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律「?唯ー早く席に着けよー」

憂「え…あ…その…えっと…」

紬「………」

サッ

憂「へ…?」

紬「フライトことぶき号唯ちゃんの席行き~♪」トトトト

憂「あ…あのっ…!その…!」

紬「はい到着♪」

憂「……ありがとうございます…」

紬「どういたしまして♪憂ちゃん」

憂(うん…HR終わったらすぐ教室に戻ろうっと…)

憂「………はっ!」クルッ

紬「♪~」ニコニコ

憂(紬さん…分かっていたのですかーっ!)

紬(なんだか面白くなりそ~♪)



……

和「あら?澪?」

澪「………」シャカシャカシャカ♪←iPod

和「…澪!」

澪「………」シャカシャカシャカ♪

和「澪っ!!」ガシッ

澪「!!うわっ!ビックリしたー!」

和「もう…何聞いているの?」

澪「あ…これは…演奏会で弾く曲なんだ」

和「そういえば澪、演奏会に出るのね。がんばってね」

澪「うん……」

和「?どうしたの…?」

澪「……なんでも…」

和「………」





唯「うぅ~いぃ~…」

………

唯「ごめんね…もう私アイスを黙って食べたりしないからぁ~…」

………

唯「むっ……うーいー!いるなら返事してよー!」

………

唯「憂のばかぁ…グスンッ…(泣)」

コンコン

唯「憂!?さっ…さっきのは冗だn…」

店員「お客さまー?いつ出られますかー?」

唯「」



唯「うっ、うっ…グスッ…うっ…」

店員「大変申し訳ございませんでした…こちらの不手際でこのような結果になりまして…」

唯「ウグッ…ウグッ…」

店員「学校に対してこちらから連絡致しますので…」

唯「ウグッ…う…うぃ~…ウグッ」キュルキュリキュル

店員「どうしました?」

唯「す…すす……すいません……トイレ……もう一回貸して……頂けませんか…?」ガタガタブルブル

店員「は…はい…」



……

梓「ウグッ…グスッ…お父さん…ごめんなさい…」

ベーシスト「梓……最後に……お前に言っておきたいことがある……」

梓「グスッ…な…何…?」

ベーシスト「俺……定職に就くことにするよ…」

梓「グスッ…グスッ………」

梓「………」

梓「…え……?」

ベーシスト「母さんが倒れたのも元はと言えば俺の稼ぎが悪かったからなんだ…」

梓「………」

ベーシスト「母さんのことだけじゃない…梓のこれからのことを考えて俺がしっかり稼がないと梓の将来に支障が出ちゃうだろ…?」

梓「………」

ベーシスト「ほら、お前がせっかく気に入った相手がこんな定職持たずのおっさんに会って幻滅して別れたら…困るかもしれないしよ…ハハハ…」

梓「………」

ベーシスト「はは…は……」

梓「………」

ベーシスト「すまん…だかr…」

梓「はぁー…ばっかじゃない?それぐらいで縁切られる相手なら私が先に切ってるわよ」

ベーシスト「梓…お前……」

梓「………」ニッ

ベーシスト「………」ニッ

梓「そんなしけたおっさんに惹かれたのがお母さんなんでしょう?ちょっとやそっとで縁切れるような相手を気に入るほど私は愚かじゃないわよ」

ベーシスト「…はっ…!こいつめ!いつからそんな口を言えるようになったんだぁ~!」ワシャワシャ

梓「アハハ…も~!止めてよ!お父さんったら…!」

ベーシスト「ハハッ…コイツめ!コイツめ!」ワシャワシャ

梓「キャー!アハハハ…」










ベーシスト(これで…良いんだ…これで……)




……



先生「…はい、以上。次の授業の準備をするようにー」

憂「ほっ……」

憂(早く自分の教室に戻らないと…)

紬「ゆ~いちゃん♪」

憂(それにしてもお姉ちゃん、あそこのコンビニに置いて行っちゃったけど大丈夫かな…)

