・・・

純「んー・・・」カキカキ

律「暑いー・・・」

唯「ごめんね、クーラー苦手で・・・」

紬「その分扇風機付けてるから大丈夫よ」

純「憂ー、ここってどうやんの?」

憂「えっと、ここはこのxをね」

さわ子「暇ねぇ・・・」

さわ子「・・・ちょっと買い物行ってくる」

紬「一人でですか?」

さわ子「ここでじっとしてても暇だし、散歩がてら行ってくるわ」

唯「さわちゃんいいなぁー。私も行きたい・・・」

和「唯は課題やらないと」

唯「うぅ・・・」カキカキ

律澪「」ウトウト

和「律達は寝ないの」ユサユサ

紬「そうだ。今日のお昼はサンドイッチとか作って浜辺で食べない?」

唯「わっ、いいかも!」

紬「勉強を少し早めに切り上げて、海で遊んで、そのまま浜辺でお昼食べるの」

純「いいですね!」

梓「・・・いいですけどその分今は集中して勉強しなきゃだめですからね」

唯「燃えてきたよ!」

憂「ふふっ、がんばって」

和「(梓ちゃんもムギには甘いのね)」

紬「さわ子先生に食パンもついでに買ってくるようにメールしないとね」ポチポチ

唯「さわちゃんなに買いに行ったのかなぁ」

和「(お酒じゃないといいけど・・・)」

梓「律先輩。寝てると遊びにいくの禁止ですよ」

律「・・・ふわぁ。・・・寝てないよ」

梓「まったく。どれだけ夜更かししてたんですか・・・」

澪「耳が痛い・・・」

紬「まぁまぁ」

・・・

憂「・・・ふぅ。終わったー」

純「えー?もう?」

梓「私も終わったよ。・・・純が終わったら海に行こうか」

唯「私ももう少しでキリいいから・・・」カキカキ

紬「じゃあ待ってる間にお昼ご飯作ろうか」

梓「いいですね。憂も手伝って」

憂「もちろん!」

紬「なに作ろうか」

梓「サンドイッチと簡単なおかずですかね。おにぎりはいるかな?」

憂「朝のご飯が少しあるから作っちゃおうか」

ワイワイ

唯「うぅ・・・。早くあっちに行きたい・・・」

和「なら早く終わらせることね」

律「疲れと眠気でまったく捗らん・・・」

純「澪先輩、ここいいですか?」

ガサゴソ

唯「・・・ん?なにやら玄関のほうが騒がしい」

澪「さわ子先生が帰ってきたんじゃないか?」

律「・・・ちょっと見てくるか」

和「律は勉強してなさい。私が見てくるから」

律「ちぇー」

カチャ

和「さわ子先生?」

さわ子「・・・あ」サッ

和「・・・今なに隠したんですか?」

さわ子「・・・はぁ、見つかっちゃった」

和「?」

さわ子「和ちゃんだけ?唯ちゃん達には内緒よ」ガサッ

和「あ・・・。これを買いに行ってたんですか?」

さわ子「そうよ。海といえばこれじゃない」

和「・・・ふふっ。内緒にします」

カチャ

さわ子「ただいまー」

唯「おかえりー。なに買ってきたの?」

さわ子「いろいろよー。はい、ご注文の食パン」ガサッ

紬「わぁ、ありがとうございます」

さわ子「お昼はサンドイッチ?いいわねぇ」

梓「少し遊んで浜辺で食べるんです」

憂「パンの耳は揚げておやつにしようか」

さわ子「揚げ物・・・」

さわ子「そ、それはまた明日にしない?」

梓「どうしてです?」

さわ子「それは・・・」

律「さわちゃん油っこいの苦手?」

さわ子「そうじゃないけど・・・。とにかくそれは明日!」

和「(なるほどね・・・)」

唯「変なさわちゃーん」

・・・

律「終わった・・・」バタリ

和「最後の律がやっと終わったわね」

紬「こっちもできましたー」

梓「じゃあ全員課題終わったことですし、海に行きますか!」

唯「おー!」

純「早く着替えよう!」

律「一休みするって選択肢はないのね・・・」

・・・

唯「着替え完了!」フンス

憂「えへへ、シャチでっかーい」ギュッ

澪「お弁当はこれで全部か?」

紬「うん。じゃあ行こうか」

パタン

律「外暑ー・・・」テクテク

唯「昨日より暑いかもねぇ」

純「サンダル脱いだら足の裏火傷するかもね」

梓「さすがにそこまでじゃないでしょ」

唯「着いたー」ドサッ

律「・・・よし。私はパラソルの下で休んでるから思いっきり遊んでこい」

さわ子「私も少しまったりしようかしら」

紬「えー?りっちゃんも遊ぼうよー」

梓「そうですよ。らしくないですよ」

