憂「お姉ちゃーん、起きてー」

唯「うーん・・・あと5分・・・」

憂(あぁ・・・ヤヴァイ・・・お姉ちゃんヤヴァイ・・・)

憂「早くしないと学校遅れちゃうよー?」

唯「あと5分だけー・・・おねがーい・・・」

憂(おねだり・・・もう駄目だ、理性が・・・襲うのか?襲っちゃうのか?平沢憂)

憂「早く起きないと今夜は寝かせないぜおい」

唯「え?」

憂「あ、いや・・・」

唯「じゃーねー、ういー」

憂「うん、またねーお姉ちゃーん」



キーンコーンカーンコーン

きりーつ、きょーつけー、れい

憂(さて、これより第483回お姉ちゃん会議を始める)

憂(物心ついたころからどう襲い掛かろうか考えていたがその答えは未だに見つからん・・・)

憂(このままではお姉ちゃんが年寄りになってしまうかも・・・)

憂(ん・・・年をとったお姉ちゃん・・・熟姉・・・・・・ハァハァ・・・)

「おい、憂」


憂「・・・てめぇか」

梓「お前唯先輩のこと本気で好きなのか?やめておけ、唯先輩は私が貰う、ハハッ」

ガタン!! ガシッ

憂「もう一回言ってみろやこらぁぁぁぁ!!!!」

梓「おいおい、胸倉掴むんじゃねぇよ、私はお前とケンカがしたいんじゃない、ハハッ」

憂「だったら用件はなんだ・・・」

梓「私は宣告しにきただけだ、お前のお姉ちゃん、唯先輩は私が貰うってな、ハハッ」


憂「ぶっ殺す・・・!!」

梓「そんなつもりじゃないんだけどなぁ・・・そっちがその気なら相手になろうか?ハハッ」

憂「覇ッッッッッ!!!!」

バッ   ドゴオオオォォォォ・・・

憂(外した・・・!?)

梓(なんてパワーを持ってやがる・・・黒板にデカい風穴が・・・ハハッ・・・)

梓「今度は・・・こっちの番かな?ハハッ」

憂「クッ・・・」

先生「平沢、中野、静かにしなさい、授業中だぞ?」

憂梓「はぁい」

憂(こいつだけは・・・)

梓(私が潰す・・・!)

先生「あれ、黒板に穴開いてる」


部室

唯「ごめーん、遅くなっちゃったー」

澪「おそいぞー」

律「もう唯の分のお菓子食べちゃったからなー」

唯「りっちゃんひどいよー!」ウルウル

梓(今にも泣きそうな唯先輩・・・ふむ、とりあえずパンツ脱いどこう)ヌギヌギ

律「あはは冗談だって、ほら、ちゃんと唯の分もあるぞー」

唯「やったー!!」

梓(バンザイして喜ぶ唯先輩・・・ふむ、とりあえずブラ外しとこう)プチ スルッ

紬(梓ちゃん・・・なんでちょっとずつ脱いでいってるのかしら)

梓「もう、唯先輩は時間にルーズすぎです!」

唯「ごめんねーあずにゃーん!」ダキッ

梓(ハァハァ・・・お前にも見せてやりたいよ平沢憂・・・この決して揺らぐことのない愛の形をなぁ!!)

梓「ハッハッハッハッハッハ!!アーッハッハッハッハッハ!!!」

澪「梓・・・どうした?」

律「とりあえず病院探そう」

紬「それなら父の知り合いに評判のいいお医者さんが」

梓(しまっ・・・!私としたことが・・・)

唯「あずにゃんは私に抱きつかれて嬉しいだけだよ~」

梓「そっそんなんじゃないです!!」

梓(まずい!理性が・・・このままでは・・・)

キラッ・・・・

梓(?今、窓から光が・・・はっ!!ライフルのスコープ!!?)サッッ

バアアァァァァン ・・・

律「うお!」

紬「きゃあっ」

澪「」

唯「え?なに?」

ツー

律「お、おい!梓!!お前・・・頬から血が・・・!」

梓「え・・・あ、本当だ・・・どうしたのかな、えへへ」

澪「」ガクガク


梓(精確な射撃・・・それも並みのレベルではない)

梓(面白い・・・実に面白いよ平沢憂・・・そんなにお姉ちゃんに触れさせたくないか?)

