唯「これ、食べれるの・・・?」
澪「まぁ食おうと思えば」
梓「ちょっとやめておいた方がいいと思います」
澪「いや醤油さえあれば」
梓「どれだけ万能なんですか醤油は」
律「もう今日は終わりにするか」
梓「仕方ないですね」
唯「あ!今日は憂が早く帰ってきてって言ってたんだった!先帰るねー!」
ガチャッ
澪「・・・今どれぐらい?」
梓「・・・はい?」
澪「ばかっ、高感度だよ、それぐらいわかれよ、ばかっ」
律「今日の出だしが0と考えてか?」
澪「当たり前だろ、ちょっとは頭使え、殺すぞ」
律(あれ、なにこいつ)
澪「で、どうなんだよ」
梓「-40ぐらいじゃないですか?」
澪「うぉい!マイナスかよ!?」
律「マイナスだろ!誰が『へその緒一緒に食べよう』って言われてハートがDOKI DOKIすんだよ!」
澪「・・・はぁ、100点中40点はきついなぁ・・・」
梓「え?」
澪「ん?」
梓「5点満点中ですよ?」
澪「ふむ」
澪「時々梓は冗談かどうか分からない嘘をつく」
梓「いや、マジです」
澪「うーん、挽回できるものか・・・」
紬「今まで通りのキャラクターに戻したらどうかしら?」
律「いや、今まで以上のキャラクターを作るべきだ」
紬「でもオリジナルの澪ちゃんのキャラクターを上回るなんてかなり難しいわ」
澪「ムギこい、チューしてやる」
律「もうとことん壊れろよ」
澪「おい、無責任すぎるぞ、ふざけるな」
梓「いや正直本当にどうでもいいです」
紬「お茶うま」
律「こういう時はなんか頭にパッと浮かんだものを言ってみろ」
澪「そんな適当でいいのか?」
律「馬鹿だな、意外な発想は全部ひらめきからなんだぞ?」
澪「・・・やるな律、伊達に長いこと私の幼馴染やってないな」
律(バカ)
翌日
ガチャッ
唯「おいっす」
澪「見る?」
唯「へ?」
澪「いや、見るか見ないかだけ答えて」
唯「じゃあ・・・見よっかな」
澪「(ヒラッ)ほら、今日は縞パンなんだ」
唯「へ・・・へぇー」
澪「おいおい写真はやめてくれ、恥ずかしいだろ?」
唯「いや、いいよ別に」
律(・・・)
澪「あ・・・」
唯「なっなに?」
澪「見られたなぁ」
唯「ほぇ・・・?」
澪「とりあえず千円でいいよ」
唯「いやなにg
澪「金出せっていってんだよ!!!」
唯「え・・・ごめん、今お金ないや」
澪「使えねぇな・・・これだから処女は・・・とりあえず謝って」
唯「・・・その、ごめんなさい」
澪「んっふっふっふっふwwwwwwwwww」
唯「」
梓(・・・)
澪「実はこの縞パンさぁ」
唯「いや・・・もういいから」
澪「ほらっ、脱いだら紐パンなんだよ」スルッ
唯「もう・・・いいから・・・」
澪「ビックリした?wwwwwねぇwwwいまビックリした?wwwww」
唯「ビックリしたからもうやめて・・・・」
澪「こんな私でよかったら遠足行かない?」
紬(・・・)
澪「なぁ・・・いこうぜ遠足」
唯「急には・・・ちょっと・・・」
澪「わかった、選ばせてやる」
唯「・・・?」
澪「当日は縞パンか紐パンどっちを私に履かせるかはお前次第だ」
唯「できれば・・・縞パンかなぁ・・・・・・」
澪「おうふwww唯も好きだなぁwww・・・・・ん・・・・・・う」
唯「?」
澪「オゥェアェェェエェェェッッ!!!」ビタビタビタ
唯「!!?だっ大丈夫!?澪ちゃん!!」
澪「・・・・・・ふぅ」
澪「しっかし縞パンとは唯も好きだなぁwwww」
