平沢家 ゆいのへや

唯「ふー…政治経済の勉強おしまいっと!」

唯「つかれたー…」コキコキ

唯「それにしても…日本って借金多いんだね…」

唯「最近私のケーザイジョーセイも良くないなぁ」

唯「ムギちゃんにギター代返してないし、和ちゃんにも奢ってもらったっきり返してないからなぁ」

唯「このままじゃ私、アカジコクサイでハタンしちゃうよ…」

唯「…よし!私にもできるお小遣い稼ぎを探してみよう!」

唯「こーゆー時はやっぱパソコンで検索だよね」

唯「ぽちっとな」

フィーン…

唯「えーと…ごーぐるで検索…女子高生 お小遣い稼ぎ…J…J…あった!」カタカタ

jyosikousei okodukaikasegi

唯「あ、間違えた!ひらがなにしないと!バックスペースバックスペース…」

jyosiko

唯「よし、もう一回入力っと…」カタカタ

女子高生 お小遣い稼ぎ

唯「ふふ!私もやれば出来るじゃん!!」

唯「…お、出てきた出てきた」

唯「どれどれ~?」

唯「援助交際…?」

唯「うへえ…これはダメだよ!テレビで危ないっていつも言ってるし!」

唯「こわいこわい…。他には…えーと…」カタカタ

唯「…ん?」

唯「女子高生の制服買取…?」

唯「へえ!制服って売れるんだぁ!いくらで売れるのかな?」カタカタ

唯「5万円から…!?ウソ!?買った時は2万円くらいだったのに何で!?」

唯「もしかしてジーパンみたいに、ビンテージだと高くなるのかなぁ?」

唯「ん?写真付だと…7万円から最大10万円!!?」ブハッ

唯「す…すごい…!」

唯「でも何で写真がつくと高くなるんだろう??」

唯「うーん…」

唯「あ、そっか。農家の人の写真が野菜コーナーの横にあるのと同じか!」ポン

唯「やっぱり安全が一番だよね!…って事は、これはお客さんのコトをきちんと考えた安全なビジネスなんだね」

唯「知る権利ってさっきの政経でもやったし」

唯「よーし」

唯「制服売ってお小遣いを稼ごう」

唯「ん?でもこんなにいい商売なのになんでみんなやらないんだろう…」

唯「もしかして、ニッチシジョーってやつ?」

唯「これはみんなには教えないほうがいいかも…」ゴクリ

唯「ジュヨーに対してキョーキューが増えたら、値段下がっちゃうもんね」

唯「…さてと…制服は二着あるから、一着くらい売っても問題ないよね?」

唯「あ、そうだ。写真も撮らないと」

唯「ねえー!ういー!」

唯「ういー!ういってばー!」


ガチャ

憂「どうしたのお姉ちゃん?夜に大声出したらお隣さんに迷惑だよ…」

唯「ごめんごめん。あのさ、ちょっと写真撮ってくれない?」

憂「写真?」

唯「うん。私の写真」

憂「…?いいけど、なんで?」

唯「えへへ~ナイショだよ~」

憂「よ、よくわかんないけど…じゃあ私部屋からデジカメ持って来るね」タタタ

唯「おー!」

憂「お待たせお姉ちゃん!じゃ、撮るよー」

憂(デジカメのお姉ちゃんフォルダに、また1枚コレクションが…えへへ///)

唯「おっけー!!」

唯「…あ、待って!」

憂「??」

唯(制服着て撮らなきゃダメって書いてあったの忘れてた!着替えないと)ヌギヌギ

憂「お、お姉ちゃん!?何で脱いでるの!!?」

唯「え?制服に着替えるんだよ?」

憂「う、うん?そうなんだ?」

憂(ビックリした…ヌード写真撮らせてくれるのかと思った…)ドキドキ

唯「よし!準備オッケー!」

憂「うん。じゃあ撮るよー」

唯「ちょ、ちょっと憂!そんな近くで撮ったら意味ないよ!」

憂「え?」

唯「全身!全身を撮って!」

憂「う…うん。わかった!」

憂(お姉ちゃん、タレントオーディションにでも応募するのかな?)

憂(…だったら目一杯可愛く撮ってあげないと!!)

