律「はい」

澪ちゃん抱きつくのくらいさせてあげればいいのに…

唯「どう?ノーパンで部活に出る気分は」ボソッ

梓「…////」

ふふっ

可愛いなぁ

唯「変態さんだね」

澪「じゃあまず一回通して演奏するぞ!」

━━━━━━━━━━━━━
じゃじゃっじゃじゃっじゃーん

律「疲れたー」

唯「ムギちゃんお菓子ー」

澪「疲れたって……まだ一回しか演奏してないぞ?」

律「一回も、だろ?」

澪ちゃんが呆れた目で私とりっちゃんを見る。

澪「それに…梓も今日はミスが多かったな」

梓「すいません…」

そりゃそうだよ澪ちゃん

だって

あずにゃんは

ノーパンなんだもん

集中して演奏出来るわけないじゃん♪

律「確かになー落ち着きもなかったし…」

律「もしかしてパンツはいてないとか?」ケラケラ

唯「!」

梓「!」

ビックリした

いや…何で私がビックリしてるんだろ…

ビックリしてるのはあずにゃんの方なのに

りっちゃん…田井中律

ときどき思いもよらない発言をする

澪「馬鹿!」

澪「そんなわけないだろ!」

律「冗談だよ冗談」ケラケラ

澪「たく…人に物言える立場か」

澪「ドラムも走り気味だし…」

律「すいましぇん」

ありがとう澪ちゃん

あのままなら

りっちゃんはあずにゃんのパンツを確認する所だったよ

あれ?何で私が感謝?

おかしいな

紬「皆さんお茶が入りましたよ」

律「おーサンキュームギー!」

唯「お菓子お菓子!」

澪「あっ!お前ら!」

澪「たく…仕方ないなあいつらは…」

澪「なあ梓?」

梓「ふぇ!?」


澪「え?」

梓「あ…何ですか?澪先輩?」

澪「いや…先輩としてしっかりして欲しいよなー」

梓「そうですよね!まったく…」

なんで?

なんでそんなに楽しそうに話してるの?

なんでよあずにゃん

澪「だよなー」

梓「ふふっ」

あずにゃん…

……………

唯「あずにゃんあずにゃん!」

唯「あずにゃんも食べようよ!」

梓「あ…はい!//////」

律「あれ?梓…今日スカート長いんだな」

りっちゃん…何で今日は…

そんなに敏感なの?

梓「え?/////」

律「ん?」

梓「ちょっと…気分で…///」

あずにゃん…

律「でもさーいくらなんでも長すぎだろー」ケラケラ

律「THE優等生みたいな?」ケラケラ
唯「りっちゃんなにそれー」

まずい…

あずにゃんから話題をそらさなければ…

唯「りっちゃんも伸ばしてみようよー」

律「私がやるわけないじゃんかー」ケラケラ

唯「そ…そっかぁ」

律「よし…!律様が理想のスカートの長さに直してやろう!」
ま ず い

自分で墓穴を掘った

りっちゃんならこういう展開も考えられた

あずにゃんが…

私のあずにゃんが…

私のあずにゃんが危ない!

律「梓ー律様が可愛く変身させてやるぞ」

梓「り…律先輩!?」

あ…

どうしよう

唯「りっちゃん止めなよ」

唯「あずにゃん嫌がってるじゃん」

律「何だよノリ悪いなーいつもなら進んで参加するじゃんか」

そうだった

私…そういうキャラだったんだ


律「おじちゃんに任せなさいお嬢ちゃん!」ケラケラ

梓「律先輩やめてください!」

あ…

ああ…

律「ついでにパンツの色も確認しちゃうかー」ケラケラ


唯「」


澪「律!」

律「な…なんだよ」

澪「梓が嫌がってるだろ」

梓「…」

律「なんだよ澪までー」

ほっ

よかった

律「まぁいっか梓はこんなでも可愛いしなー」

梓「こんなって何ですか!まったく…」

澪ちゃん…

澪しゃんありがとう…

そういえば

あずにゃん…

勝手にスカート伸ばしてたんだ

ふふっ

律「まぁいいそれよりお菓子食べようぜ!」

澪「たくっ…」

唯「あずにゃーん」

唯「ちょっと」

梓「何ですか?唯さ…唯先輩」

偉い偉い

ちゃんと言い直したね

でもちょっと…

調教しすぎたかな?

