姫子「澪」
澪「何かにゃん?ご主人様?」
姫子「夏目漱石はI LOVE YOUを月が綺麗ですねって訳したんだって」
澪「アイラブユーって何だにゃん?」
姫子「I LOVE YOUは愛してるって意味なんだよ」
澪「にゃっ!何か綺麗な言い方にゃん」
姫子「澪にもI LOVE YOUって言ってくれる猫が出来るのかな」なでなで
澪「にゃー気持ち良いにゃん♪」
澪「アイラブユーは月が綺麗ですね…律にゃんに言いたいにゃん」
澪「言われるのも良いにゃん」
澪「何だか照れるにゃん///」ジタバタ
姫子(今、澪に何が起こってるんだろ)
梓「何を1匹で悶えてるんですか?澪にゃん先輩」
純「顔が真っ赤だにゃん風邪ひいてしまったのかにゃん?」
澪「な、何でもないにゃん///」
唯「律にゃん律にゃん♪」
律「何だよ唯にゃん?」
唯「月が綺麗ですねは愛してるって意味らしいにゃん」
律「本当かにゃん?」
唯「本当にゃん和ちゃんが言ってたにゃん」
律「それで何で私に言うにゃん?」
唯「律にゃんは鈍いにゃん…9月30日は何の日にゃん?」
律「お月見にゃん」
唯「お月見と言えば綺麗なお月様にゃん♪」
律「そらそうだにゃん」
唯「わからないかにゃん?」
律「さっぱりわからないにゃん」
唯「もぅ~澪にゃんをお月見に誘うにゃん!」
律「澪にゃんを?」
唯「そうだにゃん♪澪にゃんを誘って綺麗な月を見ながら」
唯「澪にゃんにそっと寄り添って…月が綺麗ですねと言ったら澪にゃんはもうメロメロにゃん」
紬「素晴らしいと思いますにゃん」
律「わぁ!ムギにゃんどっから出て来たにゃん」
紬「細かい事は気にしないでにゃん♪」
律「で、でも澪にゃんに意味が通じなかったらどうするにゃん?」
唯「その時は律にゃんが優しく耳元で意味を教えてあげればいいにゃん♪」
律「は、恥ずかしいにゃん///」
唯「そんな事では澪にゃんを嫁に出来ないにゃん!」
律「嫁って雌同士にゃん///」
紬「愛に性別は関係ないって猫神様も言ってましたにゃん」
いちご「そんな事言ってない」
唯「ね、猫神様」
律「ち、違うにゃん澪にゃんとはまだ何にもないにゃん」
いちご「別に好きにすれば?そんな規則ないし」
紬「本当ですかにゃん?」
いちご「貴女、さっき私が言ったとか言ってなかった?」
紬「そ、それは律にゃんを励まそうと…すいませんにゃん」
いちご「許す、頑張って」
律「はいっにゃん!」
唯「猫神様は神出鬼没にゃん」
紬「猫神様も犬神様とお似合いだと思いますにゃん」
律「確かに…猫神様も犬神様も今は人間だから無理だけど神様に戻ったら結婚したら良いにゃん」
唯「そんな先の話じゃなくて今にゃん!律にゃんは澪にゃんをお嫁さんにするにゃん」
律「で、でも…」
紬「律にゃん頑張るにゃん♪」
律「が、頑張るにゃん///」
唯「じゃあ和ちゃんと憂が待ってるから帰るにゃん」
紬「バイバイ律にゃん」
律「うん、バイバイにゃん」
唯「あっ!大事な事言い忘れてたにゃん」
律「何だにゃん?」
唯「律にゃん顔真っ赤~にゃん♪」
律「煩いにゃん早く帰れ唯にゃん///」
唯「じゃあね~にゃん♪」
律「全く唯にゃんはいつもいつも…」
律「澪にゃん何してるのかにゃん…」
澪「本当に何でもないにゃん///」
梓「ほんとですか~にゃん」ニヤニヤ
純「律にゃん先輩の事考えてたんじゃないですか?」ニヤニヤ
澪「ち、違うにゃん律にゃんの事なんて考えてないにゃん///」
梓「そういう事にしときますにゃん」
純「あんまり苛めたら可哀想だから辞めときますにゃん」
澪「///」
梓「でも、澪にゃん先輩は律にゃん先輩の事好きにゃん」
純「それは当然だにゃん」
澪「何でわかったにゃん///」
梓「いや、あれだけ態度に出してイチャイチャしてたら幾ら私達でもわかりますにゃん」
純「もしかして隠してるつもりだったんですかにゃん?」
澪「うん///」
梓「どっからどう見ても恋人か夫婦にしか見えませんでしたにゃん…」
純「あれで隠してるにゃんて、スリスリとかおねだりしといて…うわぁ」
澪「うわぁとか言わないでにゃん何か馬鹿みたいにゃん///」
梓「でも、そこが澪にゃん先輩の可愛い所にゃん♪」