憂「じゃあいくよー。ハイ、チーズ!」パシャ

唯「おー。ありがとう!」

憂「…うーん。イマイチだなぁ」

唯「え?」

憂「もう一回撮りなおすよ」

唯「え?別にいいよそんなの」

憂「ダメだよ!お姉ちゃんならもっと可愛く撮れるはずだよ!」

唯「え?ええ?」

憂「お姉ちゃんの可愛さをちゃんと引き出さないと、うまくいかないよ!?」

唯「う、うん」

唯(??可愛く撮らないと買ってもらえないのかな?ていうかもしかして憂は知ってるのかな、あの商売…)


……………
………

憂「…うん!これならバッチリだよ!ほら見てお姉ちゃん!すごく可愛く撮れたよ!」

唯「う、うん…ありがとう憂…」ぐったり

憂(えへへ…100枚以上撮っちゃった///)

唯(…うーん…ついでに憂の制服も、一着売ろうかなぁ)

唯「ねえ、じゃあ今度は私が憂を撮るよ」

憂「え?」

唯「だから早く制服に着替えてー!」

憂「わ、私はいいよう…」

憂(タレントになんてなりたくないし…)

唯「またまたぁ~憂もやってるんでしょ~?」

憂「え?な、何を…?」

憂(もしかして、私がお姉ちゃんの写真を枕の下に入れて寝てるのバレてるのかな…///)

唯「も~とぼけちゃって!早く着替えてよ~」

憂「う、うん…」

憂(お姉ちゃんも私の写真が欲しいのかな///)

憂「す、すぐに着替えてくるね!」タタタ

唯「おー!」

憂「お待たせお姉ちゃん!」

唯「うん、じゃあ撮るね。はーい、笑って笑って~」

憂「///」ニコッ

唯「おぉ~いいようい~すごくいいよ~」

憂「えへへ///」

唯「ハイ、チーズ!」パシャ

唯「よし、ありがとう憂」

憂「え?一枚だけでいいの…?」

唯「うん」

憂「そ、そう…」ガックシ

唯「じゃ、早速プリントアウトしよ~!」

憂「え?今?」

唯「当たり前だよー。撮った意味ないじゃん」

憂(やっぱりお姉ちゃんも枕の下に入れるつもりなんだ…///)

憂「わ、わかった!すぐプリントアウトしてくるね!」

唯「あ、ちょっと待って」

憂「?」


唯「制服は置いていってよ」

憂「え」


憂「な、何で?お姉ちゃん自分の制服持ってるじゃん」

唯「いやいやいやいや、制服貰わないと写真撮った意味ないよ」

憂「そ…そうかな…」

唯「そうだよ!憂の制服じゃないと意味ないじゃん」

憂(お姉ちゃん…私の制服と写真を使って何するつもりなんだろう…///)ドキドキ

唯「ね~、憂の制服ちょーだい!」

憂「う、うん。わかった!でも…制服なんかじゃなくて…言ってくれれば…その…///」

唯「??」

憂「いや…私をあげても…いいかなって…///」カァァ


唯「え?いや、別にいいよ」

憂「!?」ガーン


唯「制服!制服がいいんだってば」

憂「う…うん…わかったよ…」

憂「あ、あの…私もお姉ちゃんの制服が欲しいな…///」

唯「え!?ダメだよ!絶対ダメ!!」

憂「そ、そんな…」

唯「何言ってるの憂は!?もー、欲張りだなぁ…」

憂「ご、ごめん…」


……………
………

唯「よーし、これ売ってお小遣いかせぐぞー!」

唯「ん?待てよ…」

唯「軽音部のみんなのも売れば大もうけできるんじゃ…?」

唯「新品の制服は2万円で買えるし、差額で買って返せばいいよね!」

唯「うわぁ…すごいすごい!もしかして私って天才かも!!」

唯「早速明日みんなに制服借りよう!!」



翌日 音楽室

律「は?制服?」

唯「うん!制服かして!」

律「う、うーん…別にいいけど…何で?」

唯(ここで話しちゃったら、みんなマネするから言わないほうがいいよね…)

唯「えっと…クリーニング!私今度制服をクリーニングに出すから、着るぶん無くなっちゃうんだよ!」

律「いや、2着持ってるだろ」

唯「に…2着ともクリーニングに出すんだよ!」

律「ふーん…?まあいいけど。汚すなよ?」

唯「もちろん!ありがとうりっちゃん!」

唯「あ、そうだ。写真撮らせてよ」

律「へ?何だよいきなり」

唯「いやぁ、りっちゃんがあまりにも可愛いから撮りたくなっちゃって」

律「お?嬉しいこと言ってくれんじゃん!オッケー!好きなだけ撮っちゃってよ、この美少女を!!」

唯「おうよ!んじゃ撮るよー」

律「イエーイ!ピースピース♪」

唯「はーい、チーズ!」パシャ

唯(えへへー。これでバッチリだよ!)



翌日 街中

唯「合計3着…これはかなりの儲けになりそう!」

唯「えーっと…ネットで調べた地図だと確かこのへんに…」

唯「あった!あれがぶるせら専門店かぁ」

唯「ごめんくださーい!」

男「はいよ」

唯「制服売りに来ましたぁ」

男「おお、そうかい。ヘヘ、じゃあちょっと見せてもらっていいかな?」

唯「はーい。よいしょっと」ドサッ

男「おおーいっぱい持ってきたねえ?お友達のぶんかい?」

唯「えへへ~」

男「キミ、可愛い顔して怖いねぇ…へへへ…」

唯(…??何がこわいのかな?)

