紬「」カチャカチャ

紬「・・・ふぅ。食器洗い終わり!」

紬「この調子であずにゃんをサポートできればテストは問題ないわね!」

紬「あずにゃんプリン楽しみだなぁ」

紬「じーっ」カパッ

紬「・・・っ、我慢我慢」

紬「お風呂上がったら一緒に食べるんだもん!」

紬「そ、それまで私も勉強を・・・」

・・・

紬「そろそろお茶にしようかな」ガチャ

紬「うーん、なに淹れようかなぁ」

ガチャ

梓「あ、ムギちゃん」

紬「あら、もう終わったの?」

梓「はい。簡単な復習だけなので」

紬「そっかぁ。これからお茶の差し入れ持っていこうと思ったんだけど、遅かったみたいね」

梓「あ、そうだったんですか・・・」

梓「(ならもうちょっと勉強してればよかったなぁ・・・)」

紬「それならもうお風呂行っちゃう?」

梓「それもそうですね」

紬「じゃあお湯入れてくるね!」タタタッ

梓「じゃあ私はタオルをっと」

梓「・・・お風呂も別に入った方がよかったかな?」

梓「・・・」

梓「・・・なんか変に意識しちゃいそう」

紬「あずにゃーん」

梓「ひゃい!?」ビクッ

紬「あずにゃん?」

梓「あ・・・。な、なんでもないです!」アセアセ

紬「?」

梓「お、お湯溜まるまでテレビでも見てましょうか!」

紬「う、うん」

・・・

紬「そろそろね。行こっか」

梓「は、はい!」

梓「(・・・なんか緊張してきた)」

チャプン

紬「・・・なんで反対向いてるの?」

梓「き、気にしないでください」

紬「むー・・・」

紬「こっち向いてくれないと、こうよ!」コチョコチョ

梓「ひゃっ!あははっ、や、やめ」

紬「じゃあこっち向いてくれる?」

梓「・・・うぅ」クルッ

紬「ふふっ。あずにゃん、顔真っ赤」

紬「・・・もう。そんなに意識されちゃうと、私も意識しちゃうじゃない」///

梓「・・・すみません」

紬「ふふっ、謝らないの。意識してくれてるってだけでうれしいんだから」ナデナデ

梓「」///

紬「難しいと思うけど、もう少しだけ・・・ね。私も我慢するから」

梓「・・・はい」

紬「じゃあ身体洗おっか!」

梓「はい!」

紬「どっちからする?」

梓「ムギちゃんからどうぞ」

梓「・・・よし」シャーッ

梓「まずは髪の毛からいきますよー」

紬「はーい」

梓「・・・ふふっ。じゃあ洗ってきますね」ワシャワシャ

紬「んー、あずにゃん上手」

梓「えへへ、ムギちゃんの髪も大好きですからね。丁寧に、丁寧に・・・」

梓「痒いところないですか?」

紬「大丈夫よー」

梓「はい。・・・じゃあ流します」シャーッ

梓「(ほんと、このふわふわの髪羨ましいなぁ)」

・・・

紬「はい、終わり」

梓「はぁ、サッパリしました!」

紬「よかった。じゃあもう一回入ってあったまったら上がろっか」

梓「はい!」チャプン

紬「明日の朝ご飯はなに食べたい?」

梓「うーん、今朝はオムレツでパンでしたからね。じゃあお米で」

紬「ふむふむ。わかりました!」

梓「オムレツでもいいですよ。今朝のはすっごくおいしかったですから」

紬「ふふふっ。じゃあまた今度作ってあげるね」

・・・

紬「気持ちよかったねー」フキフキ

梓「はいです」フキフキ

梓「あ、今度から温泉の素入れてみませんか?」

紬「温泉!?」

梓「雰囲気だけでも味わえますよ」

紬「温泉・・・」ポーッ

梓「ムギちゃん?」

紬「・・・今度、温泉に行きましょう!?」

梓「へっ?」

紬「みんなともいいけど、今回は二人っきりで」

梓「あ・・・」

梓「い、いいですね」///

紬「そしたら一緒に卓球やろうね!」

梓「卓球、ですか」

紬「うん!卓球!」

梓「いいですけど。私、うまくないですよ?」

紬「私もうまくないから大丈夫」

紬「一度、温泉で卓球をやってみたかったの!」

梓「あぁ、定番ですよねー」

紬「いつ行く!?」

梓「うーん。温泉といえば冬ってイメージあるんですけど、それまで待てないですよねぇ」

