梓(ダメダメ、まだあずにゃん体操の途中だにゃん)
梓(全国の好い子と好い子猫が私を待ってるにゃんっ!!!)
梓「さあっ、次は手を前に出したまま、その場跳びにゃん」
梓「いちっ、にゃん、にっ、にゃん」ピョンピョン
梓父「あずさっ!」
梓「さんっ、にゃん、しっ」
梓父「おい梓っ!!!」
梓「もっと子猫が猫じゃらしに夢中になった様に跳ねるにゃん☆」
梓父「……おいあずにゃん」
梓「なんだにゃん?」
梓父「……っ!?」
梓父「おまえ…『なんだにゃん』はないだろぉ」ブワッ
梓母「私の可愛い梓が…」ボロボロ
梓「!!!?」
梓「えっ!?ああっ、お父さん、お母さん!!!!」ガーン
梓(見られたっ!!!見られたぁー!!!!)
梓(私の秘密、あずにゃん体操がぁー!!!!!)
梓(いやぁーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!)
それから梓は家を出た、そして放浪の生活の末辿り着いたのは…
ヒマラヤだった
梓(私がここで修行を始めて何年が経つだろう)
梓(いや、もう時間など関係ない)
梓(私はあずにゃん道の真髄を極めた)
梓(あとはここで自然と一体になり、この体が朽ちるまで)
梓(静かに暮らす、それだけだ)
?「えっ、あれっ?もしかして?」
梓(珍しいな、旅行者か?)
?「あなた?もしかして、あずにゃん!?」
梓「!!!?」
梓「確かに私は、以前、その様な名前を名乗っていました」
梓「しかし、それを自分の名とするおこがましさに気付いたのです」
梓「あずにゃんとは私を含めた自然、宇宙の神秘と一体なのです」
?「は、はあ…」
梓「あなたにもあずにゃんのご加護があらん事を…」
?「えっ、いやっ」
?「ごめんなさいっ、友達に似ていたもので」
?「すいません、人違いでしたぁ」ダッ
梓(いってしまったか…)
梓(しかし、どこかで見た事がある顔だった)
梓(しかしそれも今ではどうでもよい事だ…)
梓(あずにゃんのご加護を)
バッドエンド3 インドの山奥で修行しすぎた
ヒント
あずにゃん体操とは一体なんだったのだろうか?
梓の両親の喧嘩は本編とどう関るのか?
ヒマラヤで会った人物は一体誰なのか?
少なくとも、その時間軸で「生きている」人物だろう
1直前から始める
2キャラクター選択まで戻る
3初めからやり直す
安価>>410
※1
梓「はーい、もっとネコがジャレつく様にするにゃん☆」
梓「さんっ、にゃん、しっ」
梓父母「ガミガミ、ギャーギャー」
梓(あれ?なんだか後ろが騒がしい気がするけど…)
1気になるなぁ、振り向いてみよっ
2だめだめ、まだあずにゃん体操の途中だにゃん☆
3あれ?何だろ?この体の底から湧きあがるパワーは!?
4しまったぁー!!!!アレがっ!アレが無いっ!!!!!!!
安価>>422
※4
梓「ああっ!!!しまったぁ!!!!なんてことだぁーーー!!!!!!」
梓「無いっ、ないよーーーーーーっ!!!!」
梓「猫耳を付け忘れてたぁぁあああああ!!!!」
梓「あれが無いと、私はあずにゃんなんかじゃないっ」
梓「ただの梓」
梓「ちっぽけでつまらない、タダの女の子」
梓「そんなっ!嫌だっ、いやだよーっ!!!」
梓父「そんな事は無いぞっ!!!」
梓「えっ?お父さん!?」
梓母「そうよ梓っ」
梓「お母さんもっ!!!」
梓父「お前はちっぽけなタダの女の子なんかじゃないっ!」
梓「えっ?そんなはずないっ!私なんてっ」
梓父「お前は私の、私達の、宇宙で一番大切な娘だっ」
梓母「そうよっ、梓っ、ごめんなさい、あなたが悩んでる事」
梓母「ちっとも気付いてあげられなくて…」
梓「おとうさんっ、おかあさんっ!」
梓父「お前はあずにゃんである必要なんてないんだ」
梓父「そのままのお前で、
中野梓で、私達にとって、この世で一番大切なんだっ」
梓「う、ううっ」ポロポロ
梓母「よしよし、泣かないのっ、可愛いお顔が台無しよ?」
梓「えぐっ、そんなこと、今まで一度も言ってもらった事無いっ」グスグス
梓父「ごめんよ梓」
梓「いいのっ、私うれしいのっ!ありがとうお父さん、お母さんっ!」
梓「私、二人の娘に生まれてきて良かったっ!!!」
梓父「ううっ、梓」ポロポロ
梓母「この子ったら」ポロポロ
梓父(さっきまで妻と喧嘩したり、娘の事をおかしいと思った事が恥かしいな)
梓父(それにしても、つい最近まで家庭崩壊寸前だった我が家が)
梓父(こんな切欠一つで元に戻れるとは…)
梓父「梓、ちょっといいか?」
梓「なあに?お父さん?」
梓父「その体操、あずにゃん体操だっけ?」
梓父「それを教えてくれた人は誰なんだい?」
梓「これは、直接教えてもらったんじゃなくて、自分で作ったんだけど」
梓「あずにゃんって名前を付けてくれたり」
梓「体操のイメージをくれた人なら…」
梓「唯先輩って言うんだ」
梓父「唯先輩かっ」
梓父「その人に伝えてくれ、私が心から感謝していると」
梓「うん!」
梓「って、あれっ?いけないっ!唯先輩を助けなきゃっ!!!」
梓「その先輩が大変なのっ!」
梓「私、今から出かけなくちゃっ!」
梓父「そうなのか、気をつけろよ」
梓母「危ない事はしちゃだめよ」
梓「あぶないって事は、ないと思う…」
梓父「そうか、でも後で電話するからな」
梓「うん、行ってくるね」
梓(こんな言葉、普段ならうざったいだけなのに)
梓(不思議と今は頼もしい…)
梓「とにかく唯先輩の家へ行ってみようっ」
……
梓「たしかココが唯先輩の家…」
梓「とりあえずチャイムを押してみよう」
ピンポーン
梓「……」
梓「誰もいないのかな?」
カチャ
梓「玄関は開いてるみたい」
梓「何方かいますかーっ!」
シーン
梓「唯先輩にもう一度電話してみようかな…」
ピッピッピッ
トゥルルルルル…トゥルルルルル…
梓「出ないけど家の中から着信音がする…」
梓「倒れてたりしたら大変、ちょっと入ってみようかな…」
梓「でもなんか怖い…明らかにこの家様子がおかしいいよ…」
梓「誰か呼ぼうかな…」
1イージーモード 律
僕らのりっちゃんが大暴れ、唯ちゃんを簡単に助けちゃうよ!
