澪「にゃー唯にゃんや律にゃん達は何時もこんな事してたのかにゃん」


梓「唯にゃん先輩なら無条件で喜びそうですね」クスッ


純「アハハそうだにゃん」


澪「これでみんな飼い猫になれたにゃん♪唯にゃん達とも遊べるにゃん」


梓「憂にゃんや先輩達はどうしてるかなにゃん」


純「う~い~に~ぼ~し~とか言ってるにゃん」


澪「似てるにゃん似てるにゃん♪」


唯「う~い~に~ぼ~し~」


憂「ご主人様がくれたらね♪」


澪「またみんなで遊びたいにゃん」


姫子「ご飯だよ~キャットフードと猫用ミルクだよ」


澪「こ、これは夢にまで見たキャットフードだにゃん」


梓「しかも、ミルク付きだにゃん」


純「これはネズミや小鳥より美味しいのかにゃん?」


姫子「うん?食べないの?」


梓純澪「いただきますにゃん!」


姫子「物凄い食べっぷりね」クスッ


澪「キャットフードってこんなに美味しい物だとは知らなかったにゃん」ガツガツ


梓「言葉に出来ない美味しさにゃん」ガツガツ


純「うひゃーネズミや小鳥より美味しい~にゃん」ガツガツ

澪梓純「ご馳走様でしたにゃん」


姫子「す、凄い…あっという間に食べちゃった」


姫子「でも、良かった♪今まで野良猫で大変な生活していたんだもんね」


姫子「ここでは思い切り遊んで甘えて良いからね」なでなで

澪梓純「にゃー気持ち良いにゃん♪」ゴロゴロ


姫子「ふふっ喜んでる喜んでる♪」


姫子「あっ!澪達のトイレ置かなきゃね」


姫子「ほらっここが澪達のトイレだよ?わかる?」


澪「あれは土があるという事はトイレかにゃん?」


梓「間違ってたら怒られるにゃん…」


純「私がやってみるにゃん!」


澪「いや、私が行くにゃん」


純「澪にゃん先輩、私が行きますにゃん」


澪「純にゃんも梓にゃんも私より年下にゃん!怒られる時は年上の私が怒られるにゃん」


梓「澪にゃん先輩…」


純「澪にゃん先輩カッコイイにゃん」


澪「行って来るにゃん」


姫子「おっ澪か♪分かるかな?」ジー


梓純「」ジー


澪(凝視しないで欲しいにゃん幾ら猫でも恥ずかしいにゃん…)

