?「……さ」

梓「…??」

?「…ずさ」

?「梓(ちゃん)!」

梓「(誰かが私の名前を読んでる……
私は死んだはずなのに…)」

?「梓(ちゃん!)」

梓「(うるさいなぁ…)」

パチッ

律澪紬憂「起きたっ!!」


梓「(あれ…?律先輩達…ここは病室?)」

律「よかったぁ…大丈夫か梓!」

澪「心配したんだぞ!」

紬「そうよ!皆心配してたのよ!」

憂「そうだよ梓ちゃん!何で屋上から飛び降りたり何てしたの!」

梓「だって……唯先輩が私の事を忘れちゃったから……
唯先輩とお話できないなんて…」

律「だったら……」

梓「・・・?」

律「だったらこれから仲良くなって
いっぱい話せばいいだろおおおおお!!!!」バンッ

梓「!?」ビクッ


澪「おい律…」

律「澪は黙ってろ。
おい梓!お前は唯がお前の事を忘れた。
たったそれだけの理由で飛び降りたのか?」

梓「それだけってどういう事ですか!?」

律「それだけじゃねぇか。
唯がお前の事を忘れた。それがどうした?
だったらこれからまた仲良くなればいいだろ。これから仲良くなって
前よりも仲良くなれば解決する話だろ。
それなのにお前はなんだ?たかがそんなけの事で飛び降りやがって、
飛び降りたって何にも解決しないだろうがあああああああ!!!」

梓「……うぅ」ぐすっ


澪「そうだぞ梓。飛び降りたってなにも解決しない。」

紬「そうよ。もっと仲良くなればいい話じゃない!」

憂「そうだよ梓ちゃん!」

梓「皆さん…本当にすみませんでした!!!」

律「分かればいいんだ…。唯と仲良くなれるように頑張れよ。

梓「はい!」

澪「お前の怪我は結構酷いらしく3週間ぐらいは入院してなきゃいけないらしいぞ。」

紬「私達毎日お見舞いに来るからね」

梓「ありがとうございます。」

憂「じゃあ私達は帰るね。じゃあね梓ちゃん。」

梓「さようなら皆さん。じゃあね憂。」


数日後

ガチャッ

梓「(律さん達かな・・・??)」

唯「ど、どうもー」

梓「唯先輩!!」

唯「この前は酷い事言ってごめんね…。」

梓「いえ…私の方こそごめんなさい…。」

唯「うん!じゃあこの話は終わりね!」

梓「は、はい。そういえば唯先輩はもう退院したんですか?」

唯「うん!」

梓「そうですか。」

唯「そうそう。私入院してる時に思い出したよ。あずにゃん。」

梓「!?」


唯「私達がキスした事、バイト探しをした事。
忘れてて本当にごめんね!あずにゃん!」チュッ

梓「唯先輩…///」

唯「あずにゃんが退院したら……またバイト探し手伝ってもらいたいな」

梓「どんとこいです!」

唯「あははっ。じゃあ私そろそろ帰るね。また明日来るよ!」

梓「はい!!」



病室前

唯「…こんな感じでよかったんですかりっちゃん隊員」

律「あぁ。なかなかよかったよ唯隊員。これからももう梓の事を思い出した『フリ』を
しててくれよ。」

唯「はい!……でもキスはちょっと恥ずかしいよ…」

律「ま、まぁ我慢してくれ!これも友達からの願いだ!」

唯「うー…わかったよー…」



数日前

律「やっぱ唯と梓がこれから仲良くするのは無理だと思うんだ。」

澪「ちょっ!何言ってるんだ律!」

紬「そうよりっちゃん!そんな事無いわ。」

律「だからさ…唯にいままでの唯と梓の関係を全部話して
唯が梓の事を思い出した『フリ』をしてもらわないか?」

澪「…まあそうした方がいいかもな…」

紬「でも唯ちゃんがそれをしてくれるかどうか……」


病室!

律「唯!!」

唯「!?びっくりしたぁ…なぁにりっちゃん?」

澪「実は唯にお願いがあるんだ…」

唯「お願い?なぁに?」

紬「えっとね…」


~~~~~~~~~~~~~~~~

唯「なるほど…あのあずにゃんって子を思い出したフリをすればいいんだね。」

律「あぁ。」

唯「まぁちょっと恥ずかしい部分もあるけど…あの子もちょっとかわいそうだし
頑張るよ!」

律「そうか!ありがとう!」



数週間後

梓「ふぅ…やっと退院か。
そうだ!早速唯先輩の家に行こう!」

ピンポーン

憂「はーい…あッ梓ちゃん!退院したの!?」

梓「うん!今日退院したんだ!
唯先輩居る?」

憂「部屋にいるよ。どうぞ上がって。」

梓「おじゃましまーす。」


ガチャッ

梓「唯先輩っ!お久しぶりです!」

唯「おぉ!あずにゃん!退院したんだね!(りっちゃんが恋人っぽく接しろって言ってたから…)」

ギュッ

梓「唯先輩…///」

唯「(恋人と言えば…やっぱりHな事かな・・・?)」

唯は梓をベットに叩き付けた。


梓「ゆ、唯先輩・・・?」

唯「なぁに?」

梓「何で私の服脱がしてるんですか??」

唯「Hな事するからだよ?」

梓「え…えええええええええええ!?!?」

唯「だって恋人だから…もしかして嫌?」

梓「ゆ、唯先輩がどうしてもって言うなら…///(ていうか恋人なの!?)」


唯「んーじゃあやーめた!(本当はこんな事やりたくないし…」

梓「えっ!……やっやりたいです!Hな事!」

唯「あずにゃんヘンターイ!(顔真っ赤だよ…)」モミ

梓「ひゃうっ////」

唯「おっぱい気持ちい?(こんな感じでいいのかな?)」

梓「き、気持ちいですぅ///」

唯「ふふふ」

梓「しっ下は!!」

唯「嫌なの・・・?」


梓「い、嫌ではないです!」

唯「じゃあ下の触られたいの?ねぇ?触られたいの?」

梓「は、はい・・・」

唯「誰に?どこを触られたいの?」

梓「ゆ、唯先輩に私のまんこを触られたいです!」

唯「ふふっよく言えました。(うわぁ…)」サワ

梓「ひゃっ!!」

唯「どう・・・?気持ちいい?(ハァ…止めたい)」クチュクチュ

梓「はい!気持ちいいです!」

ガチャッ

憂「二人ともーおty…」

唯「あ…(おー憂!いいところに来てくれた!これで止められる!)」

梓「…あ」

憂「おい梓。ちょっとこっち来い」

梓「ひぃっ!!」


憂「梓ちゃん帰っちゃったよ。」ニコ

唯「そ、そっか」(一階からもの凄い音が聞こえてたけど…あずにゃん大丈夫かな。」


夜!!

唯「あ、あずにゃんからメールだ。なになに?明日遊べるか・・・
まぁ明日は暇だし、あずにゃんと遊ぶか!…しかも遊園地!ヤッター!!

『じゃあ駅前で待ち合わせね!』…っと」


最終更新:2010年04月25日 01:39