律「ちょっと休むだけだよ。すぐそっち行くからさ」

唯「なら先に海入ろうか」

澪「早く来いよー」

律「(てか、昨日あれだけやってなんで澪は普通に遊べるんだよ・・・)」

バシャバシャ

梓「はぁー。気持ちいいー」

紬「冷たいねぇ」

純「憂、あとでシャチ交代ね!」

憂「うん、いいよ」プカプカ

・・・

律「おーい」

唯「あ、りっちゃんやっと来たー」

紬「さわ子先生は?」

律「まだ休んでるってさー」

澪「せっかく海に来てるのに」

和「私も少し休んでこようかしら。ユノ、おやつにしようか」

ユノ「ワン!」バシャバシャ

さわ子「・・・あら、いらっしゃい」

和「お邪魔します」

和「・・・聞いていいですか?」

さわ子「なぁに?」

和「今回の合宿。ちゃんとスケジュール組んだり、さっきの買い物とか」

和「さわ子先生らしくないな、と思って」

さわ子「らしくないって、ずいぶんはっきり言うのね・・・」

さわ子「・・・まぁ、最後だからね」

和「最後って・・・」

さわ子「梓ちゃん達も来年の春に卒業するし、私にできることはしてあげたいなぁって」

和「・・・最後じゃないですよ」

和「来年の夏もきっと合宿に引っ張り出されますよ」

さわ子「・・・ふふっ、かもね」

和「けいおん部に関係ない私だって来てるんです。顧問のさわ子先生なら尚更ですよ」

さわ子「そう。じゃあまた予定空けておかなくちゃね」

唯「のど渇いたー。何話してたの?」

和「なんでもないわよ」

・・・

律「お昼だー!」

紬「もうお腹ぺこぺこー」

さわ子「あら、梓ちゃん・・・」

和「今日は日焼け止め塗らなかったのね」

梓「・・・あっ!」

純「わっ!今気付いた!」

憂「言われるまで気付かなかったよ・・・」

梓「うぅ・・・」

紬「日焼けしててもかわいいのに」ナデナデ

唯「ねー」

憂「お弁当作って着替えてすぐ海に来たからね・・・」

律「日焼けするのが梓の宿命なのだ。もう観念しろ」

さわ子「てことはこの日焼け止めってすごく効くのね。今度からこれ買おうかしら」

純「あぁ。昨日焼けてなかったですもんね」

紬「さ、気を取り直してお昼にしよう」

律「そういや私今日のお弁当なにか見てないんだよね」

純「私もです。楽しみー」

紬「ふふっ、じゃーん」パカッ

律純「おぉー!」

梓「サンドイッチはムギちゃん、おにぎりは私、おかずは憂が作ったんです」

和「おいしそうね」

さわ子「こういうお弁当もいいわねぇ」

澪「天気もいいし、まるでピクニックだな」

唯「んんー。から揚げおいしいよぅ」

憂「ふふっ」

律「サンドイッチうまーい」パクパク

和「おむすびは中身なに?」

梓「こっちが鮭でこれがおかか、奥のが梅干です」

純「鮭もらいー」ヒョイ

澪「・・・ちくわの穴にきゅうりが刺さってるのってなんて名前なんだろうな?」

律「そういわれてみれば・・・」

・・・

唯「食べたー」

さわ子「ごちそうさま。おいしかったわ」

紬「どういたしまして」

純「やっぱ憂の卵焼きおいしー」

憂「えへへ」

律「ご飯食べたらまた眠くなってきた・・・」

梓「朝から律先輩は寝すぎです」

和「でも少しのんびりするのもいいわね」

澪「パラソルで日陰だし、風も少しあるからちょうどいいしな」

唯「みんな休むの?あっちの岩場の方行ってみようと思ったのに」

澪「岩場?」ピクッ

憂「危ないから一人で行っちゃだめだからね」

唯「わかってるよー」

澪「唯。私もちょっと興味あるから行かないか?」

唯「お、澪ちゃんわかってるー」

紬「私達も行ってみようか」

梓「はいです」

憂「私も」

純「私も行くー」

和「私はここにいるわ」

さわ子「あまり危ないところに行っちゃだめよ」

律「」スヤスヤ


唯「お、これはなかなか立派な岩場」ヒョイ

純「こういうところにカニとかいないかなぁ」

憂「フジツボはいっぱいいるね」

純「あ、フジツボと言えば足を切った少年がさー」

梓「それ何回も聞いた」

純「えー?」

澪「・・・ふぅ」

紬「ここまできちゃうと別荘が全然見えないね」

澪「(ちょうど岩場が壁になって死角になるな。下は砂浜だから横になれるし)」

澪「(フフフ・・・)」

梓「あ、魚!」

唯「わぁ、本当だ」

紬「岩の隙間って魚の住処になるのよね」

