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8月31日 夏休み最終日
―私は今日、澪の家に来ている。
何故澪の家に来たのかというと…まぁ、アレだ。

「なんで高校2年にもなって宿題がこんなに沢山あるんだよ…」
「お前が今まで全然やってなかったからだろ」

…そう、私は今、窮地に陥ってる。…夏休みの最後に宿題やるのって常識だよな?

「だってこの数学とかもう訳分かんないんだもん~」
「授業を聞いてないお前が悪いんだ」
「うぅ~…みぉ~」
「あっ、こら!くっつくな!暑いだろ…!」

宿題は全然進まない。澪は全然手伝ってくれない。おまけに暑い
もう私の中では夏は一番嫌いな季節になっていた。

「うー…こうも暑いとやる気がでないぞぉ…」
「今クーラーが壊れてるんだ。扇風機で我慢しろ」
「扇風機じゃ私の火照った身体は冷めないよぉ~」
「…はぁ、じゃあシャワーでも浴びて来いよ。そしたら少しは涼しくなるだろうからさ」

…おお、その手があったか。さすが澪、私の頭とはデキが違うね

「バカな事言ってないでさっさと行って来い」
「へいへ~い」

澪が面倒くさそうな喋り方で私に言った。これ以上何か言うとまた殴られそうだ
ここは素直にシャワーを借りる事にしよう…


「さっぱりしたぞー!」
「ひゃあ!?律!何て格好で上がって来たんだ!」

いやぁやっぱり風呂上りは裸で駆け回るのが一番だ。
人間生まれたままの姿が一番健康に良いってどこかの医者も言ってたしな

「…ん?澪、そこにあるのはまさか…」
「あ、あぁこれは…」

澪が袋から出したものは…なんとアイスキャンディだった
この暑い中、澪は私の為にコンビニまでアイスを買って来てくれたと言うのか?

「澪…やっぱりお前は最高だー!!」
「わ、分かったから早く服を着ろよ…丸見えだぞ?」

…お、そういやエアコンが入ってないから窓開けっ放しだったな。いかんいかん
私も流石に自分の裸体を公共の場に晒す様な変態行為はしたくないぞ?

「澪、お前の下着貸してくれ」
「…なんでそうなる」
「だって私の汗でベトベトンなんだよぉ~アレれをまた履くのは嫌なんだよぉ~」
「…いいけど、上は合わないと思うぞ?」

こ、コイツめ…さりげなく私の胸を貧乳扱いしたな?
よかろう、それならば私にも考えがある

「上はTシャツでいいからさ、パンツだけ貸してくれよ。やっぱ下がないと落ち着かなくて」
「…はぁ、しょうがない奴だなぁ…」

なんだかんだで澪は私に下着とTシャツを貸してくれた。こんな事言っても根はいい奴なんだよねぇ


私が澪パンツとTシャツを装備すると、澪はまた宿題に取り掛かろうとした

「…澪のTシャツ、何かスゲーいい匂いがするなぁ」

ガタンッ

「っつ~…!」

よし成功。澪のことだからこういう恥ずかしそうな言葉をかけてやるとびっくりして跳ね上がるんだ。

「り、りりり律!おまっお前なに変な事言い出してるんだよ!」
「べっつに~?ただ私は本当の事を言っただけなんだけどな~」
「…!///」

はは、お顔が真っ赤だぜ澪。そんな顔するから私はお前の事が好きなんだ
…言葉ではいってあげないけどな

「り~つ~…!」
「わ、悪かった!悪かったからそんなに怒るなよ!」
「そ、それよりこのアイスキャンディ溶けちまうぞ!?早く食べよう?な?」
「…はぁ、お前って奴は…」

あ、あぶねぇ…おもわず反撃を食らう所だった…
この遊びには澪が反撃に移る可能性もあるので注意が必要だ

ガサゴゾと澪が袋を漁り出す
そこにはあの懐かしさを感じさせる一つで二個食べれるあのチューチューボンボンだった

「近くのスーパーで安かったんだ。これならお前のやる気も上がるだろ?」
「上がる上がる!いや~やっぱ分かってるねぇ澪さん!」
「お、おだててもコレしかないぞ…///」

澪が照れくさそうに私から視線を逸らした。なんて可愛い仕草をする奴なんだ

「…はい、律の分」
「おっ、さんきゅー」

パキンッ、っと爽快な音が澪のアイスから鳴り出した。
これが成功した時には今日一日いい事ありそうな気分になってしまうのは私だけだろうか?

