唯「りっちゃんおっはよ~!」
律「おう!・・・ってお前ら何で手~繋いでんの?」
紬「うふふふ」
唯「だって仲良しだし!」
律「ほ~(何かちょっと喧嘩・・・まあ唯が一方的に
してる感じだったけどいつの間に・・・)」
唯「何りっちゃん妬いてるのぉ?」
律「アホか!」
……
澪「ちょっと律、歌詞書いて来たんだけど」モジモジ
律「私より唯とかムギに見てもらえばどうだ?お前の詞が気に入ってんだから」
澪「律は気に入ってくれてないの?」
律「いやだからそれは澪の詞が悪いって訳じゃなくて、
私と澪じゃベクトルが違うっていうか」
澪「・・・」ウルウル
律「泣くな!見る!見せてください!」
律(きっつーマジきっつー)ワナワナ
澪「ど、どうだ?」
律「な、なかなかいいんじゃないかな?」
澪「本当か!」
律「ああ!早いとこ唯達にも見せてやろうぜ!」
澪「そうか!それでどこが良かったんだ!
やっぱりキミが眩しいテカテカにの所か!」
律「そうだよ!よく分かったな!早く唯達に見せに行こう!
(なんじゃそりゃーーーー!!)」
唯「凄くいい!澪ちゃんこれ凄くいいよ!」
澪「だろ?だろ?」
紬「あらあらそんなに・・・うふふ」パヤー
律「あ、あはははは・・・(なんだこいつら絶対おかしい・・・あれ?
でも違和感あるの私だけなの?おかしいのは私?)」
梓「・・・」
律「あ、梓・・・お前は違うよな?」
唯「いいよねあずにゃん!」
梓「最高です唯先輩!」
律「・・・」ガーン
律「・・・」
さわ子「どうしたい?しょぼくれた顔しちゃって」
律「先生・・・」
さわ子「あ~あれか。エロ本が買いたいけど気が小さくて買えない。
そんで途方に暮れてた。そんな所でしょ?」
律「全然違います・・・」
さわ子「んじゃどうしようもないわね」スタスタ
律「・・・」ポツーン
澪「おい律、ムギがお茶入れたぞ」
律「お~!今日もうまそうなケーキだな!」ムク
唯「あ、復活した」
澪「忙しい奴だ」
律「あはは~澪のエクセレントな歌詞も出来上がったし、
放課後ティータイムは順風満帆だな!」
澪「きゅ、急におだてたって何も出ないぞ!」
梓「唯先輩のと私の種類が違いますよね?分け合いませんか?」
……
唯「たで~ま~!」
憂「おかえり・・・今日は流石に梓ちゃんはいないか」
唯「今日はギー太置いてきたし久しぶりに二人きりだね~」
憂「あははそうだね」
唯「じゃあムギちゃんとの事吐いてもらうよ?」
憂「え」
唯「むぐむぐむぐぐ」
憂「食べてからにしてねお姉ちゃん」
唯「話は分かった!憂は甘えたかった訳なのだね!」
憂「う~んと・・・まあ」
唯「だったら何でお姉ちゃんに甘えないの!」
憂「はあ・・・」
唯「ほらど~んと、ど~んと」
憂「わ、分かったよ」ギュッ
唯「うい~よ~しよしよしよし」ナデナデ
憂「ありがとうお姉ちゃん!癒された!じゃっ!
(違うのお姉ちゃん何かそれ違う・・・違うのッ!)」タタッ
唯「うい~・・・」
…翌日
憂「梓ちゃんちょっと聞きたいんだけど」
梓「唯先輩の事?タイヤキの事?ギターの事?」
憂「お、お姉ちゃんの事なんだけど(ギターが三番目なのか・・・)」
梓「話を聞こうか」
憂「梓ちゃんもお姉ちゃんに抱きつくより抱きつかれる方が好きだよね?」
梓「そ、そりゃ自分から唯先輩に抱きつくなんて恐れ多い・・・」
憂「そうだよね!そういうものなのよ!
お姉ちゃんと紬さんじゃタイプが全然違うし同じ様に甘えるとか無理なの!」
梓(話が良く見えないんだけど逆らったら怖いからスルーしとこう)
……
唯「あう~数学の宿題忘れた・・・」
律「ははは~!唯なさけないな!私はこの通り完璧だぜい!」ビシィ
唯「あうう~りっちゃんのくせに~」
律「これが実力だよ唯君!ふふ~ん!(まあ澪に泣きついたんだけどな!)」
唯「写させて~」
律「よ~し放課後のケーキ半分よこせよ!」
唯「ええ~りっちゃんのいじわる!」
律「怒るなって嘘だよ!唯にはタダで見せてやるよ~」
唯「さすがりっちゃん様!はは~」
律「よいぞよいぞ!崇めるがよい崇めるがよい!」
澪「調子に乗ってんなバカ律」
律「はう・・・澪ちゃんどうしてここに・・・」
澪「また歌詞書いてきたんだ///」
律「そ、それは凄いな!量産体制だな!(またかよー!)」
澪「こ、これ貸しとくから後で感想聞かせてくれ!」
律「ああ!た、楽しみ!(だから私に渡すなよー!)」
唯「りっちゃ~ん宿題~」シクシク
…伝説の樹の下
憂「やっぱりお姉様の膝枕は落ち着きます」
紬「うふふ(こんなに無防備な姿を晒して・・・り、理性が)」
憂「・・・」スースー
紬「・・・憂ちゃん?寝ちゃった・・・
(ちょ、ちょっとくらい胸触っても気付かれないわよね?)」
憂「・・・」スースー
紬(出来ないわこんな純真な子に・・・蛇の生殺しとはこの事か。
