紬「・・・・違うわよ・・・・・・これは・・・・・ご、合成・・・そうよ合成・・・・・仕掛け人の悪戯よ・・・・私たちを混乱させようとしてる・・・・悪戯・・・・」

唯「・・・・・・この写真ほかの2枚と違って左上に白い傷ないんだよ・・・・・・どういうことだと思う?」

紬「だから・・・・・それは・・・・合成」

唯「そのときに澪ちゃんはもういなかったんだよ・・・・・もし澪ちゃんが撮ったなら・・・・白い傷が入る・・・・でもこれにはない・・・澪ちゃんじゃないだれかが・・・・・ね」

梓「つまりそのときにはもう澪さんはいなかった・・・・かもしれない・・・・」

律「・・・・でもムギはいた・・・・・・」

紬「・・・・・・違うわよ・・・・・私は・・・・そんな・・・・はず・・・・」

唯「もういいよ・・・・みんなそうやって・・・自分に刃が向けられると嘘ばかり・・・・最悪だね」

紬「・・・・私は・・・・・・そ・・・・そうよ・・・・私がとどめをさしたの・・・・・澪ちゃんが和ちゃんのこと異常なまでに好きなの知ってたの」

律「・・・・・(軽音部・・・・キチガイだらけじゃねーか)」

紬「・・・・でもね・・・・・・澪ちゃんが和ちゃんを殺そうとしているのを見て・・・・・これじゃあ澪ちゃんが捕まると思って・・・・・・殺したの・・・・和ちゃん・・・・・」

唯「・・・・・ふ~ん」

紬「・・・・・もうすでに死にそうだったけど・・・・・もし奇跡的に生きられてたら・・・・澪ちゃん捕まっちゃうでしょ・・・・そしたら、ライブもできないし・・・・・ティータイムも楽しくない」

梓「そんな理由で・・・・」

紬「そんな?・・・・・とっても重要じゃない・・・・和ちゃんなんて・・・・所詮は生徒会・・・・軽音部にとってはいてもいなくても関係ない・・・その程度」

唯「・・・・・」

澪「ムギ・・・・・・」

律「狂ってる・・・・・・おかしいぞ・・・・・そんな・・・・・理由で・・・・殺すなんて・・・・」

紬「・・・・・そうね狂ってるわ・・・・・私は友達を大切にする人だから・・・・・どんな手を使っても・・・・ね」

梓「そんな・・・・・」

紬「・・・・・・でも、私はその場に放置したわ・・・・・運ぶなんて・・・・ましてや遠い港までなんて・・・・だったら家に埋めたほうが見つからなくて済むしね」

律「なんだと・・・・・・?・・・・・・・(でも確かにムギの言うことに嘘はなさそうだ・・・・なら誰がはこんだんだ・・・・)」


唯「それで・・・終わり?」

紬「えぇ・・・・これで終わり」

唯「和ちゃんに謝らないの?」

紬「どうして?・・・・だってあんなに苦しそうなのに・・・・楽にしてあげたんだから・・・むしろ感謝されるべきよ」

唯「地獄に堕ちろ・・・クソ野郎」

紬「・・・・ええ・・・・地獄行きね・・・・・でも私は生きるわ・・・・6時まであと3分・・・・3分であなたたちは死に私は逃げる・・・・奇跡の生還者ってことでね」

律「腐ってる・・・・そんなのムギじゃねぇよ・・・・・どうしたんだよ」

紬「愛は人を変えるのよ・・・・・りっちゃん・・・・澪ちゃんのようにね・・・・・」

澪「ムギ・・・・・私は・・・・和が好きだ・・・・死ぬほど・・・・・だから殺せなかった・・・・苦しんで死ねと思ったけど・・・・本当は違うとどめをさせなかったんだ・・・失うのが怖くて・・・・」


唯「・・・・・殺してやる殺してやる殺してやる」

梓「・・・・・・先輩?」

澪「・・・・でもお前は私の和を殺した・・・・・・・私は捕まってもよかった・・・・和が生きてるなら・・・今ならそう思える」

紬「今なら・・・・ね・・・・口ならなんとでもいえるでしょ?・・・・・あの日、梓ちゃんに怪我させてまで捕まりたくなかったくせに」

澪「・・・・・違う違う違う・・・・うわあああああ」

律「黙れっっ・・・・・ムギ・・・・・言ったよな・・・・・和を殺したやつは許さないって・・・・」

紬「えぇ・・・・許しませんよ・・・・」

律「・・・・・(くそ、鎖が外れない・・・・あの銃を取りにいければ・・・・)」

紬「・・・・でもまいりましたね・・・・・こんなとこでこんなサプライズがあるなんて・・・」

律「・・・・ふざけんなよっ・・・クソ野郎っ」

紬「・・・なんとでもどうぞ・・・・どうせ死ぬ人たちに何言われようと気にしませんから・・・ウフフ」

澪「・・・・嫌だ嫌だ嫌だ怖い怖い怖い怖い」

唯「あと2分・・・・・・ごめん和ちゃん・・・・私我慢できない・・・・・和ちゃんが許しても私は許せない」

唯はそばにあったノコギリを手にとり自分の足に刃をあてた
そして勢いよく引き戻し引き戻しを繰り返した
溢れんばかりと鮮血が出て、唯は痛みで悶絶思想になるのを歯をかみ締めてこらえるので精一杯だった
唯のうめき声は全員ほ耳にへばりついて離れなかった

梓「・・・・・やめてください先輩っ」

律「おいっ何やってんだよ唯っやめろっっ」

止めにかかる梓を振り払い狂ったようにノコギリを引き続けた
ノコギリの刃は骨へと到達し気絶しそうな痛みが唯の全身を駆け巡った
痛みをこらえるため歯を食いしばりながらうめき声を上げ続けた

