その頃!
唯「やっぱり私達も修学旅行に行ったら怒られちゃうかなぁ?」
紬「・・・たぶん」
律「いや、当たり前だろ」
唯「同じホテルの開いてる部屋を予約して!」
紬「さわ子先生に見つからないように行動ね!」ワクワク
澪「つっこまんぞ」
唯「やっぱだめだよね・・・」
紬「そうね・・・」
唯「私達にできるのは待つことだけなんだね・・・」ウルッ
紬「もう一つあるわ、みんなの無事を祈ること・・・」
律「・・・なんか始まった」
律「まったく、数日いなくなるだけで大げさだぞ。なぁ、澪?」
澪「数日、律がいない・・・」
澪「・・・寂しいな」
唯「だよね!澪ちゃん!!」
紬「そうよね!澪ちゃん!!」
律「」
唯「でも見送りくらいはしたいよね」
紬「うん。それくらいならきっと許してくれるはず・・・」
唯「じゃあ当日こっそりつけちゃいますか」ニシシ
紬「探偵さんね!」
律「そのまま京都まで行きそうだな・・・」
唯「これは憂達に内緒だからね」
紬「うん。二人で驚かせよう!」
澪「・・・念のため私達もついていくか」
律「だな。・・・見張っとかないと本当に京都までついていきそうだ」
修学旅行前日!
唯「憂、準備できてる?」
憂「うん。大丈夫だよ」
憂「お姉ちゃん達は和ちゃんのお部屋に行くんだよね」
唯「そうだよ!ムギちゃんと三人でお泊りするんだー」
憂「そっちも楽しそうだなぁ」
唯「えへへー、憂も来る?」
憂「私は修学旅行だよー」
唯「ふふふっ。そうだったね」
唯「もうちょっと待ってね。すぐにご飯にするから」
憂「うん」
憂「えーっと、あと忘れてるものないよね・・・」キョロキョロ
唯「おまたせー。ご飯できたよー」
憂「ありがとう。今日もおいしそうだね」
唯「でへへ」///
唯「冷めちゃう前に食べよう!」
憂「うん!」
唯憂「いただきます!」
唯「・・・あ、そうだ」カチャカチャ
憂「お姉ちゃん?」
唯「えへー。今日は憂の隣でご飯食べようっと」
唯「数日分の憂分を補給しないといけないからね!」
憂「あ・・・。う、うん」///
唯「はい。あーん」
憂「あーん」パクッ
憂「おいしい」
唯「えへへー」
・・・
唯「お風呂気持ちよかったね」ポカポカ
憂「う、うん・・・」
憂「(いつもよりお姉ちゃんが近くてドキドキが・・・)」ドキドキ
唯「ふふっ、次はなにしようか?」ダキッ
憂「え、えっと。アイス食べようか」
唯「わーい。一緒に食べよう!」
憂「(・・・私も、お姉ちゃん分を)」ギュッ
憂「お待たせ。今日も交互に食べようね」
唯「うん!」
憂「さ、最後はキスになっちゃったね」///
唯「えへへ」///
唯「・・・そうだ。憂、写真撮らせて」パカッ
憂「どうして?」
唯「憂がいない間、寂しくなったらこの写真見て元気出すんだぁ」
憂「」///
憂「じゃ、じゃあ。私も、お姉ちゃんの写真欲しいな」
唯「・・・なら一緒に撮ろうか」
憂「うん!」
唯「ほら、もっと寄って」
憂「う、うん」ドキドキ
唯「いくよー。はい、ピース!」パシャ
唯「どれどれー?」
憂「うん、バッチリだね」
唯「おー。・・・よし、二枚目だよ!」
憂「えぇ!?」
唯「次は抱きついて撮るよー!」ダキッ
憂「」///
パシャ
唯「いっぱい撮ったねぇ」
憂「・・・うん」///
唯「えへへ、憂の携帯にも送っておくね」
憂「うん」
唯「ふわぁ・・・。いっぱい遊んだら眠くなっちゃった」
憂「ふふっ。今日は早めに寝ようか」
唯「そうするー・・・」
唯「よいしょ」モソモソ
唯「憂」
憂「なぁに?」
唯「いっぱい、楽しんできてね」
憂「・・・うん!」
唯「えへー。私も負けないくらい楽しんでくるもんね」
憂「ふふっ」
唯「じゃあおやすみ、憂」
憂「うん。おやすみ、お姉ちゃん」
チュッ
唯憂「」スゥスゥ
―――
チュンチュン
梓「んー・・・」ムクッ
紬「んっ・・・」ムクッ
紬梓「ふわあっ・・・」
紬梓「・・・」
紬「おはよう」ボーッ
梓「おはようございます」ムニャ
紬「・・・顔洗いに行こっか」
梓「・・・はい」
・・・
梓「ごちそうさま」
紬「時間は大丈夫?」
梓「そうですねぇ、もう少ししたら行きます」
紬「そっかぁ」
紬「(駅までついて行くのは秘密にしないと)」グッ
梓「ではそろそろ。洗い物お願いしますね」
紬「任せて!」
梓「よいしょ」コロコロ
梓「では行ってきます」
紬「うん。気を付けてね」
梓「・・・」
梓「数日いないですが、留守をお願いします」
紬「任せてね!」
梓「・・・」
梓「(・・・あれ?てっきり抱きついて別れを惜しむような流れになると思ってたのに)」
梓「ほ、本当に行っちゃいますよ?」
紬「うん。いってらっしゃい」
梓「???」
紬「楽しんできてねー」フリフリ
バタン
梓「・・・」
梓「ムギちゃん、本当は私いなくても平気なのかな・・・」
梓「・・・」トボトボ
・・・
紬「」ピッピッ
紬「もしもし、唯ちゃん?行動開始ね!」
某駅!