純「くっ、先を越された!私も見つけないと!」

憂「いつの間にか勝負?」

唯「魚もいるしここで遭難しても大丈夫だねぇ」

梓「全然大丈夫じゃないですよ・・・」

唯「こっちで遊ぶのもいいかもね」

紬「でも結構岩が滑るしあまり来ないほうがいいかも」

梓「滑って怪我しても別荘まで運べないですからね」

憂「うん。遊ぶなら向こうでだね」

唯純「」ショボ

澪「じゃあそろそろ戻るか」

紬「そうね。りっちゃんが起きてるかも」

・・・

唯「無事せいかーん」

和「結構向こうで遊んでたのね」

律「置いてけぼりなんてずるいぞー」

梓「寝てたじゃないですか」

澪「あとで二人で行こうな」

律「・・・みんなとがいいです」

紬「さわ子先生は?」

和「別荘に戻ったわ。三時頃に戻るって」

唯「そうなんだ」

律「さわちゃんめ、おやつの時間になったら戻ってくるのか」

澪「なにか用事?」

和「・・・さぁ?」

律「いないならしょうがない。次なにして遊ぼうか」

唯「お、りっちゃん完全復活だね」

律「エネルギー充填完了だぜ!」

純「じゃあビーチバレーしましょうよ!」

律「いいね!」

澪「さわ子先生いないからちょうど四人で分けられるな」

和「二対二にしてリーグ戦とかも面白いかも」

梓「それいいですね」

唯「チームなら憂とがいいなぁ」

紬「私あずにゃんと!」

律「まぁそうなるだろうな」

和「純ちゃん、がんばろうね」

純「がんばります!特に梓には負けない!」ビシッ

梓「ふん。私だって純には負けないんだから」

律「」ザリザリ

律「コートはこんなもん?」

澪「いいんじゃないか?」

憂「でもネットどうします?」

紬「さすがにネットはここに置いてない・・・」

和「そこは審判任せでいいんじゃないかしら」

律「うんうん。適当でいいよ」

澪「ネットの高さってどれくらいだっけ?」

紬「たしか結構高かったと思う。澪ちゃんの背よりずっと・・・」

唯「澪ちゃんよりずっと・・・」ジーッ

梓「ないネットを意識してって、無理ですよね・・・」

律「細かいことはあとで決めよう!」

律「それより先に対戦カードを決める!」

澪「どうやって?」

律「・・・それをこれから考える!」

唯「あみだくじにしようよ!」

律「紙と書くものがないだろ」

唯「砂浜に書くから大丈夫!」ザリザリ

梓「あみだくじ好きですねぇ」

唯「書いてるからこっち見ちゃだめだよー」

唯「・・・よし、あとは下をタオルで隠して。完成!」

唯「ささ、選んで選んで!」

紬「あずにゃんどうぞー」

和「純ちゃん、任せたわ」

梓「えっと、じゃあここで」

憂「これにしようかな」

純「私ここ!」

律「じゃあ余ったここだな」

唯「ほいほい。ここがあずにゃんでー・・・」ザリザリ

唯「・・・それでこうだから、決まりました!」

唯「最初はりっちゃん澪ちゃんチーム対私達!」

律「お、唯達かー」

唯「あとはムギちゃんあずにゃんチーム対和ちゃん純ちゃんチームだね」

純「梓には負けない!」

梓「純には負けないもん!」

律「フフフ・・・。優勝したらどんな罰ゲームさせようかなぁ」

和「罰ゲームとか初耳なんだけど・・・」

梓「どうせ言うと思いました」

唯「和ちゃん、次会うときは決勝ステージでだよ・・・」

和「期待しないで待ってるわ」

紬「ねぇねぇ。別荘から棒かなにか持ってきてそれをネット代わりにするとかどうかな?」

澪「お、いいんじゃないか?」

紬「じゃあ取ってくるね。あずにゃんついてきてくれる?」

梓「もちろんです!」

和「(別荘から・・・。さわ子先生、アレが見つからないといいんだけど)」


紬「ただいまー」ガチャ

梓「・・・ん?テーブルになにか?」ペラッ

さわ子『ちょっとお菓子でも買いに行くわ。三時のおやつに持っていってあげる』

梓「・・・私達でおやつ作ろうとしたのに止めたの先生ですよね?」

紬「・・・うん。わざわざ買いに行くから作らなくていいって言ったのかな?」

梓「変な先生ですねぇ」

紬「ねっ」

梓「それより早くよさそうな棒を探しましょう!」


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最終更新:2013年04月19日 19:33