ID:dKubzPEK0
唯「こっちも、ね?」ナデナデ

和「そこは…」

唯「えへへ〜、ピクピクしてかわいいー」ニギニギ

和「唯、そこ汚いわよ…」

唯「そんなことないよ。それに私、いろいろ勉強したんだよ!」フンス

和「え?」


141. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 12:03:49.39 ID:dKubzPEK0
パクッ


唯「はむっ、ちゅぱ…じゅぽ」

和「(何これ、すごい!)くぁん…はぁ、はぁ」

唯「じゅる、じゅぽ…じゅぽ。ののかひゃん、ひもひひい?」

和「(あったかくて、ゾクゾクして)ふぅ…はぁ、はぁ…んっ」

唯「んっ…んっ…じゅるじゅる…」

和「(頭が…とろけちゃう…)唯!私もぅ…」ビクンッ


142. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 12:14:16.58 ID:dKubzPEK0
唯「んん!…ぷはぁ…えへへ、イッちゃった?」

和「はぁ…はぁ…うん」

唯「(よかった、感じてくれたんだね)」

和「んっ、次は唯の番ね」

唯「へ?」


144. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 12:23:06.00 ID:dKubzPEK0
和「唯のここ、すごい濡れてるわ」

唯「ちょっと、そんなに見ないでよぅ」

和「ちゅぅ…はぁ、じゅるじゅる」

唯「!!やんっ…ぁあ、はぁん…」

唯「和ちゃんの舌が…ん、入ってくるよぅ」

和「じゅる…んはぁ、唯の味がする。じゅるじゅるっ!」

唯「んん、はぁ…くぁん…あイクッ!」ビクンッ

ピシャッ


145. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 12:34:47.13 ID:dKubzPEK0
唯「はぁ…はぁ…イっちゃった///」ヘヘッ

和「唯…すごく可愛かったわよ」チュッ

唯「ねぇ、ギュッってして…」

和「ん」ギューッ

唯「和ちゃんのまた元気になってるね」ニギ

和「あんっ…もう///」

唯「和ちゃん私…欲しい//」クパァ

和「唯、私ももう…」


149. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 12:51:46.09 ID:uEnAdyPU0
修学旅行の時とかどうしたんだろう
150. >>149 きっと後から一人で 2012/01/04(水) 12:56:45.09 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

えき!


憂「(まだ二人とも来てないなぁ)」

憂「(先に切符買っちゃお)」ガサガサ

憂「あれ?(お財布忘れてきちゃった!)」

憂「うーん…急げば間に合うよね」


152. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 13:09:04.85 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

ひらさわけ!

ガチャ


憂「もぅ、お姉ちゃんったら鍵かけてなかったんだね」

憂「(あれ?この靴は…和ちゃんかな?)」

憂「(挨拶していった方がいいよね)」


156. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 13:32:13.49 ID:dKubzPEK0
ギィギィ

ノドカチャン…
ユイッ…


憂「(ん?お姉ちゃんたち、何暴れてるんだろ?)」

ガチャ

憂「(!?えっ、なに!?二人とも裸で何してるの!?)」

和「唯…すごく可愛いわよ」ズリュ、ズリュ

唯「はぁっ、はぁっ…のどかちゃん…すきぃ…もっとぉ…はぁ、んっ、んっ」


158. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 13:48:47.13 ID:dKubzPEK0
パタンッ


憂「(うそ、お姉ちゃんと和ちゃんがそんなっ!?)」ドクンッドクンッ

憂「(なんで?どうして?嘘だよね?)」ジワッ


ンッンッ、ワタシモゥ…
ワタシモ…

ギシッギシッ


憂「(嘘だ…嘘だ、うそだうそだうそだうそだ!!!!)」ダッ


161. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 13:58:00.15 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

こうえんまえ!


純「(あー、やばい!ちょっと遅れちゃいそうだなぁ)」

純「(遅れたら梓のやつになんて小言いわれるか)」

純「ん?(あそこに座ってるのって憂じゃ…)」

純「(何してんだろ)おーい、うーいー!」ダッ


162. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 14:13:21.77 ID:dKubzPEK0
憂「………」

純「?」

純「憂ってばこんなところで何して…ってどうしたの!?裸足じゃん!」

憂「え、あっ純ちゃん…」

純「何があったの…(目まっか…)」

憂「ううん、なんでもない…。私今日は行けそうにないや。ごめん」

純「憂…」


164. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/04(水) 14:28:07.90 ID:dKubzPEK0
純「…」ポチポチ

純「あっ、梓?ごっめーん、ちょっと急用で行けなくなちゃってさぁ」

純「だから今日は中止にしない?憂にはもう連絡しといたからさぁ」

純「だからごめんってばぁ!この埋め合わせはちゃんとするから」

純「ちょっ!えー…わかったって。1人1個までだからね。うん、じゃあまた学校で」


167. 梓「たい焼き、絶対約束だからね!」ピッ 2012/01/04(水) 14:38:15.63 ID:dKubzPEK0
純「ほんっとごめん、それじゃ」ピッ

