紬「第二回、軽音部対抗憂ちゃん争奪雪合戦大会」
ドンドンパフパフドンドンパフパフ
紬「さあ、始まりました、軽音部対抗憂ちゃん争奪雪合戦、今回は第二回となります。」ワァーッ!!
紬「実況は私、琴吹紬と」
憂「景品(?)の平沢憂でお送り致します。」パチパチパチパチ
紬「それでは早速選手の紹介に参りたいと思います。」


紬「まずは我らが軽音部部長、田井中律選手!!」ワーワー
律「絶対に優勝して憂ちゃんを妹にするZE!!いっぱい甘えちゃって・・・そして・・・」

ホワンホワンホワン
~律の妄想~
憂「お姉ちゃん♪」ギュッ
律「う~い~」ギュッ
イチャイチャラブラブ
律「憂、本当にいいんだな?」
憂「うん、初めてはお姉ちゃんって決めてたから・・・///」
ホワンホワンホワン

律「ぐへへへへ」
紬「さぁ、律選手がいやらしい笑みを浮かべてるところですが、憂ちゃんに一言頂きましょう。」
憂「律さんのデコフラッシュは強力ですからね、まともに食らえば数秒間硬直してしまうこと必至です、対戦相手はそれに注意しないといけませんね。」


紬「律選手が別な世界から帰ってきませんが、次の選手の紹介に参りましょう。軽音部副部長、秋山澪選手です」ワーワー
澪「憂ちゃんは私が貰う!!!私も妹が欲しかったんだ、それが憂ちゃんみたいな出来た妹なら尚更!!そして憂ちゃんに・・・」
ホワンホワンホワン
~澪の妄想~
憂「澪お姉ちゃん、もうこんなになってるんだ・・・」
澪「それは憂ちゃんが上手すぎるから」
憂「ふ~ん、澪お姉ちゃんは私の足でここをこんなにする変態さんなんだ・・・」
澪「言わないで・・・ううん、もっと言って・・・澪は妹の足でここをこんなに濡らす変態さんって分からせて・・・」
憂「変態!!変態!!変態!!」
澪「ああ」ビクッビクッ
ホワンホワンホワン
紬「澪選手が律選手よりも穢い笑みを浮かべて戻ってきませんが、憂ちゃんのコメントをお願いします。」

憂「澪選手はこれという必殺技はありませんが、基礎体力や総合力が高いのでかなりの強敵でしょうね。」


紬「さて次の選手は憂ちゃんの実姉、平沢唯選手です。平沢選手は・・・」
憂「お姉ちゃ~ん、頑張って~♪」
唯「う~い~♪頑張るよ~♪」ブンブン←思いっきり手を振る音
紬「・・・聞いちゃいねぇ。」


紬「次の選手は、中野梓選手です。」ワーワー
梓「絶対に優勝して憂にこのネコミミを装着して貰うです!!そして・・・」
ホワンホワンホワン
~梓の妄想~
梓「もうここをこんなにして、憂にゃんは・・・」
憂「にゃぁ…///」
梓「えっちな憂にゃんも可愛いですよ、いっぱいかわいがってあげるです。」
憂「にゃ~ん」
ホワンホワンホワン
梓「えへ、えへへへへ」
紬「さあ、中野選手も異世界から戻ってきてきませんが、憂ちゃんのコメントを頂きましょう。」
憂「梓ちゃんは小さくてすばしっこいから、当てるのが難しそうですね、まるでゴ・・・」モガモガ
紬「ゴライオンのことでしょうかね?それ以上言うと敵が増えるのでここで止めておきましょう。」


憂「それにしても軽音部のみなさんは変な笑みを浮かべてばっかですが大丈夫なんでしょうか?あっ、お姉ちゃんと紬さんは違いますよ」
紬「まぁ・・・。」


紬「さぁ、最後の選手の紹介に参りましょう。リザーバーとして参加の軽音部顧問、山中さわ子選手です」
さわ子「優勝して憂ちゃんを私専用のコスプレドールにしてあげるわ!!」
紬「おおっとここで、大胆発言が飛び出した!!他の選手が妄想にとどめているところを声に出して言うとはやはりさわ子選手、格が違います!!」
憂「あそこまでおおっぴらな欲丸出しとは、なんていうか勝って欲しくないですね。」
紬「憂ちゃんが露骨に嫌悪感を露わにした~~!!しかし、さわ子選手、悪役(ヒール)が非常に似合っております。」


