憂「お姉ちゃんやっぱり私のこと嫌いだったんだ…」シュン…

唯「違う!嫌いじゃないよ!」アセアセ

憂「じゃあ何で嫌がるの?」

唯「うぅ…」

憂「…」

憂「お姉ちゃんなんだかおかしいね!」ニコッ

唯「…」

憂「ほらお姉ちゃん脱いで脱いで☆」

憂「チュパッ…チュウチュウ…」

唯「…はぅん!」ビクッ

憂「…お姉ちゃん…気持ちいいんだ…」ニコッ

唯「…」ハァハァ

唯「う…うい~…」

憂「うふふ」



――朝

唯「」ソローリ…

憂「お姉ちゃん?」

唯「!」ビクッ

唯「あ…憂…おはよう」ニコッ

憂「…まだ七時だよ?何処行くの?」

唯「…け、軽音の朝練があって…」オドオド

憂「…」

憂「お姉ちゃん」

唯「…は、はい!」ビクッ

憂「嘘はよくないよ」

唯「ち、違うよ!嘘じゃない!!」

憂「この前もそういって結局なかったよね?」

憂「梓ちゃんから聞いたんだよ」

唯「…!」

憂「ねぇ」

唯「そ…その時はそうだったけど、今日はホントに朝練なの!」

憂「……」

唯「…う、憂?」

憂「あはは」

唯「え…」

憂「そうだよね!私なんか勘違いしてた☆朝練頑張ってね!」ニコッ

唯「!」

唯「う、うん!ありがとう憂!じゃあ私…」

憂「嘘だっ!!!!」カッ

唯「ひっ!」ビクッ


憂「もう騙されないからね…!」

唯「違うの!ホントに朝練なんだって…」

唯「憂ぃ…」

ピロピロピロ…

唯「!」

唯「あずにゃんだ!」パアァ 

憂「…!」

唯「…やだなぁちゃんと起きてるよぉ☆」

憂「…」

唯「うん…うん…わかった!じゃあ学校でね!」

唯「…」ピッ

憂「」プイッ

唯「あ…憂…?」



――学校

唯「おはよー☆」ガラッ

律「お!やっと来たか…」 

澪「5分の遅刻だぞ」チラッ

唯「えへへーごめん」

律「全く…朝練したいって言った本人が…」

紬「まぁまぁまぁまぁまぁまぁ…」

紬「練習しましょ♪それしかないわ」ニコッ

梓「賛成ですっ!」

唯「~♪」ジャラーン

澪「…よし!まぁこんなもんだろ!」

律「ちかれたー」

紬「お疲れ様♪」

梓「律先輩リズム完璧でしたよ!」

律「だろ!?これも特訓の成果…」

梓「唯先輩も凄い良かったです!」

律「聞いてないし…」

唯「えへへーまぁね☆」

澪「確かに唯はカッティングがうまくなってるし…朝練するなんて言うし…」

澪「一体どうしたんだ唯?」

唯「え…?」

唯「あ…まぁ副部長として当たり前のことを…」エッヘン

梓「いつ副部長になったんですか」


澪「でもそういうのは普通部長が率先してやるもんだよなー…」チラッ

律「なっ!…わ、私だってなぁ、色々とこの部のこと考えてやってんだぞ!」アセアセ

澪「へー…例えば?」ニヤニヤ 

律「…うっ」ドキッ

律「澪のファンクラブを創設したり…」

澪「ほぅ…」

ゴンッ

律「いったー!」

唯「あはは!りっちゃんタンコブー!」

唯「(楽しいなぁ…)」

紬「……」



――昼休み

律「よーし!唯!ムギ!音楽室行こうぜ!」ガタッ

唯「いくいく~♪」

紬「いくいく~♪」

律「よーし競争だ!一番遅かっ…」ガラッ

憂「こんにちは律さん」ニコッ

律「お。憂ちゃんじゃん!ちょっと待ってな!」

憂「はい♪」

唯「どうしたのーりっちゃん?」ヒョコッ

律「お客さんだ!」バーン

憂「」

唯「あ…」

律「じゃあ先行ってるからな!」ポンッ

唯「え…」

律「ムギー行くぞー!澪が待ってる!」ダッ

紬「はーい♪」タタッ

唯「…」

紬「……」くるっ



憂「お姉ちゃん早く屋上いこっ♪」

唯「あ…憂…ごめんね。今日は軽音部のみんなと食べる約束しちゃったんだ…」オドオド

憂「え?」

憂「週二日は私と食べるって…」

唯「さ、最近忙しくて…本当にごめんね!」

唯「」ダッ

憂「………」



……

唯「ただいま―…」コソコソ

憂「最近帰り遅いんだね」 

唯「!!」ビクッ

唯「ま…まぁ練習あるしねー」

憂「……」

唯「…憂?怒ってる?」

憂「ご飯…」

唯「え…?」