純「ふぅ…」

純「隣いい?」

憂「…」

純「よっこいしょ!」

純「いやー、私も行けなくなっちゃったから今日は中止になったよ」

憂「…ごめん」


168. 梓「もう、純ったら勝手なんだから。これからどうしよう…ん?」 2012/01/04(水) 14:46:17.06 ID:dKubzPEK0
純「いや、…全然気にしてないから」

純「えーっと、その…よかったら話聞くよ?」

憂「さっきお財布を忘れちゃって一回うちに戻ったの」

憂「そしたらお姉ちゃんと和さんがいて…二人とも裸で…」

純「(まぢ!?)そ、それは確かにきまずいよねーうんうん、二人とももっと場所選んで

憂「私ね…」


169. 梓「(あれはムギ先輩!どこ行くんだろう…ちょっとつけてみよ)」 2012/01/04(水) 14:54:21.31 ID:dKubzPEK0
憂「和さんのこと好きだったんだ」

純「!?」

憂「小学校に上がった時くらいからなぁ…」

憂「私の初恋は和さん。そして今までずっと好きだった…」


170. 梓「(あれ?今ここ曲がったと思ったのに)」 紬「わっ!!」 2012/01/04(水) 15:00:31.34 ID:dKubzPEK0
憂「でもね、私知ってた。お姉ちゃんも和さんのことが好きって。だって私たち姉妹だもん」

憂「さっきの二人を見て訳分かんなくなて、飛び出してきちゃって…」

純「そう、だったんだ…」

174. 梓「ひゃっ!」 紬「えへへ、驚いた?」 2012/01/04(水) 15:07:43.38 ID:dKubzPEK0
憂「でもね、私は和さんのこと好きだけどお姉ちゃんのこともすっごく大切なの」

憂「だからね、私二人のこと応援することにしたの!」

憂「好きな人と…大切な人にはやっぱり幸せになって欲しいから」

純「…憂」

憂「ごめんね純ちゃん、こんな話。でも聞いてくれてありがとう」ニコッ


175. 梓「もう、おどかさないで下さいよ…」ドキドキ 2012/01/04(水) 15:15:22.31 ID:dKubzPEK0
純「…ほら」

憂「えっと、純ちゃん?」

純「裸足なんだからおぶってくよ」

憂「そ、そんないいよぉ。私重たいし」

純「だーいじょうぶ。私んちならそんなに距離ないし、とりあえず靴だけでも用意しなきゃ」


179. 紬「ごめんなさい。梓ちゃんがつけてきてたから、つい」テヘッ 2012/01/04(水) 15:29:28.44 ID:dKubzPEK0
憂「で、でも…」

純「それにこう見えても体力には自信ありだよ」ニカッ

憂「うん…おっ重かったら言ってね」

ギュ


180. 梓「(かわいい!)も、もう…//ところで先輩は何してたんですか?」 2012/01/04(水) 15:34:31.93 ID:dKubzPEK0
純「おぅっと…(意外とキツイかも…)」

憂「だ、大丈夫!?やっぱり降りるよ」

純「だい、じょぉぶ!」

憂「純ちゃん…」

純「ん?」


181. 紬「私は参考書を買いに行く所なの。梓ちゃんもお買い物?」ニコッ 2012/01/04(水) 15:44:45.38 ID:dKubzPEK0
憂「ありがとう」ギュッ

純「いいってことよ」

純「(好きな人には幸せになって欲しい、か…)」


182. 梓「えーっと、まぁそんなとこです…あははは」 2012/01/04(水) 15:50:41.30 ID:dKubzPEK0
ーーーーー

よくじつ!


憂「お姉ちゃん…もう起きてたの?」

唯「うん!今日は約束があるからねー」

憂「そ、そうなんだ…朝ごはんは?」

唯「パン焼いて食べたから大丈夫だよ」

憂「そっか…」


186. 紬「そうなの。じゃあよかったら一緒にお買い物しましょ」キラキラ 2012/01/04(水) 15:59:52.80 ID:dKubzPEK0
唯「だから私先に行ってるよ」

憂「うん…気を付けてね」ニコッ

バタンッ


憂「(お姉ちゃん…嬉しそうだなぁ)」

憂「…うん、私も早くごはん食べちゃお」


193. 梓「えっ!でも」 紬「梓ちゃんとも二人でお買い物したかったの〜」 2012/01/08(日) 23:33:29.38 ID:fV7H1ktG0
ーーーーー

ひるやすみ!


純「あの、平沢先輩いますか?」

姫子「あぁ、唯ならさっきトイレに行くって」

純「あ、ありがとうございました」


195. 梓「(うぅ、なんて眩しい笑顔!)でわ、お供させていただきましゅ」 2012/01/08(日) 23:39:00.52 ID:fV7H1ktG0
ーーーーー

トイレまえ!


純「あっ、あの」

唯「あっ、純ちゃん。どうしたの?」

純「その、お話したいことが。来てもらっていいですか?ここじゃちょっと」

唯「ん?いいよー」

純「すみません。じゃあそこの空き教室でお話しします」




最終更新:2012年01月09日 09:23