梓(楽しくなってきた・・・まず邪魔なお前を消してやろう、じっくりとな・・・)

梓「ハッハッハッハッハッハ!!アーッハッハッハッハッハ!!!」

唯律澪紬「」

梓(しまっ・・・!私としたことが・・・)



唯「ういー、ただいまー」

憂「お姉ちゃんおかえり!!」ダキッ

唯「わっ、憂から抱きつくなんて珍しいねー」

憂「えへへ、たまには良いかなーなんて」

憂(ペロペロ・・・ハァハァ・・・お姉ちゃんの汗・・・ハァハァ・・・姉汗・・・白川涼子・・・・ペロペロ)

唯「う・・・憂?大丈夫・・・?」

憂「ふぅ・・・ ん?大丈夫だよ?あはっ、変なお姉ちゃん」

唯「・・・」

憂「今日はうな重だよー」

唯「わー!豪華!どうしたの!?」

憂「えへへ、ちょっとお金に余裕ができたからね、あ、あと別に意味ないけど精力もつくんだって」

唯「へぇー、あ、なんか飲み物とってー」

憂「はい、どうぞー」ゴトッ

唯「マムシドリンク・・・?」(今パンツから出さなかった・・?)

憂「うん!おいしいかなーって、あ、あと別に意味ないけど精力もつくんだって」

唯「そうなんだ・・・」


唯「ごちそうさまでしたー」(なんか気持ち悪い・・・)

憂「お粗末さまでした」

憂「ちょっと用事あるから部屋に上がるねー」

唯「はーい」

トンットンットン

ガチャ  バタン

憂「さてと、お姉ちゃんに変化はあるか・・・?」

憂「お姉ちゃんの部屋には52個の監視カメラを設置している」

憂「新世界の神でない限り見つけることは難しいはずだ」

憂「・・・20時31分お姉ちゃん入室・・・」カタカタ

憂「・・・20時32分お姉ちゃんベッドに寝転がる・・・」カタカタ

憂「・・・20時32分お姉ちゃんベッドでゴロゴロころがる・・・可愛すぎる・・・」カタカタ

憂「・・・20時33分お姉ちゃん大きなアクビ・・・あの吐息をどうにかして手に入れたい・・・」カタカタ

憂「・・・20時34分お姉ちゃ パリィィィィィィン!!!!

憂「!!」


梓「お邪魔します、ハハッ」

憂「てめぇか・・・親から礼儀ってものも教わらなかったのか?」

梓「うちの家族はみんなこうなんだ、ハハッ」

憂「You are crazy(狂ってやがる)...」ボソッ

梓「Thank you.It is the best praise for me(ありがとう、最高の誉め言葉だ)...haha...」

憂「どうしたんだ?その頬の傷、可愛い顔が台無しだぜ?」

梓「・・・貴様、あの射撃は誰から教わった?」

憂「私はお姉ちゃんを守る為なら全てを犠牲にしたっていい・・・それぐらいあの人の存在は絶対なんだ」


憂「小さな頃からあの人を守ることだけを考えて生きてきた」

憂「『銃器さえあれば誰も敵わない』、そう考えていた時期が私にもあった」

憂「私は自己流でその銃の性能を最大限まで生かす方法を調べた。それがあの射撃法」

憂「だがそれは間違っていた。その銃の性能を最大限に生かせても破壊力には限界が必ずある」

憂「2歳の時そのことを悟った私は接近戦をマスターすることにした」

憂「そう、全てはあの人(お姉ちゃん)を守るために・・・」

梓「・・・素晴らしい、君は素晴らしいシェフだよ、ハハッ」パチパチ・・・

憂「シェフ・・・だと?どういう意味だ・・・」

梓「そんなに手間暇掛けて作った料理を無料(タダ)で戴けるのだもの、嬉しいねぇ、ハハッ」

憂「殺す・・・・・」ブチブチ

梓(気迫が変わったな・・・・・・・・・来る)

憂「噴ッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!」

ドカァァァァ ・・・ ズザザザァァァァ

梓(当たったか・・・う!破壊力が・・・段違い・・・しかしこれでは私の装甲を破れまい・・・)

梓「キシャエェェェェイィィ!!!!」シャキン シャキン

憂(投げナイフ・・・っ!かわせないかッ!)