男「写真はあるかい?」

唯「ありまーす!ほい!」ピラ

男「どれどれ…ふーん?このポニーテールの子は妹さんかい?」

唯「そうですよー」

男「ヒヒ…姉妹で制服売るなんて、親御さんもかわいそうに…」

唯「??」

男「そうだな…キミ達姉妹は一人8万円、こっちのカチューシャの子は7万3千円ってとこかな」

唯「へえ~。りっちゃんより私達のほうが高いんですか?」

男「ん?まあな。へへへ…」

唯「わかりましたぁ。じゃあお願いします!」

男「あいよ。…ほら、お金」

唯「うわわわっ!?こんないっぱい!私こんなに諭吉さん見たの始めてだよ!!」

男「そうかい?まあ、また機会があったら制服売りに来てよ」

唯「はい!また来ます!」

男「可愛いお友達がいたら、その子のも持ってきなよ」

唯「可愛い子?」


男「ああ。…ま、勝手に持ってくるのは今回だけにしときな。こちとらお巡りさんに目をつけられたくないんでね」

唯「??わかりましたぁ。どうもありがとうございます!」

男「あいよ。妹さんによろしく~」

唯「はいはーい」タタタ



唯「すごい!!これで一気にムギちゃんにお金返せる!!」

唯「…と、その前にりっちゃんの新しい制服買わないと」

唯「よーし、これでどんどん儲けるぞー!」



翌日 音楽室

唯「はい、りっちゃん、制服返すね。ありがとう」

律「おう。…ん?おい唯!」

唯「ギク」

律「かした時よりキレイになってんじゃん!これもクリーニングに出してくれたのか?」

唯「あ…う、うん!」

律「そっかー。悪いな!サンキュー唯!」

唯「ゆ、ゆあうぇるかむ!」

澪「何?律に制服かりてたの?」

唯「う、うん!」

律「おまけにクリーニングまでしてくれたんだぜ~」

梓「へぇ。唯先輩にしては律儀ですね」

紬「うん。偉いわ唯ちゃん!」

澪「はは。私も唯に制服かせば良かったかなー」

唯「…!」ピーン

唯「そうそう!みんな私に制服預けちゃいなよ!ぜーんぶ私がクリーニングに出してあげる!」

梓「あはは。有難いですけど、クリーニング代も安くないですし、遠慮しておきますね」

唯(うぐ…!あずにゃん…余計な事を…)

唯「だ、大丈夫!私クリーニングのタダ券持ってるから!お得意サマだからくれたんだー!」

律「へえ。いいもん持ってるんだな」

澪「じゃあ、お願いしてみようかな」

唯「ま、任せて!」

梓「それなら…私もお願いしていいですか?」

唯「もち!」

紬「何だか楽しそう♪私のもいい?」

唯「喜んで!!」

律「んじゃあ、私のもう一着のほうも頼むわー」

唯「…え?りっちゃんのはいらないや」

律「んな!なんでだよ!?私だけ仲間外れぇ~?」

唯「え…えと…りっちゃんの制服、汚れが落ちにくかったってクリーニング屋の人がいってたから…」

唯(りっちゃんのは、こすとぱふぉーまんすが良くないからもういらないや)

律「そ…そうなのか!?私って汚いのか!?」ガーン

紬「そんなコトはないと思うけど…」

律「澪っ!私って汚いの!?」

澪「だ、大丈夫だよ…。たまたまソースかなんかのシミがついてただけだって。多分…」

律「うぅ…。ショックだ…。もうお嫁にいけねぇ…」シクシク

唯(う…ごめんねりっちゃん…)

唯「そ、そうだ!皆!写真撮らせて!」

梓「写真?」

唯「う、うん!思い出思い出!」

澪「別にいいけど…なんで今?」

唯「思い立ったが吉日!!」

梓「はぁ…。まあいいですけど」

唯「じゃ、じゃあ、まずは澪ちゃんから撮るね!」

紬「え?一人ずつ撮るの?」

唯「う、うん。ほら…えっと…私アルバム作ってるんだよ!軽音部の!」

澪「へえ!いいなソレ!今度私にも見せてよ!」

唯「う、うん!今度ね、今度!」

唯「じゃあ撮るよ!」

澪「うん…何か恥ずかしいな…一人で撮られるのは///」

唯「へへへ…いーよー澪ちゃん!可愛いよー」

澪「バカ///いいから早く撮れ!///」

唯「あいあい!はーい、キームチー!」パシャ

澪「ちょっと待て。何だ今の掛け声」

唯「あっ…ご、ごめん。つい…」

唯「つ、次はあずにゃん!あずにゃんを撮るよー!」

梓「はい。どうぞ」


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最終更新:2010年02月07日 02:18