唯「あずにゃん…」

唯「誰がスカート伸ばしていいって言った?」ボソッ

梓「ひっ…!」

ゾクゾクッ

そう

その顔

その顔最高

唯「なんで…」

唯「勝手に伸ばしたのかな?」

梓「すいません…」

謝らないでよ

私は理由を聞きたいの

まぁ…わかってるけどね♪

唯「すいませんじゃなくて」

梓「…?」

わからないの?

言わなきゃわからない?

唯「何で伸ばしたのって私は聞いてるの」

梓「…」

唯「あずにゃん?」

梓「はず…」

ん?

梓「恥ずかしかったんです....」

やっぱり

そりゃ恥ずかしいよね

でも…私に無断でやっちゃうなんて…

やっぱり…

まだ調教が足りないのかな?

唯「そっka」

律「唯ー?」

ん?

りっちゃんに呼ばれた

律「何か…怖い顔してたけど…大丈夫か?」

しまった…

あずにゃんだけが見てるとは限らなかった

失態だね。

ふふっ

唯「怖い顔?そんなのしてないよ?」

笑顔で答える

律「唯もお菓子食べようぜ!」

唯「うん!」


あ…

あずにゃんにお仕置き言うの忘れた

まぁ…いっか

唯「お菓子お菓子!」

ふふっ

唯「あずにゃん!」

梓「」ビクッ

唯「あずにゃんもお菓子食べよう!」

梓「!」

梓「はい!」

ふふ

お仕置きは…

私と一緒にお菓子を食べること



澪「そうだ…」

律「ん?」

澪「今年も合宿をします!」

梓「合宿ですか!?」

律「そっか梓は初めてかー」

梓「はい!」

唯「海だ海だ!」

澪「唯…遊びに行くんじゃないからな?」

唯「えー」ブーブー

まぁいいや

あずにゃんと一緒に行けるなら

ふふっ


律「じゃあ…合宿の為に買い物行くか!」

澪「そうだないろいろと準備が必要だし」

あれ?

てことは…あずにゃん…

ノーパンで買い物?

ゾクゾクッ

ふふふ

梓「あ…でも泊まるところとかって…」

律「あー大丈夫ムギの別荘があるから」

梓「え」

紬「心配しなくて大丈夫よ?梓ちゃん」

梓「…すごい…ですね」

あずにゃん…

そんな心配してて大丈夫なの?

ノーパンで買い物するんだよ?

ゾクゾクッ

ちょっと…意地悪しちゃおうかな…

ふふっ


━━━━━━━━━━━

梓「いっつも遊んでばっかりで不安だったけど…」

梓「やっぱりちゃんと特別合宿とかするんですねっ」

律「そりゃ私達だってやるときゃやるさー」ケラケラ


合宿…

楽しみだなぁ

あずにゃん…

梓「ところで…何を買いに行くんですか?食材とか?機材とかですか?」

澪「あー…」

梓「?」

唯「水着だよ!」

梓「」

唯「ほら!あずにゃん!一緒に選ぼ!」

梓「…」

澪「ははは…」

あずにゃん…

呼んでるんだよ?

無視?

唯「あずにゃん!」

梓「あ…今行きます!」

唯「あずにゃんは水着買わないの?」

梓「あ…家にあるんで…」

家にある?

どんなのだろ?

ビキニ?

それはないか

スクール水着…?

あり得る…

唯「どんなの?」


梓「っと…」

梓「唯先輩は…」

唯「私?」

唯「私は…」

唯「あんな感じかな」

そういって私はピンクのビキニタイプの水着を指指した

梓「ニ゙ャ…////」

可愛い…

赤ちゃんみたい

でも…

梓「買います!私も水着買います!」

まだ何も言ってないのに

まさか…本当にスクール水着?

唯「あずにゃんは?」

梓「…ス」

唯「す?」

梓「スクール水着…です」

照れてるあずにゃん…

かわいい

でも…本当にスクール水着だったとは…

さすがあずにゃんだね

唯「スクール水着かぁ」ププッ

梓「笑わないで下さいよ…」

唯「だって海に行くのにスクール水着って…」

梓「っ…」

ごめんねあずにゃん

だって

かわいいんだもん


8
最終更新:2010年03月07日 01:38