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澪は不安気に聞き返してくる。さっきまでの勢いはどうしたんだ?
こうなったらもう、あれしかないか


「なあ、澪キスしよっか」

「……へ、律?」

うわー、自分で言っておいてかなり恥ずかしい。
顔に熱が集まってくるのを感じる。きっと今私の顔は凄く紅いんだろうな。

澪の肩に両手を置き澪の唇めがけて近づいていく。

「ちょ…律、待って!!」

澪の静止をもろともせず、どんどん距離は近くなる。
あと10cm…5cm……1cm…

「へっくしゅん!!」

「うおっ!?」

あと少しのところで思わぬ妨害がはいった。
そう、澪がくしゃみをしたのである。
そういえば澪、裸のままだった…!

「うー、だから待ってって言ったのに」

私はあわてて澪にシャツを着せた。

「澪ごめん!寒かったか?」

私のばかっ!何でさっさと服を着せなかったんだ。

「ううん、大丈夫」

口では大丈夫と言っているけど、むき出しになってい
る澪の白い太ももには、鳥肌がたっていた。

…しまった、着替えシャツと下着しか持ってきてない。

「悪い、着替えこんだけしか持ってきてなかった」

とりに行くな、私は脱衣所を出て部屋に戻ろうとした。

「待って、律」

「うおっ?」

グイッと腕を捕まれる。
どうしたんだ?と振り返ってみれば、
そこには顔を紅潮させた澪の姿。

「そんなことより、さ」

澪がまた、私の背中に腕を回す。
やっぱり服越しよりも直の方が気持ち良かったな…ってなに考えてんだ私。

「さっきの続き、してよ」

「へっ?」

さっきの続きって……キスか?
でも私は今からお前の着替えを取りに…。

「律ぅ…」

うっ澪のやつかわいすぎるだろ。
そんな熱っぽい潤んだ目で見るんじゃない。
こんな風にねだられて、断れるやつ居んのかよ…。

澪は今、シャツしか身につけておらず、ある意味さっきよりエロイ。
私の理性なんて簡単に切れてしまうほどに。

なんとか暴走しそうな理性を押さえつけて、
今度こそ澪の唇めがけて近づいていく。
澪はゆっくり目を瞑った。
「澪…」

私もつられて目を瞑る。
近づくにつれ速くなっていく鼓動。でもそれは澪だって同じだ。
目を瞑ってても、わかる。あと、もう少し。

ちゅぅ

「んっ…」

…甘い。唇ってこんなに柔らかいんだ。
その甘さをもっと知りたくて、私は冷たくなった澪
の身体を引き寄せ、夢中で澪の唇を味わった。

あまりの甘さに脳が蕩けそう。

「んー…ぷはっ」

その甘さもっとを味わっていたかったけど、酸欠になっては困るので。
私の方から唇を離すと、それを追いかけるように今度は澪から口づけてきた。

「ふへっ!?」

途中で苦しくなって薄く口を開けたら、
その小さな隙間から澪の舌が入り込んできた。

「─っんー!」

いわゆるディープキスってやつやつか?
というか澪!段階を考えろ段階を!!

私が口を離そうとすると澪はすかさず私の頭を手で固定して、それを阻止する。
先に理性を失ったのは、澪の方だったらしい。

何なんだ、これ。頭がボーッとしてきた。
私は今、暴走した澪にされるがままになっている。
でも一方的に受け身になるのは、何だか悔しい。
このままだと、どんどん澪のペースになってしまう。
……よし、やり方はよくわかんないけど。

「ふぁ、ん…は、あ…りつぅ」

私が舌を澪の口に差し込むとすかさず舌を絡めてきた。
身体が、アツイ。

駄目だ、この衝動は自分では押さえられない。
私は澪を壁に追い詰め、半ば強引に澪の唇を奪う。

「ん…ちゅ、う…はぁぅ」
澪が、悪いんだぞ。
だからどんなに嫌がっても止めてやるものか。

「あっ…!はぁん、」

舌を絡めながら胸を揉んでやると、普段より高い声で喘ぐ。

私は堪らなくなってシャツを上まで捲りあげ、直に触った。

「律、待って…!!」

待たないぞ。というか待てない。
私は手に有り余るほどの澪の胸をゆっくりと揉みしだく。
まだ直に触ってもいないのに、澪の胸の中心はピンとたっていた。
人差し指でそっと撫でると、もどかしさからか澪は頭をフルフル振り、
苦悶の表情を浮かべた。

なをだよそんなに嫌なのか?

