和の部屋
和「さて…唯、勉強するわよ」
唯「ほぇ~?イヤだよ~」ぷぃ
和「あんた…最近ギターばっかりで何も勉強してないでしょう?」
唯「好きなこと出来るならそれでいいもん!ギー太に首ったけだもん!」
和「あんた…そんなんじゃ将来危ういわよ?」
唯「のどかちゃんは自分の将来をみてたらいいんだよぉ」ぐて~
和「…この子ちょっと反抗期ね…梓ちゃんが言ってたやつかしら?」
唯「そんなことよりアイスたべたいよぉ~」ゴロゴロ
和「…なるほどね」
和「そんなにアイスが食べたいなら食べさせてあげてもいいわよ?」
唯「やった♪」
和「ただし、この数学の問題集を1ページ解いてからね♪」
唯「」
唯「シャーペン重いよ~」
和「私が支えてあげるわ」
唯「シャーペンが大きくて何も書けないよ~」
和「口で答えをいってもいいのよ?」
唯「アイスたべたいよ~」
和「解かないと駄目」
唯「おうちかえりたいよ~」
和「あら?1人で歩いて帰るの?」
唯「…」しょぼ~ん
唯「…」カキカキ
和(やっとやる気になったわね…私はあんたが心配だからこんなことを…)
唯「とけたっ!」
和「へぇ~…早いじゃない?どれどれ…」
答.ういがといてくれるはず
唯「♪~」とてとて
和「待ちなさい」ギロッ
唯「ひっ!!」
唯「えっと…3X=…」
和「また同じ間違いじゃない!はい、ここに公式10回書いて!!」
唯「ふぇ~またぁ?もう40回は書いたよぉ~」
和「60回よ!あなた本当に覚える気あるの?これじゃあ今日は眠れないわね…」
唯「うぅ~いやだよ~」
和「嘆く暇があるなら解きなさい!ほら頑張って!ちゃんとアイスはあげるから…」
2時間後
和「…おめでとう!全問正解よ♪」
唯「やったあああああああああああ!」
がちゃ バタン
和「はい、ご褒美のアイスよ♪」
唯「わ~い♪」パクッ
唯「おいしい!」
和「どう?頑張ったあとに食べるアイスは一味違うでしょ?」
唯「うん!いつもは頑張る前に食べてるから!!」
和「そうね、ふふふ」
和「久しぶりね、唯とこうやって話すの」
唯「へ?そうだっけ?」
和「あんた最近はいつも軽音部のみんなといるしクラスも遠いし…前まで毎日遊んでたのにね」
唯「うん!ずっと一緒だったよね♪」
和「いつの間にか遊ぶ時間が一生懸命…私は生徒会の仕事、唯は部活をする時間になっちゃったわね」
唯「うん!それでも私今が大好きだよ!」
和「まぁ…でもたまには昔に戻るのもいいわね♪」
唯「そだね♪」
和「ふふふ…」
※時間さかのぼって
中野家
梓「ただいま~」
唯「あれ?あずにゃんのお父さんやお母さんは?」
梓「私の両親はいつもジャズの公演だとかで家にいない日が多いんです」
唯「ほぇ~うちと一緒だね」
梓「先輩には憂がいるじゃないですか…あんな優しい妹がいて幸せですね」
唯「そうだね…でも」ギュッ
唯「あずにゃんといられるのも幸せだよ~」
梓「もう…先輩///」
梓「先輩…晩御飯何食べます?」
唯「ほぇ~…憂の手料理!」
梓「…私のじゃ…駄目ですか?」
唯「うそだよ!あずにゃんが作ってくれるなら何でも食べちゃうよ!」
梓「♪」
梓「えっと…オムライス作ってみました//見た目は…あれですけど///」ドキドキ
唯「大丈夫だよ!食べ物は味だよ~ってあれ?」
I LOVE ゆい先輩♪
梓「///」
唯「…わたしもだよ♪」
梓「え?」ドキドキ
唯「私もあずにゃんのこと大好きだよ♪あいらぶあずにゃん!」
梓「あ、ありがとうございます///」
唯「いただきま~す」
梓「…」ドキドキ
唯「食べるのがもったいないくらいだよ…」
梓「…」ドキドキ
唯「あの…あずにゃん?見つめすぎだよ//」
梓「は、す、すみません///」
唯「でわ!」 パクッ
梓「…」ドキドキ
唯「おいしい!こんなオムライス憂でもつくれないよ♪」
梓「え//そんなことないですよ///」
唯「いや、これはあずにゃんにしか作れないよ!また今度作ってくれる?」
梓「はいっ!喜んで///」
唯「ごちそうさま!」
梓「あ、お皿かたつけますね」
唯「いいよ、私が運ぶよ!」
梓「え?危ないですよ!?」
唯「よいしょっとっとっと」ヨロヨロ
梓「危ない!!」ギュッ
ガチャッ!
