唯「りっちゃんやったなー!・・・とう!」ブン

律「レシーブ!」ボン

唯「わぁ!」サッ

和「あら、上手じゃない」

律「伊達に授業でバレーやってないぜ」

さわ子「みんな元気ねぇ」

さわ子「ムギちゃん。パラソルとかないかしら」

紬「倉庫にあったと思いますよ」

さわ子「借りていいかしら?私は浜辺でのんびりすごすわ」

紬「はい」

律「ムギー!梓ー!こっちにきて遊ぼうぜー!」

紬「はーい!」

梓「今行きます!」

・・・

唯「ふふふっ。太陽眩しい」プカプカ

憂「いっぱい遊んだねぇ」

律「結局シャチは膨らませなかったな」

澪「時間かかるしな」

紬「次は膨らましてから海に来よう」

和「いっぱい泳いだ?」

ユノ「ワン!」

ユノ「」ブルブルブル

唯「おぉー」

純「犬もかわいいですねぇ」ナデナデ

律「・・・お腹空いたな」

梓「お昼まだですからねぇ」

憂「今何時なのかな?」

純「一時半過ぎだねー」

澪「名残惜しいが戻るか」

和「そのほうがいいわね」

唯「ご飯ご飯ー」

紬「さわ子先生、起きてください。戻りますよ」

・・・

唯「ふいー・・・」ペタン

律「やっぱ海はいいよなぁ」

澪「次は少し泳ぎたいな」

純「いいですね!」

梓「その前にご飯ですよ」

和「なにか食べるものあるの?」

紬「近くにお店があるから買いに行こう。ついでに晩御飯の分も」

唯「晩御飯かぁ。バーベキューがいいなぁ」

律「定番だな!」

紬「焼きそばもやろうね!」

澪「全員で行くのか?」

和「その方がいいじゃない。それともさわ子先生とお留守番する?」

さわ子「」スヤスヤ

澪「・・・行くか」

律「じゃあしゅっぱーつ!」

・・・

唯「わぁ、お店も近くなんだね」

律「買い物が楽でいいな」

澪「晩御飯は後にして、お昼はどうする?」

紬「軽くにしよう」

純「バーベキューに備えてですね!」

唯「お菓子でもいいよー」

梓「お菓子はご飯じゃないです」

・・・

紬「ただいまー」

律「重い・・・」

梓「バーベキューや明日の朝ご飯も買いましたからねぇ・・・」

唯「遅いお昼ご飯はおにぎりー」

憂「みんなで作ろうねっ」

澪「私は味噌汁を作るよ・・・」

律「まだ気にしてんのかよ!」

梓「」ニギニギ

紬「それはなに入れたの?」

梓「梅干ですよ。疲れた身体には一番です」

律「うまいよなー」

唯「おかかおかかー」ニギニギ

憂「お姉ちゃんおかか入れすぎだよー」

和「お味噌汁はインスタントでもよかったんじゃ。お味噌使いきれるかしら」

澪「四日もいるんだし、大丈夫だよ」

さわ子「」ムクッ

さわ子「いいにおい・・・」クンクン

律「においに釣られて起きたな」

唯「もうすぐご飯できるよー」

梓「おにぎりできましたよー」

澪「お味噌汁もできた。和、よそうの手伝ってくれ」

紬「冷たい麦茶もどうぞー」

純「やっとお昼だー!」

紬「準備できたわね。じゃあいただきます!」

全員「いただきまーす!」

唯「んー、おいしいーい」モグモグ

律「今度おにぎりとか作ったら浜辺で食べようぜ」

梓「わぁ、それいいですね」

紬「次はそうしよう!」

和「ユノはこれだめ。こっち食べなさい」

ユノ「」モグモグ

さわ子「味噌汁は日本の心よねー」ズズッ

純「わかりますー」

唯「えへへ、おにぎりおかわり」ヒョイ

紬「いっぱい食べていっぱい遊ぼうね」

律「だなっ!」

さわ子「この後は晩御飯まで演奏の予定よ」

唯律「・・・」

さわ子「学園祭に向けてしっかり練習するように」

律「さわちゃんどうしちゃったんだよー」モグモグ

澪「合宿くらいは先生らしいところ見せたいんじゃないか?」

和「その割にはさっきまで寝てたりあまり・・・」

さわ子「そこ、聞こえてるわよ」

梓「真面目にやってくれるならなんでもいいです」

紬「レベルアップして帰ろうね!」

憂「遊びもそうだけど練習も大事だよ。がんばろうね」

唯「うん!」

・・・

唯「食べた食べた」ポンポン

律「最後の一個欲ばらなきゃよかった・・・」

澪「ムギ、どこで練習するんだ?」

紬「向こうだけど、もう行く?」

律「ちょっと休む・・・」ゴロン

梓「始まった・・・」

和「ここから長くなりそうね」

律「食休みも必要だってー」

ユノ「」フリフリ

律「おっ、一緒に寝るか?」

梓「・・・まぁ、こんな状態でやっても効率よくできないでしょうし」

唯「少し休憩だねー」

さわ子「しょうがない子達ねぇ・・・」

純「和先輩、この子はお手とかできるんですか?」

和「できるわよ。教えるのに苦労したけど」

唯「私達も教えたんだよー」

律「ほほう。じゃあお座り」

ユノ「」スッ

律「お手」

ユノ「」パシッ

律「おかわり」

ユノ「」パシッ

律「おぉー!ユノちゃんやるじゃん!」ナデナデ

和「よくできました。ご褒美のクッキーよ」

ユノ「ワン!」モグモグ

紬「わぁ!私もやりたい!」

梓「私も!」

紬「お手」

梓「おかわり」

純「かわいいですねぇ」

澪「(いいなぁ・・・)」

澪「(でも私が近づくと・・・)」ススッ

ユノ「」ピクッ

