…翌日
唯「うい～あいす～」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
憂「・・・」
唯「憂・・・ムギちゃんが帰っちゃってやっぱ寂しいの？」
憂「そっそんな事ないよっ！さっ宿題しなきゃ」
唯「うい～」ｶﾞｼｯ
憂「お姉ちゃん重い・・・重いって」
唯「憂のお姉ちゃんは私だけなんだよ！」
憂「あ、当たり前でしょ！もう！離してったら！」
唯「うい～ゲームしよーよ」
憂「ごめんキーボードの練習したいんだ。せっかく紬さんが貸してくれたんだから」
唯「もうずっとやってるじゃん・・・」
憂「お姉ちゃんもやってみる？」
唯「いいよ！私はギー太の練習するもん！」ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ
憂「・・・何怒ってるんだろ？」
…翌日
憂「お姉ちゃ～んそろそろ起きて・・・よ？」ｶﾞﾁｬ
唯「あっうい～おはよ～」
憂「もう仕度出来てる・・・これは一体」
唯「えへへ・・・私はやれば出来る子だから！」
憂「そ、そうだね！（久しぶりにゆっくり登校出来る）」
唯「じゃあ朝ご飯～朝ご飯～♪」
憂「あっお姉ちゃん寝癖が・・・ああもう」
唯「うい～手を繋ごう」
憂「ええ～・・・は、恥ずかしいから学校の近くまでだよ？」
唯「恥ずかしくなんかないよ！姉妹だもん！」
憂「そりゃそうだけど・・・」
紬「唯ちゃん憂ちゃん～！」ﾌﾙﾌﾙ
憂「あっ紬さんだ！」
唯「・・・え？」
憂「奇遇ですね～」
紬「うふふそうね（待ち構えていたんだけどね）」
唯「・・・」
憂「そうだ！紬さんとも手を繋げば恥ずかしさを緩和出来るかも！」
紬「あら！楽しそうね！」
唯「・・・ムギちゃん！憂のお姉ちゃんは私だけなんだよ！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ
紬「はい？」
憂「お姉ちゃん・・・もうそれ分かったから」
梓「ハ～イ憂おはよー！あずにゃんだよ♪」
憂「どうしたの梓ちゃん？いつになくハイだけど」
梓「やっぱ唯先輩って私の事大好きだよね～すぐ抱きついてくるし」
憂「そうね」
梓「私も唯先輩の事大好きかなって・・・キャッ！」
憂「熱さまシートあるけど貼っとく？」
……
律「ああ・・・やっと食料補給の時間だな唯」
唯「長かったねえりっちゃん・・・」
律「お互いよく耐えましたな・・・」
紬「あっ私約束あるから行くね！」ﾀﾀｯ
律「何だムギの奴あんな嬉しそうに」
唯「りっちゃん隊員ムギちゃんが怪しいです！後をつけましょう！」
律「ほほう！面白そうだな！」
…伝説の樹の下
憂「どうですか私のキーボード・・・？」
紬「凄く上手よ！さすが憂ちゃん！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
憂「お・・・お姉様の教え方がいいんですよ」
紬「まあ。じゃあ良く出来たご褒美あげなきゃかしらね」
憂「だったら膝枕してもらえますか？」
紬「うふふいいわよ」
憂「えへへ・・・（お姉様の膝枕・・・凄く落ち着く・・・）」
物陰｜唯（憂のお姉ちゃんは私だけなのに！）ｳｸﾞｸﾞ
物陰｜律（うわ～なにこれ・・・とてもは～いりっちゃんだよ～って
出て行ける雰囲気じゃねえ）
物陰2｜和（ううっ・・・やっぱり悔しいわ！）
物陰3｜澪（歌詞の参考になりそうだな）
物陰4｜梓（この手があったか！）
物陰5｜さわ子（ほうこれは・・・なかなか美しい光景ね）ｼﾞｭﾙﾘ
……
紬「お茶をどうぞ！」
律「ご、ご機嫌だな～ムギ」
紬「えっ？そうかしら♪」
澪「貴方を膝枕してご機嫌・・・っと」
唯「マドレーヌおいしいけどおいしくない・・・」ﾑｸﾞﾑｸﾞ
梓「私は唯先輩がいるだけでおいしいです！」
さわ子「へへへ・・・久々にコスプレしたいわん」
澪「んじゃそろそろ練習しますか」
律「あーちょっと待てい・・・今日は腰の調子悪い」
唯「私も・・・」
梓「じゃあ私も・・・」
紬「あらあらあら」
澪「おいコラ」
さわ子「じゃあコスプレパーティしない？」
憂「あのこんにちは～」ｺﾝｺﾝ
紬「まあ憂ちゃん！」
唯「憂！」
澪「ああ憂ちゃん・・・見学？」
憂「はい！お邪魔でしたか？」
澪「いや助かったよ。何かこいつらやる気なかったから」
律「あ～悪かった悪かったよー！憂ちゃんに言いつけるなこの～！」
梓「唯先輩がやるならいつでもやってやるです！」
さわ子「アハ・・・見てみたい憂ちゃんの犬耳エプロン」
紬「そうだ憂ちゃん！」
憂「どうしたんですか紬さん？」
紬「ねえ・・・ちょっと私の代わりにキーボードやってみない？」
憂「紬さん？あのでも・・・」
澪「えっ憂ちゃんキーボード出来るのか？」
唯「ふわふわ時間なら弾けてたよ」
律「へ～凄いな～じゃあ試しにちょっとやってみようか」
