律紬

律「やっぱりジャッキーの映画は面白いなー」

紬「本当、ドキドキしちゃうわね」

律「ああ、私も今すごくドキドキしてる!」

紬「ただ映画を観てるだけなのにね」

律「うん!二人でテレビの映画観てるだけなのにドキドキするなー」

紬「なんだか私も拳法家になった気になっちゃうわね!あちょー!」シュビッ

律「あちょちょー!」シュババッ

紬「ふふ、りっちゃんかっこいい!」

律「ブルース・リツと呼んでくれ!」シュバッ

紬「なら私はコトブッキー・チェンよ!」シュバ

律「・・・コトブッキーは苦しくないか?」

紬「え?」


こんなのでいいんだよね?




律「告白をしようと思う」

紬「まあまあまあ!」

紬「それでそれで!相手は誰なの!?男の人?女の人?
  りっちゃんの行動範囲で男の人と言ったらやっぱり先生方の内の誰かなの!禁断の恋なのね!?
  ……ううん。女子高に来てるりっちゃんがそんなはずはないわよね!女の子よね!ね!ね!
  やっぱり順当に幼馴染の澪ちゃんなの!?はたまた気の合うコンビの唯ちゃんかも!?
  でも生意気後輩梓ちゃんも捨て切れないし……意外と絡みの多い和ちゃんも十分有り得る……
  あっ、絡みといえば苗字のくだりでよく絡んでる純ちゃんも!?
  あーっ!前にお正月に憂ちゃんのことくれって言ってたわ!!欲しいのね!!欲しがりさんなのね!!!
  んん……そういえば元生徒会長の曽我部先輩とも仲が良いって言ってたっけ!?と、年上好き!?年上好きなのね!!!
  ……わーっ!年上といえばさわちゃん!さわちゃんと言えば年上!!さわちゃんのの可能性も大大大!!!
  もー!りっちゃん引く手あまた!!!ここはりっちゃんハーレムだったのね!!
  もしかしたら私の知らないうちに家の菫も狙われたりして!!!?
  見える!!見えるわ!!りっちゃんとお相手さんのバラ色百合色めくるめく爛れた日々が!!!
  キャー!!キャーキャー!!!りっちゃんのキャー!!!!」

律「ムギ」

紬「えっ」

律「ムギ、愛してる。ふたりでオランダに移住しよう」

紬「……わお///」





律「見てろ。ちょっと行って来る」

紬「うん」

律「てくてく。きょろきょろ。がさごそ。てくてく……ほら、万引きなんて簡単だ」

紬「すごーい……でも返してきたほうがいいんじゃない?」

律「それもそうだな。てくてく。がさごそ。てくてく……はい、空っぽ」

紬「でも、よくばれないのね」

律「盗みなんてのはさ、堂々としてれば案外ばれないものなんだよ」

紬「ほんと?」

律「うん」

紬「……お腹すいた」グウウウ

律「まあなあ」

紬「でも、りっちゃんはなんでも知ってるのね」

律「すごいだろ」

紬「うん」

律「それにしてもはらへったなあ。もう3日食ってない?」

紬「11時間くらい……」

律「まだそんなかよー」

紬「これからどうしよう」

律「うーん……ムギいくらもってる?」

紬「えーと180円。りっちゃんは?」

律「えと、ほら580円。ちょっとそのお金貸してみ」

紬「ん?」

律「いくぞーーーはいっ500円になりましたー」

紬「すっごーい」

律「これでなにか食ってこいよ。神様がくれた500円だからな」

紬「ほんと?」

律「ああ、100円減っただけだ」

紬「そうね、100が500円になったんだから」

―――

律「行っちゃった……これで残り260円か。どうすんだよなあ。もう帰れもしないよ」

律「はあ……まったくさあこんな遠くまで家出するなんてどんな喧嘩親としたんだろうなムギは」

律「ついてくるわたしもわたしだけど……まあ、ムギと二人っきりってのも悪くないかあ」

紬「りっちゃん、はい」

律「お、アイス……買っちゃったのかあ……」

紬「そのね……りっちゃんと食べたくて」

律「そっか……おいしいよ」

紬「ほんと? よかった怒られるんじゃないかなあって思ってたの」

律「怒るわけ無いだろ」

紬「好きだよ」

律「え?」

紬「どうどうとしてれば盗めるかなあって……もう帰ろう?」

律「えーと……」

紬「知ってるの。もうこれ以上は無理だって。でも、りっちゃんの嘘は嬉しかった」

律「帰るかあー」

紬「うん」

律「わたしも好きだよホントにさ」

紬「それも知ってた」

律「ばあか。カエルが泣いたら帰ろー帰ろー♪」

紬「ふふっ……変っ」


おわり!