でも・・・まっいっか・・・)
唯「ムギちゃ~ん!憂~!」タッタッタ
紬「唯ちゃん!?」
紬「どどどどうしてここが」
唯「ええ~そんなの前からバレバレだよぉ~」
憂「・・・ん・・・お姉ちゃん!?」
唯「うい~私にも甘えてイインダヨ~!」
憂「グリーンダヨ~!・・・ってお姉ちゃんのバカ!」プイッ
唯「あう・・・うい~・・・」
憂「ここは私と紬さんの憩いの場なの!いくらお姉ちゃんでも邪魔したら怒ります!」
紬「まあまあまあまあ」
紬「姉妹仲良く・・・ね?」
唯「ムギちゃん・・・」
憂「お・・・お姉様がそういうなら・・・」
唯「うい~!」ダキッ
憂「ちょ!お姉ちゃんじゃないってば!もう!」
紬「あらあらあら」パヤー
物陰|さわ子(ちっ・・・いい所だったのに冷めたぜ・・・帰るか)
……
律「唯・・・これどう思う?」
唯「とっても・・・みおみおです・・・」
律「そうじゃなくてさ~、もっと具体的に褒めろよ。
澪にこの歌詞の感想いわなきゃなんないんだからさ~」
唯「ワールドです・・・大きいです・・・」
律「何で力士口調なの?」
澪「律うううううー!」バーン
律「ひいい!」ビクー
澪「りぃつうぅ~」ヘロヘロ
律「ど、どったの澪?」
澪「胸が苦しいんだ!」
律「何・・・?」
澪「ちょっとこっち来てくれ!」
律「え~・・・」
唯「りっちゃん!行って!行かなきゃダメだよ!澪ちゃんを助けて!」
律「ええ~・・・」
澪「はっ早く!りぃつうぅ~!」
澪「ほら!見てくれ!」
律「見てくれって・・・丸出しなんですが恥ずかしくないの?」
澪「はっ恥ずかしいっ!」
律「・・・」
澪「いいから早く揉むんだ!」
律「落ち着けコラ」
澪「だって歌詞読んだろ?」
律「は?」
澪「だったら分かってる筈じゃないか・・・」モジモジ
律「はあ?(あの歌詞の意味なんて分かるか!ってか何書いてんだ!)」
澪「だから揉んでくれ」
律「い・や・だ」
澪「・・・」グスッグス
律(・・・クソッ!)モミモミ
澪「あっ・・・」
律(ん?これはなかなか・・・)ムニムニムニ
澪「ああっ・・・はぁ・・・んっ!」
律(よし両手でリズムカルに!)ムニプニムニプニ
澪「ひあああああっ・・・やああんっ!」
律(オラァーーーー!!)クリクリクリクリッ
澪「ひゃああああああああっ!!」ビクビクビクン
物陰|唯「・・・」ゴキュリ
……
律「・・・って感じだろ?」
澪「んなわけあるかバカ律!」ゴチン
律「もうやめて!またデコが硬くなっちゃうから!」
唯「わあ~カチカチだね!」
梓「私も唯先輩に硬くしてもらいたいのですが」
紬「まあまあまあ(ドMね!)」
さわ子「カマトトぶってんじゃねぇ~よ!けっ!」
律「なあ澪・・・今日お前ん家行っていい?」
澪「またか・・・懲りない奴だな」
律「今日こそは満足させるてやるって」
澪「飲み込み悪かったらまた痛くするぞ」
律「そこまでバカじゃないって~ちゃんと下準備はしてる」
澪「本当だろうな?また面倒なのはごめんだぞ」
律「そろそろ慣れろよ澪ちゃん~」
澪「何で上から目線なんだ」
澪「何か飲むか?」
律「あ~・・・とりあえずビール」
澪「ほらよ」
律「本当に出すなよ・・・」
澪「律がワンパターンだからだろ」
律「まあ勉強やるのに酒はマズいよ」
澪「ていうか未成年だろ」
律「じゃあ一緒に飲むかー!」
澪「何でそうなる」
~天気の良い日曜日~
憂(紬さんまだかな~?といっても私は待ち合わせの三十分前から
来ちゃってるんだけど・・・)
紬「憂ちゃん!待たせちゃったかしら?」
憂「あっ!お姉様!待ってないです!時間通りです!」
紬「そう良かったわ。うふふ・・・昨日楽しみでちょっと寝付けなくて。
危うく遅刻する所だったわ」
憂(お姉様可愛い!・・・お姉ちゃんは放置したままだけど多分大丈夫よね)
一方その頃平沢家では
唯「あう~・・・憂がいない~」
梓「ふんふんふ~ん・・・ん?電話?ゆゆゆゆ唯先輩!!?」
唯『あう~憂がいない~』
梓「分かりましたすぐ行きます!」
唯『え~?』
梓「きっと出かけてるんですよ!一緒に探しましょう!」
唯『そっか~!ありがとうあずにゃん!大好き!』
梓「は、はううっ!(電話越しでこの威力!唯先輩のボイスは化物か!)」
……
憂「お姉様って麦藁帽子が似合いますよね~」
紬「あらありがとう。憂ちゃんの私服も素敵よ」
憂「えへへ・・・どこか行きたい所とかあります?」
紬「憂ちゃんと一緒ならどこでも楽しいわ」
憂「そんなお姉様ったら・・・わ、私もです」
紬「うふふふ」
憂「えへへ」
憂「公園を散歩しませんか?綺麗な場所もあるんですよ!」
紬「うん!行きたいな!」
憂「じゃあ行きましょう!」ギュッ
紬「あら!」
憂「あ・・・手、いいですよね?」
紬「もちろんよ!うふふ!」
最終更新:2010年01月02日 22:41