憂「ご飯食べ終わったら私の部屋きて」スクッ

唯「あ………うん」



唯「いやぁ…はぁ…」プルプル

憂「チュル…チュチュゥ…」

唯「も…もう…」ハァハァ

憂「…なんだかんだでいっつも来てくれるんだよね、お姉ちゃん」ギュッ

唯「…それは…行かないと憂が怒るから…」ハゥン

憂「うふふお姉ちゃん可愛い」ソッ

唯「まっ…そこは!」

憂「我慢してね♪」

唯「いやあぁぁ……!」ズズズ…

唯「憂…!やめ…て…!」ハァハァ

憂「……いや」

唯「…!」

憂「お姉ちゃん私のこと避けてるでしょ?」

唯「え…避けてなんか…」 

憂「嘘!!絶対に避けてる!!」ジュポッ…

唯「ああぁあああ!!」ガクガク

憂「お姉ちゃんは私のモノ!離さないから!!絶対に離さないから!!」ジュポッ!ジュポッ!

唯「いたいよ!うい…!やめて…!」

憂「あ…お姉ちゃん…血…」

唯「ぐすんっ…ぐす…」

憂「舐めてあげるね」ペロロペロ

唯「ひっ…」ゾクゾク

憂「…んっ…お姉ちゃんの血おいしい…」ジュルル… 

唯「(…もう…いやだ)」ハァハァ



――昼休み


澪「なんか最近唯やつれてないか?」

律「澪もそう思った?」

澪「うん。なんか調子もおかしいし…」

紬「私も気になりました…」

澪「それで唯は?また憂ちゃんと?」

律「うん。屋上で食べてる」

紬「………」



……

唯「ねぇ…憂ぃ…。お弁当食べようよ…。それに誰か来ちゃうよ…」

憂「大丈夫だよお姉ちゃん。こんなところ誰も来ないし…」

憂「ほら…こうやってオマタをこすりつけると…」ヌチャッ

唯「ひゃあっ…!」ビク

憂「…ね!気持ち…いいでしょ…?」ゾクゾク

唯「な…なんか変な感じがする…」

唯「や…やだよこんな格好…」ビクビク

憂「…うふふ…ほらお姉ちゃんも動いて♪」

唯「もう…ダメ――!」ビクビクーン

憂「あ…あぁ!!」ゾクゾクーン


梓「…」ドキドキ


憂「私たち…息ぴったりだねお姉ちゃん…」

唯「ぅう…」グス

憂「ほら泣かないの」グイッ 

憂「大好き…」チュッ


梓「(どうしよう…これ…)」ドキドキ



……

紬「憂ちゃんが原因じゃないでしょうか?」

澪「そんなバカな…ムギは何言って…」

律「やっぱりムギもそう思ってたか」

澪「え?」くるっ

紬「憂ちゃんは、唯ちゃんが絡むと少しおかしくなるわ」

律「やたらうちらのクラスに来るのも引っかかるしな…」

澪「(なんか…疎外感)」ショボン

澪「でも唯がおかしいのは確かだし、なんとかしてやれないかな…?」

律「…うーむ」

紬「いっそみんなで百合になって仲良くなったりするのは…?」

律「え?」

澪「なっ、何変なこと言ってるんだムギは!!///」

紬「え?…あ…あはは…そうですね、ごめんなさい♪」

律「ひらめいた!」ピキーン

澪「お」

律「明日って澪の両親いないんだよな?」ズイッ

澪「え?…ま、まぁいないけど…」

律「ふふふ…いい作戦を思いついた…」

紬「先に唯ちゃんの処女を奪うのね!」ドキドキ

律「え?」

紬「え?」



……

唯「いやぁ~ビックリだよ!澪ちゃん家で遊ぶなんて初めてだからなぁ…」ワクワク

澪「そうだったっかな?律は何回も来たことあるけど…」

唯「」グウゥ~~~

3人「!」

唯「あ…鳴っちゃった☆」テレッ

律「おいおいまだ3時だぜ?昼飯食ってないのか?」

唯「あ~…うん…ちょっと時間なくて…」

澪「!」

紬「(りっちゃん…)」

律「(…やはり)」

律「まぁ今日は親もいないし、夜まで食べまくろうぜ!」

澪「お前が言うな!」ゴンッ 

律「あぅ…」

唯「わぁ!いっぱい!」

紬「ふふ…全部食べていいのよ♪」ニコッ

唯「うん!…あ。ちょっと待って」サッ

澪&律「…」

唯「…送信っと!」ピコピコピコピコ

律「メールか?」

唯「うん!夜遅くなるかもって!憂に」

澪「へぇー。何ていうか…律儀だな」

唯「えへへ…でも送らないと憂が怒るから…」

律「え?」

唯「あ!…あはは…まぁ早く食べようよ!」

紬「…」


2
最終更新:2010年06月19日 23:48