紬「全選手が出そろったところで、ルールの説明です。」
憂「この雪合戦は単純に三発雪玉を当てられたら負け、そして最後に生き残った選手の優勝となります。
罠や壁の設置はありですが、対戦相手を怪我させるような悪質な行為は失格とです。
また、雪玉は目印のためにこの塗料をつける必要があります。塗料は水で綺麗に落ちるので安心してくださいね。
雪玉はいつ作っても良いですが、実質準備期間しか作る暇がないでしょうから注意してください。」
紬「そして、優勝商品ですが、優勝者は憂ちゃんを一週間好きに出来る権利を獲得できます。」
憂「前回優勝した紬さんの要求は凄かったですね。」
紬「そんなこと無いわよ。」
憂「紬お姉ちゃん♪」
紬「…///」カァーッ!!!
紬「う、憂ちゃん、お、大人をあんまりからかっちゃ駄目よ」
憂「ごめんね、紬お姉ちゃん♪」
紬「」


紬「で、では、せせせ、選手宣誓です。選手代表の田井中律選手」
律「宣誓。我々はスポーツマンシップに則り、正々堂々と戦う事を憂ちゃんに誓います。」
パチパチパチパチ
紬「素晴らしい選手宣誓でしたね。それでは30分の準備期間の後に試合開始となります。この時間が選手にとって一番重要な時間です。」
憂「そうですね、この間に罠や壁を設置するもよし、雪玉を作るのもよし、なんでもありですから。」


律「この間に作るのは・・・罠だな。」
澪「壁を作るのが鉄板なはず。」
唯「ふふふ」
梓「(罠も壁も昨夜のうちに設置してある私に隙は無い!!)」
さわ子「1対1で私に敵う子なんていないし、雪玉でも作っておこうかしら・・・。」


紬「律選手は、罠を作ってるみたいですね。」
憂「それにしても罠にしてはかなり目立つようですが大丈夫なんでしょうかね?」
紬「あはは、まぁきっと律選手には考えるところがあるんでしょう。あの罠があれば正面から攻めるのは不可能でしょうし・・・。」
憂「なるほど。澪さんは壁ですね。」
紬「そのようです、おそらく前面のガードの重視でしょう。」
憂「お姉ちゃんは・・・」
紬「あれは雪だるま?相変わらず唯ちゃんが何を考えてるのか分かりません。」
憂「紬さん!!」プイッ
紬「ごめんね、憂ちゃん冗談よ。唯ちゃんは毎度ダークホースで予想の一枚も二枚も上を行くから想像がつかないの・・・」
憂「なんだ、始めからそう言ってくれれば・・・。」ニコッ
紬「ごめんなさい。では梓選手は・・・早い!!もう壁も罠も設置し終えています。」
憂「早いですね、おそらく昨夜のうちに準備したのではないでしょうか?」
紬「それはあり・・・なんでしょうか?」
憂「面白ければそれで良いんじゃないでしょうか?」
紬「憂ちゃんの言うとおりです。さて、さわ子選手は・・・余裕です、壁も罠も設置せず雪玉を作っています。」
憂「あまりの雪玉の多さに雪玉自体が壁になってますね。これは凄い。」


紬「さて、そろそろ準備期間も終わりです。ところで憂ちゃん少し寒くないかしら?ちょうどさっき紅茶を淹れてきたんだけど。」

憂「あっ、ありがとうございます。頂きますね。」
紬「お茶菓子もあるわよ♪」
憂「流石、紬お姉ちゃん♪抜かりがないね♪」
紬「…///」
キャッキャウフフ


ピー
紬「さて、いま準備期間が終わりました。では各々所定の位置についてください。ではスタートの合図を憂ちゃんお願いします。」
憂「はい、では皆さん位置について・・・用意、始め!!」パァーンッ!!


