唯「うっ……あれ?ここは?」
ピッピッピッピッ
唯「あれぇ?メールだ」
『ミッション:12時までに一人でもいいから渋谷109へ向かえ失敗すれば全員ゲーム失格』
唯「どーいう事だろ?まだ続きが…」
『七日間連続でミッションをクリアしなければアナタの存在は消える』
唯「えぇ?りっちゃんのイタズラかな…って109!?ここは東京!?」
唯「えへへ…夢だよ夢早く憂起こしてよ…」
唯「あれポケットに何か入ってる…これはバッチ?」
唯「わぁ~カッコイイなぁ…」パシッ
唯「ひゃあ…」
『腹減った』『寝ぃ』『仕事しねーとマジヤベー』
唯「頭の中に…声が…あ、消えた」
唯「何なんだろ?コレ?もう一度…」
「誰かぁぁぁ助けて」「嫌ああああ」「死にたくない!死にたくない!」
唯「人が…消えてく…あははやっぱり夢なんだ…」
唯「きゃあっ」ドンッ
唯「痛たたた…」
ノイズ「ゲコゲコ…」
唯「カエル!?」
ノイズ「ゲコォ!」
唯「カエルにしては大きいよね…うん、大きいよね」
ノイズ「ゲコォ」シュパ
唯「痛いっ!夢だ…これは夢…でも逃げなきゃ!」
唯「はぁはぁはぁはぁ」
ノイズ「ゲコォ」
唯「つ…疲れたよぅ…」
ノイズ「ゲコ…ゲコ…」
唯「…追い詰められた」
憂「すみません私と契約して下さい!」
唯「う…憂!?」
憂「あ…そこの人!私と契約をして下さい!」
唯「契約?それより憂?どうしたの?」
ノイズ「ゲコ…」
憂「早く死にますよ!」
唯「死ぬの!?夢の中でもそれは嫌だ!契約する!」
憂「ありがとうございます!」
シュイイイイン
憂「えいっ!」シュンシュンシュン
唯「憂の手から何かでたあっ!」
ノイズ「ゲコォ…」シュイイイィン
唯「あ…消えた…」
憂「ありがとうございますあの…私は
平沢憂と言います」
唯「えーとどうしたの憂?」
【憂:バレットショット】
手からエネルギー弾を出し敵を攻撃する
憂「あの…さっきから私の名前を知ってる見たいですけど…」
唯「当たり前だよ!憂は私の妹でしょ?」
憂「………すみません私、何も覚えて無くて」
唯「私の名前も?」
憂「………はい」
唯「えへへへ…嘘はよしてよ」
憂「本当に何も覚えていないんです…」
憂「すみません…何一つ覚えて無いんです私がアナタの妹だと言う事も…」
唯「嘘だよぉ…」
憂「………………本当です」
唯「憂…これは夢だよね?」
憂「夢でもありません…」
唯「……ひぐっうぇぇぇん」ポロポロ
憂「どうしたんですか!?」
唯「これは夢だよぉカエルに襲われるし憂は記憶喪失だし…」ポロポロ
憂「………あの名前は?まだ聞いて無かったですよね?」
唯「唯…平沢唯…」
憂「私と同じ名字…私は信じますよアナタの事だからアナタも私の事を信じて下さい」
唯「うん、わかった…」
憂「ありがとうございま…」キッ
唯「どうしたの?」
憂「また敵です唯さん」
唯「カエルが四匹いる大丈夫なの!?」
憂「唯さんも戦って下さい」
唯「私がぁ?無理だよぉ」
憂「大丈夫…アナタなら出来ます」
唯「でもどうやって?」
憂「バッチを…バッチを使えば何か能力が使えるはずです」
唯「バッチってコレ?」
憂「唯さん後ろ!」
唯「わわわ…きゃあっ」
ドゥゥゥゥン
【
平沢唯:LIVE】
声を衝撃波にし敵を攻撃する事が出来る
憂「まずは一匹ですね」
唯「口から何か出たよ憂何か出たよ!」
憂「もう一匹お願いしますね」ピシュンピシュン
唯「わ、わかった」
唯「わああああ!」
ドゥゥゥゥン
憂「凄い威力ですね」
唯「憂!口から何かでたよ!うわぁっ凄いね凄いね」
憂「本当ですね早い所109に向かいましょう」
ピッピッピッピッ
唯「あれメールだ?」
『一日目ミッションクリア』
憂「誰かがクリアした見たいですね…よかった」
唯「そういえば憂は詳しいね」
憂「いえ…詳しいって程でも無いですよ」
唯「あのカエルってなぁに?」
憂「あれはノイズと言って私がミッションをクリアするのを邪魔する敵見たいな物です」
唯「へぇ~でも何で私達がこのゲームに選ばれたんだろうね?」
憂「それは…」
一日目終了
唯「はうっ!…寝てたやっぱり夢だったんだ…」
憂「唯さん残念ですが…」
唯「うわぁっ!びっくりしたぁっ」
憂「あ…フフフすみませんね」
唯「いーよいーよ」
ピッピッピッピッ
唯「メールだ!」
『6時までに銅像の呪いを解け』
憂「銅像…?」
唯「呪いって何だろーね?」
憂「とりあえずそれらしき物を捜しましょう」
唯「うん!」
……
澪「……はぁ疲れた銅像って何処にあるのかな?」
梓「うーん…分かりませんねそもそも東京の地理に詳しく無いですし」
澪「唯達も探さ無いと行けないし…」
梓「あ…澪先輩、ここって東京の渋谷ですよね」
澪「ああ、そうだぞ」
梓「渋谷といえばハチ公じゃないですか!」
梓「早くハチ公に向かってこのミッションを終わらせましょう!」
澪「ああ…わかった」