梓「ふぅ…無理しないでくださいよ先輩!」
唯「ごめんね、お手伝いしたかったんだよ…」
梓「…あ、ありがとうございます//」
唯「いえいえ」ニコッ
梓「お風呂入りますよ~」
唯「わ~いあずにゃんとお風呂~♪」
梓「先輩//喜びすぎです///」
唯「ふぇ?なんで顔赤くなってるの?」
梓「///」
ちゃぽ~ん
唯「みてみて!あずにゃん!プールみたいに泳げるよ!」ジャバジャバ
梓「先輩って意外と泳ぐの上手なんですね…」
唯「ゴールに到着ぅ~♪」ギュ
梓「ちょ///先輩///そんなところ駄目ですぅ///」
唯「そんなこと言わずに~ほ~れあずにゃんのお胸だよ~」プニプニ
梓「やめてください///」
唯「でもあずにゃんはほんとにお胸が小さいよね~?」
梓「!?…すぐに大きくなるもん//唯先輩なんか軽く越しちゃうんだもん!!」
唯「ちっちゃいままでもいいんだよ?可愛いんだもん♪」
梓「///」
パクッ
唯「おいし~」ニコニコ
梓「ちょうどアイスが残っててよかったです♪」
唯「1人じゃ大きすぎて食べられないよ~」
梓「じゃあ私が食べちゃいますよ?」
唯「駄目だよ!私のアイスちゃんだもん!!」
梓「そうですか…」
唯「…一口だけならいいよ?」
梓「やった♪」パクッ
唯「おいし~でしょ~?」
梓「はい!」
唯「これって…間接キスかな?」
梓「え!?ちょっと違うんじゃないですか?///」
間接キスか…
そういえば私、先輩がちっちゃくなる前にキスしたんだっけ?
私が今の先輩みたいにちっちゃな5人になっちゃって…
私が元通りになるために一生懸命頑張ってくれて…
私が性格が暗いのもう1人の自分に負けそうなときもずっと応援してくれてて…
それで…感謝というか…愛っていうか…
強引にキスしちゃったんだっけ?
唯「ねぇあずにゃん」
梓「はい?」
唯「あずにゃんもちっちゃくならない?」
梓「…え?」
唯「だから、あずにゃんもう一回ちっちゃくなってよ!」
梓「え!?それは駄目です!」
唯「大丈夫だよ!私も小さいんだから♪」
梓「そんなの理由にならないです!断りますぅ!」
唯「言い訳は駄目だよ?あずにゃん♪」ひょいっ
梓「先輩!やめてください!」
唯「たしかあずにゃんはこのツインテールを引っ張ると♪」グイッ
梓「きゃぁああああ」
ぽんっ!!
