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「悪い、今日用事あるから先帰るな!」

部活が終わり、そろそろ帰ろうかという時に律にそう言われた。

「え、ああ分かった」

「本当ごめんな、じゃ!」
そう言うやいなや、律はあっという間に私の前から去っていく。
引き留めることはしなかったが内心、私はショックだった。
登下校は唯一律と2人きりになれる数少ない時間なのだ。
それなのにこいつと来たら。
「私のことなんてどうにも思ってないんだろうな…」

ああ、何だか虚しくなってきた。
律はなんにも悪くない。悪いのは親友にこんな想いを抱いている、私の方だ。
そう……

「私は律が好きなんだ」

駄目だ。口に出すと余計虚しくなる。
この言葉を律に伝えようとどれだけしたことか。
でも私は今の“親友”という立場を失いたくなかった。
この気持ちを伝えれば全てを失う気がする。

どのみち許されることじゃないよね。
…帰ろう。1人で居たら悪いことばかり考えてしまう。

「あ、そういえば」

明日提出の課題、机にいれたままだ。取りに行かないと。
律のやつ絶対課題のこと忘れてるだろうな。あいつも持って帰るの忘れてたりして。
どんなことでも律に繋げてしまう自分にあきれながらも私は教室へ行った。

教室には誰もいなかった。
私は自分の机から課題を取り出した。
ふと右隣を見ると、そこは律の席。
課題、もし律が忘れていたら届けてあげよう。
私は律の机の中を確認しようと机へと近づいた。

「あれ?何か机についてる。……まさかよだれか?」
机の表面には白いしみ。そういえば律のやつ今日も授業中ねてたな。
……寝顔、すごくかわいかった。

律の寝顔を思いだして、胸がキュンとなる。

「…少しだけ、これだけならいいよね」

私は律の机の白いしみを控え目に舐めてみる。
もちろん味なんか感じない。でも律のよだれを舐めているという事実には変わりない。

やばい、このままだと何か良からぬことをしてしまいそうだ。
私はすでに自制心を忘れ、必死に白いしみを舐めていた。


誰も居ない、静まり返った教室にピチャピチャと卑猥な音が響く。
このシチュエーションが更に私の欲望を掻き立てる。
駄目だとわかっていても手は勝手に、私の秘所へと向かっていた。

チュク…

「…んっ」

下着の上から触れるとそこはさわってないにも関わらずびしょびしょに濡れている。
律を想いながらシたことは数えきれないほどあるが今回はあまりにも異常だ。


下着の上からワレメをなぞれば沢山の蜜が溢れ出てくる。

「あ…はぁん、んぅ…」

こんなこと、しちゃ駄目なのに。ここは教室なのに。何より、律の机なのに。

「ごめん律、止まんないよぉ…」

私は律の机の前に立ち、角に自身の秘所を押し付けた。

コシュコシュと秘所を角で刺激すると、今までにないくらい強い快感がうまるた。

「はぁ…ん、ああ!」

どんどん腰を振る速度が速くなる。
すでに律の机は私の秘所から出た蜜のせいでびしょびしょになっていた。
床を見ると水溜まりみたいに蜜が溜まっていた。
もう、イきそうだ。

「ご、めん、りつ。りつぅりつぅ!!!!」

ガタンッ

「……澪?」

「……何やってるんだ…?」

イった後の余韻に浸る暇なくその声は私を現実に戻しす。
何で律がここにいるんだとかいつからいたのかとかこの時は考えることも出来なくて。
ただ、
律に、見られてしまった。一番見られたくなかった人に。
こんな…こんな…!!

「ごめんなさい!!ごめんなさい!!ごめんなさい!!」

私はただひたすら律に謝った。律はまだ事態を把握出来ていないようで、目を白黒させている。

このままだと、律と一生話せなくなるかもしれない。
嫌だ!そんなの絶対嫌!