梓「あずにゃん2号も着いて来てね」
2号「にゃん!」
【梓:ネクロマンティス】
人形を操るこの能力が発動した場合人形に爪がはえ敵に攻撃する事が出来る
澪「ここがハチ公か案外小さいんだな」
梓「はい、早く呪いとやらを解きましょう」
澪「いや…呪いって何だ?」
梓「まだ時間はあります…考えましょう」
澪「そ…そうだなでもまたあの敵と戦うのは怖いなぁ…」
梓「そこは我慢ですよじゃないと皆生きて帰れ無いですよ」
澪「ああ…そうだな」
梓「とりあえず…銅像を調べてみます」
澪「私も手伝うよ」
梓「はい、ありがとうございます」
梓「おかしな所は…無いですね」
澪「あ…!」
梓「どうしました?」
澪「手が汚れたんだこの銅像を触ったからかな?」
梓「呪いから開放しろってこの銅像を綺麗にする事じゃ無いですか?」
澪「そうなのかな?一応やって見るか」
梓「はい…えっと雑巾雑巾は」
澪「ほら…ハンカチでいいならあるぞ」
梓「いいんですか?」
澪「いいよそれで皆が助かるんならな!」
梓「…………」フキフキ
澪「はぁ…これで綺麗になっただろ」
梓「さて…どうなるんですかね」
澪「きゃあ!ハチ公の目が光ったぞ!」
梓「カエルじゃないですね…澪先輩気をつけて下さいね」
澪「あ、ああ」ガクガク
ノイズ「ガルルルルル」
梓「狼型のノイズ…私が引き付けます!澪先輩は隙を見て攻撃して下さい」
澪「わ、わかった」ガクガクガク
梓「あずにゃん2号頑張って」
2号「にゃん!」
ノイズ「ワン!ワンワン」シュバババ
梓「は、早い!」
2号「シャアアアア」ガッキン
梓「避けられた!」
澪「危ない梓!」
梓「きゃあ!」
澪「えぇぇいっ!」ビッキーン
ノイズ「キャウン!」ザクッ
梓「澪先輩、ありがとうございます…」
澪「あ、あぁ」
梓「これでミッションクリアですかね?」
澪「た、多分な」
ピッピッピッピッ
澪「あメールが……」
『二日目ミッションクリア』
澪「よかった…」
【澪:アイスブロウ】
地中から鋭い氷の刺をだし敵を串刺しにする
澪「唯達無事にしてるかな…」
梓「そう信じましょう…澪先輩」
澪「あぁ…私が生きていないと律が死ぬからな」
梓「やっぱりそれが澪先輩のエントリー料だったんですね」
澪「あぁ…そうだなそういえば梓のエントリー料はまだ聞いて無かったな」
梓「私のエントリー料…は友達ですだからもし私が消えたら憂が…」
二日目終了
律「は…はぁ…とりあえず二日目は何とか終了したけど三日目かよ!」
紬「えぇ…三日目は今まで以上にミッションが難しくなるような気がするわ気を引き締めて頑張りましょうね」
律「ムギがいると本当心強いぜ」
紬「ありがとうりっちゃん」
ピッピッピッピッ
律「来たか…」
『ライブスタジオにいる大型ノイズを退治せよ』
律「ライブスタジオって何処なんだよ!」
紬「あら…ここじゃないかしら?」
律「へっ?」
ノイズ「ぎゃあああおおおおうううう」
律「で、でたぁ!!!」
紬「コウモリ型のノイズね回りにも小さいのがいっぱいいるわ可愛いわね」
律「無理だ!あんなの勝てる分け無い逃げるぞムギ参加者を集めて戦うべきだ!」
紬「無理よ小さいコウモリが出口を塞いでるわ」
律「ヤベーどうすんだよ!」
紬「やるしか無いわよ」
律「マジかよ…腹を括るか」
紬「その意気よあのノイズも私達の事を美味しそう美味そうって言ってるわ」
【紬:DearMyFrinds】
ノイズの心が読める
律「うおーこれでも喰らええええ」バリバリバリバリ
小コウモリ「ギャッ」
紬「まずは小さいコウモリを私達に襲わせて弱らせてから私達を食べる見たいよ」
律「くそー嫌らしい奴め!」バリバリバリ
【律:リングスパイダーマン】
三秒敵を見続けるとその敵に小さな雷が落ちる
紬「あの大きなコウモリに雷を落とせ無いかしら?」
律「無理だ!回りにチビコウモリが沢山いるし…私の能力は一体だけにしか雷を落とせない」
紬「そう…じゃあこれで大丈夫よね」
小コウモリ×76「ギャアアアアア」
律「サンキューなムギ」
紬「ええ…今よりっちゃん」
律「これで終わりだ!」バリバリバリバリ
大コウモリ「ギャアアアアアアア」シュウウウ
律「た、倒したやったすっげー倒したそムギ」
紬「ええ、三日目はこれで終わりね」
ピッピッピッピッ
『三日目ミッションクリア』
律「終わったぁ~…それよりムギあの無数のコウモリをよく倒せたな」
紬「えぇ…」キラキラ
律「な、なんかキラキラしてるぞムギの回り」
【紬:76人の妖精】
刃物を持った空跳ぶ小さな妖精が敵を切り裂く
律「明日で後四日か…」
紬「澪ちゃんの為にも頑張らなくちゃねりっちゃん」
律「そうだけど…ムギは気が重く無いかだってムギのエントリー料は」
紬「えぇ…軽音部の皆だから私は皆の倍頑張らなきゃダメね」
三日目終了
最終更新:2010年04月18日 01:09