澪「うっ・・・」

唯「あれ?さっきまで元気に尻尾振ってたのに」

律「澪、ユノちゃんが嫌がるからもっと離れてろ」

澪「うぅ・・・ひどい・・・」

純「どうしてなんでしょうね?」

さわ子「澪ちゃんから他の犬のにおいがしてるとか?」

澪「他の犬・・・。まさか律わんのにおいが・・・」ボソッ

律「ねーよ」

梓「さぁ、十分遊びましたし練習に行きますよ」

唯「おー!」

憂「お姉ちゃん、ギター持って行かないと」

紬「こっちよ」

純「どんな場所なんだろう」

和「それにしても広い別荘ねぇ」

唯「この壷とか高そうだよねぇ」テクテク

律「落とすなよ。きっととんでもない額だぞ・・・」

紬「着きました。ここです」ギィ

梓「わぁ!」

純「お、おおぉ・・・」

澪「こんなすごいスタジオ見たことない・・・」

和「・・・ここもユノ入れていいの?」

紬「もちろん!」

憂「でも演奏すると大きい音出るし、ユノちゃん大丈夫かな?」

律「あー。ちょっと心配だな」

和「・・・そうね。じゃあ私達は外にいるわ」

唯「えぇー・・・」

和「ユノをさっきの部屋に一人にしておくのも心配だし」

和「籠に入れっぱなしもちょっとかわいそうだし」

和「唯達はしっかり練習するのよ」

憂「和ちゃんに私達の演奏聞いてもらいたかったのに・・・」

ユノ「クゥーン」クイクイ

唯「ユノちゃんも引き止めてるし・・・」

和「・・・」

和「じゃあ最後、最後の演奏だけユノと一緒に聞くわ」

和「飼い主として失格かもしれないけど、一曲だけなら・・・」

唯「和ちゃん!」ギュッ

和「だから一生懸命練習して、最高の曲を聞かせてね」

憂「約束するよ、和ちゃん!」

律「休憩とかでちょくちょく遊びに行くよ」

和「それじゃあ捗らないじゃない・・・」

和「とにかく、楽しみにしてるからね」

和「ほらユノ、行くわよ」

ユノ「クゥーン・・・」トボトボ

パタン

梓「行っちゃいましたね・・・」

さわ子「しょうがないと言えばしょうがないわよ。子犬はデリケートだから」

唯「・・・練習しよう!」

紬「うん!」

律「和の犠牲を無駄にしちゃいかん!」

梓「なんで死んじゃったみたいに言うんですか・・・」

澪「よし、時間が許す限りがんばるぞ!」

純「はい!」

憂「最後は和ちゃんを感動させようね!」

さわ子「その意気よ!」

・・・

ユノ「クゥーン・・・」

和「悲しい顔しないの。さぁ、今日も特訓しよう」

ユノ「」ペロペロ

和「ふふっ、くすぐったいわよ」

和「合宿中に伏せとおあずけ覚えるわよ」

ユノ「ワン!」フリフリ

和「・・・伏せはともかくおあずけは覚えられるかしら?」

ユノ「」フリフリ

・・・

ジャーン

さわ子「うん。いいじゃない」

唯「えへー」

律「バッチリだったな!」

さわ子「ただりっちゃんはまだ走り気味だから気をつけるように」

律「・・・」

紬「憂ちゃん、交代する?」

憂「はい!」

澪「純ちゃんも交代するか?」

純「ぜひ!」

さわ子「・・・」

さわ子「全員でやってみたら?」

唯「へ?」

さわ子「交代しないで全員でやってみたらどう?」

律「お、なんか面白そう」

梓「そんないきなり言われてもパートとか・・・」

さわ子「まぁまぁ。試しに一度やってみるだけだからさ」

さわ子「ムギちゃんも憂ちゃんもいつもどおり弾いてみて」

純「うまく合わせられるかなぁ・・・」

澪「先生の思いつきだし、気楽にやろう」

律「じゃあふわふわ行くぞー!」

律「せーの!」

・・・

さわ子「・・・やっぱりいきなりじゃ無理よねぇ」

純「すみません・・・」

澪「気にしなくていいよ。いきなりやれって言われて合うほうがおかしいんだから」

さわ子「でもきちんとパート分けすればできそうね」

律「え、まさか本気でやるの?」

さわ子「そうよ!この合宿で七人の演奏を完成させるの!」

唯「おぉー!」

梓「いやいや、四日じゃ無理ですよ・・・」

紬「面白そう!」

梓「ムギちゃんまで・・・」

憂「そうしたらパート決めて楽譜も作り直したり・・・」

さわ子「そこはムギちゃんの出番ね」

紬「がんばります!」

紬「あずにゃんも手伝ってくれる?」

梓「・・・もう、しょうがないですね」

紬「ふふふっ」

さわ子「ちゃんとできたら和ちゃんびっくりするわよー」

唯「おぉ!がんばろうね!」

・・・

和「伏せはね・・・こう」

ユノ「」フリフリ

和「そうそう、その体勢」

和「じゃあお座りから伏せね。お座り」

ユノ「」スクッ

和「よしよし」ナデナデ

和「伏せ」

ユノ「?」

和「・・・時間がかかりそうね」

・・・

唯「お腹空いたー」

律「お、もうこんな時間か」

澪「ムギ、そろそろ晩御飯にしないか?」

紬「ちょっと待って、今いいところで・・・」

梓「キーボードは音色を変えて・・・」

紬「やっぱりそれよね。なら・・・」

さわ子「今年はいい合宿になりそうね」


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最終更新:2013年04月19日 19:28