唯「」
唯「ちょっと用事思い出した・・・帰るね」
ガチャッ
律「・・・」
紬「・・・」
梓「・・・」
澪「よッッッッし!!!!!」
律「いや、なにが『よし』なの?」
澪「ごめんwww高感度上げすぎたwwwww」
梓「そうですかよかったですね」
紬「菓子うま」
澪「嘔吐が決め手だったな、見たか?wwwあの唯の心配する顔wwww」
澪「やっぱ私は母性本能をくすぐる才能がwwwwwみwwwなwwぎwwwってwwwきwwwたwwww」
澪「どうだ梓、愛しの唯先輩がとられるのはやっぱりショックか?」
梓「いや、澪先輩が普通にゲロ吐いたのがショックでした」
澪「吐いてみるもんだよなぁwwwww」
梓「近寄らないでください、冗談抜きで臭いです」
澪「え、うそ、朝歯磨いたのに」
梓「・・・っていうかいつまで放置しておくんですか、あのゲロは」
澪「みんなが忘れた頃に・・・かなっ(ニカッ)」
梓(ゲロ詰まって死ねばよかったのに)
翌日
ガチャッ
唯「こんちゃー」
澪「おう、遅かったな」
唯(澪ちゃん見ると頭がクラクラしてきた・・・)
澪「昨日なんで帰っちゃったんだよー、私のゲロの後始末大変だったんだからな!」ニコッ
唯(知らないよ・・・)
澪「さて、新しい歌詞でも書こうかな、嘔吐を題材に」チラッ
唯(なんでこっち見るの!?)
澪(さて、今日の作戦は・・・)
回想
律『は・・・?』
梓『にぎりっ屁デレ・・・?』
澪『あぁ、明日実行する』
紬『唯ちゃん・・・心配だわ・・・』
律『して・・・どんな殺人技なんだよそれ』
澪『まぁ、ツンデレのツンがにぎりっ屁ってとこ・・・かな』
澪「やって・・・やるか」ボソッ
澪「唯!」
唯「はっはい!?」
澪「」 ブブボ
梓「!?」
紬(本当にやるつもりなの!?)
澪「死ね!」ガバッ
律(「死ね」って言った!)
唯「んー!んー!」ジタバタ
澪「どうだっ!どうだこの野郎っ!」
唯「」バタッ ピクッ ピクッ
澪「まぁ・・・唯のこと嫌いじゃないけどっ・・・」///カァァ
律紬梓「」
澪「大変だ、唯が失神した」
梓「あなたって人は本当にもうどうしようもありません」
紬「やっぱ梓の言うとおり死んだほうが良かったんじゃ・・・」
律「っていうか窓開けろ!マジで臭い!」
澪「困ったな・・・これじゃ練習できないじゃないか!!」
律「うるせージャイアン」
紬「やっぱり昨日私たちが止めるべきだったんだわ・・・」
澪「このままじゃ武道館に行けないじゃないか!!!うわぁぁぁぁぁ!!!」
梓「とりあえず憂に連絡します」
澪「や・・・やめろ!!」
ガチャッ
憂「よびました?」
憂「なんでお姉ちゃん倒れてるんですか?っていうかクサッ」
澪「違うんだ、これはだな・・・急に異臭が漂ってきて・・・(ムギ!)」チラッ チラッ (アイコンタクト)
紬「澪ちゃんがにぎりっ屁かましたの」
憂「そうでしたか」
澪「いや・・・大体そんな感じだけど・・・私にも理由があってだな・・・(律・・・!)」チラッ チラッ (アイコンタクト)
律「『死ね』っていってかましたよな」
憂「はぁ、『死ね』と・・・」
澪「あぁ・・・私自分自身に嫌悪感抱いてるからなぁ・・・私死ね・・・なんつって、ハハッ(梓・・・)」チラッ チラッ (アイコンタクト)
梓「澪先輩は・・・」
澪(あ・・・梓!)パァァ
梓「『死ね』って言ってましたね」
