律「あープレステ3なー」
唯「今話題のアレだよ!ファイナルファンタジーとかやってみたいなぁ」
律「確かに画面とか超綺麗だけどさ、値段がたっかいよなー」
梓「唯先輩はゲームが好きなんですか?」
唯「憂といつも遊んでるよー」
唯「今日もね、DS持ってきたんだよ」
紬「DS?」
律「任天堂の携帯ゲーム機だよ。超流行ってるやつ」
澪「さ、練習始めるぞ」
唯「律っちゃんもDS持ってる?」
律「いや聡は持ってるんだけど私は・・」
唯「そっかー」
律「でもこれなら持ってるぞー」
唯「え、なにそのでっかいの・・」
澪「練習・・・」
律「何って・・ゲームボーイだけど・・・」
唯「私の家に昔のがあるけど、もっと横に長かったような・・」
梓「それアドバンスですね」
律「新し過ぎる」
紬「こんなでっかいのにモノクロなの?」
律「まぁ初代の初代だからな・・・でもテトリスやる分には困らないぜ!」
唯「でもこれじゃ通信で遊べないよね?」
律「世代が違い過ぎるしなぁ」
梓「私も携帯機は持ってますよ」
唯「え!DS!?やろうよあずにゃん!」
梓「よいしょっと」
唯「でっか・・・」
梓「セガの革命児です」
紬「カッコいいデザインね」
梓「ゲームギアですよ」
律「あ、いいなー私のよりちょっと新しいぞ」
澪「なぁ・・練習・・・」
唯「重そうだね・・・」
紬「なんというか・・たくましい・・・」
梓「でも見てください、これ」
紬「あら!」
唯「フルカラーだぁ!アドバンスみたいだね!」
梓「あんなおもちゃと一緒にしないでください。ゲームギアは家電ですから」
律「テレビ見れるもんな」
唯「凄い!」
唯「あ・・でもあずにゃんのとも通信はできないよね・・」
梓「まずメーカー違いますし・・唯先輩、遊んでみます?」
唯「いいの!?」
梓「落とさないでくださいね。止まりますから」
唯「ソフトはどれにしようかなぁ」
梓「よいしょっと」
ガラガラガラ
唯「す・・・凄い量・・・」
梓「全タイトル携帯してますから。とりあえずソニックかぷよぷよがお勧めです」
律「それくらいやるものしかないくせにー」
澪「もうどうでもいいや・・・・」
唯「画面綺麗だねー!DSほどじゃないけど」
梓「・・・・・」
唯「けどやっぱり重いかも・・・」
紬「電池が多いのかしら?」
梓「単三6本です」
唯「多い・・・」
紬「パワフルね」
20分後
唯「あ、あずにゃん!もう電源ランプが点滅してるよぉ!」
梓「すみません、昨日変えるの忘れてました・・」
唯「電池6本もあるのにこんな早いの!?」
紬「貧弱・・・」
梓「仕方ないですね・・アダプタを使いましょう」
律「メガドライブのを流用できるんだっけか・・・」
梓「ホントはコード無しで楽しんでこそゲームギアなんですけどね」
唯「おーこれで電池は安心だね!
澪(はぁ・・・まだゲームやってる・・・)
澪(最近のゲームなんてわかんないよ・・・)
澪(家にあるのはファミコンみたいな古いのばっかだもんなぁ)
唯「あーやられちゃったー」
紬「次は私ね♪」
澪(ん・・・あれは・・・)
律「澪も一緒にやろーぜー」
澪「なぁ律、なんで唯はスーファミのACアダプタで遊んでるんだ?」
梓「!?」
律「あ!梓ならてっきりメガドライブのを使うと思ったのに・・」
律「所詮セガ信者ってそんなもんか」
澪「?」
梓「メガドラのが壊れたんですよ・・不本意ですよ私もあんなぼったくりハードのを・・」
梓「・・・てか大抵互換ありますよ!そんな騒ぐことじゃないです!」
澪「結局練習できなかったなぁ」
唯「ごめんねー 明日から頑張るから・・・」
律「明日から連休だけどな―♪」
紬「ねぇ、お休みの日はみんなでゲームしましょ?」
澪「え?」
紬「私初めてあんなゲームに触れて感動しちゃって・・・」
唯「で、でも 誰のお家でやるの?」
律「唯の家なら新しいのあるんじゃね?」
唯「プレイステーション2があるけど・・ソフトがぷよぷよだけなんだぁ」
律「勿体無ぇ!」
梓「それプレステ3買う必要ないでしょう!」
唯「私よりも律っちゃんの家とかの方が沢山ゲームで遊べるよ」
律「一応聡が使ってたのがあるけど・・男子って感じのばっかだぞ?」
紬「かまわないわ!是非遊ばせて頂戴!」
律「お、おう・・じゃあ明日全員集合ってことで」
澪「私も!?」
唯「きっと楽しいよー」
澪「はぁ・・・」
梓(セガコレクション見せたかったのに・・)
翌日
律「さてこれが我が家のゲーム機な訳だが・・・」
梓「ニンテンドー64とプレイステーションとゲームキューブ・・」