「澪、そんなに嫌なのか?」

止めてやるものかとは言ったものの、無理やりこんな
ことをするなんてただの強姦だ。

「嫌じゃない…むしろ嬉しい、けど…」

良かった。嫌ではないんだな。でもじゃあなんで私を止めようとしたんだ?

「…ここじゃ、やだよ」


「律の…律の部屋がいい!」

澪はこの場所で一線を越えることが嫌だったらしい。
まあ確かに脱衣所で一線を越すなんてムードないよな。狭いし。

「…わかった、じゃあ私の部屋いこっか」



「今度こそ、いいか?」

私は澪を優しくベッドに押し倒す。
澪は私のカチューシャをさりげなく取って、脇にある棚に置いた。

「いいよ、来て律」

じゃあさっきの続きといきますか。
私は何の前触れもなく、澪の左胸の蕾を口に含んだ。右は手で緩急をつけながら摘まむ。

「んあっ…律いきなり…!!」

どうやら澪はかなり感度がいいようだ。
チロチロと舌先で先端をつついてやれば私の頭をかき抱いて喘ぐ。

その声がもっと聞きたくて蕾を強く吸ってみる。

「はっ、くぅ」

刺激が強すぎるためか、澪はひたすら目を瞑っている。
…このまま続けてだいじょうぶなのか?

右胸から手を下に持っていき、何の前触れもなしに一番敏感な秘芯を摘まむ。

「んああっ!!そこはぁ…」
「ここ、好きだろ?」

何度も何度も繰り返し摘まんでいると、シーツにシミができるほどの蜜があふれでてくる。

こんなに出てるとなんだかもったいなく感じてくるな。

「り…つ?何してるんだ…?」

「悪い、ちょっと我慢して」

私は澪の足と足の間に入り込み、秘所に顔を近づける。

「ちょっ律っ、汚いよっ…!」

何をするつもりかわかったらしい、力の入らない身体で私を押し退けようとしてくる。

「澪に汚い所なんてないよ。」

「律止めろ…本当にそれは、あっ…!!」

澪が言い終わる前に、すでに私は澪の秘所にしゃぶりついていた。
澪からでる蜜は教室で舐めたときと同じ、不思議な味。
私が秘所に舌を這わせるたびに溢れてくるので、まったくきりがない。

「はっ…んっ、くうう!」
澪、もうイキそうだな。
私は追い討ちをかけるかの如く、澪の秘芯をあまがみした。

「り、つぅ…んっ、んあああああっ!!」

澪は長くて綺麗な黒髪を振り乱しながら、私の名を呼びながら果てた。

「澪、大丈夫か?」

私の問いかけに澪は答えなかった。心配になって顔を覗きこめばそこには子どものような幼い寝顔。

「……ス-ス-」

「、寝ちゃったか」

裸のまま寝てしまってはそれこそ風邪をひいてしまうだろう。
私はさっき脱がしたシャツを着せ、タンスからズボンを取り出した。

澪ねちゃったし、私も今日は早めに寝よう。
ベッドは澪がすでに使っているし、私は客用布団を使うか。

ベッドの横に布団を敷いてそこに潜り込む。
うー…今日は寒いな。

「クシュッ」

ん?今の、くしゃみか?
澪の方を見てみれば、毛布を被ってるにも関わらず寒そうに身を縮めている。


そうだ、いいこと考えた!

