律「というか私達にそんな重要なことをベラベラ喋っちゃって大丈夫なのか?」

副リーダー「いや、まずい」

律「だめじゃん」

副リーダー「だがな・・・・・」

律「・・・・・・」

副リーダー「音楽に興味を持つ者に悪い奴はいない」キリッ

律「その音楽が何なのか早く知りたいよ・・・」

唯「なんかワクワクしてきた!」

紬「そうね♪」

副リーダー「それじゃあいこう」


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------ガニメデ  アジト

転移システム「ヴォオン」

副リーダー「ここが俺達のアジトだ」

律「ひろい・・・・」

唯「人もたくさんいるよ」

澪「すごい・・・・」

紬「なんだか見たことのない機械がたくさんあるわ・・・・」

副リーダー「リーダーのところに行こう」


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------リーダーの部屋

副リーダー「リーダー、客人を連れてきた」

リーダー「なんだそいつらは」

律「(怖そうな人・・・・)」

澪「・・・・・・・」

副リーダー「実はこいつら本物のギターを持っているんだ」

リーダー「何!?ギターだと!?」

唯「こ、これです」

リーダー「これが・・・・本物の・・・・」

副リーダー「俺も最初は驚いたんだ」


リーダー「それで・・・・・この子たちとお前はどういう関係なんだ?」

副リーダーはいきさつを話した

リーダー「そういうことか・・・・」

紬「その音楽と地球について私達に教えてください!」

リーダー「ふん・・・・まあお前が見込んだ奴らだ。大丈夫だろう」

副リーダー「そりゃあもう!」

リーダー「まずこれを見ろ」ブゥン

律「これは・・・・惑星?」

リーダー「これは俺達の母星・・・・・地球の映像だ」

律「これが地球・・・・」

澪「青い・・・・」


リーダー「そうだ。他の惑星のような人工的な青さではない。自然がもたらす
     青さだ」

紬「自然の・・・青さ・・・」

リーダー「今となっては、人類はいくつもの惑星や衛星に住んでいるが、以前は
     この地球にすべての人間が住んでいた」

リーダー「だが人類は大きな過ちを犯した。その過ちにせいで我々の先祖は
     地球を脱出せざるを得なかった」

リーダー「しかし、すべての人間が脱出できたわけではない」

澪「え?」

リーダー「地球に取り残された人間もいるんだ」

紬「そんな・・・・」

リーダー「その当時の政府の発表では、地球に生存者は確認されていないとなっている」

リーダー「だが俺達は今でも地球に人がいると信じているんだ」

唯律「ほえ~~」プシュ~


リーダー「人類は地球を脱出し、生活の場を各惑星に移してもなお戦争をやめなかった。
     やがて戦争は終わり、強大な宇宙政府が打ち立てられた。そして政府は地球を
     過去の汚点として地球に不可視シールドを張って外部から見えないようにし、                      
     存在をなかった事にした。地球は歴史の闇に葬られたんだ。かつて人類が地球
     に住んでいたという事実と共に。」