「律…!!」

私は律が逃げてしまわないうちに律の方へ歩みよろうとした。
が、

ツルッ

「あ、」

何かに滑ってバランスをくずしてしまう。
さっきイったせいで体に力が入らない。
チラッと下をみれば、自分で作った水溜まり。
あはは、自業自得だ。

「澪っ!!危ない!!!!」

律の切羽つまった声が聞こえて来たけど私は目を開けることができなかった。



律視点

今日は親戚が家に遊びに来るらしく、親から早く帰れといわれていた。

「悪い、今日用事あるから先帰るな!」

そう言うと澪はいやに寂しそうな顔をした。
「何だ~?私が一緒じゃないとそんなに嫌なのかー?」
といつもなら澪をからかってやる所だけど、今はそんな暇はない。
あいさつもそこそこに澪のもとを離れた。


私の家は学校から遠くはないが、電車やバスを使うほどでもない。
走るのは疲れるのでいつもより気持ち速めに歩く。
こんなことなら澪と一緒でも良かったかな。

「あとでメールで謝っとこう」

なんとなく罪悪感を感じて走って私は走って帰ることにした。


「ただいまー…ってあれ?」
走って帰ったおかげで起こられずにすんだかなと思い
ながらドアを開けようとしたけど、玄関には鍵がかかっていた。

「おいおい、まじかよ」

家に居ないということは買い物にでも行ったんだろう。ったく、置いていくなよな。
とりあえず鍵を外して中に入った。
退屈いなあ、たまには自分で課題をするか。

「澪もうかえっちゃったかな~」

私は今、さっき通った道を逆走している。課題をしようとした所までは良かった
んだけど、肝心な課題を学校に忘れてしまったのだ。普段なら取りに帰らずに次の日澪に見せてもらうんだけど、
今いけば途中で澪に会える気がした。

「ははっ澪のやつ暗くて怖がってんだろうな」

あたりはすでに薄暗くなっている。早く行ってやらないと。


帰りと同じく走って学校へと向かった。途中で会えるかなと期待してたけど、澪はいなかった。

「あちゃー、澪もう帰り着いたのか」

学校付近まで来て居ないとなるとそう考えたほうが良さそうだ。

「まあどうせここまで来たんだし課題取り行くか」

学校に居るか居ないか一応澪の靴箱を確認。
…あれ?靴あんじゃん。澪のやつまだ帰ってなかったのか。
どこにいるんだろう、教室か?
私は澪を探すため&課題を持って帰るために教室へ行った。

教室は明かりがついていた。この時間に教室に残ってるやつなんて大抵いない。たぶん、澪だろうな。

そうと決まればいきなり入って驚かしてやろう。そう思い、気付かれないようにそうっと教室に近づく。

…あれ?なんか聞こえる。グチャクチャと濡れた布団を踏んづけたような…?

「はぁん…ああ!」

!澪の声だ!!
なんだか息が荒い、ったく澪のやつ何やってんだ?

「ご、めん。りつ。りつぅ!!りつぅ!!」

え、私?何をあやまってんだこいつ?

気になって私はとうとう教室のドアを開けた。

ガタン

「……澪?」
あれ?ここって教室だよな?と考えてしまうほど目の前の光景は非現実的だった。

私の机に寄りかかって脱力している澪。うっすら汗をかいて、顔はかなり火照っている。
正直すごく色っぽい。
スカートで隠れてよくは見えないが角がびっしょり濡れているようだ。

「……何やってんだ…?」
澪は私に気が付くと何度も何度も謝ってきた。
未だに状況が把握出来てないわたしはただそれを聞いてることしかできなかった。


「律…!!」

澪はさっきよりも大きな声で私を呼んだ。こっちに来ようとしているようだがなんだか足元がおぼつかない。
何だか危なっかしいので私のほうから澪に近づこうとした。

ツルッ

「あ、」

やっぱり転けてるし…!
ああもうよく状況がわかんないけど

「澪っ!!危ない!!!!」

それでも自分の身体は正直で、大切な澪を助けるべく私は腕を伸ばしていた。

なんとか澪を助けることができたけど、これからどうしようか。
澪はいろいろなショックをうけたせいで気を失っている。
まあ私も健全な女子高生。さっきはまったく状況が理解できなかったけど、今ならわかる。