唯「おはよー」
紬「おはよう。いよいよ行っちゃうのね・・・」
唯「・・・うん。寂しくなるよぅ」グスッ
律「」グゥグゥ
澪「寝るな」
さわ子『ではここで少し待機します。トイレ行くなら今のうちに~』
唯「私達もあそこで待ったねぇ」
紬「懐かしいねぇ」
―――
純「待機ねぇ。早く新幹線に乗りたいなぁ」
梓「」キョロキョロ
純「梓、どうしたの?」
梓「・・・なんか、さっきから視線を感じるんだよね」
憂「梓ちゃんも?私もさっきから・・・」
純「こんなところで待たされてるんだから当然でしょ」
梓「そういうんじゃなくて。こう、見つめられてるような・・・」
憂「うんうん」
純「自意識過剰じゃないのー?」
紬「唯ちゃん、憂ちゃんにはバレてない?」
唯「バッチリ!バレないようにいつも通りに見送ったし」
澪「いつも通って?」
唯「んー?一緒に玄関に行って、抱きついて、行ってらっしゃいって言ってー」テレテレ
律「新婚さんか」
紬「はっ!私も普通に見送ればよかった・・・」
律「・・・あっ、やばっ。梓がキョロキョロしてる!?」
唯「ええっ。か、隠れないと!」
紬「きゃっ、唯ちゃんこっちはダメ」
梓「!」バッ
純「梓?」
梓「今、ムギちゃんの声が聞こえたような・・・」
純「えー?気のせいでしょ?」
憂「・・・あそこの柱の影から見えてる髪って」
梓「あっ、なんか出てるね・・・」
憂「行って、みようか」
梓「・・・うん」
梓「(もしかして見送りに来てくれたのかな?)」
澪「わっ、こっちにくる」
律「私達は脱出するからな」タタッ
唯「あっ、りっちゃーん!」
澪「邪魔物は退散するよ。ごゆっくりー」タタッ
梓「・・・やっぱり」
紬「あ・・・。えーっと、こんなところで奇遇ね!」
梓「こんな偶然がありますか」
梓「見送りに、来てくれたんですか?」
紬「・・・うん」
梓「と、とにかくこっちに。ここじゃ人目に付きすぎます」
紬「う、うん」タタッ
唯「えへへー、バレちゃったね」
憂「見送りに来てくれてありがとう」
唯「ふふっ」ダキッ
憂「お、お姉ちゃん。恥ずかしいよ・・・」///
唯「憂が行っちゃうなんて、寂しいよー」スリスリ
憂「うん、私も・・・」
純「・・・場所を選びなさいよ、平沢姉妹」
梓「えっと、ここなら滅多に人も来ないですし」
紬「時間は大丈夫?」
梓「はい。30分にあそこに集合なので」
紬「なら少しだけお話しできるね」
梓「・・・」
紬「あずにゃん?」
梓「・・・寂しかったんですよ?」ダキッ
紬「えっ?」
梓「朝、私が行く時。やけにあっさりしてて」
紬「・・・ごめんね」ナデナデ
梓「ムギちゃん、本当は私がいなくても全然平気なのかなって・・・」
紬「そんなわけないじゃない」ギュッ
紬「本当は私だってあずにゃんと一緒に旅行に行きたいもの」
紬「驚かせようと思ったんだけど、失敗しちゃった」
紬「・・・ごめんなさい」
梓「」グスッ
梓「・・・キス、してくれたら許してあげます」
紬「ふふっ、それで許してくれるなら何回でも」
チュッ
さわ子『こらー!』
紬梓「!」ビクッ
梓「み、見つかっちゃった!?」
さわ子『なんで唯ちゃんがここにいるのよ!』
唯『あ、さわちゃーん。憂の見送りだよー』
憂『』オロオロ
紬「・・・私達は、見つかってないみたいね」
梓「でも早く戻った方がいいですね」
紬「うん」
紬「じゃあ気を付けてね」ギュッ
梓「はい」
紬「私、待ってるから」
梓「・・・はい」
梓「ムギちゃんもお泊まり楽しんでくださいね」
紬「うん」
梓「ではそろそろ行きます」
紬「うん。行ってらっしゃい」チュッ
梓「行ってきます!」
さわ子「だいたい大学は?授業あるんでしょう?」
唯「今日は一限目ないんだよー」
梓「」コソコソ
純「あ」
梓「」シーッ
純「(タイミングのいい奴・・・)」
憂「せ、先生。そろそろ時間が・・・」
さわ子「あら、それもそうね」
唯「じゃあね、憂」
憂「うん!」
唯「さわちゃん先生は元気だねー」
さわ子「当然よ!じゃあね、ちゃんと大学に行くのよ」
唯「はーい」
さわ子「全員いますね。では出発します」
ゾロゾロ
唯紬「」フリフリ
律「やっと行ったか」
澪「さて、私達も帰るか」
唯「やっぱり付いていきたい・・・」
律「はい、帰りましょーねー」ズルズル
唯「あーん・・・」
最終更新:2012年03月19日 01:25