・・・
律「ぜぇぜぇ・・・」
澪「なんとか、間に合った・・・」
和「まったく。大学生なんだからもう少し余裕を持って行動しなさい」
梓「そうですよ」
律「説教はあとで聞くから、とりあえず休ませて・・・」ハァハァ
・・・
ガタンゴトン
律「走ったから暑ー」パタパタ
梓「なんでそんなにギリギリだったんですか?」
律「澪が悪い!」
澪「律が悪い!」
和「いつものパターンね」
紬「ふふっ」
唯「もう少ししたら乗換えだよね?」
紬「うん。その電車はボックス席あるから座れるといいけど」
純「そうしたらお菓子食べよう!」
梓「お昼ご飯食べられなくなるよ」
澪「席座れるといいなぁ。疲れた・・・」
唯「でもさわちゃん優先だからね」
さわ子「どういう意味かしら・・・」
和「唯・・・」
唯「痛かった・・・」
憂「自業自得だよ」ナデナデ
律「そういえばユノちゃん大人しいな」
和「そうね。吠えたら困ったんだけど助かるわ」
唯「寝てる?」
ユノ「」フリフリ
憂「起きてるね。よしよし」ナデナデ
梓「わ、私も撫でたい!」
澪「私も」スッ
ユノ「ウゥーッ!」
澪「・・・」
純「わっ。すっごい警戒してる」
律「ほう。怖がられるんじゃなくて警戒されるようになったのか」
澪「どうして・・・」
和「どうしたの?」ナデナデ
ユノ「クゥーン」
・・・
紬「ここで乗り換えね」
唯「結構早いんだね」
紬「乗り換えはもうないんだけど、これからが長いのよ」
梓「着くのお昼過ぎですもんね」
律「着いたらお昼ご飯の前に一泳ぎだな!」
澪「お昼が先だろ」
梓「そうですよ」
律「だめだなぁ。よく考えてみろ」
律「みんなでお腹いっぱい食べるだろ」
律「当然お腹は膨れる。その状態で水着披露か?」
澪紬梓「・・・」
澪「先に遊んだほうがいいな!」
梓「で、ですね!」
紬「うんうん!」
和「そういうことには頭回るのね・・・」
律「女の子ですもの」
・・・
さわ子「電車来たわね」
律「結構空いてるな。これなら席は大丈夫かな」
プシュー
唯「開いた!ではいざ!」
憂「ここ空いてるよ。ここにしよう?」
澪「通路挟んでてちょうどいいな」
和「その後ろも空いてるからここにしましょう」
唯憂
和ユノ
律澪 紬梓
さ 純
純「やっと一息つけるよー」
梓「だねぇ」
紬「冷たいお茶持ってきたけど飲む?」
純「わっ!ありがとうございます!」
律「あー、私も飲みたーい」
唯「おー、よしよし」ナデナデ
ユノ「」フリフリ
和「もう少し我慢してね。そしたら出してあげるから」
憂「ねぇ、ユノちゃんにおやつあげてもいい?」
和「そうね。お昼までもう少しだからちょっとだけなら」
唯「私達もおやつ食べようよ!」
和「我慢しなさい」
唯「ぶーぶー」
ユノ「」モグモグ
律「早く着かないかなー」
澪「どんな別荘か楽しみだな」
さわ子「そうね。それは気になるわ・・・」
さわ子「まぁそれより、ちゃんとスケジュールは立ててきたんでしょうね?」
律「スケジュール?なんの?」
さわ子「合宿のに決まってるじゃない!」
澪「せ、先生。車内はお静かに・・・」
さわ子「・・・はい」
律「合宿のスケジュールって、遊んで練習して少し勉強でしょ」
さわ子「そのスケジュールを立てなさいって言ってるの・・・」
律「えー?小学生じゃあるまいし」
さわ子「ちゃんと決めておかないと遊びだけになっちゃうでしょ、どうせ」
澪「ありうる・・・」
さわ子「でしょ」
律「澪まで・・・」
さわ子「到着までに決めなさい。チェックしてあげるから」
律「んー・・・。できた」
さわ子「どれどれ」
