テスト最終日!

紬「今日で最後ね!」モグモグ

梓「はい。体調も勉強もバッチリです!」パクパク

紬「ふふっ。油断せずにがんばってきてね」ナデナデ

梓「はい」///

梓「ではムギちゃんは大学終わったら真っ直ぐ帰ってきてくださいね」

梓「夕方くらいには演奏会の会場へ出発するので」

紬「電車で行くのよね?任せて!」

紬「楽しみねぇ、演奏会」

紬「それで、お部屋に戻ってきたら・・・ね?」

梓「は、はい・・・」///

紬「ふふっ。じゃあ、いってらっしゃい」チュッ

梓「んっ」///

梓「い、いってきます!」ガチャ

・・・

梓「え、演奏会が終わったら・・・」

梓「・・・」

梓「」///


学校!

梓「えへへ・・・」///

純「・・・憂、梓が怖いんだけど」

憂「テスト終わるのがうれしいんだよ」

純「ふーん・・・」

さわ子「はい、じゃあテスト始めるわよ・・・」

・・・

純「(ふむ、この問題はイだね)」カキカキ

純「(・・・今度からテスト勉強は梓達と一緒にやろう)」


――――

唯紬「」ニコニコ

律「おっ。今日は余裕なんだな」

唯「だって憂だしー」

紬「だってあずにゃんだもん!」

澪「・・・数日前はものすごく不安そうな顔してたのに」

律「テストも今日で終わりだもんなー」

律「今度全員でどこかに遊びに行くか?」

唯「いいねぇ。でも、まずは憂と二人でお出掛けに行くよー」

紬「うん。私も最初はあずにゃんと・・・」

律「わかってるよ。全員で行くのはその後でな」

澪「じゃあその間は私達も二人で楽しむか」

唯「そうだよー。りっちゃん達もデート行ってきなよー」

律「・・・」

律「(デートならいいんだがな・・・)」

律「(まぁいい。今度は私が主導権を握ってやる)」

澪「今日も部活はなしか?」

紬「うん、今日は用事があって・・・」

律「まぁ練習は来週からでいいよ。その代わりビシバシいくぞー!」

唯「おー!」


―――

キーンコーンカーンコーン

純「終わったー・・・」

梓「・・・終わったねー」

憂「二人ともお疲れ様」

純「燃え尽きた・・・」

憂「この後どうしようか。どこかご飯食べに行く?」

純「いいね。テスト終了祝いにパーッっとおいしいもの食べに行こうよ」

梓「パーッとねぇ・・・」

純「スペシャルバーガーとか!」

梓「ハンバーガーから離れなさいよ・・・」

憂「テストはどうだった?」テクテク

梓「大丈夫。勉強会の成果が出たよ」

純「うんうん」コクコク

純「期末テストのときもよろしくね!」

憂「ふふっ、そうだね」

梓「純は一人で勉強する癖付けたほうがいいと思う」

純「一人だとどうしても猫と遊んじゃうんだよねー」

純「梓と同じで寂しがり屋だから」ニヤニヤ

梓「そ、そんなことないもん!」

純「・・・ほう、今度の修学旅行。ムギ先輩と離れるけど寂しくないと」

梓「うっ・・・」

憂「私は寂しいなぁ・・・」

純「うんうん。憂は素直だねー」

梓「わ、私は憂とかいるから別に・・・」

純「へぇ。じゃあ私達と一緒ならムギ先輩いなくても平気なんだ」

梓「そ、そういう意味じゃ・・・」ゴニョゴニョ

梓「・・・ふん。純なんか知らない!憂、行こう!」テクテク

憂「あっ、待ってよー」

純「ふむ、からかいがいのある奴」

[・・・}

梓「ただいまー」ガチャ

梓「・・・まったく、純たら」

梓「・・・寂しいに決まってるじゃん」

梓「ムギちゃん・・・」ギュッ

梓「」キョロキョロ

梓「や、約束はテスト終わるまでだから・・・。だ、大丈夫だよね・・・?」

梓「・・・んっ」サワッ

梓「ふぁ・・・」クチュッ


大学!