「よし、じゃあ私も…」

グィッ

…あれ?何故だろう?あの爽快な音と共にアイスが割れない
それどころか私のアイスキャンディは不快な音と感触と一緒にぐにゃりとアイスが曲がってしまった。

「ああああっつもうっ何だよこのアイス!私に恨みでもあるのかよっ!」
「落ち着けよ…ハサミで切ればいいじゃないか」
「私はポキンッってやりたいの!こうなりゃ意地でも手で切ってやるっ!」
「ああやめろって!そんな事したら隙間から汁が零れて…」

ピチャ。

「きゃあ!?」
「あ」

私がアイスをぐるぐるひねり回してると、圧迫された溶けかけのアイスの汁が澪の顔に飛び散った。
ありゃー私、とうとう澪に顔射しちゃったかー。

「うう、だから言ったのに…」
「ゴメンゴメン、ちょっとムキになちゃって…」
「うぅ…ベトベトする…」

澪が涙目になりながら私が飛ばした汁をティッシュで拭き取ろうとする
…しかし私はそんな事はさせない、絶対にだ。

「ああ澪、ちょっと拭くの待っててくれ」
「?でも早く拭かないと乾いてベトベトに…」

私はティッシュを掴む澪の手を掴み、自分の顔を澪に近づけた…

「…!!!!」
「…ん、よし。もう大丈夫だぞ」

私が澪の顔に付いた蜜を舐めてやると、澪は顔に蛍光塗料を塗られたみたいに赤くなっていた

「り、りりりりり律!お、お前!今何を…」
「ん?私の所為で澪にかけちゃったから舐めてあげただけど?」
「な、舐めただけって…」

澪がさらに赤くなっていく。私が男だったらここでもう襲っているだろうな


「だって澪の顔なんて別に汚い訳じゃないし、いつも一緒にいるんだから別にいいだろ?」
「……」

私がそう言うと、澪は下を向いて蹲ってしまった。
…ちょっとやりすぎたかな?

「あの~澪さん?もしかして怒ってるのかなぁ…」
「……」

返事がない、ただの澪のようだ。
はぁ…この場合私が悪いのかなぁ…

「ほら澪…悪かったって。だから顔あげてくれよ」
「……」

うーんこれは困った。どうやらお姫様はかなりのご立腹の様だ。
こういうときはどうすれば機嫌が直るのだったっけ?

「…が悪いんだぞ」
「えっ?澪今何か言ったか?」

澪が急にプルプルと震えだした。な、なんだ、進化でもする気か?

「律が…そうやって私にちょっかい出すから…私…!」
「み、澪?お前何言って…」

ガバッ!

