唯「ムギちゃんムギちゃん!」
紬「なぁに唯ちゃん?」
唯「ムギちゃんのおうちってどんなお仕事をしてるの?」
紬「琴吹グループはね、宗教法人なの~♪」
唯「宗教法人??」
唯「ムギちゃん、宗教法人ってなに?」
紬「うーん、『宗教』を国に登録して、活動を手助けしてもらう制度のことかしら?」
唯「ふーん??じゃあムギちゃんちは宗教を信じているんだね?」
紬「そうよ~」
唯「ムギちゃんのお父さんが社長さんって事は、お仕事なんだよね?」
紬「ちょっと違うんだけど、説明しづらいわねぇ」
唯「どんな宗教なの?」
紬「『ムギ教』っていうのよ♪」
唯「聞いたことないなぁ」
紬「秘密結社なの~♪」
唯「わぁ!なんかすごそう!」
紬「ムギ教はね、私が首長を勤めていりのよ~」
唯「ムギちゃんが一番偉いの?すごーい!」
紬「フンスっ!」
唯「どんな事をしているの?」
紬「私が昔ピアノをやってたのは知ってるわよね?」
唯「うん!コンクールにも出たんでしょ?」
紬「そうなの~♪そのコンクールを開催したりもしてるのよ!」
唯「すごーい!いろんな事業をしてるんだねっ!」
紬「公益事業ですもの!」ふんす!
唯「ムギ教はどんな教えの宗教なの?」
紬「唯ちゃん、ムギ教に興味があるの?」
唯「うん!教えて教えてっ」
紬「ムギ教は、聖母『ムギ』を崇める宗教よ~ここでいう『ムギ』は私のことなの」
唯「じゃあムギちゃんが聖母様なのー?」
紬「そうよ~♪」
唯「じゃあムギちゃんは偉いんだね!」
紬「ムギを崇めるための団体ですもの~♪」
唯「他にはどんなお仕事してるの?」
紬「そうねえ。『関連企業』の話しなんだけどね」
唯「うんうん!」
紬「楽器店の経営は知ってるわよね?唯ちゃんがギー太ちゃんを買ったお店よ」
唯「ムギちゃんにオマケしてもらったもんね!」
紬「アレはもともと、私のピアノを調達するためのお店なのよ♪」
唯「すごーい!」
唯「他には他には?」
紬「メイド喫茶にも行ったわよね。あそこは私にお茶とお菓子を作るために始めたお店なの~♪」
唯「わぁ!ムギ教はすごいんだねー」
紬「あくまで関連企業だけどね♪」
唯「ムギ教は他にもいろんな事業をしてるの?」
紬「そうよ~たくさんの公益事業を行っているわ~」
紬「私って電車通学してるじゃない?」
唯「うん。毎朝電車だね」
紬「あれもムギ教が経営母体よ~」
唯「そうなの!?すごい!!」
紬「公共の交通機関は公益事業ですもの~♪」
唯「ムギ教ってすごいんだねっ!」
紬「でも、唯ちゃんにはムギ教には入って欲しくないわ」
唯「えっ?どうしてー?」
紬「だって、唯ちゃんがムギ教に入信したらお友達同士じゃなくなっちゃうもの」
唯「そっか~。私もムギちゃんは聖母だと思うけど、ずっとお友達でいたいもんね!
入信は諦めるよぉ」
紬「唯ちゃん・・・」
唯「えへへ~」
紬「ふふっ♪」
唯「ムーギちゃん♪」ぎゅっ
紬「なーにっ♪」なでなで
おしまい!!
ムギちゃんの家はどうしてあそこまで金持ちなのか?どんな仕事をしているのか?
それを考え抜いた結果、ムギちゃんが天使すぎて神に近いとの結論に至り、ムギちゃんちは宗教法人だとの解釈に達した
最終更新:2012年03月10日 22:58