ブシュ!! ブシュ!!

梓(ハハッ、脚を貫通・・・これで少しは・・・・・・なに!!?)

憂「・・・ふぅー・・・」ブシュ・・・ ブシュ・・・

梓(効いてない・・・しかも自分でナイフを抜いて・・・)

憂「貫通程度じゃ私は倒せないぜ?あずにゃんよぉ・・・」

梓「これは誤算だったね、それに複数ナイフを投げたから君の大切な物に当たっちゃったよ、ハハッ」

憂「大切なもの・・・?」

梓「ほらっ、机の上を見てごらんよ、ハハッ」

憂「机の上・・・・・・まさかッ!!」

憂「・・・・・・・」

梓「ハハッ」

憂「お姉ちゃんとの・・・ツーショット写真(当時憂ノーパン)が・・・」


梓「すまないな、わざとじゃないんだよ、ハハッ」

ドドドドドドドドドド・・・・・・・・

梓(!!?憂が・・・・巨大化した・・・だと・・・!!!??)

憂「死ぬ覚悟は・・・・・出来たか・・・?」

コンコン

憂梓「!!!!!」

唯「ういー、入るよー?」

憂「ちょまッッッッッ!!!!」

唯「・・・・なんか凄いことになってる」

唯「まず全身アザだらけのあずにゃんがいる・・・それに憂がデカイし血まみれ・・・」

唯「部屋がボロボロ・・・っていうか憂の部屋久しぶりに入ったら壁紙が私に・・・」

唯「あうー」バタッ

憂「お姉ちゃん!」

梓「唯先輩!・・・気絶してる・・・」

憂「Shit!!どうすれば!」

梓「任せろ、私が自宅に運んで看病しよう、お前は部屋の掃除を」

憂「下半身ドロドロの奴が言っても説得力がねぇよ、てめぇ帰ったらウガイ手洗いの前にお姉ちゃん襲うだろ」

梓「手洗いはする、唯先輩が汚れたらどうする?」

憂「襲うことが一番お姉ちゃんを汚すスパイスだろうが!!」

梓「仕方ない・・・わかった、唯先輩はこちらで預かる」サッ

憂「まるで分かっちゃいねぇ!!てめぇ待ちやがれ!!クソッ、身の軽いやつ・・・!!」



梓宅

梓「ふむ・・・・・」カシャカシャ

梓「・・・・ふむ・・・・・」カシャカシャカシャカシャ カシャシャシャシャシャシャシャ

梓「おっと、容量オーバーか・・・さすがに8GBではきつかったかな、ハハッ」

唯「う・・・うーん・・・」

梓「あ」

唯「ここは・・・あずにゃんの家・・・?」

梓「そっそうです!唯先輩部活で倒れて大変だったです!」

唯「なんであずにゃん裸なの?」

梓「いやぁ、暑いですね!唯先輩!」

唯「それにその腰に付いてる物は・・・」

梓「これはペニバンっていう物です!これを装着しながらギターの練習したら上達が早くなるです!」

梓「かの有名なエリック・クラプトンもこれを装着して練習していたです!!」

唯「そうなんだ・・・あれ、携帯がないや、憂に連絡したいのになぁ」

梓「う・・・憂には私がもう連絡しておきました!」

唯「そうなんだ、ありがとーあずにゃん、でも一応」

梓「いいじゃないですか!唯先輩もペニバン付けて練習しましょう!エリック目指しましょう!」

唯「携帯借りるねー」サッ

梓「!!」


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最終更新:2010年03月14日 03:54