たいなかけ!

律「……で、人の部屋でなにをなさっておられますか琴吹さん」

紬「そんなあ……りっちゃんのベッドの下、本当になにもないの・・・?」ごそごそ

律「あるかー!」ぺしっ

紬「ひゃんっ」

律「あ・・・・ごめんつい」

紬「おしりペンペンされた・・・・お父さんにもされたことないのにっ!」ごそごそ

律「う、すまんつい・・・・ってー! まだ探る気かぁーっ!」

紬「もーう、りっちゃんだったら絶対なにかかくしといてくれるって思ったのに」

律「ムギの中の私はどんなキャラなんだよ…というか、私そんなの持ってないからな?」

紬「そんなのって?」

律「知らーん! つーか女の子に聞くことじゃないだろ!」ぺしっ

紬「あふんっ」

律「っ?! うあ、すまんつい」

紬「ねえねえ、それより「女の子に聞くことじゃない」ってどういうこと?」

律「知らない! ぜんっぜん知らないから! 私は無実ですよ陪審員さん?!」

紬「……じゃあいいもん。わたし、本日はここでひとりで寝ます」ごそっ

律「えー…すねるなよー」

紬「……」ごそごそごそっ

律「ってまだなんか探る気か……え」

紬「……」ごそごそチラッ

律(えっなにこれ。……誘ってる? 誘ってんの? ていうかさっきからベッドに太ももとか腰とかずっと見せつけるように)

紬「……」ごそごそチラッ

律(いや中坊じゃないんだからそんな勘違いでせっかくのって“せっかく”ってなんだよ私ああもうムギ無防備だなあっ!!)

紬「……りっちゃん」

律「……む、むぎ…?」


紬「この。ハローキティのぱんつ、もしかしてりっちゃんが小さいころの」

律「?! 返せーっ?!!」ぱしんっ

紬「きゃふぅっ?!」


おわり



純直


純「前から気になってたんだけさ。奥田さんいつもパソコン触ってるけどそれ何やってんの」

直「」カタカタ

純「……ぎゃー!憂ー!後輩に無視されたよー!!」

憂「ダメだよ純ちゃん。この前梓ちゃんに言われたでしょ?ちゃんと直ちゃんって呼ばなくちゃ」

純「あ、そゆこと」

純「ねー、直。いつもそのパソコンでなにやってんのー」

直「」カタカタ

純「ぎゃー!」

純「こんなの間違ってる!先輩を敬わない後輩がいていいのだろうか!いやよくない!反語!」

直「」カタカタ

純「え、あのマジで無視……?」

直「」カタカタ

純「あ、あのそういうことされると先輩ちょっと傷ついちゃうなー?」

直「」カタカタ

純「おーい……」

直「」カタカタ

純「……」

直「」カタカタ

純「憂ー!!!」

純「直がさぁ……直がさぁ……」メソメソ

憂「うーん、わけもなく人のこと無視するような子じゃないと思うんだけど……」

  「もしかして純ちゃんなにかしちゃったんじゃない?」

純「心当たりがないよー!」

憂「うーん……」

菫「あ、あの……///」

憂「ん?どうしたのスミーレちゃん」

菫「あ、あのですね。直はさっきからその……///」

憂「?」


『鈴木先輩の[ピー]が[ピー]で[ピー][ピー][ピー]の[ピー]!!!』


菫「……と///」

憂「」

純「」

直「」カタカタ


梓「私いねえ」




直「・・・。」 カタカタ

純「器用だよねぇ」じー

直「ん、私ですか?」カタカタ

純「うん。私パソコンなんてできないし」

直「そうなんですか?」

純「まぁ、ツイッターとかyoutubeとかはできるけどさ」

直「ならDTMもできますよ。私もそうでしたから」

純「いやー、できないできない!」

直「ちょっとやってみませんか?」

純「やらなーい」

直「そうですか」カタカタ

純「だってわかばガールズの曲は直が作ってくれるんでしょ?
だったら私は小難しいことは覚えたくないよ~」

直「そうですか」カタカタ





最終更新:2012年06月20日 22:50