唯「う“う”う“ぅ”ぅ“ぅ”ぎ“ぎ”ぎ“ぐ”ぐ“うう”」


梓「やめてください・・・・死んじゃいますよ」

唯「う“う”う“う”“う”う“・・・・・うわぁぁぁぁああああ」

ついに唯の足は断たれた・・・・グロテスクと言うほかないその状況に誰しもが目を覆いたくなった
生生しく唯の足はその場に転がった

紬「・・・・・自暴自棄で自殺・・・・なかなか滑稽ね唯ちゃん」

澪「おえ゛ぇ゛え゛ぇぇえええええ」

唯「ユルザナイユル・・・・・・・ザナ・・・・イ・・・・・」ズルズル

唯は這いつくばって中央に置かれた銃に向かって前進しはじめる
慌てて紬はその場に尻餅をつく


紬「・・・そ・・・・・それ以上こっちにこないで・・・・・」

唯「・・・・・死んでも・・・・・貴女は殺す・・・・・」ズルズル

紬「こっちこないでよぉぉおおおお」

唯「・・・・・死んで・・・・・償え・・・・・」

唯は銃口を紬に向け、そのままゆっくりと引き金を引く


唯は銃口を紬に向け、そのままゆっくりと引き金を引く

唯「ゲームオーバー」

バンッ
一発の銃声が部屋の中を轟き、紬は銃声と共に倒れる

律「・・・・・・唯・・・・」

唯「・・・・・はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・・」バタッ

梓「・・・・・・・唯・・・先輩・・・・・・・」

澪「・・・・・・・うわぁぁぁぁぁぁあああ」

梓「唯先輩っ・・・・・しっかりしてください・・・・・唯先輩・・・・・・」

チッチッチッカチャン
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリ
再びけたたましい警報が鳴り、6時・・・・ゲームオーバーの訪れを響かせた


7月13日Pm:18::00


紬は頭を撃ちぬかれ絶命していた・・・・・
ガチャン・・・・鎖の外れる音がする・・・しかしそれは紬の鎖ではなく・・・・・・

律「・・・・・おい・・・どういうことだよ」

梓「・・・・・・そんな・・・・・うそですよね・・・・・」

唯「・・・・えへへやった・・・・やったよ和ちゃん・・・・・敵とったよ・・・・えへへ」バタッ

澪「うわあぁぁっぁぁオエッぁぁぁぁあああああゴホッゴホッわぁああああああ」

梓「・・・・・そんな・・・嘘ですよ」

律「そんなわけ・・・・なんでここに」

澪「・・・・いやあぁっぁぁぁぁあああ」

和「あら・・・どうしたのそんな顔して」

ドアから入ってきたのは和だった

唯「和ちゃん・・・・えへへ・・・・・敵はとったよ・・・・・」

和「ゲームオーバーね・・・・・残念・・・・唯の勝ちね・・・・・」


律「どういうことだよ・・・・・」

和は紬の懐から注射器を取り出すと自分に注入した

和「聞いてなかったの?テープの内容・・・・・仲間を殺した犯人を殺せ・・・・・6時までに」

律「・・・・・・だから・・・・・和を・・・・殺した・・・・のは紬・・・・・」

梓「でも和さんは死んでない・・・・・」

澪「おえ゛え゛え゛ぇぇっぇっぇぇ」

和「そう・・・死んでないの・・・・・だから・・・・紬を殺しても何の意味もない・・・・・」

律「じゃあ・・・・・誰を・・・・殺せば・・・・・唯・・・・唯を?」

和「そうなるわね・・・・・でも、もし唯が6時を過ぎて紬を殺していたなら・・・・・ほかの人は逃げれていた・・・・・でも6時になる前・・・・・」

和「言ってたでしょ?『仲間を殺した犯人を殺せ』・・・・別に私を殺した犯人を・・・・なんていってないのよ・・・・・」

律「・・・・・じゃあつまり・・・・・6時まで・・・何もしなければ逃げれてたのか」

和「そうよ・・・・・まぁ今となってはなんの意味もないでしょうけど」

梓「・・・・そんな・・・・・・じゃあ唯先輩がムギ先輩を殺した直後で6時までに唯先輩を殺していたら・・・・・」

和「あなたたちの勝ちで逃げれたわね・・・・・」

律「・・・・・馬鹿げたゲームだな」

和「ほんとね・・・・・」

律「でも・・・・和は死んだってニュースで・・・・・」

和「確かに紬に殺されかけた・・・・でも運がよくて生きてる・・・・・そしたら・・・・1人のおじいさんがね・・・危ない危ないこれは秘密だったわ・・・・・まぁその人にゲームを持ちかけられてね・・・・・」


梓「・・・・・ゲーム?」

和「そうよ・・・・ゲーム・・・・」

和はポケットから唯達とおなじテープレコーダーを取り出すと再生ボタンを押した

テープ「おはよう・・・・・和・・・・・・ゲームをしよう」

テープ「君には毒を注入した・・・・・・解毒剤は君を殺そうとしたやつが持っている・・・・」

テープ「彼女らは605地下倉庫にいる・・・モニターに映っている場所だ・・・ただし6時前にドアを開こうとすると爆発するから気をつけてほしい・・・・人のために死ねるか・・・・・・人を赦せるか」

テープ「彼女らを救うのも見捨てるのも君次第だ・・・・・・・・・・ゲームを楽しめ・・・・・ゲームスタート」ガチャ

和「こんなとこね・・・・・だから6時前にはこれなかった・・・・・それで今にいたるわけね」


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最終更新:2010年01月28日 22:38