律「ですの!」


唯「はぁー、今日も楽しかったなー」テクテク

唯「・・・?」

唯「なんだろ、あれ・・・」

唯「・・・黒い、ノート?」

唯「・・・」テクテク

唯「私は何も見てないよ、うん」テクテク

唯「・・・」ピタッ

唯「んー、やっぱり気になる・・・!」ダッ



唯の家


唯「誰かの落し物かな?」ペラッ

唯「白紙かぁ。・・・でも、いっぱい英語が書いてある!なんかお洒落で可愛いなー♪」

唯「そうだ!これでみんなで交換日記しよう!」

唯「えーと、交換する人の名前書こうっと~♪」

唯「せっかくだからフルネームで書こう!うん!雰囲気出るよね!」

唯「あきーやまーみーおー、と・・・たーいーなかーりつー、と・・・」カキカキ



翌日


唯「見て!」

澪「なんだ、その趣味の悪いノートは」

唯「えー?可愛くない?」

律「まさか、金出して買ったのか?」

唯「ううん、拾った」

澪「へ、へー・・・(なんか不気味だな)」

紬「えっと、それがどうしたの?」

唯「これでみんなで交換日記しようよ!」

澪「えー?」


律「交換日記?うーん、まぁ、いいけどさ」

唯「えー?やなのー?ほら見て!中にはたくさん英語が書いてあるんだよ!このノートお洒落じゃない?」

紬「これ・・・」

澪「おい、なんか物騒なこと書いてないか?」

唯「へ?これ、ただのデザインじゃないの?りっちゃん」

律「私に聞くな。こんなの読めないっつの」

澪「このノートに名前を書かれたものは・・・死ぬ?」

律「お、おい・・・冗談キツいぜ」

紬「死因の指定がない場合、40秒後に心臓発作で死ぬって書いてあるわ」

唯「そ、それって・・・」

澪「あぁ・・・!」

律「つまり・・・」

紬「いたずらってことね」

唯「うん、そうだね。だって書いたの昨日だし」

リューク(・・・そりゃ、平仮名混じりじゃ効果ねぇよ)

