紬「・・・・・もし、その写真に写っている人が犯人なら・・・・写真を撮っている人は・・・・誰なの」

唯「・・・・・・意味が分からない・・・」

律「・・・・・つまりそこには梓、和、犯人と写真を撮ったやつ(こいつが梓とも考えられるけどな)」

澪「4人・・・・でもまてよ・・・・・だとしたら・・・・犯人も傷が・・・・あるってことか?」

律「・・・・・・でも・・・・梓以外だれも傷ないだろ・・・・・」

紬「・・・・・ほかの人間?・・・・・やっぱり逮捕された人じゃ・・・・」

澪「でも・・・・このゲームの仕掛け人って・・・・・一体何なの・・・・?」

律「・・・・・わけがわからねぇ・・・・写真撮ったやつ・・・・・いやまてよ・・・・」

紬「ちょっと・・・冷静に・・・・まとめよ・・・・ね」

唯「・・・・・えっと・・・・その場には4人いて」

澪「和は・・・・・11日の夜に襲われて・・・・・12日の・・・・いつだっけ死んだっての」

律「確か夜だな・・・・だいたい1日放置されてた・・・・・でも港近くだしな・・・・・」

梓「・・・・・えっ港近く」

唯「そうだよ・・・・和ちゃんはね・・・・浮き輪の上に乗っけられて海に放置されてたの・・・・・・顔も手も足もぼろぼろで・・・・・うぅ」

澪「それが・・・・・どうかしたのか」

梓「いや・・・・・私と和さんが話したのは公園で・・・・・海なんて1時間以上もかかるとこです」

紬「・・・・でも浮き輪に乗せるのもへんよね・・・・見つけてくださいと言わんばかりね」

律「・・・・・なんなんだよ・・・・・・えっと梓が目覚めたときにはまだ息してて、たぶんそのあと・・・・港へ連れて行かれて・・・・なんでわざわざ・・・・海に沈めるとかならまだしも・・・・・」

