みお「おかーさん…」

紬「どうしたの澪ちゃん、おめめ真っ赤にして」

みお「りっちゃんがまたいじめる……」

紬「まぁ!」

りつ「いじめてないよ、ちょっとからかっただけだもん」

りつ「だいたい、みおちゃんはおねーちゃんなのにすぐなきすぎだよ」

みお「うう……りっちゃんのばか」

りつ「ばかっていったほうがばかだ」

ゆい「けんかはだめだよ」

あずさ「そうだよ…」

紬「りっちゃん、澪ちゃんに謝りなさい」

りつ「えー!」

紬「反省しない子にはデコピンよ?」

りつ「わかったよー…」

りつ「ごめんね、みおちゃん?」

みお「…もういじめない?」

りつ「それはわかんない!」

みお「おかーさん…!うえええ…!」

紬「りっちゃん、めっ!」

りつ「へへーんだ!」

紬「あっ、待ちなさい!…もう」

あずさ「みおおねーちゃんなかないで、これあげるから」

みお「…おしばなのしおり?かわいい…//」

ゆい「あずにゃんとふたりでつくったんだ」

みお「ありがとう!」

紬「良かったわね澪ちゃん」

みお「うん!」

うい「ゆいおねーちゃん」とてとて

ゆい「うい?どうしたの?」

うい「ようちえんのしゅくだいでたんぽぽのかんさつにっきをかくんだけど」

うい「さっきまでそこにおいてたたんぽぽがなくなってるの…」

うい「ゆいおねーちゃんしらない?」

ゆい「たんぽぽ?…あっ」

あずさ「もしかしてあれって…」

うい「?」

ゆい「わ、わかんない!」

あずさ「に、にげるですー」

みお「(このしおり…)」

うい「どうしよう…しゅくだいできなかったらおこられちゃう」

紬「じゃあ、一緒にお花屋さんに行って代わりの花を探しましょう?」

うい「いいの?」

紬「ええ。素敵な花が見つかると良いわね」

うい「ありがとうおかーさん!」

紬「澪ちゃん、お留守番出来る?」

みお「できるよ、おねーちゃんだもん」

紬「ふふ、お願いね」


今日も琴吹家は平和です



りつ「おかーさん」

紬「なあにりっちゃん?」

りつ「おりょうりおしえて」

紬「あら、どうして?」

りつ「これからのじだい、りょうりもできないおんなにかちはない」

りつ「って、テレビでゆってた」

紬「(…何見てたのかしら)」

りつ「あたし、かちのあるおんなになる!」

紬「どんなお料理を教えて欲しいの?」

りつ「ハンバーグ!」

紬「ハンバーグ…結構難しいわよ?」

りつ「それがいいの!」

りつ「だってみおちゃん、ハンバーグだいすきだもん」

紬「(あら)」

りつ「ちゃんとまじめにやるからおしえて!」

紬「…良いわ、教えてあげましょう!」

りつ「ほんと?やったー!」

紬「頑張ろうね!」

りつ「おー!」

りつ「あ、そうだおかーさん」

紬「何かしら?」

りつ「おかーさんはおんなのかち…ってなんだとおもう?」

紬「……」


今日も琴吹家は平和です



ゆい「おかーさん」

紬「なあに唯ちゃん?」

ゆい「わたしのカスタネットしらない?」

紬「うーん…見てないなぁ」

ゆい「そっかぁ…」

紬「最後に使ったのはいつなの?」

ゆい「さっき」

紬「ならその辺にあるんじゃ…」

ゆい「それがないからこまってるんだよ」

ゆい「りっちゃんとやきゅうしてたときはたしかにあったのに」

紬「……」

紬「もしかしてカスタネットでキャッチボールとかした?」

ゆい「うん」

紬「…おでこ出しなさい」

ゆい「え?」

紬「お家の中で、しかもカスタネットでキャッチボールするとは何事ですか!」

紬「めっ!」ぱちん!

