律「よーし! んじゃ練習開始すっぞー」

唯「わーい。今日は何かな~」

紬「今日はバウムクーヘンですよ~」

律「うひゃ~。うまそ……」

澪「おい」


ゴチン

律「ッ…たぁ~……何も殴ることないだろ~」

澪「これのどこが練習だっ!」

梓「あはは……まぁまぁ澪先輩落ち着いて」

唯「おぉ!いつもは一緒に怒るはずのあずにゃんがなだめているっ!」

律(梓も丸くなったな…)

梓「律先輩は、今遊ぶ代わりに放課後居残り練習するらしいですから」

律「うぇっ!?」

紬「あらあら。ふふっ」

澪「なら仕方ないな。律は部長だし責任感も強いしな」


唯(あずにゃんが時間差攻撃を覚えた。りっちゃんに50のダメージ)


澪「それじゃあ、練習開始するぞ」

律「ちょぉ~っと待った!!」

澪「なんだ……またくだらないこと言い出したら怒るぞ」

律「いやいや。それにしても毎日こう練習だと飽きませんかね?」

澪「は?」

律「いや…こうなんかマンネリというか…刺激が欲しいというか」

澪「まーたくだらない……」

梓「いや……練習しましょうよ」


紬「りっちゃんの言うとおりかもしれないわ」


澪梓「!?」


紬「最近みんなのモチベーションが少し下がってると思うの」


唯「ムギちゃんの言うとおりだよ~」


唯「文化祭の本番が近づいてここのところ練習詰めだし」

キリッ

唯「たまには息抜きも必要じゃないかなっ!?」


澪梓(いや…ここで真剣な顔されても)


澪「まぁ……でも一理あるかもな」

梓「たしかに半端な気持ちで練習しても上達しませんしね」


唯(やりましたぜ!りっちゃん隊員)グッ

律(でかしたぞ!唯)グッ

澪「お前たちなんか企んでないか?」

唯律「ふぇ!?」

唯「い、いえいえいえめっそうもございませんおだいかんさま!」

律「そ…そうだぞー!澪。 あまり人を疑うと良くないぞ」

澪「怪しい……」



30分後



唯「やっぱりムギちゃんの持ってきたお菓子はなんでも美味しいよ~」

紬「あらあら嬉しいわ」テレテレ

梓「モグモグ」

唯「あ~ずにゃん♪ はい、あーん」

梓「モグァ! モモギュモモモグモグッ!」

唯「1人で食べれますって。遠慮しちゃって~♪ほれほれ~」グイグイ

梓「モー」パクッ

律「なんだかんだいって食べるのな」


澪「……」

律「澪。食べないのか?」

澪「えっ!? あ、あぁ。あまりお腹へってないんだ」

律(ハッ!)

-律に電流走る-

律「まさか澪。ふとっt…」

バキィ

さらに30分後

澪「そろそろ練習しよう」

唯「うーん…たくさん食べたら眠くなってきちゃったよ~」

律「同じく」キリッ

澪「殴り足りないようだな…」

律「さぁ練習しようぜ。みんな」


ジャーン♪(練習中)