純「そうだにゃん♪だから澪にゃん先輩大好きにゃん」
澪「あ、ありがとうにゃん恥ずかしいからもう寝るにゃん///」
梓&純「おやすみなさいにゃん♪」
梓「純にゃん私達も力を貸した方がいいかにゃん?」
純「澪にゃん先輩は」
梓「うん?」
純「澪にゃん先輩は私と梓にゃんの為に命を捨てようとしてくれたにゃん」
いちご「じゃあ、命を懸けて私に祈りなさい出来る?」
梓「命…」
純「命か…」
澪「わかったにゃん!その代わり命は私のだけにして欲しいにゃん」
梓「なっ…」
純「何を言ってるんですか!澪にゃん先輩」
澪「みんなは私より年下にゃん生きて欲しいにゃん」
梓「駄目ですにゃん!」
純「誓いを忘れたのかにゃん!」
澪「みんな…」
梓「私達3匹は常に一緒ですにゃん!」
純「3匹で祈るにゃん!」
いちご「やるの?やらないの?」
澪梓純「やってやるです!」
いちご「そっ、じゃあ目を閉じて強く祈りなさい」
澪「みんな手を繋ぐにゃん!離れたら駄目にゃん」
梓「はいっ!澪にゃん先輩」
純「了解にゃん!」
澪梓純「猫神様!ご主人様を私達の命と引き替えに助けて下さい!お願いしますにゃん!」
梓「そうだったにゃん」
純「私も梓にゃんも澪にゃん先輩と出会ってなかったら野垂れ死にしていたと思うにゃん」
梓「その通りだにゃん」
純「だから私は澪にゃん先輩に幸せになって欲しいにゃん」
純「その為には何でもするにゃん」
梓「そうだね、私も頑張るにゃん」
梓「あっ!純にゃん」
純「?」
梓「私も純にゃんの幸せ祈ってるにゃん♪」
純「私も梓にゃんの幸せを祈ってるにゃん」
梓&純「おやすみなさいにゃん♪」
翌日
梓「澪にゃん先輩、憂にゃん所に行ってきますにゃん」
純「私も行ってきますにゃん」
澪「行ってらっしゃいにゃん♪」
憂「いらっしゃい梓にゃん純にゃん♪」
梓「お邪魔しますにゃん」
純「先輩方は来てるかにゃん?」
憂「皆さん来てるにゃん♪」
唯「あ~ずにゃん」スリスリ
梓「いきなりびっくりしますにゃん///」
憂「じゅーんにゃん♪」モフモフ
純「う、憂にゃんまでもう///」
紬「あらあらにゃん♪」
梓「き、気を取り直して澪にゃん先輩と律にゃん先輩のお月見作戦を練りますにゃん」
唯「どちらが先に誘うかだにゃん」
紬「どちらも無理そうにゃん」
純「あれだけイチャイチャしといて何で告白出来ないのかにゃん」
唯「距離が近ければ近いほど言い出せないものにゃん」
梓「そんなもんですかにゃん?」
憂「そんなもんにゃん♪恋愛感情だけじゃなく感謝の言葉もにゃん」
純「それはわかる気がするにゃん」
紬「律にゃんと澪にゃんはお月見をやりたい気持ちはある筈にゃん」
紬「だから私達で橋渡しをして2匹を引き合わせるしかないにゃん」
梓「じゃあ、9月30日の19時に河原で待ち合わせにしますにゃん」
唯「私達も行くからと言って隠れて様子を見るにゃん」
純「完全に2匹だけにするにゃん」
紬「上手く誘うにゃん怪しまれたら駄目だにゃん」
憂「あくまで自然に誘うにゃん」
梓「もし、お互い意識して言い出せなかったらどうしますにゃん?」
唯「大丈夫にゃん律にゃんも澪にゃんも愛し合ってるからにゃん」
紬「そうにゃん律にゃんも澪にゃんも頑張ってくれるにゃん」
梓「わかりましたにゃん」
憂「じゃあ作戦通りに頑張るにゃん」
一同「おーうだにゃん」
唯「りーつにゃん♪」
律「唯にゃんどうしたにゃん?」
憂「30日に皆でお月見しませんかにゃん?」
律「皆でなら行きやすいにゃん♪喜んで行くにゃん」
紬「お団子持って行くにゃん♪」
唯「30日に河原の大きな岩の上に19時集合にゃん♪わかったかにゃん?」
律「わかったにゃん♪楽しみにしてるにゃん」
梓「澪にゃん先輩」
澪「梓にゃんどうしたにゃん?」
純「30日、皆でお月見しませんかにゃん?」
澪「皆でかにゃん?皆でワイワイ言いながらお月見楽しそうだにゃん♪」
梓「そうです楽しそうですにゃん♪」
純「30日、19時に河原の大きな岩の前に集合にゃん♪」
梓「私と純にゃんは憂にゃんを呼びに行くから先に行きますにゃん♪」
澪「わかったにゃん楽しみにしてるにゃん」
最終更新:2012年09月13日 20:42