澪「そんな歴史があったなんて・・・・」

リーダー「そしてこれもみてほしい」ブゥン

紬「これは・・・・・?」

その映像には、楽器を演奏したり歌を歌ったりしている人たちが映っていた

唯「あ!いまギターが映ったよ!」

律「他にも色々あるな」

リーダー「これが音楽だ」

澪「これが・・・・・」

紬「すごい・・・・・」

リーダー「音楽ははもともと地球で人間が生み出した文化だ。しかし戦争と共に
     その存在は小さくなっていき、やがて消滅した」

リーダー「俺たちはこの音楽が消えてしまったのは、戦争をやっていた今の
     政府のせいだとおもっている。だから政府が憎いんだ」

澪紬「・・・・・・・」

リーダー「しかし力を力で消しても結局一方の力は残ってしまう。一見ただの
     言葉遊びのようだが俺はこれは揺るぎない真理だとおもっている」

リーダー「結局俺達のやっていることも戦争やっていたころの人間や政府と
     変わりないのかもしいれないな・・・・・」

澪「どうしてそこまで音楽を・・・?」

リーダー「音楽にはこれだけ人の心を動かす力がある。そんなに素晴らしい物を
     人類は失うべきではなかったんだ・・・・・。だから俺達の手で取り戻す」

紬「・・・・・・・」



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-----アジト  別室

紬「リーダーさんの話・・・ちょっと衝撃的だったわね・・・・」

澪「そうだな・・・・」

唯「私はさっぱり分からなかったよ!」フンス

律「私も!」エッヘン

澪「いばるとこじゃないだろ」

紬「でもあの音楽の映像・・・・すごかったわ・・・・」

律「たしかに・・・ああゆうの私達もやってみたいな」

唯「私もやってみたい!」

澪「そうだな・・・・」

扉「ウィ―ン」

副リーダー「おい!おまえらにいい物を見せてやるよ!」

律「あ、副リーダー」

紬「いいものってなにかしら?」

副リーダー「これだよ」

澪「これは・・・・」

副リーダー「キーボードって楽器さ」

唯「これも楽器・・・・」

副リーダー「この鍵盤を押してみてくれ」

唯はキーボードの鍵盤を押してみた

キーボード「ポロン、ポロン」

唯「音がなった!」

澪「きれいな音だな」

律「楽器ってすごいな~」

副リーダー「これは俺達が昔の文献をもとに作ったものなんだ」

紬「すごいわ」


副リーダー「でも音楽に関する文献はごく少数しか残ってないんだ」

唯「そうなんだ・・・・」

副リーダー「そこでだ!」

律「うお!?いきなり大声だすなよ」

副リーダー「俺達は地球へ行く計画を進めているんだ」



澪「え!?地球に!?」

副リーダー「ああ、しかもその計画も、もう完成段階にある」

副リーダー「地球に行けば音楽に関する情報もあると思う。地球に人がいることも
      この目で確かめたいしな」

唯「・・・・・・・・」

唯「ねえ、副ちゃん」

律澪紬「(副ちゃん・・・・・?)」


律「(副リーダーだからか?)」

副リーダー「(副ちゃん・・・・・)」

唯「私達も地球に連れていって!」

律「ええ!?」

澪「本当に言ってるのか!?」

副リーダー「それは・・・・・無理だろう」

唯「どうして?」

副リーダー「今回の計画は言うなれば、政府に対する敵対行為と一緒だ。そんな
      危ないものに連れて行くわけにはいかない」

紬「・・・・・・・」

紬「私いきたい!」

澪「ムギ!?」


紬「私・・・さっきんも映像を見てすっごく感動したの!だから私ももっと音楽の
  こと知りたい!」

律「わ、私もだ!」

澪「律!?」

澪「・・・・・・」

澪「わ、私も・・・・」

唯「お願いします!」

副「(こいつらの音楽に対する思い・・・・本物だな)」

副リーダー「そこまで言うなら・・・・・」

副リーダー「でも俺には決定権はない。リーダーに聞いてみな」

唯「はい・・・・・・!」


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------リーダーの部屋

律「リーダー!」

リーダー「なんだ。まだなにか用か?」

唯「私達も・・・・私達も地球に連れて行ってください!」

リーダー「・・・・・」

紬「お願いします!」

澪「お、お願いします!」

リーダー「なぜお前たちは地球に行きたいと思う?」


唯「私たち、さっきの映像を見てすごく感動したんです!」

紬「だから私達も地球にいって色々なことがしりたいの!」

副リーダー「リーダー、俺からも頼む。こいつらマジなんだ」

リーダー「・・・・いいだろう」

律「え!?」

リーダー「連れて行ってやると言っているんだ」

紬「ありがとうございます!」

澪「あ、ありがとうございます!」

唯「やったね!りっちゃん」

律「ああ!」

