唯「ほ~…げ~…」
楽しい軽音部ですが、最近ちょっと気になる事があります。
あずにゃんのツインテっていったい何なんだろう…?触りたくっても
梓「先輩!それだけはやめて下さい!!」
って突き飛ばされます
…気になる
ほうかご!
唯「…」じー
梓「それで憂が先輩の事を…」
唯「…」じー
梓「…先輩?」
唯「ねぇあずにゃん、その髪」
梓「駄目です!」
唯「え~」ショボーン
律「ん?どうしたんだ?」
唯「あずにゃんが髪の毛触らせてくれないよぉ」
澪「そりゃ嫌だろ?髪の毛触られるなんて」
律「澪は前髪やられると私よりデコが」ボコッ
律「いでっ!」
紬「あらあら」
唯「…♪」
唯「すきありっ!」ギュッ
梓「!!」
唯「あずにゃんの髪の毛げっt」カチッ
唯「え?」
梓「あ…なんて事を…」ガクガク
澪「どうした梓、震えてr」
ぽんっ!!
唯「うわっ!あずにゃんが消えた!?」
律「お、おい!一体何やって…」
ニャーニャー
チチチ…
フフフ…ハハハ…
唯「な…何?この声…」
紬「唯ちゃん足下みて!!」
唯「え?あっ!!」
梓「ふにゃ~」
梓「チチチ…」
澪「ち…ちっさい梓が…」
律「…5人も…だと?」
梓「にゃ~!!!」トテトテ
唯「うわっ!あずにゃん達が逃げて行く…」
律「な、なんなんだこれ…」
澪「え…え…?」
紬「一体…」
グスッ…
唯「あ、一人残ってる♪」
梓「グスッ…うえ~ん」ポロポロ
唯「あずにゃんどうしたの?」
梓「えっぐ…先輩のせいですぅ」ポロポロ
梓「うわぁ~ん」ポロポロポロ
唯「あずにゃん!落ち着いてよ!!」
梓「だから髪の毛は駄目だってあんなに…」ポロポロポロ
10分後
律「…みんな落ち着いたか?」
澪「ま、まあな」
紬「まだ何が何だかわからないけど」
唯「あずにゃん…いったい何があったの?」
梓「はい…実は私…5人で1人なんです」
唯「え?」
梓「はい…私の身体は何故か5人の小さな私で構成されているんです」
梓「普段は合体して一人の人間として活動してるんですが」
梓「あのツインテを引っ張ると5人バラバラになっちゃうんです」
唯「それであんなに嫌がってたの?」
梓「はい…もうバラバラになっちゃいましたけど」
唯「えへへ~」ニコッ
律「お前のせいだろ」
澪「元には戻れないのか?」
梓「戻れます。5人揃えばいつでも1人になれますよ」
律「ならあんまり心配することは」
梓「ただ…少し厄介でして」
一同「?」
梓「私はバラバラの時にリーダーの様な役割で合体した時と同じように考えて行動出来るのですが…」
梓「残り4人は私の精神をバラバラにしたみたいにそれぞれ性格が違うんでし」
唯「ど~ゆ~事?」
梓「つまり何考えてるのかさっぱりわからないんです」
律「自分の性格くらい把握しとけよ」
澪「じゃあ何考えてるのかさっぱりわからない残り4匹の梓を探さないといけないのか?」
梓「匹ってなんです!人間です!」
澪「あ、ごめん…」
唯「ん~」
梓「どうしました?先輩?」
唯「ちっちゃいあずにゃんが沢山…なんて呼べばいいのかな?」
梓「別に今まで通りで構いませんけど…」
唯「あずにゃんはバラバラの時自分達をなんて呼ぶの?」
梓「え?…考えた事ないですけど…強いて言うなら」
梓「ミニマムあずにゃんずです」
律「自分の事あずにゃんって呼ぶのか?」
梓「…//」
唯「ここにいるあずにゃんはリーダーなんだよね?」
梓「はい…一応」
唯「じゃあミニあず一号だよ♪」
梓「え…ちょっと面倒です、あずにゃんがいいです!」
唯「そうかな?まあいいや、あ~ずにゃ~ん♪」
梓「//」
澪「そんな事よりはやく残りを探さないと…」
パクパクモグモグ
紬「あら?」
紬「みんな!テーブル見て!」
律「ん?」
小梓「パクパクモグモグ…」
唯「ちっちゃいあずにゃんがお菓子食べてる…」
梓「ミニあず3号です…」
澪「2号じゃ駄目なのか?」
梓「一応順番が…」
梓3号「ムシャムシャモグモグ」
唯「…」そーっ
唯「えいっ」ギュ
梓3号「にゃ!?」じたばたじたばた
唯「あずにゃんげっとだぜぃ!」
律「唯ナイス!!」
梓3号「にー!にー!」じたばたじたばた
澪「これも梓の性格の一部なのか?」
梓「はい…多分好奇心旺盛な部分です」
梓3号「にーにーにー!」じたばたじたばた
唯「ほ~ら暴れないで~いい子いい子~」ナデナデ
梓3号「にー…ふに~///」
梓(…なんか悔しい)
ぶかつご!
唯「残り3人のあずにゃん探し…面白そうだね♪」
梓「もう、遊びじゃないんですよ?早く元に戻りたいのに」
唯「え~ちっちゃいあずにゃんも可愛いよぉ~♪」
梓「そ、そんな問題じゃないです///」
唯「とにかく、明日から週末休みだから月曜日までにはどうにかしないと…」
唯「それまではあずにゃんは私の家に泊まるんだよ?一緒にお風呂入ってあげる♪」
梓「…//」
梓「でも憂信じてくれますかね?」
唯「大丈夫だよ♪憂は優しいから」
梓「そうですけど…」
唯「あ、猫だ♪」
猫「にゃ~」
唯「お~よしよし♪」ナデナデ
梓「ちょ!先輩!あんまりしゃがまないで下さい!胸ポケットから落ちゃいますぅ!」じたばた
唯「おっと、ごめんね~」ニコッ
梓「ふぅ…あ、この猫子連れですよ♪」
唯「あ、ホントだ♪」
子猫「みゃ~」
子猫「みゃ~」
小梓「みゃ~」
梓「」
唯「いちにい…3匹もいるね♪頑張ったな~お前ぇ~」ナデナデ
梓「先輩!!猫じゃないです!ミニあずです!ミニあず4号です!」
唯「え~どうみても小猫ちゃんだよ~?」
小梓「ふにゃ~」
梓「よくみてください!」
唯「えぇ?…あ、ホントだ!!でも…」
猫「みゃ~」
子猫「チュー」
子猫「チュー」
小梓「チュー」
唯「お母さん猫のおっぱい飲んでるよ」
梓「…」
最終更新:2009年11月08日 04:20