憂「そうですか、秋山さんちょっと話が」チョイチョイ
澪「という訳で行ってくる」
律「がんばれよ」
澪「あぁ」
紬「負けないで」
澪「いや、多分負ける」
梓「・・・え?あ、がんばってください」
澪「・・・あぁ」
ガチャッ
30分後
ガチャッ
澪「危なかった」
律「そうだな、顔ボコボコだな」
紬「何発?」
澪「80から覚えてない」
梓「唯先輩持って帰っちゃいました」
澪「まぁ良かったんじゃないかな、これで」ニグッ
律「あまり笑えてないな」
澪「ほっぺが痛い」
翌日
ガチャッ
唯「遅れちゃったー」
澪「おう」
律「おそいぞー」
紬「どうしたの?」
梓「なにかあったんですか?」
唯「ちょっと掃除が長引いちゃってー」
唯「おっ、今日は羊羹~♪」
「・・・」
唯「なんで澪ちゃん裸なの?」
澪「ははっ、難しい質問だな、もうそれ食べ終わったら練習するぞ?」
唯「いや・・・答えになってないような」
唯「とりあえずなんか着れば?寒いでしょ?」
律「唯、澪はもういいんだよ」
梓「前から分かってたかもしれませんが澪先輩はもう駄目なんです」
紬「唯ちゃん、分かってあげて?」
唯「でもさすがに全裸でティータイムは違和感があるよ」
澪「じゃあ唯が脱げばいいだろうがぁぁ!!!!」
唯「!!?」
澪「・・・なんだぁその目はぁぁぁ!!!あぁぁ!!?」
紬「唯ちゃん、分かってあげて?」
律(なんか最近・・・)
梓(澪先輩・・・)
紬(根っこからおかしくなってる気が・・・)
澪「うおぉぉぉぉぉおおあぁぁ!!!」ダッダッダッ
梓「全裸で狭い教室走らないでください」
紬「澪ちゃん、そろそろ鬱陶しいわよ?」
律「澪・・・もうやめておけ」グスッ
唯(一年生の頃が・・・懐かしい)
回想
唯(背が高くって格好いい大人の女性って感じです)
唯『澪ちゃんは、なんでギターじゃなくってベースをやろうと思ったの?』
澪『だってギターは・・・はっ恥ずかしい・・・///』
澪「うぉぉぉぉぉぁぁ!!!ぁ・・ゲホッ・・・ゲホッ・・・」ダッダッダ
澪(さて、そろそろ使わせてもらうか)
澪(奥義・・・「デレツン」を)
澪(その前に服を着ないと)セッセッ
律(脱いだり着たり・・・なにがしたいんだよ)
澪「唯・・・」
唯「?」
澪「今度良かったら・・・その、私と二人で遊びに行かないか・・・なんて」
唯「う・・・うん、わかった(あれ?変だな・・・澪ちゃんが普通だ)」
澪「やった!・・・ウ・・・オホン、じゃあまたメールするよ」
唯「うん、待ってるね」
律「二人でなんの話してるんだー?」
梓「いい加減練習しましょうよ!」
澪「ごめんごめん、よし・・・やるか」
律紬梓(!?)
ジャーン ドコドコ !!
澪「ふわふわターイム♪」
唯「っ!?ふわふわターイム♪」
澪「ふわふわターイム♪」
唯「ふわふわターイム♪」
ジャジャ ジャジャ ジャーン !!
唯律紬梓(・・・あれ?)
澪「うーん、歌下手になったかなぁ・・・」
唯「そんなことないよ!凄く良かったよ!」
澪「そ・・・そう?ありがとう」
紬「なにこれこわい」
梓「ツバ吐かなかったです」
律「澪気持ち悪い」
澪「さて、今日は解散だな」
梓「そう・・・ですね・・・」
律「一杯練習・・・したしな」
紬「う・・・うふふ」
澪「? 変なやつらだ」クスッ
澪「じゃあ唯・・・その、あとでメールするから」
唯「はーい、待ってるねー」
最終更新:2010年02月07日 04:01