副リーダー「リーダー・・・ありがとうございます」

リーダー「ふん・・・さっきも言ったがお前が見込んだ奴らだからな」

副リーダー「リーダー・・・・」

リーダー「お前はいままで俺についてきてくれたからな・・・・信頼してるぞ」

副リーダー「俺はこれからもリーダー一筋だ!」

リーダー「ふふ、頼もしいな」

唯「ところでいつ行くんですか?」

リーダー「ことしの八月に出発の予定だ」

律「8月・・・・丁度夏休みだ!」

紬「でも親にはなんて・・・」

律「友達と旅行にいくで大丈夫だろ」

澪「大丈夫かな・・・・・」


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-----出発日

律「よっしゃあ!ついに出発だ!」

澪「唯。ギターはもってきたか?」

唯「もちろん!」

紬「楽しみだわ~」

副リーダー「お前ら気合いいれてけよ!遊びじゃないんだからな!」

唯律「いえっさー!」

澪「なんだよ、それ」

紬「ウフフ」

律「ところでどうやって地球にいくんだ?」

副リーダー「ふふ、よくぞ聞いてくれた」

副リーダー「ついてこい!」


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------格納庫

副リーダー「これだ!」

律「すごい・・・・」

紬「大きいわ・・・・」

唯「これに乗れるの!?」

澪「これは?」

副リーダー「これは俺達の組織が独自に開発した量子船だ」

副リーダー「この船は自身を量子化して亜空間を移動することができる。まあ
      一種のワープみたいなもの、普段使ってる転移システムと同じ
      ようなものだ。これを使えば長距離を短時間で移動できるんだ」

唯律澪紬「ほえ~~」プシュ~


副リーダー「まあそう難しく考えるな。これに乗れば地球にいけるってことだ」

律「でも地球にはシールドがあるんだろ?どうやって侵入するんだ?」

副リーダー「ふふ・・・・・心配ご無用」

副リーダー「あれを見てくれ」

澪「あれは・・・・ミサイル?」

副リーダー「そうだ。だがそんじょそこらのミサイルとは訳がちがう」

紬「というと?」

副リーダー「あれはアンチシールドミサイルだ。あれを打ち込めばシールドを
      一部破壊できる」

律「でも地球はみえないんだろ?」

副リーダー「地球の座標はおおよそ検討はついている。目印は地球の唯一の
      衛星・・・・・月が目印だ。
     近くまで行ったらまず普通のミサイルを撃ち込む。それがシールドに
     あたればシールドが一瞬発光するはずなんだ。それで場所を探る」

唯律澪紬「ほえ~~」プシュ~


副リーダー「まあお前らは何の心配もしなくていい。俺達に任せておけ」

唯「副ちゃん頼りになるう!」

リーダー「準備はできたか?」

副リーダー「あ!リーダー!ばっちりだ!」

リーダー「よし。それなら早速出発しよう」

唯律「お~!」


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-----船内

リーダー「全員配置について量子化の準備をすすめろ!」

団員「はい!」

唯「いよいよだね」

律「ああ」

紬「ちょっとドキドキしてきたわ」

澪「(ママ・・・・・)」

団員「準備できました!」

リーダー「よし!これより亜空間にはいる!」

律「うお・・・まぶしい・・・・」

団員「亜空間に入りました!」

澪「まっくらだ」

紬「外はなにも見えないわ」

リーダー「お前らに言っておくことがある」

律「え?」

リーダー「これからなにが起こるか、はっきり言って俺にもわからない」

リーダー「危険なことが起こるかもしれない」

澪「・・・・・・・」

リーダー「俺達組織の人間はいつでも死ぬ覚悟はできている。だが、お前たち
     まで死ぬことはない」

紬「え?」

リーダー「お前たちは俺が守る。心配はいらない」

澪「リーダー・・・・・」

団員「亜空間を抜けます!」


律「またまぶしい・・・・・」

団員「月を確認!」

リーダー「よし!通常ミサイルを撃ち込んで場所を確認しろ!」

団員「発射!」

        バゴォーーン

団員「シールド発光を確認!」

副リーダー「よっしゃあ!予想通りだ!」

リーダー「続けてアンチシールドミサイル発射!」

団員「発射!」

副リーダー「たのむ・・・・たのむぞ・・・・」


       ドゴォ――ン

団員「シールド一部破壊を確認!」

唯「なにか見えるよ!」

リーダー「そのまま侵入しろ!」

団員「前進!」

唯澪律紬「・・・・・・」ドキドキ

団員「侵入成功!」

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最終更新:2010年03月24日 01:23