「あれって…オナニー、だよなあ」

うわー声に出すのってはずかしい。
しかもこいつ私の机で…。澪、私のことが好きなのか?
まさかな、と無理矢理自己完結しようとした。


教室中に澪の匂いが広がっている。その匂いの源は澪が滑って転んだ水溜まりだった。

「……これってもしかして」

恐る恐る触ってみる……ああやっぱりこの液体が。

「澪の……」

私はそれが当たり前と言わんばかりに極自然に澪からでた液体を舐めてみる。

「……変な味、でもなんだか甘い……って私なにやってんだ!」

ここまできてようやく我にかえった。
こんなのただの変態じゃないか。

とりあえず、掃除するか。

床の水溜まりと机は雑巾で拭くことにする。
うはは、固まってら。

そういえば澪があんなこと学校でやってたにも関わら
ずなんでこんなに私は落ち着いているんだろう。
私ってこんな図太かったっけ?
澪をみると相変わらずピクリともしない。
太ももから足首をみれば自身からでた液体がついている。……取ったほうがいいのかな?

私は持っていたタオルを濡らして澪の足をふくことにした。

あ、まずい。前語撤回。
こいつエロイ、エロすぎる。
私が少しでも触れるだびに腰がうごくんだからたまったもんじゃない。
まったく、起きてるんじゃないのか?

「おい、じっとしてろ。そんなかっこうじゃ家にもかえれないぞ」

私は手早く澪の足をタオルで拭く。
本当に私は何をやってるんだろう。ただ課題を取りに来ただけなのに。

「みーおー、起きれるか?」

さすがに家まで担いで送り届けるってのは無理だから、とりあえず澪を起こす。
「おーい!みーおしゃーん?」

「ん…、なに?りつ…?」
おおっ起きた!何て感動してると徐々に覚醒してきたのか澪の顔がさっと青ざめた。

「なあ律…」

やばい澪ほんと顔真っ青だ。
こういうとき、なんて声かけたらいいんだろう。

「律…さっきの、見たよな」

私が懸命に掛ける言葉を探していると、澪から先に話しかけてきた。
ここで私がいつものように
「何のことだー?澪、お前熱でもあるんじゃないか?」
とか言っても澪が納得するはずがない。
チラリと旧水溜まり現場を見れば、そこはまだ湿り気を帯びていた。

あ、しまった。そういえば考えるのに夢中になって
澪に返事をしていなかった。
「うん!見たよ!!すっげー澪色っぽかった」
だめだめ、こんなんじゃいくらなんでもまずいだろ。
「澪って私のこと好きなのか?」
これは直球すぎるな。しかも私めっちゃ自惚れてんじゃん。
あーもう!とりあえずさっきの返事が先だ。

「うん、見たよ…ってうおっ!?」


どうやら私は考えこむあまり、周りの状況をまったく理解していなかったようだ。
澪は、声も出さずに静かに泣いていた。
私は澪の泣いている所を何回も見てきた。
けど、今回のような儚い、全てを諦めきった泣き顔は、初めて見る。

「ごめん……気持ち悪いよな。親友が自分の机でオナニーしてるなんて。
その上親友のおかずにしているなんて」

おい、私はまだ何も言ってないし何も聞いてないぞ。


「今回のことを許してとは言わない……けど、けど!!」

澪は必死に言葉を繋いでいる。それにくらべて私は…。

「澪、とりあえず家来いよ。今誰もいないから」

なんの解決法でもないこんな言葉しか言えなくて。
それでもその言葉に澪は少しばかり救われたようだ。澪は少し驚いた顔をして、その後小さく頷いた。
さっき言おうとしたことがそんなに重大なのか?
まあこの際そんなことはどうでもいい。