澪「・・・・確かにな・・・・・でも見つかるの前提なら、その場で殺してもよかったんじゃないのか?」

紬「そうね・・・・でも殺さなかった・・・・なにか理由がありそうね」

唯「・・・・和ちゃんが殺されなきゃいけない理由?・・・・・そんなのあるわけ・・・・」

律「唯・・・・言いたいことは分かるが、今は犯人みつけることが優先だろ」

唯「・・・・わかってるよ・・・・・でも・・・・ごめん・・・・」

梓「・・・・唯先輩・・・・・」

唯「・・・・・この写真・・・・に写っているのは、2人・・・・あずにゃんでない・・・・・あれ・・・・この写真・・・・」

唯は写真の角をつめでめくるとさらに一枚の写真が顔を出した

律「なっ・・・・2枚あったのか」

澪「2枚目は・・・・・何が写ってた?」


唯「・・・・・・これは・・・・・・」

律「・・・・焦らすなよ」

梓「・・・・・何が写っていたんですか?・・・・・えっ」

紬「何が写っていたの?」

澪「おい梓」

梓「・・・・・唯先輩です・・・・・これ・・・どういうことですか」

梓は唯から写真をもぎ取ると皆に見せた
写真に写っていたのは、和と唯が仲よさそうに・・・・話している普通の日常だった

梓「・・・・なんでこんな写真が・・・・」


澪「それ・・・・私が撮った写真だな・・・・」

律「・・・・・あぁ確かそうだったな・・・・・『お前ら仲いいなぁ』とか言って撮ってたな」

紬「・・・・でもそれがどうして」

律「・・・・・でもこれが11日なら・・・・あれ、でも梓が会ったのは11日なんだよな・・・・」

梓「はい、確かにそうです・・・・」

澪「・・・・・ならやっぱり1日放置か・・・・・でもこの写真が意味するものは・・・」

唯「・・・・あれ、一枚目の裏にもなんかかいてある・・・」

紬「・・・・・何が書いてあるの?」

唯「えっと・・・・撮影者・・・ダイヤのエース・・・・」

律「・・・・・ダイヤのエース・・・・あれ、それって・・・」

律はトランプのダイヤのエースを手に取る・・・・先ほど澪の名前が書かれれいた

律「おい・・・・・澪・・・・・」

律はトランプのダイヤのエースを手に取る・・・・先ほど澪の名前が書かれれいたものだ

律「おい・・・・・澪・・・・・」

澪「知らない知らないよ・・・・私じゃない・・・・違うよ」

唯「澪ちゃん・・・・どうして?」

澪「・・・・・わ、私じゃない・・・・違う違う違うちがぁあああああう」

律「いい加減にしろよっ・・・・・てめぇ・・・・なにしらばっくれてんだよ・・・いい加減にしろ」

澪「私じゃない私じゃない・・・・証拠なんてないじゃんか」


律「そうやって逃げるのかよ・・・」

澪「逃げてなんか・・・・・」

梓「・・・・・ちょっといいですか・・・・写真」

唯「・・・うん」

梓は2つの写真を見比べる・・・・

梓「(きっとゲームの仕掛け人はなにかヒントを・・・・なにかないのか・・・・共通点)」

唯「・・・・あれ・・・・」


律「何か見つけたか」

澪「私じゃない私じゃない私じゃない・・・・」

唯「どっちも左上が白い傷みたいなの・・・・・入ってる」

梓「たしかに・・・・・・レンズのひびでしょうか」

律「・・・・・やっぱりな・・・・お前言ってたな・・・・レンズにひび入ったから写真の左上が白くなるって」

澪「・・・・・っ・・・・・ちがう・・・・た、確かに私のは・・・・ひび入ってたけど・・・・でもそれが私のだなんて・・・・」


紬「でもさっき澪ちゃん・・・・2枚目の写真撮ったの自分だっていってたよね」

澪「・・・・・嫌だ違う嫌だ違う嫌だ違う嫌だ違う」

律「いい加減にしろって言ってんだろっ」

澪の顔をつかんで、律のほうに向けさせる・・・が澪は視線をわざとずらし視線を合わせないようにした

律「こっちを見ろ」


澪「嫌だ嫌だ嫌だ・・・・・」

律「殴るぞ」

澪「ひっ・・・・ごめんなさいごめんなさい」

律「時間ねぇんだよ・・・・お前が写真撮ったんだろ?」

澪「・・・・・・ううううううう・・・・うん」

唯「澪ちゃん・・・・どうして・・・・・」

梓「そんな・・・」

紬「でも、写真撮ったのが澪ちゃんなら・・・・・犯人はほかにも・・・・・」

澪「・・・・・・ううぅううううぅっぅぅぅぅ」

律「なんでお前写真なんか撮ってたんだ」

澪「・・・・私は・・・・だから・・・・違う・・・・殺してなんか・・・・・殺してなんか・・・・」


律「そんなこと聞いてねぇんだよ・・・お前はなんでそこにいたんだって聞いてんだ」

澪「それは・・・それは・・・・和が・・・・和が・・・・悪いんだ・・・・・」

唯「澪ちゃん・・・?」

澪「・・・・・和が・・・・私なんかよりもほかの人と仲良くなるから・・・・私は・・・・・」

律「お前・・・・何言ってんだよ」

澪「・・・・・・・・和は私だけ見てればいいのに・・・・なのに・・・・ほかのやつとも・・・・仲良くなるから・・・・」

梓「・・・・そんな理由で」


澪「だから・・・・殺してなんか・・・・殺してなんか・・・・」

紬「・・・・・・澪ちゃん・・・・その写真撮ったのは何でなのって聞いてるんだけど」

澪「・・・それは・・・・・・そこには・・・・そこに写ってるのは・・・・・梓・・・・・」

律「なっ」

唯「・・・・・・あずにゃん」

梓「そんなはずは・・・・・だって」

澪「・・・・・・・確かに写ってたのは梓・・・・それは私が撮ったんだから・・・・確実」

律「人になすり付けかよ・・・・澪・・・いい加減にしろ」

澪「違う違う確かに梓は・・・・そこにいたんだ」

紬「でも・・・・・・梓ちゃんは気を失ってたんでしょ・・・・どっちかが嘘をついてるわね(それとなんでそこにいたのか・・・・いくらなんでも焦らしすぎね)」

梓「私は・・・嘘なんかついてないです」

澪「じゃあなんなんだよ・・・・その傷は」

唯「・・・・澪ちゃん・・・・もういいよ・・・・どうしてそこにいたのかな・・・・それを答えてよ」

澪「それは・・・・だから・・・・・・」


律「もう誤魔化しはきかないからな・・・・・次誤魔化したら・・・・殺すからな」

澪「うっ・・・・・ちがう・・・・・私は・・・・和と・・・・仲良くなりたくて・・・・なのに梓なんかと一緒にいるから・・・・許せなくて・・・・つけてたの・・・・・私・・・和のことが好きだから・・・」

