律「最初は断ったよ!でもさ~それでしつこく言われたら
出会い目的っぽい悪い男っぽいからやめるんだけどさ~
その時はごめんねって謝ってくれるんだよ。
でもしばらくするとまた会いたいって言われるからさ~」

律「なんかだんだん断ってるこっちが悪い気がして
ストレスたまってきてさー罪悪感っていうかー」


梓「連絡取らなきゃいいんじゃ?」

律「えー悪いじゃんー!それに同じパーティーだから困るしー!
ってか色々高いアイテムとかもいっぱいくれるしさー
なんかさー悪いじゃん?」

梓「いや、ネトゲの話はちょっと…」

律「いや、ネトゲの話はよくてさー!普通に会う会わないの話だから
ネトゲ関係ないしさー。だから聞きたいんだけどどうしたらいいかなー
ほんと悩んでて~1週間ぐらい保留にしててさ~どうしよう~」

梓「だから断ったらいいんじゃ」

律「それだとさーやっぱネトゲで友達ってか仲間ぐらいいっててさー
すごく頼りになる奴なのーいいヤツだしさーそういう付き合い大事じゃん?
だから悩んでるのに~!」

梓「」


梓「いや、だからネトゲの話ならわかんないですし
ネトゲの話じゃないなら会うなで終了なんですけど…」

律「わかってるよ!私だって会いたくないよ!
会わないで、ネットでチヤホヤされてる状態が
いちばんいいしさ~第一田井中律だってバレたらやばいし!」

梓(チヤホヤって自分で言っちゃったよこの人…!)


梓「じゃあもう、頑張ってネットだけでチヤホヤされ続けてくださいよ」

律「そうしたいのは山々なんだけどさ~絶対みんな、ある程度
仲良くなると会いたいとかオフ会とか言ってきてさ~」

梓(それは出会い目的の男ぐらいしか、リーダーみたいな人に
わざわざ近寄ってこなかったんじゃ…リーダー性格きついし…)

梓(だめもうめんどくさい)
「だったら、リーダーの芸能界で培った対人スキル駆使して
会うのをのらりくらりとかわしつつ、チヤホヤはされ続ける的な
キャバ嬢的なテクニック極めてけばいいじゃないですかもう
キャバ嬢はもはや小学生女子のなりたい職業10位以内に堂々と
ランキング入りする程の人気職ですから」

律「えーでもキャバ嬢とか有り得なくない?数年の栄華の代償に
お肌痛めつけて肌年齢ひどいことになるとか有り得なくない?
いや、ミュージシャンもお肌酷使はしてるけどさ~
キャバ嬢って夜勤専門みたいなもんじゃん!あれ絶対老化ひどいって!
22~2時はお肌のゴールデンタイムなんだよ?」

梓「いや、どうでもいい…」


律「しかもさ~毎日美容院で髪セットしたりとかドレス自前とか
お金かかるじゃん。給料高くても持ち出し多かったら意味ないじゃん!
絶対売れっ子になるとは限らないしさ~
でもお店で借りれる衣装はダサイしさ~」

梓「いや、キャバ嬢の話じゃないんで。例えに出しただけなんで」

梓「とにかく、相手の男がどういう人かわかんないすけど
リーダーが会いに行ったら大変なことになるんで
やめたほうがいいです フライデーです」

律「やっぱそうかな~ そうだよね~
私もそう思うんだけどさ~」

律「ねー、ウィッグとかってさ~どれぐらい地毛じゃないって
わかるのかなー?」

梓「普通にバレるから絶対やめてください!!!!!」


※5人のビジュアルは、高校卒業後大学在学中設定ということで、2期のED辺りを想像してください


律「わかった、わかったよ…」

梓「やっとわかってくれた…もう疲れるんでやめてくださいリーダーほんと」

梓「使いはたした」

律「弟とか…どうかな?」

梓(弟とか……どうかな……!?)

梓「え、すいませんちょっと意味わかんないです」

律「いやだから、私達だとバレるから

梓(私…「達」だと…!?)