「澪、先に言っておくけど暗い話は家に着いてからにしよう」

もしこの路上で話がヒートアップでもしたら大変だ。この提案は私なりの世間への配慮であり、そして何より澪への配慮である。

「うん…わかったよ」

「そうと決まったらさっさと帰ろうぜ!」

私は上がるはずのない澪のテンションを上げようと、ただただしゃべりまくった。
そのおかげでなんとか家まで嫌な空気になることはなかった。

「ほら、どうした?入れよ」

私の家まで何事もなく帰りついたのはいいけど、澪は家へ入ろうとしない。
何でだ?さっきは行くって頷いたじゃないか。

「澪?入りたくないのか?」

もう一度澪に問いかけてみると澪は相変わらず
真っ青な顔をこちらに向けた。

「律こそ…いいのか?私がさっきまで何していたか覚えているだろ」

何となく、澪の言いたいことはわかった。つまりあれだ。よく言う、2人きりだと何をしてしまうかわからないぞ、的な。


まあ確かにそう考えるほうが普通かもしれない。
でも…

「そんなことはどうでもいいよ。澪、約束破んなよな。
家に着くまで暗い話は禁止だぞ」

もう家着いたじゃないかという澪の言葉は都合上無視
して無理矢理澪を家のなかへ押し込んだ。


さて、と。お互い何から話したらいいんだろう。

澪はさっきから視線を忙しなく動かしている。
私の部屋がそんなにおちつかないのだろうか。

「あのさ、」

私は沈黙とこの気まずい空気に耐えられず、話を切り出した。

「いろいろ、聞いていいか?」

「うん…」

澪の了承を得たことだし、いろいろ聞かせてもらおう。

「なあ澪、すっげー率直に聞くけど何で私の机で
オ……オナニー、してたんだ?」

言った後にすぐさま後悔した。こんな質問、一番答えずらいじゃないか。

澪は相変わらず視線を忙しなく動かしている。質問は聞いていたようだか、何だか上の空だ。

…あれ……。私なにか忘れてないか?

「……」

澪はなかなか私の質問に答えない。
……まあ質問がわるかったししょうがないか。

それにしても何だったかな。何かを忘れているような気がする。

その何かを思い出すために澪の方を見ると、
今度は足を動かして、腰をうかせている。
その表情は何かを耐えているようだ。


……あ、わかった。パンツか?


そうだ、これだ。澪あのあと着替えてないじゃん。
あれだけ水溜まりを作るまで出したんだ、
パンツの中は大変なことになっているだろう。

「答えずらい質問してごめんな。澪、寒くないか?」
ほら、パンツとかも履き替えたいだろうし…
とはさすがに言わなかったけど。

「でも、私着替えとかもってないよ」

みなまで言わなくても澪は何のことかわかったらしい。
澪は床に自分のパンツがつかないようにする為か、
さっきからずっと正座だ。
…やっぱり気持ち悪そうだな。

「よし、じゃあシャワー浴びてこいよ。話し合いは後からで良いからさ」

「でも…」

「下着なら私のを貸すから。上は無理だけど下なら大丈夫だろ。」

私がそう言うと澪は俯いてしまった。
なんだー?そんなに私のパンツははきたくないか?

「新品はさすがに持ってないけど、洗濯してるからきたなくないぞ!」

「そうじゃないよ…」

澪は死にそうな顔で私を見た。
あーもう、こんなんじゃ話し合い何か出来るわけないじゃん!

「じゃあ何が不満なんだよ?」

「……」

うわ、また黙り込んでしまった。
理由はよくわかんないけど、お互いの気持ちの整理の
ためにも、澪にはシャワーを浴びに行ってもらおう。




澪視点

意識が飛ぶ寸前、私はあたたかい何かにつつまれた。
そのときは気が動転し過ぎて気付かなかったけど、
どうやら律が私を守ってくれたらしい。

律はいつもそうだ。無条件に私を守り、引っ張ってくれる。
小さいころからその関係がずっと続いてきた。
私が律を好きになる理由は、あまりにも多すぎるのだ。

なのに…

「律…さっきの、見たよな」


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最終更新:2010年01月15日 03:48