紬「さぁ、始まりました。まず動きを見せたのは律選手、さわ子選手に向かっています。」
憂「一人でかかっていくのは自殺行為です。何か策があるのでしょうか?」


律「とりゃぁーー!!」ヒュッ
さわ子「何を考えてるのか分からないけど、私に速攻で向かってくるなんて自殺行為よ、くらいなさい」ヒュッ
バンッ、バンッ、バンッ
さわ子「えっ?」
律「へへんっ、さわちゃんが一番強いから真っ先に落とさせてもらったよ。」


紬「おおっと、律選手はおとりだったようです。律選手が向かっていく間に残りの三人がさわ子選手を狙い撃ち、一瞬のうちにさわ子選手が脱落しました。」
憂「素晴らしい協力体制でしたね。しかし、律選手は一発食らってしまったみたいです。」
紬「さわ子選手を残しておくよりマシでしょう、まさに肉を切らせて骨を断つ戦法でした。」


紬「いま、律選手が悠々と自らの陣地に戻っていきます。ライバル達も手を出しません、それどころか拍手で迎えています。なんというフェアプレイ、何という協力でしょうか、これがあるから雪合戦は面白いですね。」ワーワー
憂「そうですね、紬さん」


紬「しかし最大の敵、さわ子選手を落としてしまってからなかなか動きがありませんね。」
憂「今動いた方がやられると警戒してるみたいですね。各々罠や壁の強化に勤しんでるようです。」
紬「憂ちゃん、お茶、もういっぱいどう?」
憂「あっ、頂きます♪」
憂「はい、紬お姉ちゃん、あーん♪」
イチャイチャイチャイチャ


紬「脱落したさわ子選手が今こちらに戻ってきました。コメントを聞いてみましょう。」
さわ子「あの子達、ここまでやるなんて、油断したわ。次回は本気でかからないと。」
憂「さわ子選手の活躍がみれなかったのは残念ですね。」
紬「お茶とお菓子を用意してるのでどうぞ食べていってください。」


紬「おおっと、梓選手が動いたようです。澪選手の方に向かっています。」
澪「無駄だ、梓。私の壁は完璧だ。蜂の巣にしてやる。」
梓「それはどうでしょうか」クイッ
ガラガラガラ
紬「なんということでしょうか、澪選手の壁が音を立てて崩れていきます。」
憂「おそらく梓選手が事前に設置していた罠でしょう。」
紬「これは・・・ありなんでしょうか?」
憂「あまり多用してほしくない手ですが、今回はありですね。」
紬「澪選手、茫然自失としています。」


澪「そんな・・・。」
バシッ、バシッ
紬「おっと、梓選手が澪選手に二発当てました。澪選手、ピンチです。」
澪「うわぁあああ!!」ヒュンヒュン
梓「澪先輩、心配しなくても苦しまずにXしてあげますよ。」
紬「最後のあがきで梓選手に一発当てましたが、もう雪玉が手元にありません。対する梓選手は五発も残っていますね。」
澪「わぁぁぁぁ」ダッ
紬「澪選手、逃げる!!梓選手は冷静に追っています。」
梓「くすくすくすくす。逃げる澪先輩、まるでXXXみたいですよ。あはは」ヒュンッ
紬「澪選手、逃げる!!上手く避けました。」
憂「梓ちゃん怖い・・・。」
梓「往生際が悪いですよ、澪先輩。諦めてくださいよ。こっちだって雪玉には限りがあるんですから。」ヒュンッ
紬「澪選手、脱兎のごとく逃げています。梓選手の雪玉を華麗によけています。」
憂「これが澪選手の身体能力のなせる技でしょうか。澪さんは、さわ子先生の陣地の方に逃げていきますね。」
梓「さわ子先生の陣地にまで逃げて、まさか、雪玉の補充ですか。甘いです。」クイッ
紬「おおっと、また事前に仕掛けた罠のようです!!梓選手一体いくつの罠を仕掛けていたんでしょうか。」


憂「罠が作動ないようです、不発でしょうか。」
梓「あれ?」クイックイッ
ドサァッ!!

