澪に想いを寄せながら唯の事も気になり二股状態。
紬の事も性的な目で見てしまうガチレズ
澪に懐くと見せ掛け合宿回を境に唯に乗り換え。
なんだかんだで唯の動向が気になって仕方が無いガチレズ
唯と一緒の空間に居る時間は逐一唯の行動を監視、
「今回だけですよ」と毎回言いながらも毎回世話を焼いている唯の嫁。
遂に無機物に嫉妬してしまう、うんたん症候群末期症状に。ガチレズ
放課後 音楽室
唯「澪ちゃんなんか美味しそうな物持ってるー」
澪「あー、これか。クッキーなんだけど、ファンの子に貰ったは良いけど…」
律「体重が気になってこんなに食べれないーってか?」
澪「う……」
唯「だったら皆で食べようよ!5等分すれば多分丁度良いよ!」
律「唯は自分が食べたいだけだろーw」
唯「えへへ、ばれちった」
どあがちゃ
梓「こんにちはー」
唯「あ、あずにゃーん♪
丁度良いところに来たね!クッキーあるよー」
律「お前のじゃないだろw」
梓「あはは…あ、なんか今日のは可愛らしいラッピングですね」
律「あー、澪がファンクラブの子から貰ったそうなんだけどお裾分けしてくれるらしいぞー
ちなみに手作りだそうだ」
梓「良いんですか?」
澪「ちょっと悪い気がするけど1人じゃ食べきれないからね」
つむぎゅう「お茶が入りましたよー♪」
律「じゃあ皆で戴くか!」
唯「わーい、いただきまーす!」もぐもぐ
梓「あーもう、こんなに口の周り汚して」ふきふき
唯「ありがとー」
律「本当に梓は良いお嫁さんだな」
梓「な、何言ってるんですか//ただ近くにだらしなく汚れを付けてる唯先輩が居たから気になっただけです!」
つむぎゅう「ニコニコ」
唯「これ美味しいね。こんなの貰えるなんて澪ちゃん羨ましいよー」
律「澪ちゃんは人気者ですからねー」ニヤニヤ
澪「そ、そんな事ないぞ…」
唯「あーあ、私にもファンクラブとかあったらこういうの貰えたのかな」
律「どうだろなー。あったら貰えたかもな。あったら」
唯「むぅ、何気に酷いよりっちゃん!」
律「あははw冗談だって。
でも実際澪は中身はともかく見た目はかっこ良いし理想の女性!って感じだからな。
同姓からみたらやっぱり憧れの対象になるんじゃないの?」
澪「そんな事…やっぱりあるのかな…?
あ、ゆ、唯だって充分可愛いと思うぞ!」
澪「たぶん唯にも隠れたファンが居るよきっと!」
唯「そうかなー」
梓「…」
律「隠れてたら意味無いだろw」
律「まぁ、男の視点で見たら唯みたいな子がいいって奴も居るだろうけど、ここ女子高だしなー。
どっちかと言うと唯みたいなタイプはここじゃアイドルじゃなくて愛玩動物みたいなもんだろw」
唯「りっちゃんがさっきから酷いよぅ、あずにゃん慰めてー」スリスリ
梓「ちょ、暑いですあんまりくっつかないで下さい」
唯「えーん、ムギちゃーん!」
紬「よしよし」なでりなでり
帰り道
唯「あずにゃん!二人きりだね!」
梓「こんな道端で抱きつくのは無しですよ」
唯「むぅ、つれないなぁ」
唯「ねぇ、さっきの話だけどあずにゃんはどう思う?私にもファンの子っているかな?」
梓「居ませんね」
唯「即答!酷い!」
梓「ふふ、冗談ですよ。
そんなに拘らなくても先輩には憂が居るじゃないですか。…後、私も(ボソ」
唯「え、何聞こえない」
梓「なんでもないです!なんでも!じゃ私こっちなんでさようなら!」
翌日朝 中野家
梓(恥ずかし過ぎて逃げ出しちゃった。なんであんな事言ったんだろう)
梓(ファン……か。
ちょっと違うかも知れないけど、一緒に居ると楽しいし、好きな事には変わりないかも)
梓(昨日だってお菓子で子供みたいにはしゃいじゃって…
でもあの笑顔を見てると不思議と全部許しちゃえるっていうかこっちも楽しくなってくるっていうか
ずっと一緒にずっと居たいっていうかあーもーわたしったらなに言ってんの////きゃー!!//きゃー///!!」
のーとばったんばったん
ひらり
梓「あ、なんか落ちてきた」
梓「これは…『ミオたんファンクラブ会員証』?」
梓「……そう言えば私入会してたんだっけ。すっかり忘れてたよ…」
梓「んー、今は会合なんかにもすっかり参加しなくなっちゃったしなぁ。
このまま会員でいても他のファンの人に申し訳ないし、この際退会しちゃおうかな。」
梓「退会にはコレ(会員証)いるんだっけ。持っていこ」
学校 2年教室
梓「おはよー」
純「おはよー」
純「あずさー今日ファンクラブの会合あるんだけど、また来ないの?」
梓「会合……あー…
行かないっていうかー…」
純「歯切れ悪いな。どうしたの」
梓「うん。なんて言うか、その、退会しちゃおうかなーって」
純「えぇ!?…マジ?」
梓「マジです。」
純「なんで?澪先輩の事憧れてるとかお姉ちゃんにしたいとか言ってたじゃん。嫌いになっちゃったの?」
梓「そうじゃなくて。
澪先輩の事は今でも好きだよ?だけどそれは憧れとかそういうのとは違うって最近分かったから。
だから一緒に居たら他のファンの子に申し訳ないかなって」
純「………」
純「!」
純「わかった!他に好きな人が出来たんだ!」
教室に居る生徒達「ざわ…ざわ…」
梓「ちっちがっ違くて!本当にそういうんじゃないから!