梓「軽く揉んでやるです！」
さわ子「ええ～コスプレしようよ～コスプレしようよ～」
ｼﾞｬｼﾞｬｯｼﾞｬｼﾞｬｯﾀﾞｰｰﾝ♪
憂「ふぅ・・・」
唯「すごーいピッタリだったね！」
紬「上手だったわ憂ちゃん！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
律「あ、ああ・・・（ムギには及ばねえけどほぼ完璧かよ・・・）」
澪「良かったぞ（憂・・・恐ろしい子・・・！）」
梓「唯先輩と私の方がピッタリでしたけどね」
さわ子「終わったようね。さあコスプレの時間と参りましょうか」
梓「あの唯先（部活終わったし唯先輩と二人きりになりたいな）」
唯「ムギちゃん！一緒に帰らない？」
紬「ええ駅までなら」
律「なんだよ唯～私らも忘れるなよ～」
梓「・・・どいつもこいつもお邪魔虫です・・・」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ・・・
澪「ん？何か言ったか梓？」
さわ子「んじゃ戸締りよろしくね～！
（憂ちゃんのコスプレ姿ゲットしたのは収穫だったわん♪）」
唯「ねえムギちゃん！憂は私の妹なんだからね！取っちゃダメなんだよ！」
紬「あらまあ取るなんてそんな」
澪「あんまり聞き分けの無い事いうなよ唯。
憂ちゃんだっていつか恋人が出来る。それがムギだったってだけの話だろ」
律「ちょ、何言ってんの？勘弁してよ澪ちゃ～ん・・・」
梓「唯先輩はいつ私を奪いに来るんですか？」
……
唯「ただいまお姉ちゃんが帰還いたしました！」
憂「おかえりお姉ちゃん・・・あれ」
憂「あの・・・お姉ちゃん？」
唯「え～とあずにゃんがまた泊まりたいって言うから～」
憂「も、もういい」
唯「うい～ご飯～」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
梓「お腹ペコペコにゃー」ｺﾞﾛｺﾞﾛ
憂「今やってるから～！
- っていうか梓ちゃん制服だけど着替えとかどうするの？」
梓「それはもちろん先輩の下着を！」
憂「・・・」ｽﾊﾟｰﾝ
梓「酷い・・・スリッパで殴るなんてひどうい」
憂「梓ちゃんには私の着替え貸してあげるからね」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ・・・
梓「分かった！分かったからスリッパおろして！」
唯「あずにゃん痛かったの？私がなでなでしてあげる～」
梓「ふう満腹です」
唯「あずにゃん可愛いっ！」ﾀﾞｷｯ
梓「せ、先輩ったら憂が見てるのに・・・（スーパーあずにゃんタイムキターー！！）」
憂「遠慮せず勝手にいちゃついてれば？さて後片付けやらなきゃ」
唯「あう～たまには私も手伝うよ？」
憂「いいよ三分で終わるから」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ
唯「や、やるってば！私お姉ちゃんだもん！憂は休んでて！」
憂「あ・・・う、うん・・・」
梓「唯先輩カッコいい・・・」
唯「終わったー！んじゃあずにゃんお風呂入ろっか？」
梓「え？お、お供してよろしいんですか？」
唯「別にいいよ～ちっちゃいし」
梓「にひゃっ！（感涙）」
憂「お姉ちゃん梓ちゃんにあんまり刺激与えすぎちゃダメだよ」
梓「唯先輩！今夜こそは私という抱き枕のご使用を！」
唯「う～んそうだねえ～」
憂「一緒に寝てあげなよお姉ちゃん。梓ちゃんその為に来たみたいだし」
唯「うんでも私寝相悪いからなあ」
梓「構いません！私も悪いですから！」
唯「じゃあまあいっか～」
憂「ふふっ良かったね梓ちゃん・・・お姉ちゃんも洗い物ありがとう」
唯「憂・・・うん」ﾎﾟﾜｰ
唯「じゃああずにゃんここね～」
梓「は、はい！（顔が近い！唯先輩の反則的なまでに可愛い顔がこんな接近している！）」
唯「えへへ～あずにゃんと一緒のベッドって嬉しいかも」
梓（こっちの心臓は嬉しい所の騒ぎじゃありません！）
唯「あっ」ﾁｭｯ
梓「！！」
唯「ごめんキスしちゃった・・・てへへ」
梓「きゅう///（中野梓・・・わが人生に悔い無し）」ﾊﾞﾀﾘ
唯「あずにゃん！？」
唯「三人で登校ってのもオツだねえ～」
梓「・・・」
憂「梓ちゃんずっと元気ないけどちゃんと眠れなかった？」
唯「あう～ごめんね～私の寝相のせいだよね？」
梓（その寝相によってパジャマが乱れまくる唯先輩に
興奮しっぱなしでしたとは言えない）ﾌﾙﾌﾙ
紬「みんな～！」
憂「あっ紬さん！」
紬「また一緒に手を繋いで登校したいなって♪」
梓「生憎ですが唯先輩の右手は予約済みです」
唯「じゃあ憂の右手は私が予約します！」
紬「なら私は憂ちゃんの左手ね！」
憂（幼稚園か・・・）
でも悪くない・・・そう考える自分はもう末期かなと思う憂であった。
最終更新：2010年01月02日 22:20