さわ子「・・・今日のは遊びしか書いてないんだけど?」
律「いやぁ、初日だしみんないっぱい遊びたいと思って」
さわ子「やり直し」
律「がーん!」
律「初日くらいいいじゃん・・・」
澪「だめに決まってるだろ」
さわ子「梓ちゃん」
梓「はい?」
さわ子「こっちでりっちゃんと合宿のスケジュール決めなさい」
梓「え?決めてなかったんですか?」
律「ないほうが楽しいじゃん」
梓「そんなんじゃだめですよ」
さわ子「というわけで梓ちゃんと席交換」
紬「いらっしゃいませー」
律「まったく。さわちゃんたらいきなりなんだよー」
澪「珍しいよな」
梓「いいじゃないですか。さ、スケジュール立てますよ」
律「今日は遊びでいいだろー?」
梓「だめです。日が落ちたら勉強か練習です」
澪「演奏にしないか。新しい場所に早く慣れたほうがいいと思うんだ」
梓「それもそうですね」
梓「じゃあ遊んで夕飯食べた後は練習ですね」
唯「おっ?あずにゃんとさわちゃん先生の席が換わった」
憂「律先輩と打ち合わせでもするのかな?」
唯「ちょっと覗いてこようかなー」
和「やめときなさい。邪魔しちゃ悪いわ」
唯「邪魔なんてしないよー」
憂「お姉ちゃん。グミ食べる?」
唯「食べる!」
和「(さすが憂・・・)」
律「これでどう・・・?」
梓「・・・ふむ。まぁこんなもんですかね」
律「うぅ・・・。かなり遊ぶ時間が減っちまった・・・」
澪「これでも多いほうだと思うぞ・・・」
律「でも最終日の一日遊びは譲らなかったぜ・・・」
梓「まぁ、最後くらいは」
梓「ですけどその分他の日はちゃんと練習しますからね」
律「わかったよ・・・」
律「(まぁあくまで予定だしな)」
律「(その場のノリでどうとでもなる!)」
梓「先生、できました」
さわ子「はい。ご苦労様」
純「私も見たーい」
紬「私も私もー」
さわ子「・・・うん。じゃあなるべくこのとおりになるようにね」
梓「が、がんばります」
唯「とう!」
和「あっ」
唯「なに見てるのー?」
紬「合宿のスケジュールだって」
純「律先輩と梓が考えたそうです」
唯「へぇー」
唯「・・・今日、練習あるんだ」
律「すまん唯。私の力が及ばなかったばっかりに・・・」
・・・
律「小腹が空いてきた・・・」
澪「もうお昼だからな」
紬「着くのはあと三十分くらいね」
律「着いてもご飯じゃないし。何か食べたい・・・」
唯「グミならあるよー」ヒョコッ
律「お、サンキュー」
唯「澪ちゃんもどーぞ」
純「いい景色だよねー」
梓「うん。緑がいっぱい」
紬「もう少ししたら海も見えるわよ」
純「わぁ!」
唯「憂、もうすぐ海が見えるって!」
憂「うん。楽しみだね」
和「海か。私は久しぶりね」
ユノ「」スヤスヤ
律「」ウトウト
澪「今更寝るなよ。もう少しだぞ」
さわ子「まぁそっとしてあげなさい」
梓「海ってまだですか?」ワクワク
紬「ふふふっ。もう少しだから」
純「梓子供っぽーい」
梓「むっ。純だって楽しみなくせにー」
ゴォッ
梓「わっ!」
純「海!」
唯「海だ!海だよ憂ー!」ギュッ
憂「うん!綺麗だねー」
和「わぁ・・・」
澪「律!海見えたぞ!」
律「・・・海!?」
律「おぉ・・・」
さわ子「やっと着くのね」
紬「本当晴れてよかったねぇ」
梓「天気予報はしばらく晴れなので雨の心配はないです!」
唯「せっかくの海なのに雨だとがっかりだもんねー」
和「つまり猛暑が続くのね。唯がダウンしないか心配だわ」
唯「うっ・・・」
憂「き、きっと大丈夫だよ!」
最終更新:2012年12月27日 21:55