唯「へ?休講?」

律「みたいだな。今日はこれで終わりかー」

澪「かなり早く解散になっちゃったな」

唯「お休みならしかたない。帰るかー」

紬「そうね」

律「ふむ、梓達もテスト終わってとっくに帰ってるからな」

紬「うん!」

唯「そういうわけで帰るよー。またねー」フリフリ

澪「あぁ」


紬「ふふっ、今日は早くあずにゃんに会えるー」ルンルン

紬「テストも大丈夫って言ってたしー」

紬「いっぱい可愛がってあげないと!」

紬「・・・たまにはそーっと入ってあずにゃんを驚かせようかな」

紬『わぁ!』バアッ

梓『きゃっ。び、びっくりしたじゃないですかー!』

紬『ふふふっ、今日は成功ね』ナデナデ

梓『も、もう・・・』///

紬「・・・よーし!」


紬「ただいまー・・・」カチャ

紬「あずにゃんの靴を確認!」ボソッ

紬「そーっと」ソロソロ

紬「・・・あら、台所にいない」

紬「そっか、今日は外で食べるから」

紬「じゃあお部屋かな?」

紬「ふふっ、お昼寝してたりして」

「・・・はぁ。ムギちゃ、もう・・・」

紬「ん?」

紬「」ソロソロ

紬「あっ、ちょっと扉開いてる」ヒョコッ

梓「・・・んあっ、ムギちゃん。そんな・・・」クチュ

紬「えっ・・・」///

梓「はぁ、・・・んんっ!」

紬「あ、あずにゃん・・・」///

梓「ムギちゃん。ムギちゃん・・・」キュッ

梓「はげし、いです・・・。ふぁ・・・」

紬「」///

紬「あずにゃん・・・、我慢できなかったんだ・・・」

紬「・・・私も」

紬「・・・」

ガチャ

梓「!!!」ドキーン

紬「あずにゃん・・・」

梓「ムムム、ムギちゃん!こここ、これは・・・」カアァ

紬「」チュッ

梓「!」

紬「・・・ねぇ、一緒にしよう?」

梓「ムギちゃん・・・」

紬「私もね、もう我慢できないの・・・」

梓「・・・はい」

紬「」チュッ

梓「んっ・・・、はぁ」

紬「ちゅっ、・・・ぷはぁ」

梓「はぁ、はぁ・・・」

紬「ふふっ。このキスは、久しぶりね・・・」

梓「・・・はい。もっと、して欲しいです・・・」

紬「もちろん」チュッ

紬「ふふふっ。あずにゃんのここ、こんなに濡らして・・・」

梓「・・・ムギちゃんのこと考えてたら、我慢できなくて」

紬「一人で先にしちゃうなんて、いけない子ね」クチュッ

梓「ふあぁっ!」ピクッ

紬「いっぱいしてあげるからね」クニッ

梓「はぁ、んっ・・・。ムギちゃ・・・」チュッ

紬「んっ、・・・ふっ」

梓「・・・ふぁ、・・・んんんっ!」ビクッ

梓「はぁはぁ・・・」クタッ

紬「ふふっ」

梓「次は、ムギちゃんの番・・・」フラフラ

紬「私はいいから、休んでて」

梓「でも・・・」

紬「ふふっ。かわいいあずにゃん見れただけで満足だから」チュッ

紬「それに、行く前にシャワー浴びる時間も必要だし」チラッ

梓「・・・」カアァ

梓「じゃあ、夜になったら私が・・・しますからね?」

紬「うん、期待してる」

紬「少し休んだら、シャワーに行こうね」

梓「・・・はい」


シャーッ

梓「い、いつから見てたんですか・・・?」///

紬「私があずにゃんの部屋に入るちょっと前」

紬「こっそり入って驚かせようとしたら、変な声が聞こえてきて・・・」

紬「扉が少し開いてたから、覗いたらあずにゃんが一人で・・・」///

梓「」カアァ