事件の謎なんてそっちのけだい!
2ノーマルモード 純
純ちゃんの行動力が道を切り開く?
梓と純ちゃん、お互い協力し合って平沢家の謎を解けっ!
3ハードモード 澪
怖がりの澪ちゃんははっきり言って邪魔
平沢家の謎なんて言っている場合じゃない!
とにかく死なないようにがんばらなきゃ!
4ベリーイージーモード 紬
ムギちゃんのパワーで、襲われてもへっちゃら
緊急時には琴吹家が何とかしてくれるよね!
安価>>542
※ニア【4】
梓「ムギ先輩、来てくれないかな?」
ピッピッピッ
トゥルルルルル…トゥルルルルル…
紬「あっ、梓ちゃん」
紬「ちょっと電話しようかなって思ってたとこなのー」
梓「そうなんですか?」
梓(ムギ先輩の声を聞くと、なんか安心できるな…)
梓「それより、唯先輩がピンチかもしれないんですっ!」
梓「今から唯先輩の家まで来てもらえませんかっ?」
紬「えっ、唯ちゃんが!?」
紬「うん、わかった!直ぐにそっちに行くねっ」
紬「ちょうど今、近くにいるの!」
梓「そうなんですかっ?よかったぁー」
紬「ごめんね、待った?」
梓「いえ、思ったよりずっと早かったです」
梓(でも、この辺りに一人で用事って、何だったんだろ…?)
紬「それでっ、唯ちゃんは?」
梓「家の中にいるんだと思うんですが、電話に出てくれなくて」
紬「そうなの…でもそれってまさか…」
梓「えっ…」ゴクリ
紬「お昼寝してるんじゃないかしら?」
梓「いえ、そうだ、いい忘れてましたけど、『たすけて』ってメールが届いたんです」
紬「えーっ!!!?それは大変だわっ!!!!」
梓(ピンチって言っただけで、理由も聞かずに来るって、さすがムギ先輩と言うか…)
1とにかく家の中に入る
2家の周りの様子を見る
3憂に電話してみる
4急いで来たのかな?ちょっと頬を染めたムギ先輩…おいしそう…
安価>>560
※4 (梓誰でもいけんのなwwwwwwwwwwwwwwwww)
梓「ムギ先輩っ」ピトッ
紬「あらあら、梓ちゃん」
紬「二人きりだと、急に甘えんぼさんになるの?」ナデナデ
梓「えへへっ」グリグリ
紬「うふふっ」ニコニコ
紬「さっ、どうしたの?唯ちゃんを助けに行きましょう?」
梓「はい!」
1とにかく家の中に入る
2家の周りの様子を見る
3憂に電話してみる
4紬の耳たぶハムハム
安価>>571
※4
梓「」ハムッ
紬「あっ!」ビクッ
紬「ダメよ、いたずらしちゃっ」ドキドキ
梓(ムギ先輩、さらに赤くなった)
梓(口ではああ言ってるけど、本当は興味があるのかな?)
梓「ごめんなさい、ムギ先輩」
紬「いいのよ、梓ちゃんと仲良くできて嬉しいわっ」
梓「それじゃあ、私の気がおさまりませんっ!」
梓「だから、お詫びとして…」
梓「私の耳も…ハムハムして下さいっ!!!///」
紬「!!!?」
紬「えっ、ダメよっそんな事…」
梓「えっ、そんなぁー」
紬「梓ちゃん…」
梓「そうですよね、私の耳なんか、汚くて、ハムハムなんて出来ませんよねっ」
紬「ちがうわっ、そういうつもりじゃ」
梓「じゃあ、してくださいっ!」ウルウル
紬「……」
紬「わ…わかったわ、ちょっとだけね」ドキドキ
梓「はい!」
紬「」ハムッ
梓「あっ、あぁんっ!」
紬「はぁっ」ドキドキ
梓「ムギ先輩…すごくエッチでした」ハアハア
紬「そ、そんな」ドキドキ
1いけないっここまでにしないと、後戻りが出来なくなるっ!
2はっきり言おうっ!ムギ先輩に欲情したぞぉっ!!!!!!!!!!
安価>>599
※2
最終更新:2010年07月27日 23:03