澪「たしかに息抜きは効果的だったかもな」

梓「いい感じでみんなノってますしね」

律「……」


澪「どうした?二人して真剣な顔して」

律「よーし!今から王様ゲームすっぞ!」

澪「は?」

唯「わーわー」パチパチッ


紬「……」

キョロキョロ

紬「わー」パチパチッ


梓「ちょ!」

律「ルールを説明します!唯!」

唯「了解です!りっちゃん隊員」ババッ


ゴトッ


律「この箱の中にはクジが5枚入っています」

唯「当たりクジがこの中に1枚入ってるんだよ~」

律「そう。まずは全員で初めにクジを引きます」

唯「そこで当たりクジを引いた人が王様になります!」

澪梓「……」←呆れている

紬「ワクワク」

律「そんで次は全員で1曲演奏する。ただ誰かがミスしたらそこで演奏中止だ」

唯「ミスしちゃった人が王様の言うことをなんでも1つ聞くんだよ」

律「まぁ王様やりたくないとかいうチキンさんがいたらパスするなり譲渡するなりしていいよん。そんな奴はいないと思うけど」

唯「もし王様がミスしちゃったらもう一度クジ引きで選びなおしね~」

律「ふっふっふ。どうだ! 遊びかと思ったら遊びを両立した練習の提案だったんだよっ!」

唯「さすがです!りっちゃん隊員!」

澪「ふー……」

澪「りーつ♪」ニコッ

律「ヒィッ!」


ゴインッ


唯「ああああぁ~!りっちゃん隊員!しっかりしてください!」

澪「ゆーい♪」ニコッ

唯「あ、あたしもだめだ」ニコッ


ゴインッ


律「ぶー」

唯「ぶー」

澪「なんか変だと思ったら2人してそんなこと考えてたのか」

唯「あずにゃ~ん…」

梓「さすがに弁護できません」

唯「ふぇ~ん」


律「なんだよ~。練習に娯楽を取り入れればみんなももっと楽しく練習できるかと思ったんだよ~」

澪「だからってなんで王様ゲームなんだよ」

律「その方がスリルがあって面白そうだし……」

律(公然と色々いじれるしな。特に澪とか)

唯(あずにゃんに可愛い格好させたい…)


澪「っはぁ~……もういいから普通に練習するぞ」


紬「天才的だわ……」


澪梓「え?」


紬「練習もできて、さらに……も見れる」ブツブツ

澪「お、おいおい。ムギ」

紬「すごくいいと思うの!このゲーム」


律(いまやで!ゆいはん!)チラッ

唯(りょうかいでごわす!)チラッ


律「よし。多数決にしよう。公平にな」ニヤニヤ

唯「多数決なら公平だよね~」ニヤニヤ

澪(しまった!これは罠か)

梓「澪先輩。もうこうなったら仕方ないですよ。とりあえず練習はするみたいですし」

澪「梓まで……」

梓「要するに失敗しないで演奏すればいいわけですし」

梓「さっきの練習でも律先輩はドラム走ってたし、唯先輩もたくさんミスしていましたし」

澪「うーん」(なんか嫌な予感が…)

梓「あの2人が勝たなければそう大変なことにはなりませんよ」

澪「まぁ……梓がそういうなら」


律「よーし!決まりだなっ!」

律「そんじゃあクジ引いてくれー」


ゴソゴソ


唯「キター!」

律「おめでとう…!おめでとう…!」

梓「ゾクッ」

梓「なんだろう。なんか悪寒が…」

律「それじゃあ・・・練習しますか、唯さん」

唯「ええ、よろしくってよ」

スッ

澪「!?」

澪(律が今までにないほど真剣な顔をしている!)

梓(唯先輩から何かオーラのようなものが……)

澪梓(いや…それよりも…)

紬「ニコニコ」ゴゴゴゴゴ ←すごいオーラ


澪梓(こ れ は ま ず い)

ジャカジャカ♪


梓(うっ……!誰もミスしない)

澪(なんだこの重い空気は)



唯(あずにゃんあずにゃんあずにゃん)ニョニョニョニョ

梓(ふえ~ん。なんか唯先輩がこっち睨んでるし)


ベベン

梓「ああ!変なことに気を取られたせいで」

唯「ヒョー!」ガタッ

律「唯。落ち着け」


澪「梓…」

梓「うぅ…」

紬「キマシタワー」


律「それで唯王。梓に何をご所望でございましょう」

唯「うむ」

カラカラ

梓「そ…それはさわ子先生のコスプレ衣装」

唯「あずにゃん。この中で一番着たくない衣装ってどれ?」

律(唯マジ鬼畜)


梓「…これです」チャ

澪(さわ子先生の衣装の中では結構まともなやつだ。一番まともなのを選ばない辺り策士だな、梓)



唯「それはうそでーす!!!あずにゃんが着たくないのはこっち!」ガチャガチャ

梓「なっ!?それほとんど裸じゃないですか!!」

澪「そ、そうだぞ、唯。その衣装はさわ子先生もさすがに自重して封印した衣装じゃないか!というかなぜここに」

唯「澪ちゃんちょっとうるさいよー」

澪「!?」

律「そうだぞ澪。今は唯が王様なんだから」

澪「すまん…梓」

梓「そ、そんなー…」


唯「着ないとかないよね?あずにゃん。ねぇ?」ギラギラ

梓「唯先輩目が怖すぎです」

唯「そんなことないよぉ~ほっ。ほっ!」

律「落ち着け」

紬(いじらしい姿を視姦する。やるわね唯ちゃん)

梓「あー!もう。やりますよ!やればいいんですよね!」

澪「梓が壊れた…」


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最終更新:2010年04月11日 00:13