私はいそいそとベッドの中へ潜り込んだ。
そうだよ、最初からこうしてりゃよかったんじゃん。
小さい頃、律は体温高いから一緒に寝るとあったかいって母さんによく言われてた。
子ども頃よりは体温は低くなったかもしれないけど、
平熱の低い澪をあたためるのには問題ないはずだ。

「さーて、湯タンポ代わりになりますか!」

私は澪をぎゅっと抱きしめる。

「ふぇ、りつ…?」

ふぉお!しまった!!あたためるつもりが澪の睡眠を妨げてしまった。
思わず抱きしめていた腕を引っ込めてしまう。

「りつ、私もぎゅー」

私は澪の胸に引き寄せられた。よかった、澪まだ寝ぼけてる。
どうやら私にはだき枕の才能まであったらしい。

「ん、澪さっきよりあったかくなった」

密着した肌から感じる体温に安心する。
むしろ私は暑くなってきたなぁ。
それでも湯タンポ兼用だき枕は勝手に出ていく訳にはいかない。

それにしても…

「澪って寝顔本当に幼いな」

さっきも思ったけど本当にそうだ。
もしかして今私すごいお母さんっぽい!?
……なぁーんて思ったけど端から見ればお母さんに
抱きついている子どもにしか見えないんだろうな。

なんか悔しい。澪だってこんなに幼いのに。

「こんなに綺麗に成長しちゃってさ」

長い綺麗な黒髪。少しつり上がった大きな瞳。私よりもずっと高い身長。
今まで恋人がいなかったことが信じられないほど、澪は綺麗だ。

「本当に、澪は私には勿体ないくらいだよ」

さて、私もそろそろ寝ようかな。
時計を見ればまだPM8:00。いつも寝る時間より、4時間も早い。

明日は早起きして澪とどこかへ遊び……いやデートに行こう。

いつも通りゲーセンに行ってもいいし、たまには奮発して遊園地でもいい。
あーでも映画でもいいなあ。




あー…眠くなってき…た




「律、律!!起きろ!!」

うー、澪しゃん朝っぱらからうるさい…。

「あと5分……」

「こら!早く起きないと遅刻するぞ!!」

はえ、学校?なにいってんだ澪。
だって今日は土曜日……じゃねー!!金曜日だったー!!
「しまったー!!澪、今何時!?」

「今7時40分!ほら、早く準備して!!私は玄関で待ってるから」

5分で全ての用意を終わらせ澪のもとへダッシュ。

「ほら、行くぞっ!」

澪が左手を差し出してくる。えっと、これってつまり…。

手を繋いで良いってことだよな?

「なんだよ…嫌なのか?」
私がなかなか繋ぎ返さないのをそう解釈したらしい。
澪はシュンとして左手を引っ込めようとした。
それを私がすかさず阻止。
「んなわけないじゃん!!ほら早く行こうぜっ」

私よりも大きな澪の手をギュと握ってやると澪は嬉しそうに握り返してきた。

学校デートってのもいいかもな。私たちがくっつくきっかけになった場所だし。
初デートにはもってこいじゃん!


「律、ちょっと速いよ」

私に引っ張られるような感じで走っていた澪が、息を切らしながら言う。

「でもこのくらいのペースじゃないと遅刻してしまうぞ」

「そうだけど…」

うーん、手を繋いでるとお互い走りにくいからな。

「じゃあ手、離すか」

「それはダメ!」

うおっびっくりした。いきなりでかい声出してどうしたんだ。

「何でだよー?」

「だって…」

「だって?」

「私、ずっと夢だったんだもん。律と手を繋いで登校するの」

それだけ言うと澪は、フイッとそっぽを向いてしまった。
どうやら赤くなった顔を見られたくないらしい。
私は頬が緩むのを押さえきれないでいる。

澪、ごめんな。私だって澪と手を繋いで登校したいぞ。

「澪、こっち向いて」

「今は、やだ」

これはもう、完全に遅刻だな。どうせ遅刻ならこの先の道は歩いていこう。


「おいおい、いつまで顔背けてんだー?」

いつまでたっても澪はこちらを見ようとしない。全く、困ったお姫様だ。こうなったら……

「澪、先いっちゃうぞ」

私は、澪の手を離そうとする。

「やだ、行かないで!!」

するとすかさず澪がギューっと背中に抱きついてきた。
「はは、冗談。うそだって」

そう言って、振り向けば拗ねたうよな表情の澪と視線がぶつかる。

「もう、ばか…」

図りきれないほどの想いが溢れてきて、
私は身体ごと澪のほうへ振り向き、強く抱き締めた。

これからもずっと一緒だよな、澪?





END



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最終更新:2010年01月15日 03:51