紬「なんということでしょう、罠は梓選手に作動してしまいました。梓選手が雪に埋もれています。」
さわ子「そういえばあからさまに怪しい罠があったから仕掛け直しておいたわ。あっ、お菓子おかわりよろしく。」
紬「策士策に溺れる!!梓選手は罠で身動きがとれないようです。澪選手、さわ子選手の残した雪玉に辿り着きました。」


澪「形勢、逆転だな、梓。じゃぁ、さよならだ」
梓「くっ・・・。」
澪「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄、
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無 駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄、
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄、
WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY、無駄 無駄無駄、無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄、
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄 無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
紬「澪選手、先ほどの恨みを晴らすかのような雪玉ラッシュ、梓選手ひとたまりもありません。」
梓「ヤッダー バァアァァァァアアアアア」
澪「無駄ァアアアアア!」


梓:再起不能



澪「やった、梓を倒した!!」ハァハァ
紬「華麗なるラッシュでしたね、憂さん。」
憂「私、黄金の体験が見えました。」
紬「しかし、今ので体力を使い果たしたのか、澪選手動けません。」
憂「これはピンチですね。律さんとお姉ちゃんが来たらひとたまりもありません。二人は今どうしてるのでしょうか。」
紬「どうやら小競り合いですね。唯選手が律選手の方に攻め入っています、あっ唯選手が二発食らって撤退した模様です。」
憂「お姉ちゃんに雪玉を当てるなんて・・・律さん・・・。」ギリッ
紬「まぁまぁ、これはゲームだから落ち着いて。」
憂「そうですね、これはゲームでした♪にしても澪さん、命拾いしましたね。」
紬「本当です。二人が澪選手の方を向いていなかったのは本当に幸運としか言いようがありません。」
憂「残りHPは澪さんとお姉ちゃんが1、律さんが2。勝負も佳境ですね。」
紬「しかし、下手に動くわけにもいかないので、このままでは膠着状態に陥りそうです。」


バンッ、
紬「おおっと、澪選手がやられたようです。しかし、律選手も唯選手も陣地から動いていません。一体誰が?」
???「姐貴・・・ここにも居たよ、雪合戦をしてる奴が・・・」
???「あぁ…行くぜ、相棒…。」
澪「お前ら、どこから来たんだ?」
???「地獄から…」
???「貴様も…来い。」
澪「和、純…。」


紬「なんと、闖入者は前回の雪合戦以来行方をくらましていた、真鍋和選手と鈴木純選手のようです。」
憂「非常にやさぐれていますが一体どうしたんでしょうか?二人とも片袖がありません・・・。」
和「地獄を見たんだ・・・」
純「汚してやる!平沢憂なんて!」
紬「二人とも全く話を聞いていません。なにか危ない事を呟いています。」
憂「おもしろそうなので二人には参加してもらいましょう。」
律「おいおい、そんなんありかよ。」
唯「和ちゃん、あんな姿に…。」


紬「さぁ、突然の闖入者が二人現れましたが、勝負は続きます。」
憂「和ちゃんはお姉ちゃん、純ちゃんは律さんの方に向かって特攻をかけるようです。」
紬「しかし、しっかりと壁と罠を仕掛けている二人対して個別攻撃はいささか不利ではないでしょうか?」
憂「き、きっと何か考えがあるんでしょう。」
律「そんな特攻されても、こちとらしっかりと防御を固めてんだよ!!」ヒュッ
バンッ
紬「やはり、無謀だったか、純選手一発目を食らいました。」
律「へへんっ、さあ狙い撃ちだぜ。」
和「貴様ァ・・・今相棒を笑ったなぁ?」
律「へっ?誰も笑ってなんか・・・。」
和「笑ったなぁああ・・・!」
紬「なんと、和選手、律選手に向かっていきます。2対1、律選手圧倒的に不利です!!」
紬「唯選手はあまりのことにポカンとしています。」
憂「むしろ、今は動かないで正解でしょう。」