梓「つまんないですね」
唯「えー沢山あるよぉ?」
梓「サターンが無い時点で」
紬「サターン?」
律「こっちのプレイステーションってのと一緒に出たゲーム機で」
律「プレステの完全劣化」
梓「!?」
澪「なんでゲームで争ってるんだよ・・・」
唯「と、とりあえず64かあやってみようよ、ね?」
梓「そーですねー」
紬「おもしろい形のコントローラーね」
唯「これは覚えてるよー 友達と遊んだ事あるなぁ」
澪「どう持てばいいんだ・・・」
律「3種類あって、ライトレフトポジションってのと・・なんだっけ・・・」
梓「ファミコンポジションですね」
律「そうそう・・んで基本ライトポジションしか使わないよ」
梓「レフトポジションは方向キーのみという誰得ポジション」
唯「このグリグリが気持ちいいんだよねぇ」
紬「携帯ゲーム機には無かったわね」
律「3Dスティックと言う画期的なデザインで」
律「しばらくしてソニーがパクった」
紬「まぁ」
唯「マリオカートやろー!」
紬「楽しそう♪・・けど、4人までよね?」
澪「わ、私は別に見てるだけで
律「いつもやってる私は見てるよ。負けたら罰ゲームなー!」
澪「ちょ・・・
―――――――――――――――――――――
唯「ムギちゃんつよーい」
梓「初心者とは思えませんね」
律「澪は全部ビリッケツだな・・」
澪「ゲームは苦手なんだよぉ・・・」
唯「他のもやってみようよ」
唯「私プレステは2しか知らないんだー」
梓「サターンですよね」
唯「え・・・?」
梓「・・・」
紬「そのプレステ?っていうのも興味あるわ♪」
律「あーこれね・・・」
澪「どうした?」
律「ソフトがあんま無いんだよなー」
律「一人用のばっかでさ」
紬「あらあら・・・」
律「そもそも64と違って最初挿し口2つしかないしな」
梓「流石ソニー考慮が足りない」
律「サターンもな」
唯「でも対戦できるゲームはあるよね?」
律「えっと・・どれどれ・・・・」
ガサゴソ
律「『トバルNO.1』『鉄拳3』『ギルティギア』・・・」
澪「なんか物騒なのばっかだな・・・」
紬「表紙が野郎ばっかね・・・」
梓「一応やってみますか・・・」
紬「こっちは3Dスティックが二つも付いてるのね!」
律「いやそれはアナログスティックっていうパチもんで、3Dスティックの名前は多分使えないんだ」
唯「でもこっちのほうが動かしやすいよー」
梓「64のはすぐ擦り切れて壊れますしね」
澪「じゃ、じゃあ・・・対戦しよっか・・唯・・」
唯「うん、私はこの虎さん使うねー」
澪(うぅ・・ゴツイのばっかじゃん・・とりあえずクマさんにしよう・・・)
唯「ぱーんち!」
ポコッ
ブルルルル
澪「ひッ!?」ビクッ
唯「きーっく!」
ブルルルル
澪「キャッ!?」ビクッ
澪「律、揺れるのかコレ!?」
律「ビビリすぎだろー」
律「デュアルショックって言うシステムで」
律「ソニーが64の振動パックパクったやつだな」
唯「きーっく!」
ガガガガガガガガ!!
澪「うわっ!?」
律「床に置くと超うるさい・・ってまたボロ負けだな澪・・・」
ブルルルルルルル
紬「・・・・・」
紬「・・・エロいわね」
律「!?」
紬「こう・・ダメージを受け続けるようにして・・・」
紬「良からぬことに使ってたりとかしないわよね・・?」
律「な、何言ってんだよ!そんな子供じみた真似するわけないだろー」
律「さぁこんな格ゲーばっかのはやめてゲームキューブやろうぜ!」
律(・・・流石ムギ・・・鋭い・・・)
律「さてディスクは閉まっておくか・・」
梓「それ、違うゲームのケースですよ」
律「いーじゃん別に。片っぱしから開け直せばいいし・・」
梓「私は元のケースにきっちりしまいますけどね。誰だってそうしますし」
律「まぁゲームソフト軽量化には付き纏う問題よ」
―――――――――――――――――――――
紬「かわいいゲーム機ね!」
澪「取っ手が付いてる・・」
律「なんかおもちゃっぽいデザインだけど・・・」
律「恐ろしい程糞頑丈だぞー」
梓「ゲーム機のくせに堅さが自慢とか・・・」
律「それだけじゃないぞ!4人同時に遊べるし、ユーザー層広いし・・・」
梓「ソフトも性能も同期のPS2に負け・・」
律「さらに酷いドリームk
梓「黙れ!」カッ
律「ひっ」ビクッ
澪「二人で何してるんだ・・・?」
唯「あースマブラだー!」
紬「スマブラ?」
唯「64で人気になったマリオとかカービィが殴り合うゲームなんだぁ」
紬「面白そうね♪」
澪「や、野蛮だ・・」
最終更新:2010年02月24日 19:25