………
唯「♪」
ふにゃ~
チチチチチ…
にゃ~
梓「うぅ…酷いですぅ…唯先輩…」
にゃ~
実はあずにゃんはツインテを引っ張られると5人のミニマムあずにゃんになっちゃうんだにゃん♪
普段と変わらないリーダー梓一号
普段は心の底に隠れてる欲望丸出しの黒梓こと梓二号
好奇心旺盛な梓三号
猫みたいに温和な梓四号
ゴールがなくてもひたすら突っ走っていく梓五号
この5人がそろってミニマムあずにゃんずなんだにゃん♪ by今回解説担当梓三号なんだにゃ
唯「これであずにゃんも私と一緒だね♪」
梓「ま、まあ…一緒って言うかなんと言うか…」
唯「みんな会いたかったよ~♪」ナデナデ
梓三号「ふに~」ニコニコ
唯「四号に五号も♪元気だったか~い?」ナデナデ
梓四号「ふにゃ~」
梓五号「チチチチ…」
唯「それから…」
?「ホントにただのおチビちゃんですね♪唯せ~んぱ~い」
唯「あ、出た!黒にゃんだ!」
黒梓「にゃ~…相変わらず甘~い空気取り巻いてるんだにゃ~♪」
唯「それほどでも…テヘッ♪」
黒梓「先輩の照れ顔げ~っつ!」
唯「ほぇ?」
黒梓「じゃあ今度は唯先輩の泣き顔をゲットするんだにゃん!」
梓「こらっ!!妙な事はやめるです!!」
黒梓「ふにゃ!?…ったくリーダーは厳しいですにゃ~」
梓「あたりまえです!もう唯先輩を困らせるような事は絶対させないですぅ!」
黒梓「へいへい…餌でも探してくるんだにゃ~」カサカサカサ
梓三号「に~…リーダーも強くなったんだにゃあ…あの二号を言葉だけで止められるなんて…」
唯「それより遊ぼうよ♪あずにゃん!」
梓「遊ぶって…何するんですか?」
唯「えっと…かくれんぼとか?」
梓「まぁ面白そうですけど…」
唯「じゃあきまりだね!私1人対ミニマムあずにゃんず!」
梓「いいんですか?…強いですよ♪」
平沢家
憂「…」カキカキカキ
憂「…」ペラッ
憂「…ギー太が鳴らないから集中出来ない…」
梓の部屋
唯「え~っと…」トテトテトテ
唯「うぉ!スピーカーの隙間からツインテがはみ出てる…」トテトテトテトテ
唯「あずにゃんみ~つけ♪」
梓四号「ふみゃ~」はみはみ
唯「おぉ~よしよしいい子いい子~」ナデナデ
梓四号「ごろにゃ~♪」
黒梓(…唯先輩楽しそうに遊んでるんだにゃん)
黒梓(…唯先輩…独り占めしたいんだにゃん♪)
数分後
唯「ほえ~…結局四号しか見つけられなかったよぉ」くてー
梓「だから強いって言ったじゃないですか…」
梓三号「に~♪」
梓五号「チチチチ…」
梓「先輩が見つけてくれないからその…寂しかったですぅ//」
唯「私も寂しかったよ~あずにゃ~ん」ギュ~
梓「///」
唯「今日は疲れたね~…ふぁ~」ゴシゴシ
梓「そうですね…他のミニあず達も寝ちゃったみたいですし…」
唯「私達も寝ちゃおう♪」
梓「そうですね…(二号は何処か行っちゃったみたいだし…合体は朝でいいや)」
唯「寒くなってきたね~」ブルブル
梓「そうですね…」 ギュ
唯「ほえ?」
梓「こうすると…温かいですぅ///」
梓「すぅ…すぅ…」
唯「すぅ…あいしゅ~…ムニャムニャ」ごろっ
?「せ~んぱ~い…」
唯「すぅ…ムニャムニャ」
?「起きてください…ゆ~いせ~んぱ~い」
唯「ん~…ほぇ?誰~?」ゴシゴシ
黒梓「私ですよ~せんぱ~い♪」
唯「あ、黒にゃんだぁ~」
黒梓「しーっ!リーダーが起きちゃいます」
黒梓「ゆっくりこっちに来てください」カサカサ
唯「黒にゃんどうしたんだろ…?」スッ
唯「あずにゃん起こさないようにそぉ~っと…」そぉー
梓「ん…温かいですぅ~…ムニャムニャ」
唯「あはっ、あずにゃんの寝顔可愛いやぁ♪」
黒梓「こっちです先輩」カサカサ
唯「ここ…玄関?」
黒梓「いっしょに来て欲しい所があるんだにゃん♪よっと」ヒョイッ
ガチャ
唯「うぅ…外は寒そうだよぉ~」
黒梓「すぐそこの公園なんだにゃん♪ちっちゃくってもすぐ着んだにゃん♪」
唯「夜遊び…みたいだね…」
トコトコトコ
唯「うぅ…寒いねぇ~…はぁー」トテトテトテ
黒梓「ここなんだにゃん♪」
最終更新:2010年01月25日 03:23