ズボッ
和純「えっ?うわああああああ!」
律「誰もかからないと思ってた落とし穴に二人とも落ちた・・・。」


紬「…えー、敢え無く二人とも脱落です・・・。」
憂「何しにきたんだろうあの二人…。」


純「行こうよ、姐貴」
和「あぁ。また別の地獄が待っている…。」


紬「さぁ、気を取り直して勝負の行方を解説しましょう。律選手が2対1でリード。しかし、あの二人のせいでもう正面の守りが消失してしまいました。」


律「雪玉も残り少ない。待つのは得策じゃないな。」
律「後ろから回り込んでの奇襲・・・といくか。」
紬「律選手、何か作戦を立てた模様です、試合も終盤、勝負に出るのでしょう。」
憂「お姉ちゃん、負けないで!!」
紬「憂ちゃん、実況は公平に、ね。」
憂「あっ、律先輩も頑張って下さい。」


紬「律選手、上手く後ろを取りました。」
憂「お姉ちゃんは気づいていないみたいです。」


律「これで、終わりだ!!勝った!!第三部・完!!」
紬「律選手の雪玉ラッシュ、勝負は決まったかぁ!!」


律「これは・・・!?」

パンッ、パンッ
唯「甘いよりっちゃん。」
紬「なんと、唯ちゃんと思われたのはデコイ。準備期間に雪だるまを作ってたのはこのためだった!!流石ダークホース、我々の予想もつかない事を平然とやってのける!!」
憂「そこに痺れて憧れます。」



紬「という訳で、第二回軽音部対抗憂ちゃん争奪雪合戦の優勝者は平沢唯選手に決まりました!!おめでとうございます。」
唯「ありがとうございます。憂~、お姉ちゃん勝ったよ♪」
紬「では勝者の平沢唯選手には憂ちゃんからのキスと一週間憂ちゃんを好きに出来る権利を差し上げます。」
憂「おめでとうお姉ちゃん」Chu!!
紬「いいチュウでした、ついうっかり●RECしてしまいました。では勝者の唯選手にインタビューです。今回の勝利の秘訣は何でしょうか?」
唯「やはり、姉妹愛でしょう。」
紬「権利は何に使うつもりですか?」
唯「それは・・・ひみつです。」
紬「では、最後に一言お願いします。」
唯「憂、お姉ちゃん頑張ったから!!」
紬「二位の田井中律選手にも一言伺いましょう。おっとその前に憂ちゃんのハグがあるようです。」
憂「律さんもお疲れ様です、次また頑張ってくださいね。」ギュッ
律「私、もう死んでもいい・・・///」
紬「地獄姉妹・・・はどこかに行ってしまったようです。コメントを聞きたかったのですが残念ですね。澪選手も見当たりません。」
憂「もう帰っちゃったのでしょうか。心配です。」
紬「では梓選手のコメントを聞いてみましょう。」
梓「てへっ、やられちゃいました♪次回も正々堂々と戦いたいです!!」
紬「罠を仕掛けまくった選手とは思えない口ぶり、これは酷い!!」
憂「次回は罠以外の梓ちゃんをみたいですね。」
梓「…。」
紬「こう言われるともう梓選手は罠を仕掛けれませんね、次回の梓選手は違った一面が見られそうです。」
紬「なお、初めに脱落したさわ子選手はお茶を飲んだ後、腰が痛いと帰宅致しました。」
憂「歳なのに無理するから・・・」
紬「それではこれで第二回軽音部対抗憂ちゃん争奪雪合戦は終了です。みなさん、ありがとうございました。」ワーワー
憂「また次回お会いしましょう。」


憂「お姉ちゃん、お疲れさん。それに優勝おめでとう。」ニコッ
唯「ありがとう、憂。」
憂「それで、優勝者の権利だけど・・・」
唯「そうだったね。じゃあ、一週間憂はゴロゴロすること!!一週間憂の代わりに私が家事をします。憂はちゃんとゴロゴロしてね。」
憂「えっ、そんなのでいいの?あんな事やこんな事も何でも出来るんだよ。」
唯「前から決めてたんだ。この勝負に勝ったら憂にお姉ちゃんらしい事するって。たまにはお姉ちゃんらしい事をさせてよ。」
憂「じゃ、じゃぁゴロゴロするね。お姉ちゃんあいす~♪」ゴロゴロ~♪
唯「は~い、今持って行くね♪」


おしまい



最終更新:2010年03月28日 00:44