澪「バカ律!」ドカッ

律「あいてっ」

唯「りっちゃん大丈夫!?傷は浅いよ!」

律「唯…あたしはもう駄目だ…ガクッ」

唯「りっちゃーーーん!!りっちゃーーーん!!!」」

梓「何やってんですか…」

律「よーっし練習おわりー!帰ろうぜー」

唯「おーっ!」

梓「お疲れ様です」

紬「お疲れ様~」


~~~~~~~~~~~~

律「なー今度皆で遊園地行こうぜー」

唯「わ~行きたい行きたい!」

紬「私観覧車に乗りた~い」

梓「いいですね」

律「じゃあ今度の日曜に皆でいこうぜ!」

澪「わ、私はやだ!」


唯紬梓「え?」

律「なんでだよーなんか用事か?」

澪「だ…だって遊園地って…ジェットコースターに乗ったりお化け屋敷に入ったりするんだろ…?」

唯「あーお化け屋敷いいねぇ~」

澪「やだ、絶対やだぁ!」

律「…」

紬「で、でもね澪ちゃん、メリーゴーランドとか観覧車とか可愛い乗り物も沢山あるのよ」

澪「うぅ…ほんと…?」

唯「そうだよ澪ちゃん!ティーカップとかもあるんだよ!」

澪「じゃあ行く…」


~~~~~~~~~~~~

唯「遅れてゴメンねーっ!」

律「遅いぞー!」

梓「でも思ってたよりは早かったですね」

紬「観覧車♪観覧車♪」

澪「じゃあ行くか」

唯律「おおーっ!!」キラキラ

紬「楽しそうねー♪」

梓「まずは何に乗ります?」

律「それはもちろん…」

唯「ジェットコースター!」

澪「だからそれは嫌だって行ったろ!」

唯「え~乗りたい~」

紬「まあまあ、皆乗れるものにしよ?」

梓「じゃあメリーゴーランドにしましょうよ」

澪「それなら…」

律「あたし馬車乗るー!」

唯「あ~りっちゃんズルイ私も!」

紬「懐かしいわね~昔庭にあったわ」

梓「庭に!?」

澪「お馬さん可愛い…」


クルクル

紬「りっちゃ~ん唯ちゃ~ん」ヒラヒラ

唯「ムギちゃんまるでお姫様みたいだね~」

律「全体的に優雅だなー」

唯「楽しかったねー」

梓「はい!懐かしい感じでした」

律「次はティーカップにでも乗るかー」

~~~~~~~~~~~~

唯「なんか可愛いね~」

紬「放課後ティータイムにピッタリの場所ね♪」

律「どおりゃー!!」グルグルグル

梓「わあああーっ!律先輩!ティーカップの真ん中にある回すとカップの回転が早くなるテーブルみたいなのをそんなに早く回さないで下さい!」グルグル

唯「やけに説明口調だねあずにゃん!」グルグル

紬「りっちゃんすごーい♪」グルグル

澪「やめろバカ律!」グルグル

律「…酔った」

澪「当たり前だろ!」

唯「はらひれはれ~…」

紬「楽しかったわ~」

梓「ムギ先輩なんで大丈夫なんれすか~…」フラフラ

~~~~~~~~~~~~

唯「そろそろ絶叫系に乗りたいよ~」

澪「ひぃっ」ビクッ

紬「そうね~」

梓「澪先輩一度乗ってみたらどうですか?案外平気かも…」

澪「…」チラッ


キャー!!!ワーッ!!!キャー!

澪「絶対やだぁ!」

律「…」


律「…いいよ、あたし澪とここで待ってるから皆乗ってきて」

唯「でもりっちゃんジェットコースターすごく楽しみにしてたのに…」

律「いーっていーって、あたしの屍を越えてゆけ!」

唯「師匠…っ」

紬「じゃあ、ごめんねりっちゃん」

梓「ありがとうございます」

~~~~~~~~~~~~

澪「…」

律「…」


キャー!!!キャー!!

律「…あ、あれ唯達かなー」

澪「…」

律(…なんか疲れたなぁ)

澪「…」

律(澪もなんも喋らないし…ごめんとかありがとうとか言ってもいいのにさー)

唯「りっちゃん澪ちゃんおまたせー」

紬「怖かった~♪」

梓「ヒュッってなりましたよねヒュッって!」

律「おーっすおかえりー!」

澪「よくあんなの乗れるな」

唯「あっお化け屋敷あるよ!行きた~い」

紬「わぁ~」キラキラ

梓「結構怖そうですねー」

澪「見えない聞こえない見えない聞こえない」

律「…」

律「あー…じゃあまた澪と待ってるからさ」

紬「つ、次は私が待ってるわよ」

律「いやー実はあたしもうここのお化け屋敷は飽きちゃっててー」

紬「でも…」

律「いいから行ってこいよ!」

紬「う、うん!」