みんな!違うの!違うから!」
梓「もう!純の所為で皆に誤解されちゃったじゃん」
純「…唯先輩」
梓「へ?」
純「梓って最近唯先輩にべったりだよね。あやしーなー」
憂「おはー。盛り上がってるね。何の話してるの?」
純「あのね梓がー 梓「なんでもないです!」
放課後 音楽室
梓「結局退会出来ずに放課後になってしまった。
て言うか実は現会長が誰なのかも知らないどうしよう…」
どあがちゃ
唯「おいーす。あ、あずにゃん来てたんだー」
梓「こんにちは。今日は唯先輩1人ですか?」
唯「みんな掃除当番だよ。これで思う存分いちゃいちゃ出来るね!」
梓「なんですかそれ…」
梓(やばい、純が変な事言うから意識しちゃうよ…昨日あんな事言ったのもあるし)
唯「という訳であずにゃんダイブ!」
梓「え
唯「あずにゃーん!!!」ガバッ
梓「わわっ」
唯「えへへー、あずにゃーん」
梓「もう、そんなに勢いよく来なくても…」
梓(そんなに嬉しそうな顔されたら怒れないじゃないですか)
ひらり
梓「あ
唯「ん、なんか落ちたよ?」ひょい
梓「あ!ちょっと待って見ないで!」
唯「ミオたん…ファンクラブ?」
唯「あずにゃん、澪ちゃんのファンクラブの会員だったんだ…」
梓「そ、それは
唯「そうだよね。澪ちゃんはかっこ良くて練習も真面目にするもんね。
あずにゃんが好きになるのも分かるよ」
梓(どうしよう。良い言い訳が思い付かないよ)
どあがた
律「ちょりーつ」
紬「こんにちはー」
澪「どあばたん」
唯「ハイこれ返すね」
梓「あ、はい…」
律「お、なんだー2人でこそこそして怪しいぞー」
唯「あはは、なんでもないよ。ね?あずにゃん」
梓「え、あ、はい(´・ω・`)」
澪「よーし、皆揃った事だし早速
紬「お茶にしましょ♪」
律「もぐもぐ」
澪「もぐもぐ」
唯「もきゅもきゅ(´・ω・`)」
律「もぐもぐごっくん」
律「唯、なんか元気ないじゃん。どしたん?」
唯「なんでも無いよ…」
梓(う…この空気に耐えられない)
梓「ちょっと失礼しますね」
律「なんだ?トイレか?」
澪「ちょ、バカ律!」
梓「あはは…」
どあがちゃばたむ
唯「あの! 律「うおっ」
唯「私、かっこ良くなりたい!」
律「え、何、なんなの??」
澪「もしかして昨日の気にしてるとか?」
唯「そうですキリッ
で、ちょっと考えたんだけどまずは形から入りたいから皆協力してくれませんか」
律「とは言えどこをどうすりゃいいんだよ」
澪「雰囲気をちょっと変えてみるってのはどうかな。髪型とか」
紬「眉毛は任せて!」
唯「皆ありがとう」
澪「いいのか?唯。もう後戻りは出来ないよ」
唯「合点です!」
紬「眉毛は任せて!」
さわ子「話は聞かせてもらったわ!」バーン
唯「あ、さわちゃーん」
さわ子「ここにヘアアイロンがあります」
律「お、ストレートにするのか」
さわ子「そうよ。私唯ちゃんのその手入れの行き届いてない髪と眉が前々から気になってたの。
こういう機会を窺ってずっと持ち歩いてたんだから!」
澪「その情熱を
紬「眉毛は任せて!」
部室前
わいわいがやがや
梓「なんか騒がしい…
て言うか練習そっちのけで何やってるんですかあの人達は」
さわ子「はい、一丁あがり!」
律「おおー」
澪「ちょっと髪弄るだけでこんなに雰囲気変わるんだな」
紬「眉毛も頑張りました!」ふんす
どあがちゃ
梓「あの、ただいま戻りました」
律「お、梓!いいところに。見て驚け、これが生まれ変わった唯、その名もNEW唯だ!」
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唯「…どう?おかしくないかな?」
最終更新:2010年05月22日 23:34