ノート「秋山みお、田い中律、こと吹つむぎ」

唯「あれ?あずにゃんは?」

ノート「中野梓」

律「さぁ?あいつ、サボりかー?」



おわり




律「ですの2」


律「なんかすごいの拾っちゃった・・・」

律「ちょっと怖いな・・・」

律「ぶっちゃけ怖いから捨てたい」

律「でも怖いから捨てられない」

律「この英文、なんて書いてあるんだ・・・?」

律「表紙のdethは読めるぞ、dethは」

律「表紙の裏のnameってのも、もちろんわかるぞ?あとはさっぱりだが」

律「・・・いいや。nameっていうくらいだ、誰かの名前書いてやれ」


律「えーと・・・」


タララランタン♪


律「お、メールだ。・・・梓?」

梓『明日はテスト前だから部活は無しでいいんですよね?』

律「よっしゃ。せっかくこんなタイミングでメールくれたんだ、梓の名前書いてみよう」

律「・・・」カキカキ

ノート「中野梓」

律「これで、よし」


律「あ、返信しないと」

律『おう!でも明日はみんなでアイスを食べに行くんだぞ!』

律「・・・っと」ピッ

律「・・・」

タララランラン♪

律「梓からだ」

梓『そうですか、楽しみdeth!』

律「なんだ、このノート」




おわり




律「ですの3」


唯「ねぇねぇ、デスノートって知ってる?」

律「あぁ、漫画だろ?」

唯「違うよ、アニメだよ」

澪「どっちも合ってるぞ」

紬「私もあれ見てるわ」

梓「ムギ先輩が?ちょっと意外です」

紬「たまたま1話観ちゃってね?それで続きが気になってずるずると・・・」

律「あるよな、そういうの」


澪「あぁ、逆に楽しみにしてたドラマの1話見逃すと後はどうでもよくなる」

梓「その気持ち、ちょっとわかります」

律「それで、そんなこと聞いてどうするんだ?」

唯「みんな知ってるかなーと思って。あれが作り話じゃなかったら怖くない?」

梓「そりゃ怖いですよ」

唯「みんなだったら、どんな風に使う?」

律「えー?すぐには思いつかないけど、月と同じ様な使い方はしないと思うな」

澪「私もだ」

律「っていうか澪は怖がりだからあんなノート拾えないだろー?」ニヤニヤ

澪「うっ・・・」

紬「私は男を滅殺s」

梓「駄目です、人類が滅びます」

唯「あずにゃんはー?」

梓「私は・・・わかりません」

唯「そっかー、そうだよね」


・・・

・・・


律「んじゃ、私達こっちだから」

澪「またなー」

唯「うん!ばいばーい!」

唯「・・・」テクテク

唯「明日はちゃんと練習しないとあずにゃんに怒られちゃうかもなー」テクテク

唯「・・・?」ピタッ

唯「なんだろ、あの黒いの」

唯「・・・」タッタッタッ

唯「」

唯「なんでこんなところにこんなものが・・・」

唯「よっと」ンショッ


唯「あれ・・・?蓋に何か書いてあるや」

唯「『dethnote』・・・?」

唯「・・・」

唯「なんでよりによってパソコンにそんな落書きしちゃうかなー」ハァ

唯「・・・」

唯「交番に届けた方がいいのかな?」


・・・

・・・


憂「おかえりー」

唯「ただいまー」

憂「それ、どうしたの?」

唯「落ちてた」

憂「嘘ぉ!?」

唯「本当だよー」

憂「え、でも・・・」

唯「交番に届けようと思ったんだけど、パトロール中でいなかったんだ」

憂「うーん・・・」

唯「だから持って帰ってきちゃった」

憂「そっかー(お姉ちゃん可愛いからなんでもいいや)」

唯「それじゃ、私部屋にいるねー」

憂「ご飯できたら呼ぶね」

唯「うん、よろしくね」


バタンッ

唯「ふぅ・・・」

唯「なんだろう、このノートパソコン」

唯「勝手に開けちゃマズイかなぁ?」

唯「・・・」

唯「えい!」パカッ

唯「あれ、これ・・・電源入ってる?なんで?」

パソコン「」

唯「デスクトップは・・・ゴミ箱だけか」

プルルルルル・・・!

唯「わぁ!?・・・りっちゃんだ!」ピッ

唯「はーい?」

律「おう、唯!」

唯「どうしたの?」


律「唯、修学旅行のレポート終わったか?」

唯「あ」

律「忘れてたな?」

唯「うん・・・」

律「安心しろ、私もだ!」

唯「そっか!安心だね!」

律「安心じゃねー!つっこめ!」

唯「えーと、なんだっけ?」

律「ほら、事前学習だよ。修学旅行で行く予定のお寺やら名所を調べるのっ!」

唯「あー、そんなのあったねー・・・」

律「とりあえず、金閣寺は終わったけど・・・」

唯「じゃあ私は銀閣寺でもやろうかなー」

律「っていうかそれ唯の担当だろっ」

唯「あれ?そうだっけ?」

律「おいー。まあいいや。提出日来週だからな?忘れるなよー?」

唯「りっちゃんに言われたくないよー」アハハ

律「なんだとー!」

憂「お姉ちゃーん、ご飯できたよー」

唯「あ、憂が呼んでる!じゃ、また明日ね!」

律「おうっ」ピッ


・・・

・・・


唯「あー、お腹いっぱいだよー」ゲフー

唯「そうだ、レポートレポート!」

唯「せっかくだからこのパソコン使ってみようかな・・・?」

唯「えーと、Wordで作ればいいよね?」

唯「・・・」カタカタ

唯「うーん」カタカタ

唯「駄目だ、今日はおわり!文章が思いつかないや」

唯「保存保存っと」

唯「ファイル名は『銀閣寺』っと」

唯「・・・」


唯「・・・やっぱり捨てちゃおう。明日最初から書けばいいよね」

唯「ゴミ箱にぃー、移動!」ポイッ

唯「テレビでも見に行こ」テクテク

唯「憂ー、チャンネル変えていい?」

憂「うん、大丈夫だよ」

ピッ

テレビ「速報です!銀閣寺が・・・爆発しました!!」

唯「え」





おわり



2
最終更新:2011年10月13日 20:56