~~~~~~~~~~~~

律「…」

澪「…律この遊園地来るの初めてだろ」

律「そうだっけ?…あ、アイス食べるか?」スクッ

澪「太るぞ」

律「…」ストン

~~~~~~~~~~~~~~

梓「そろそろ帰った方が良さそうですね」

唯「じゃあ最後はムギちゃんが楽しみにしてた観覧車だね!」

紬「楽しみだわ~」

律「それなら澪も乗れるしなー」

唯「じゃあチーム決めだね!グーとパーでわっかれましょ!」

唯 グー
律 グー

澪 パー
紬 パー
梓 パー


律「行くぞ唯隊員!あたしに続けーっ!!」

唯「了解であります!!」

店員「危ないのでゆっくり乗ってくださ~い」

唯律「すいません…」

澪「何やってんだか…」

紬「私達も乗りましょ!」ワクワク

紬「わ~あがってくあがってく~♪」

梓「夕日が綺麗ですねー」

紬「わあホントだ!素敵ね~」


~~~~~~~~~~~~~

唯「高いたかーい!!」

律「しかしゆっくりすぎて動いてるのか分からないな」

唯「りっちゃん、今日はありがとね」

律「ん?何が?」

唯「私達が遊べるようにしてくれて」

律「…あ、当たり前だろー!あたしは部長だからな!」

唯「あーりっちゃん照れてるー」

律「夕日だ夕日!」

唯「んなベタな…」

律「ベタだな…」

紬「楽しかったー♪」

梓「よかったですね、ムギ先輩」

紬「うん!」

唯「地上だ…!数年ぶりの…地上…」

律「イスカンダルから無事帰還しましたー!」

梓「ヤマト…」

澪「じゃあ帰ろうか」

唯「じゃーね~」

紬「ばいばーい」

梓「さよならです」

律「明日なー、じゃあ帰ろうぜ澪」

~~~~~~~~~~~~~

律「ったく~今日は澪のせいでジェットコースター乗れなかったじゃんかー」

澪「…私は行きたくないって言ってただろ」

律「…は?」

澪「それに一緒に待っててくれなんて一言も言ってない!」

律「なんだよその言い方!大体一人で待ってたらどうせ拗ねてただろ!!」

澪「なっ…」

律「あたしだってジェットコースターとか乗りたかったんだぞ!」

澪「乗ればよかっただろ!」

律「…もういいよ」


澪「…」

律「澪なんかより、唯やムギや梓や和といた方がずっと楽しい!」

澪「り…」

律「先に帰る」タタタッ

澪「…バカ律」


~~~~~~~~~~~~~

唯「おはよ~」


紬「唯ちゃんおはよう」


ガラッ

澪「…」スタスタ ストン

唯「あれ?澪ちゃんまっすぐ自分の席に座っちゃった~」

紬「どうしたのかしら…」

律「ほっとけほっとけー」

~~~~~~~~~~~~~

唯「お弁当食べよ~!」

律「あーごめんあたし今日はちょっとあっちで食べるから」

唯「え~なんでさ~」

律「アイドルは皆に公平に接しなければいけないのダ☆」

唯「うん分かった」

律「流された!」



律「よーっす今日こっちで食べていい?」

モブ1「おー律どうしたの」

モブ2「いらっしゃーい」~~~~~~~~~~~~

唯「今日の卵焼きおいし~」

紬「憂ちゃんはほんとに料理が上手ね~」

澪「すごいなーいいお嫁さんになるんだろうな」

唯「澪ちゃんも可愛いお嫁さんになれるよ~」

澪「ええっ!?/////」

~~~~~~~~~~~~~

唯「りっちゃん部室まで競争だよ!」

律「おっしゃー!!!」


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最終更新:2010年07月01日 03:21