私が澪から離れようとした時には
澪はもう私の身体の上に跨っていた…


「み、澪…?お前何やって…」
「律が…あんな事するから…」

澪は泣きながら何かを言っている。
何だこれは、澪は一体どうしたというのだ

「澪…とりあえず離れてくr」
「律…りつぅ…」
「あ、澪!?ちょ!顔近っ…んんっ!」


澪は一体何をしているのだろう…
私の前には澪の顔があり、唇には澪の感触が唇を伝って私に入ってきた…

「…み、みお…」
「律…もう私、我慢できないよ…」

澪は静かに私が着ているTシャツを手に取り、私の胸が見える範囲まで上げていった…

「ひゃ…」
「…律の胸、かわいいな」

何でだろう…何で澪はこんな事をするのだろう。
私はこんな澪を見た事がない。こんなに積極的な澪は初めてだ

私は急に怖くなった、今にも泣きそうだ

「み、澪…ッ…お願い…もう、やめて…」

「…もう、無理だよ」

何でだよ、何でそんな事言うんだよ
私達…友達じゃなかったのかよ…

「…うん、前までは友達だった…」
「でもね…今はもう違うんだよ…」
「もう我慢できないの…分かってくれるよね?律」

…分からないよ。と言ったら、嘘になる。
でも、それでも私は…

「澪…私は…」
「いいの」

澪は私の言葉を断ち切って、再び私にキスをしてきた。
…さっきとは比べ物にならない、濃厚で、とても深いキスを

「ん…ちゅ、チュパ…」
「んんっ…ちゅ…っぱ」

最初のキスを、澪に奪われた。
いつも一緒にいて、とても可愛くて、いじめたくなってしまうほど好きな澪に
私は、ファーストキスを奪われてしまった…


「っぷは…」
「はぁ…はぁ…はぁ…」

澪の息が荒い、そして私の鼓動がどんどん跳ね上がっていくのがわかる。
キスっていうのは…こんなにも気持ちのいいものなんだ…

「律…」
「み、澪…」

恍惚な表情をした澪は、既に私の下に手を出そうとしていた

「ま、待って!そこはさすがに」
「大丈夫だよ」

何が大丈夫なのだ…もうやめて欲しい

これ以上やられてしまうと…私は

「律のここ…もう凄い事になってるよ…」
「っ…お、お願い…もう、やめて…」


私はもう、後戻りをする事ができなくなってしまうじゃないか

「凄い…こんなに濡れるものなんだね…」
「…っあ…はっ…っ」

澪は私の秘部を指でなぞり、弄ぶような仕草をしていた

熱い、私の身体が熱い。
これではまたシャワーを浴びなければいけないじゃないか

「はっ…あんっ…やぁ…」
「律…可愛いぞ」

やめてくれ、私に可愛いなんて言葉は、似合わない。
どうぜお世辞で言っているのだろう…そんな事は言わなくていい

「ちっ、違う…私、可愛くなんか・・・」
「…何言ってるんだ、こんなに可愛いのに…」

澪は私の顔を舐めた。涙を舐められたと言ってもいいだろう

「ひゃ…」
「律…もっと気持ちいい事、してみないか?」

何だろう、何だろう。
これ以上に何を気持ちよくするのだろう
私はもう充分だ、だから早く離して欲しい…


「も、もっと気持ちいい事って…何だよ…」
「ほら、律のために買ってきた、アイス…」

澪は私がさっき切る事ができなかったアイスキャンディを手に取り、
…それを私のそこに、突きつけた

「ひゃ!…つ、つめた…」
「凄い…律のここ、ヒクヒクってなってる…」

わからないよ…そんな事言われてもわからないよ…

澪はソレを自分の秘部に引っ付けると、私の上に乗りかかって来た

「律…今から何するか、分かる?」
「分かんないよ…そんなのわかんないよ…」

嘘。分かってる
分かりたくないだけだ
こんな事、絶対に許される筈がない

だってそうだろう?
私達は友達で、しかも女同士。
こんな事するのは友達でも仲間でも親友でもない


恋人の、することじゃないか


「律…いくぞ?」
「や、やめて…澪、お願いだから…やめて」

澪は再び私の秘部と自身の秘部にアイスを近づけた
やめてくれ、本当にやめてくれ
怖い、怖いんだよ。分かってくれよ

澪、お前はそんな奴じゃないだろ…?

「…んっ」
「ひゃあ!?あ…あぁっ!あぁ!」

入ってくる、入ってくる
私の中に、冷え冷えとした澪の欲望が…入ってくる

「あぁっ…つ、りつぅ…」
「ふぁあ!んっ…っはぁ!あぁっ…!」

澪の秘部から、なにやら透明の液体が零れ落ちた。
アイスの蜜でもない、汗でもない
これは、澪の蜜だ

澪…お前は、私で感じているのか?

「りつ…!凄い…凄いよ!…お腹の中で…律が…いっぱい」
「ひゃああ!あんっ!あはぁ!みお!私…私!」

もう、何がなんだか分からない。

何でだろう…何でなのだろう…

なにが何だか…分からない?


違う、そうじゃない
分からない訳じゃない。

これは私が分からなくしているだけ。私が澪の想いから逃げているだけ

本当は、もう自由になりたい
なりたいんだ…


「はぁん!いっ、いいっ、りつっ!いいよっ!」
「あぁん!ひゃあ!みおっ…みおっ…!」

私の中で、何かが弾けそうになる。
弾けていいのか?これは弾けていいものなのか?

教えて欲しい、誰か教えて…

「みおっ…わたしっ!わたしっ…もうっ…!」
「うんっ!私もっ!ダメッ!だめなのっ!」

もう、我慢できない。
神様、どうか
どうか…この私の行為を…許して…ください


「ひっ…ひぁあああああああっ!!イクッ!イっちゃう!!ああああああっ!!」
「りつっ!りつうっ!あっ!ああああああああああっ!!」

ドクンッ…ドクンッ…

何かが私の中に入ってくる。
なにも入ってくる筈のないモノから、何かが入ってくる

…ああ、そうか
これは、『モノ』なんかじゃない

これは、澪の『愛』、なんだ…


「っ…はぁ…はぁ…はぁ…」
「あっ…はぁ…はぁ…」

澪は私の上でへたり込み、そのまま私と肌を重ね合わせた。
あったかい…澪の体温は、こんなにも温かったんだ。

「り…りつ…大丈夫…か?」
「…う、ん。だい…じょうぶ」

上手く喋れない、話せない、離せない
こういう時、私はどうしたらいいのだろう


「…律」
「…澪」

そうだ、そんな時はこうすればいいんだ

「ん…ちゅ…はぁ…」
「んん…ちゅぱ…ちゅ」

キスは、百の言葉より勝る
誰かが、そんな事を言った気がする

「律…私の事…好き?」
「…うん、大好き、大好き…」

私は、分かったんだ
本当は、私も…

「…終わらない」
「当たり前だ、結局全然手付かずだったんだから」

何でだよ…なんでまだ宿題終わってないんだよ…
もうそんな雰囲気じゃなかっただろ?だったら空気よんで誰か終わらせてくれてもいいじゃんかよぉ…

「…ほら」
「…えっ」

澪が私に何かを渡した、こ…これは!

「…一応、間違えたフリとかもしておけよ。じゃないと丸写しがバレるかなら」
「み…みおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「きゃあ!?ちょ!ちょっと離れろ!」

…今から文化祭、修学旅行、そして卒業式。
これから私はどの様に澪と接していこうか

「えへへ~澪ぉ~」
「こ、こら…耳を噛むなって…」


ああ、とても楽しみだ。

こんなに好きな人と、一緒にいられるのだから…




~おしまい~



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最終更新:2009年11月17日 03:04