澪「うぅ…」シャー

姫子「おぉっ!澪偉い♪」なでなで


澪「合ってたのか?にゃん」


梓「流石澪にゃん先輩だにゃん」


純「うん凄いにゃん♪」


姫子「皆、良い子だね~私は嬉しいぞ♪」なでなで


澪「ご主人様が喜んでくれてるにゃん♪」


梓「嬉しいにゃん」

純「良いご主人様だにゃん♪」


澪「安心したら眠くなってきたにゃん」

梓「本当だにゃん」

純「そろそろ寝ましょうか?にゃん」

梓「寝る前に良いかにゃん?」


澪「梓にゃんどうしたにゃん?」


純「改まってどうしたにゃん?」


梓「私、皆と居れて嬉しいにゃん離れたくないにゃん」


澪「私もだにゃん」

純「私も離れたくないにゃん」


梓「もし、万が一また捨てられても力を合わせて生きて行きたいにゃん」


澪「梓にゃん今のご主人様を信じるにゃん」


純「どんな事になっても離れないから今は信じようにゃん」

梓「わかったにゃん」


澪「今日はみんな寄り添って寝るにゃんこっち来るにゃん」

梓「はいにゃん」


純「そうしようにゃん」


澪梓純「おやすみなさいにゃん」


姫子「あらあら3匹とも寄り添って寝てる」


姫子「よっぽど信頼し合ってるのね」


姫子「絶対に離ればなれにはさせないから安心するんだよ」なでなで


姫子「おやすみなさい澪梓純」パチッ




子供「汚い猫だな~石投げてやれ」


梓「にゃっ!辞めてにゃん恐いにゃん何でこんな事するんだにゃん」


梓「誰か誰か助けてにゃん」


子供「追いかけろ~」


梓「嫌だ~恐いよ~痛いよ~」


姫子「はぁはぁ何なのあの夢は…」がばっ


梓「蹴らないで殴らないでにゃん…許してにゃん」ガタガタ

姫子「梓が震えてる…まさか今の夢は梓の経験した事?」


梓「ご主人様…恐いにゃん助けてにゃん」ぶるぶる


姫子「怖かったね大丈夫だよ梓」なでなで


梓「ご主人様…」


姫子「大丈夫だから私はここに居るからね」ギュッ


梓「ご主人様暖かいにゃん」すうすう


姫子「澪や純も同じような経験あるのかな…」


姫子「私、この子達を絶対に守る!」



    翌朝


姫子「みんな散歩に行こうか♪」


澪「散歩?ご主人様となら行きたいにゃん」


梓「私もご主人様となら行くにゃん」


純「私もにゃん」


姫子「本当は猫には付けたくないけどリードと首輪つけるね」


澪「にゃっ?何だこれは?」


純「ご主人様とはぐれないようにしてるんだと思いますにゃん」


梓「これで安心だにゃん何時もご主人様と一緒ですにゃん」

姫子「出発~」


澪梓純「おーうだにゃん」


澪「この辺は唯にゃんの近くにゃん」


梓「唯にゃん先輩に会いたいですにゃん」


純「憂にゃんにも会いたいにゃん」


和「あっ!野良猫達」


唯「澪にゃんあずにゃん純にゃん」


憂「みんな会いたかったよ~」


姫子「野良猫じゃありません!私が飼ってるんです」


和「そう…病院には連れて行ったの?」


姫子「連れて行きました病気もなかったです」


和「そうなんだ。今まで苛めてごめんなさい」


姫子「どういう事ですか?」


和「私ね、以前飼ってた猫が野良猫に病気を移されて死んだのよ」


和「私だけじゃない律紬の飼い主さんも同じなの」


姫子「えっ?」


和「悪いのは猫を捨てた飼い主!猫は悪くないのは分かってるの…」


和「でもね、家の唯と憂を守るにはそうするしかなかったの…ごめんなさいごめんなさい」ぽろぽろ

和「貴女の猫と家の唯憂は凄く仲良しなのも知っていたわ…でも…でも…ごめんなさい」


姫子「じゃあ、今度澪梓純を連れて貴女の家に遊びに行きます」ニコッ


和「許してくれるの?」


姫子「澪梓純どうする?」


澪「お姉さんも辛かったんだにゃん許してあげようにゃん」

梓「そうですね、お姉さんも可哀想ですにゃん」


純「憂にゃんと遊ばせてくれるなら許してあげますにゃん」

澪梓純「にゃー」すりすり


姫子「許すそうですよ」ニコッ


和「ありがとうありがとう」グスッ


唯「澪にゃん良かったよ~これで皆とまた遊べるにゃん♪」

澪「唯にゃん嬉しいにゃん♪律にゃんやムギにゃんにも会えるにゃん」


憂「梓にゃん純にゃん♪ところで純にゃん」


純「何?憂にゃん」

憂「久しぶりのモフモフ~♪」


梓「私もモフモフ~♪」


純「やめん…もう今日だけだぞ///」


唯「あーずにゃん♪」ダキッ


梓「にゃっ唯にゃん先輩///」


和「いつでも遊びに来て頂戴ね待ってるから」


姫子「はい♪」ニコッ


姫子「純澪梓良かったね」


澪梓純「にゃー」


姫子「今日も楽しかったね♪澪梓純」


澪梓純「楽しかったにゃん♪」


姫子「明日は学校だからお留守番ね?」

澪「ご主人様居ないのかにゃん?」


梓「学校と言ってるにゃん?何ですかにゃん?」


純「寂しいにゃん…寂しいにゃん…」


姫子「夕方には帰って来るからお利口さんにしていてね♪」

澪「良かった帰ってくるのにゃん」


梓「安心したにゃん」


純「寂しいにゃん寂しいにゃん…」


澪「純にゃん…」


梓「大丈夫だよ純にゃんまた寄り添って寝よう」


純「うん…」


澪「純にゃんは誰よりも一匹で居る時間が長かったから誰かが欠ける事に対して凄く不安なんだにゃん」


梓「純にゃん大丈夫だから」ギュッ


姫子「おやすみなさい」パチッ





純「寂しいにゃん…誰も居ないにゃん暗いにゃんご主人様はどこにゃん?お父さん?お母さん?皆どこに居るにゃん?」

野良猫「おい!ここは俺の縄張りだ出て行け」


純「す、すいませんにゃん」


純「誰か助けて誰か誰か…寂しいにゃん寂しいにゃん寂しいにゃん」


姫子「はっ!」がばっ


姫子「今度は純…純ッ!」


純「もう誰も何処にも行かないでにゃん…寂しいのは一匹は嫌だにゃん」ぶるぶる


姫子「純…今まで寂しかったのね」ギュッ


純「ご主人様が居た良かった安心したにゃん…」


姫子「私はここに居るからね寂しくなんかないよ大丈夫だからね」なでなで


純「ご主人様…暖かくて安心するにゃん」すうすう


姫子「この子達の傷は相当深い…私に少しでも癒せるかな」

姫子「おはよう皆♪今日は学校だから家でお留守番しててね?絶対に帰って来るから安心するんだよ?特に純」ニコッ


純「はい!ご主人様待ってるにゃん♪」

澪「純にゃん明るくなったにゃん♪」


梓「変わったにゃん♪良かったにゃん」

純「皆とご主人様のお陰にゃん♪」


姫子「ご飯置いとくから食べるんだよ♪行ってきます」


澪梓純「行ってらっしゃいにゃん」


澪「ご飯食べようにゃん」


梓「3匹分置いてくれてますね」


純「梓にゃんも変わったにゃん」


梓「どこがにゃん?」


純「前は何かに怯えてた感じだったけど今はイキイキしてるにゃん」


澪「良い事だにゃん♪私もご主人様に好かれたいにゃん」


梓「どうかしたんですか?にゃん」


純「澪にゃん先輩の事はご主人様も大好きですにゃん」


澪「うん、ありがとうにゃん」


梓「皆、はじめて会った日の事覚えてるかにゃん?」


澪「最初に出会ったのは私と梓にゃんだったにゃん」


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最終更新:2012年08月29日 22:36