紬「それで、見てたら私も我慢できなくなっちゃって」

梓「そ、そうですか・・・」

梓「(うぅ・・・、恥ずかしくて死にそうです・・・)」

紬「ふふっ、そんなに寂しかったの?」ナデナデ

梓「うぅ・・・」///

梓「(・・・ムギちゃんは一人ではしないのかな?)」

梓「(そういえば見たことないし・・・。やっぱり私がエッチなのかな・・・)」

紬「かわいいかわいい」ダキッ

梓「は、裸で抱きつかないでください・・・」プシューッ

紬「ふふふっ」

梓「さ、先に出ます!」ガチャ

紬「あぁん・・・」

梓「(あ、あれ以上一緒にいたらまたしたくなっちゃうよ・・・)」ドキドキ

梓「」フキフキ

紬「・・・あずにゃん、怒った?」ソーッ

梓「な、なににですか!?」

紬「お部屋勝手に覗いたの・・・」

梓「あ・・・。べ、別にそんなの気にしてないですよ」

紬「よかったぁ」

梓「ひ、一人でしてた私も悪いんですし・・・」///

紬「ううん。ぜんぜん悪いことじゃない」

紬「わ、私も。たまにするし・・・」カアァ

梓「えっ・・・?」

紬「」///

紬「だ、だからぜんぜん悪くなんてないの!」

梓「そ、そうですか・・・」

梓「(・・・なんだ、ムギちゃんもしてたんだ)」

梓「ムギちゃん、タオルです。早く拭かないと風邪引いちゃいますよ」

紬「うん。ありがとう」

梓「ふふっ」

紬「よかった、やっと笑ってくれた」

梓「はい?」

紬「恥ずかしがって真っ赤なあずにゃんも好きだけど」

紬「やっぱり笑ってるあずにゃんが一番好き!」ギュッ

梓「」カアァ

紬「早く着替えて行く準備をしよう!」

梓「は、はい・・・」///

梓「(やっぱムギちゃんには敵わないです・・・)」///

・・・

梓「これで準備OKですね」

紬「はーい!」

紬「そうだ。少しおめかしした方がいいのかな?」

梓「そんな堅苦しい演奏会じゃないですから平気ですよ」

梓「今のままで十分かわいいです」

紬「そ、そう」///

梓「じゃあ行きますよ!」

紬「うん!」

紬梓「行ってきまーす!」バタン

紬「ふふふっ。楽しみねぇ」テクテク

梓「はい」

ガタンゴトン

紬「ふふふっ。テストも大丈夫だし、演奏会も楽しみだし」

紬「幸せねぇ」ギュッ

梓「・・・はい」

梓「あ、次で降りますよ」

紬「はーい」

紬「この駅、降りるの始めてかも」

梓「そうですか。じゃ、じゃあ迷子にならないように手を繋いだ方がいいですね」ギュッ

紬「うん!」

梓「えーっと、確かこの辺のはず・・・」キョロキョロ

紬「あずにゃんは会場に行ったことあるのよね?」

梓「何年も前ですけどね」

梓「・・・あ、あれです」テクテク

紬「わぁ、人いっぱい」

梓「じゃあ中に入りますよ。手、離しちゃだめですよ」

紬「任せて!」ギュッ

梓「えっと、お父さん達のステージは・・・」キョロキョロ

紬「ステージがいくつかあるのね」

梓「ここですね。もう少し時間ありますけど入っちゃいましょう」

紬「うん」

・・・

紬「席はここね」

梓「はいです」

紬「どんな演奏なのかすっごい楽しみ!」

梓「ふ、普通のジャズですよ」

紬「えーっ。あずにゃんのご両親だもの、きっとすごい演奏よ!」

梓「」テレテレ

紬「あっ、始まるみたい」

梓「」ドキドキ


4
最終更新:2012年02月16日 23:34