律「弟とか、どうかなと思って。身内の欲目だけど割とかわいい。弟」


梓「え…でも声とか…」

律「必要なくね?」

律「駅とかで待ち合わせしてー 弟行かせてー
で、弟に寄ってきた人を遠くから観察する。確認できる!完璧じゃね?
やばくね!?」

梓「あーうん、やばいですね…」

梓「じゃあ私、帰るんで」

律「ちょ待っ!私だけじゃ無理だから!梓手伝ってくれないと!
お礼するからちゃんと!」

梓「えーじゃあリーダーやってくれますか?」

律「それはやだ」


梓「じゃあ帰る」

律「えー!じゃあ…うーんわかったよ…弟は諦めるよ…」

梓「じゃあ断れますか?」

律「わかった。断るから、弟に断らせに行っていい?」

梓(諦めてねええええええええええ!!)


律「とりあえず紬呼ぶか。携帯知ってる?」

梓「番号は知ってますけど…え、紬先輩まで巻き込むつもりですか…
仕事関係ないのに…」

律「あいつ金持ちじゃん。要るよあいつ。呼べば来るし」

律「私の携帯からかけたら番号変わってるみたいでつながんなかった
新しい番号?それ」

梓「いや、見せないんで。紬先輩の許可ないのに勝手に教えられないし
代わりに、リーダーが番号知りたがってたって紬先輩に伝えとくんで。
問題なかったらまた紬先輩がリーダーに番号教えるかと」

律「え…じゃあいい…なんかめんどくさい」

律「番号はいいからじゃあ梓の携帯からかけて、今。で呼んどいて
家集合ね。じゃなかった!あっちのがいいか豪邸だし。
紬の家集合にするから、迎え寄越すように言ってよ」

梓「」


紬「律さんごめんね~!新しい番号これなんで!
こないだ変わったんだけどちょうどその時、律さん元気なさそうで
話しかけづらかったっていうか…
私の番号とかどうでもいいかなとか思ってちょっと言いづらかった」

律「いやいいよ、気にしてないし」

紬「え、やっぱ私の番号とかどうでもよかった?」

律「そんなことないよーちゃんと登録したし。今度絶対電話するね!」


紬「ていうかホントにやるの?」

紬「ヤリ目(※H目的の意)の男呼び出して、弟女装して行かせて
釣りとか、りっちゃんはやりますナァー」

律「違うよ!ヤリ目とかじゃないって!」

梓「何ムキになって否定してんですか…なんか恋愛感情持っちゃってる系?」

律「違うし!単に、他人のことを、どっちかわからない時点で
ヤリ目とか失礼な方向に決めつけるのはどうかなって!
UFO見たことないのにUFO否定できないよねってのと一緒だよ!」

梓「へーUFOとか信じてんですね。てかUFOとかあれどんな必要性があって
円盤状なんですかね?なんの為に?酔わない?酔い止め飲んでる?」

紬「やっぱり地球に来るぐらいのテクノロジー持ってたら酔い止めとか
薬飲まなくても大丈夫じゃない?なんか手術とかで治りそう」

律「えー!酔い止めで手術とか有り得ないし!怖いし!」

梓「乗り物酔いなめんな!三半器官の苦しみまじはんぱないし!」


律「えーでも所詮酔い止めじゃん…生理痛ひどいよりマシじゃん…
痛いより気持ち悪いのがマシじゃね?」

紬「ていうか私生理中痛いし気持ち悪いし最悪だよー
痛い上に気持ち悪いんだよ!しかも頭痛いんだよ しぬ
撮影の日とか笑顔作るの有り得ない 生きるだけで精一杯だよ」

梓「わかった、生理中が辛いことは認めます。でも、比較して
一方を軽んじるとかなくないすか?アフリカの飢えた子どもたちが
大変だとしても、私はお腹いっぱいな時はごはん残さないと
戻しそうで気持ち悪いし、無理ですし」

律「てか話戻していい?」

梓(くそっ思い出しやがった…敢えて乗ったのに…)