ゆい「いたー!」

紬「次はこれじゃすみませんからね!」

ゆい「ごめんなさい…」

紬「もー!」

りつ「……」そろーり…

紬「りっちゃん、こっち来なさい」

りつ「ひっ!」


今日も琴吹家は平和です



あずさ「おかーさん」

紬「梓ちゃん?」

あずさ「に、にゃー☆」

紬「!」

あずさ「ううう……//」

紬「可愛い~!どうしたの梓ちゃん?」

あずさ「ば、ばつゲームに負けて……」

あずさ「(はずかしすぎるよぉ//)」

紬「ねぇねぇ、ちょっとこっちにいらっしゃい」

あずさ「なに?」

紬「確かこの辺にしまってたような…」がさごそ

紬「あった!

紬「猫耳バンド~♪」

あずさ「にゃっ!?」

紬「これ付けてもう一回、にゃー☆って言って!」

あずさ「えええ!?」

紬「早く早く!」

あずさ「……//」

あずさ「にゃー☆//」

紬「まぁまぁまぁまぁまぁ!」

紬「にゃー☆」

あずさ「にゃー☆」

紬「うふふ♪」

あずさ「えへへ…//」


今日も琴吹家は平和です



みお「おかーさん」

紬「澪ちゃん」

みお「ほんよんで」

紬「本?どんなのかしら」

紬「何を読んで欲しいの?」

みお「これ」

紬「(ロミオとジュリエット……)」

紬「これは澪ちゃんにはまだ早いんじゃないかな?」

みお「どうして?」

紬「どうして……って言われても」

紬「だって澪ちゃん、悲しいお話嫌いでしょ?」

みお「…これかなしいおはなしなの?」

紬「ちょっとだけね」

みお「ふーん……」

みお「じゃあわたしがかなしくないおはなしにする!」

紬「え?」

みお「かなしいおはなしなんてかわいそうだよ」

みお「だからわたしがたのしい『ロミオとジュリエット』をかんがえる!」

みお「それならおかーさんよんでくれるでしょ?」

紬「そうね…読みたいな」

みお「でしょ!?」

みお「わたしおはなしかんがえてくるからごはんになったらよんでー!」とてとて

紬「楽しみに待ってるわ~」


今日も琴吹家は平和です



うい「おかーさん」

紬「憂ちゃん?…あらその紙は?」

うい「ようちえんでせんせいにはなまるもらった!」

紬「すごーい!どうして?」

うい「このまえのおはなのかんさつにっきがね、よくかけてるってほめられたの」

うい「だからはなまるもらった!」

紬「とっても凄いわ憂ちゃん!」

うい「えへへ、おかーさんのおかげだよぉ」

紬「私のおかげ?なんで?」

うい「だってねだってね」

うい「ほんとはたんぽぽのかんさつにっきをかくはずだったのにいつのまにかたんぽぽなくなってたでしょ?」

紬「うんうん」

うい「それでどうしよーって、こまってたときにおかーさんがあたらしいおはなかってたすけてくれた!」

うい「だからおかーさんのおかげなの」

うい「このはなまるはね、わたしとおかーさんのはなまるなんだよ!」

紬「憂ちゃん……!」

紬「……」ぷるぷる

うい「おかーさん?」

紬「憂ちゃんぎゅー!」

うい「わぷっ!」


今日も琴吹家は平和です



紬「お買い物に行きましょう!」

みお「おかいもの?」

紬「うん、晩ご飯のおかずを買わないと」

ゆい「わたしもいきたーい!」

りつ「あたしもー!」

紬「唯ちゃんとりっちゃんも?」

紬「貴方達、勝手にあちこち歩き回るからなぁ…」

ゆい「おねがいします!」

りつ「おねがいします!」

紬「むぅ…」

あずさ「わ、わたしもいきたい…」

紬「梓ちゃんもかぁ」

うい「おかーさん、つれてってあげて?」

うい「おるすばんなら、みおおねーちゃんとふたりでできるよ」

みお「できるよ」

紬「(心配なのは貴方達じゃなくて、こっちなんだけどね……)」チラッ

りつ「なんか、ふあんがられてます!ゆいたいいん!」

ゆい「ゆゆしきもんだいです!りっちゃんたいいん!」

あずさ「だめ?」

紬「…ま、いいか」

紬「勝手に歩き回ったりしたら、めっ!するからね?」

ゆい りつ「「はーい!」」

あずさ「です!」


今日も琴吹家は平和です



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最終更新:2012年10月02日 12:18