紬「そうねぇ」

梓「泊まりとなると、やっぱ夏休みですかね」

紬「泊まり・・・」

梓「えっ?日帰りですか?」

紬「ううん!ぜひ泊まりにしましょう!」ギュッ

梓「は、はい」

紬「楽しみねぇ」

梓「ですね」

紬「でも今日のお楽しみはー」

梓「ふふっ、プリンですね」コトッ

紬「おいしそうねぇ。あずにゃんは牛乳?」

梓「はい」

紬「じゃあ私もそうしよっと」トクトク

紬「はい、どうぞ」

梓「どうもです。では早速」

紬梓「いただきます!」

紬「お、おいしい・・・」プルプル

梓「うまくできてよかったです」

紬「私にも作り方教えてね!」

梓「はい。今度は一緒に作りましょうね」

紬「あずにゃーん」ダキッ

梓「きゅ、急になんですか!?」

紬「ありがとう」ニコッ

梓「・・・いえ」カアァ

梓「(その笑顔は反則です・・・)」

紬「ふふっ。折角だし、あーん」スッ

梓「・・・あ、あーん」パクッ

紬「これ食べて、もう少ししたら一緒に寝ようね」

梓「はい」

紬「んー、今まで食べた中で一番おいしいかも」モグモグ

梓「もう、お店で売ってるのなんかには敵いませんよ」

紬「ううん。あずにゃんのが一番おいしい!」グッ

梓「そ、そうですか」///

紬「もうプリン屋さん開けるくらい!」

梓「いやいや、さすがにそれは・・・」

梓「・・・でも、きっとムギちゃんの為に作ったからおいしくできたんですよ」

紬「あずにゃん・・・」

紬「あずにゃん!」ダキッ

梓「ぐ、ぐるし・・・」

紬「ありがとう、大好き・・・」ギュッ

梓「私もですよ」

紬「・・・ねぇ、もう嬉しくて我慢できない」ドキドキ

紬「キス、しよ?」

梓「い、一回だけ。・・・ですよ」///

紬「うん。・・・いくね」

梓「」ドキドキ

チュッ

紬梓「」///

紬「ふふっ、幸せ」ダキッ

梓「我慢するのって、難しいですね」

紬「・・・うん」

紬「でもこれでおしまい。片付けしようか」

梓「はい」

・・・

紬「・・・ふぁ。・・・そろそろ寝る?」

梓「そうですね。今日はどっちにします?」

紬「じゃああずにゃんのベットで!」

梓「わかりました」

紬「枕持ってくるね!」

紬「ふふふっ」ゴロン

梓「なんか今日はいろいろありましたね」

紬「うん。あずにゃんのおかげで今日も楽しい一日でした」

梓「私も、ムギちゃんのおかげでずっとドキドキした一日でした」

紬「あ、それを言うなら私だってー」

紬梓「ふふっ」

紬「じゃあおやすみなさい」

梓「はい。おやすみなさい」

紬梓「」チュッ

紬梓「」スゥスゥ


―――

律「うーむ、部活ないと暇だなー」

澪「どうせお茶飲んでるだけだろ?」

律「なにおー!?」

律「・・・どこか買い物にでも出掛けるか?」

澪「んー。それもいいけど・・・、とりあえず寮だな」

澪「(そろそろ荷物が届く頃だし)」

・・・

寮監「あ、秋山さん。荷物着てるわよ」

澪「ありがとうございます」

律「?」

律「実家から・・・じゃないな。何か買ったのか?」

澪「あぁ。ある意味律へのプレゼントかな」

律「・・・はてしなくいやな予感がするんだが」

澪「まぁそう言うな。開けていいぞ」

律「私がかよ!?」

ビリビリ

律「・・・」

澪「うむ。いい感じだな」

律「・・・澪さん。これ、名称はなんて言うの?」

澪「双頭ディルドだ。これなら一緒に気持ち良くなれるぞ!」

律「・・・」

律「いつこんなん頼んだんだよ」

澪「律がイ・・・、寝てる時だよ」

律「・・・これは、澪も気持ち良くなりたいって意思表示でいいのか?」

澪「ん・・・。まぁ、な・・・」

澪「どうせならさ、一緒のほうがいいじゃん」

律「(こんな物買うなと怒ればいいのか)」

律「(でも一緒に、か・・・)」

律「どう反応すればいいんだ・・・」ガックシ

澪「まぁとりあえず試してみますか」

律「・・・買い物は?」

澪「これが終わってから」


2
最終更新:2012年02月16日 23:31