律「・・・・(こいつ殺したほうが)」

澪「私はこんなに好きなのに・・・・和は全く気づかないし・・・・ほかの人と仲良くする・・・・それが嫌だった・・・・それで・・・・しばらく影から・・・・見てたの・・・・」

紬「・・・・それで」

唯「・・・・・・ムカついて殺したんだ・・・・」

澪「違うっ・・・・本当だ・・・・しばらく見てたら・・・・後ろから・・・・音がして・・・・振り返ったら・・・・・馬の覆面をかぶった人が」

梓「嘘ですっ・・・・そんなの・・・・だって・・・・私が振り向いたときには・・・・すでに・・・・・そこにいたはずですから・・・・」

律「・・・・・どっちが嘘ついてんだ・・・・いい加減にしろって」

澪「・・・・・・・・・・ふぅ・・・・はぁぁ・・・・くくっ・・・・もういいよ・・・・全部話す・・・・・」

唯「・・・・」

澪「・・・・・梓を襲ったのは私だ・・・・・」


梓「なっ・・・・」

澪「お前はうざいんだよ・・・・・・・和なんかにプレゼントなんか・・して・・・・・私の和に・・・気に入られようとしちゃってさ・・・・・・最悪だよお前」

紬「(最悪なのは澪ちゃんじゃない・・・・)」

澪「・・・・だかたムカついて殺そうとした・・・・・・けど和がとめにきちゃってさ・・・・・」

律「殺したのか・・・・・?いや、殺そうとした・・・・か」

澪「うん・・・・・馬の覆面もしてね・・・・その時傷つけられちゃってさ・・・・・・」

ベリベリベリ
澪は手首をひねり皮膚をめくると手袋は床に捨てた
手袋は澪の皮膚とかなり酷似しており、知らなければ見間違うほどであった
そして本当の澪の右手には梓と同じ傷があった