梓「あのー、秋山先輩か平沢先輩どっちか呼びません?」

律「え…なんで…」

梓「いや~やっぱ女の子だけでとか不安っていうか~
人数は多い方がいいかな~みたいな
でも二人仲悪いからどっちかで
じゃないと怖いし私帰るんで」
(あと一人増えたらなんとか多数決で止められないかな…)

律「わかった…じゃあ…不本意ながら平沢さんでいいよ…」

紬「意外!」

律「メンヘラな方、自分主役じゃないと機嫌悪くなるから今回は
平沢さんのがマシ」


唯「律さん!!何考えてるかなーもう!」

律「いやすいません…」

唯「人間の力は有限なんだよ?私達は今、HTTは今、大事な時期なんだよ?
限り有る力は有効に使わなきゃなんだよ???」

梓(さすが平沢先輩ぱねぇ…天然キャラオーラでカムフラージュしつつ
自分の存続に関わる仕事の障害になりそうな事は徹底的に防ぐな…!
てか平沢先輩も秋山先輩も自分命のセンターメンバーだから、
どっちでもよかったんだけど、やっぱ平沢先輩のが天然キャラで
ガード固い分、リーダーも攻めあぐねてるぽいから正解だったなこれ!)


唯「リーダーとしての自覚が足りないと思う~!
私、澪ちゃんも呼ぶから!」

律「えっ澪の番号知ってんの!?」

唯「当然だよ~メンバーだもん 5人の住所電話番号も
事務所の人とか付き合いのある業界の人の住所電話番号
全部入ってるよ~ っていうか今はそんなのどうでもいいんだよ!
澪ちゃんにも叱ってもらうからね!」

澪「お前一体何考えてんだよ…メンバーとして恥ずかしいよ」

律「いやほんとにすみまs

澪「私はHTTのこと考えて色々頑張ってきて、そりゃ律にも
苦労はかけたけどさ!でも一緒に頑張ってきたじゃん
何くだらないことやってんの?」

律「くだらないことなんかじゃないし!!」

澪「は?ネトゲ(笑) 男と一対一でオフ会(笑)
弟の女装(笑) 大体弟に許可取ってんの?
かわいそうでしょ弟。ってか律の自宅に連絡したから。
親に通報したから。弟も知ってるから
もう無理だよ諦めてね?」

唯「澪ちゃん、そこまで言ったらかわいそうだよ~!
律さんも反省してるんだし…反省してるんだよね?」

律「そうだよ親に言うとか有り得ない!弟にも言ってるし!」

唯「律さん、それは澪ちゃんかわいそうだよ!澪ちゃんだって
大好きな律さんにこんなことしたくなかったと思うよ…」

澪「そう、そこまでのことした律が悪い。私ほんとはそういうこと
嫌なんだからね?律がさせたんだよ。大体律に何かあったら
HTT全体のスキャンダルになるんだからもっと考えなよ!
お遊びグループじゃないんだよ?事務所の人達がいつも
私達の為に頑張ってくれて、私達も頑張って、それで
お給料もらって皆生活してるんだよ?わかってる?」

律(くそっこの2人仲悪い癖になんでこんな時だけ…)

梓「秋山先輩と平沢先輩はこういう時息ぴったりだナァー」
紬「HTTのメインメンバーの心がひとつになるとき!!」


律「くそっなんで私だけ…なんで私ばっかいつも我慢しないといけないんだよ!
お前らばっか人気ある癖してさぁ!
お前も!(澪指差す) お前も!(唯) お前もだぁ!!(梓)」


紬「大丈夫、わかってた!」

律「大体私はリーダーやめたんだし!やる気もうないし!」

唯「えっ律さんリーダーだよ?」

律「いや、だから前やめたんだって。こないだまたやれって
言われたけど断ったし」

唯「いや、律さんリーダーだよ?」

律「いや、だから」

唯「えー?律さんずっとリーダーだったよね?」(全員を見渡す)

梓…コクン
紬コクン
澪…コクコク

唯「ほら!律さんリーダーやめてないよ~!
やだなー律さん、あーびっくりした!」

律(私がお前にビックリだよ…?)


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最終更新:2010年04月18日 20:19