律「なっ・・・・・」

紬「・・・・・そんな・・・・ばかな・・・」

澪「・・・・・・ばれたらさ、捕まると思ったから・・・・梓にも同じ傷つけたんだ・・・・」

梓「そんな・・・・・」

澪「それで・・・・・あの写真を撮った・・・・苦労したよ・・・・・梓を立たせるの・・・・」

唯「・・・・・・やっぱり澪ちゃんが殺したんだ・・・・和ちゃんを」

澪「いや、殺してはいない・・・・その場に放置した・・・・・苦しんで死ねばいいと思ったから・・・・私を傷つけた罪はちゃんと償ってもらわなきゃ・・・・・ね」

律「・・・・・なっ・・・・・じゃあ誰が和を・・・・・」


紬「でも・・・・澪ちゃんは殺そうとしたんでしょ?」

澪「・・・・・・あぁ・・・・・・・でも殺してない・・・・・私は犯人じゃない・・・・・」

唯「・・・・・・いや、澪ちゃんだよ・・・・そうだよ・・・・・絶対そうだ」

澪「・・・・・私じゃない・・・・本当だ・・・・・」

律「いままで嘘ついてながら・・・・信じろって・・・・そりゃねーよ」

澪「・・・・・私は・・・・・ちがう・・・・本当に・・・・私は・・・・・私は・・・・」

紬「・・・・・梓ちゃんが目覚ましたときにはいたの?」

澪「・・・・・いや・・・・・そのときはもういない・・・・・和の・・・・・血を見たら・・・・・急に血の気が引いて・・・怖くなって・・・・」

唯「逃げた・・・・・あずにゃんと同じだね」

澪「・・・・・でも本当なんだ・・・・・」

律「もういいって・・・・・澪・・・・・」

唯「・・・・・・殺してやる・・・・・」

梓「唯・・・・・先輩?」

唯「だって6時になれば澪ちゃんだけ逃げられる・・・・・そんなのおかしいよ・・・・和ちゃんを殺して・・・・・私たちはここで死んで」

澪「だから・・・・私じゃない・・・・違うって・・・・私は・・・・・和を・・・・」

律「・・・・・もう一回だけ聞く・・・・・お前は」

澪「殺してない」

律「殺した殺してないなんて聞いてないよ・・・・・和を瀕死にしときながら逃げたんだな?」

澪「・・・・・うん」


律「・・・・ってことは・・・・まだもう一人・・・・いるな・・・・・JOKERが・・・」

紬「・・・・・誰が和ちゃんを港まで運び・・・・・わざわざそのようなことをしたのか・・・・・」

唯「なんで澪ちゃん言うこと信じるの?・・・・だって和ちゃんを・・・・」

律「もしほかのやつが最終的に殺したなら・・・・そいつも殺さないと・・・私たちは無駄死になんだぞ」

梓「・・・・・真実を・・・・知りたいんです」

唯「・・・・・だとしても・・・・・・あれ・・・・・まだ何か書いてある・・・・・」

律「・・・なんて書いてあるんだ?」

紬「(あと15分・・・・)」


7月13日Pm:17:45

律「なんて書いてあるんだ」

唯「えっと・・・・・・自分を映すものの裏には人の狂気・・・・・って・・・・」

梓「・・・・・自分を映す・・・・鏡・・・・ですかね・・・・」

澪「うぅぅうううう・・・・」

律「鏡を割れってことか・・・・・なら・・・・」

律はいくつかコンクリートの破片を鏡に投げて壊す
鏡のほとんどが床に散乱したとき・・・一台のテレビが鏡の裏から現れた


律「テレビ?・・・・・・」

梓「こっちからだと見にくいですね・・・・・ギリギリみえるくらいで」

唯「・・・・・・あの人形・・・が映ってる・・・・だけだね」

テレビに映っていたのはゲーム開始を宣誓した人形通称ピー太だった
人形はニタニタと不気味な笑みを浮かべながら左右に揺れている・・・・ただそれだけの映像だった
ただ何かの写真を持っていた

律「意味わからねぇ・・・・・写真・・・えっと・・・・画質悪すぎだろ」

梓「もしかして・・・・まだ人形に・・・・・なにもない・・・・・か・・・・ん」

梓の手に何か硬い紙のようなものが・・・・当たる

梓「・・・・なんだろう・・・・・写真・・・・また」


唯「・・・・・なにが写って・・・・・え・・・・・・・」

紬「何が写ってたの・・・・・?」
おっと書き損じが・・・・・一応律がノコギリ投げたときに鏡に当たってるって設定だったのに・・・・書いてなかった



律「・・・・・おい・・・・・」

梓「これは・・・・むぐむぐむ~~~~~」

咄嗟に唯は梓の口を封じる

唯「あずにゃん・・・・・ごめん・・・・・あずにゃんは関係ないんだね・・・・・ごめん」

梓「むぐぐぐむ~~~」

律「なぁ・・・・・なんなんだよ」

唯「・・・・あと・・・・・10分・・・・・・殺すにはまだ早い・・・・・・」

律「おい・・・」

紬「・・・唯ちゃん?」

澪「・・・・うぅぅうう」

時計の針は17:50分をさしていた

唯「・・・・・あずにゃん・・・・黙っててくれる?」

梓「(先輩・・・・何を企んでいるの?)・・・・・むん」コクリ

唯「いいこいいこ・・・」

律「話してくれるか唯」

唯「・・・・写真に写ってたのはね・・・・・・・」

梓「(唯先輩・・・・)」

唯「・・・・ムギちゃん・・・・・・和ちゃんにとどめさしてる・・・・・ムギちゃん」

律「・・・・・・・な・・・・・んだ・・・・って・・・・?」

紬「・・・・・・あぅ・・・・うぁ」パクパク

唯「これ、確かにムギちゃんだね・・・・・・ククク・・・・・・どうしてかな・・・・・なんでムギちゃん・・・・」


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最終更新:2010年01月28日 22:35