紬「ゆ~いちゃん♪」

憂(いっそのこと学校を休んでおいた方が良かったかも…)

紬「………」

憂(まだ学校にお姉ちゃん来てないなんて…本当に心配だな…)

紬「………」

憂(あっ!もしかしてお姉ちゃん…まだトイレで私のことを…)

紬「えいっ♪」ギュッ

憂「はわわっ…!つ…紬さn…あっ…!」

紬「しー…」チョイチョイ

憂「?」

憂「…紬さん…いつから分かったんですか?」

紬「んー…抱きつかれた時かな?あっ!あと匂いで分かったわぁ」

憂「………」

紬「最初律っちゃんに連れて来られたのかと思えば、律っちゃんが勘違いしていたのね」

憂「そうなんです…コンビニで髪を結び直していたら律さんに連れられて…」

紬「そうなの……」

憂「それにしてもお姉ちゃんまだ来ないんです!今本当に心配で心配で…」

紬「どういう…こと…?」



……

ジャー

バタンッ

唯「ふぅ…やっとおさまった……」ゲソー

店員「………」

唯「あれ…?憂いない…」

店員「お連れの方は先に出ていったと思います…」

唯「もうっ!酷いよっ!憂ったら!一言言ってくれたっていいじゃん!」

店員「あのー…時間…大丈夫ですか…?」

唯「へ…?」

[10:21]

唯「」




憂「お姉ちゃん、昨日私に内緒でアイスを9本食べてしまっていてて…それで今朝からお腹を壊しちゃったみたいで…」

紬「あらまあ…」

紬(昨日の『×9』はそういう意味だったのね…)

憂「すごく心配なんです…」

紬「唯ちゃんのケータイにかけてみたの?」

憂「はい…ですが、どうやらお姉ちゃん、家に自分のを置き忘れているみたいなんです…」

紬(なんというドジ娘…)

憂「私も自分の教室に戻りたいのですが…」

紬「……!」

紬「ねぇ、憂ちゃん」

憂「はい…?」

紬「唯ちゃんが来るまで唯ちゃんの代わりとしてここにいてほしいの」

憂「えっ!?」

紬「ちょっとね…律っちゃんの調子が良くないみたいなの。昨日何かあったみたいだから…」

憂「昨日……」

憂(梓ちゃんと……)

憂「……//////」カアァ…

紬(……?)




楽器店

ベーシスト「………」

店員「先ほどの楽器ですが、25万ほどで買い取らせて頂きます。いかがでしょう?」

ベーシスト「……もう少し…値はつけられますか?」

店員「いやはや、それは少し…」

ベーシスト「お願いしますっ!!これしか残されていないんですからっ!!」バッ

店員「お…お客さま…ここでそんなことされては困りますっ!」

ベーシスト「お願いします…千円、ニ千円でもいいんで…」

店員「………」

店員「はぁ…分かりました…3千ほどつけます。それで手を打って頂けませんか?」

ベーシスト「くっ…ありがとうございます…」

店員「しかしなんでこれを売る気になったんですか…あんだけ譲って頂けなかったものを…」

ベーシスト「………」

ベーシスト「そいつを失ってでも守りたいものがあるからよ……」

店員「………」

店員「そう…ですか…」

ベーシスト「………」




キンコンカンコーン

澪「うぅ…早く行かないと…」タタタタ

トイレ

ガチャ

律「あ……」

澪「律……」

律「はいごめんよ~手を洗いたいもので~」」

澪「な…なぁ…律…」

キュッキュッジャー

律「んー?」

澪「その…昨日のことなんだけど…」

律「早くいいなよー」ジャー

澪「連絡…来た…かな…?梓から…」

キュッキュッ…

律「………」

澪「………」

律「全然」

澪「きょ…今日はき…きっと…梓も…」アセアセ

律「はぁー…」ポンッ

澪「…!」

律「なんで澪が気にしてんだよ!お前はオケと小文化祭にだけ集中しろよ!」

澪「律……」

律「んじゃまったなー!」

澪「くっ…どうして…分かってくれないんだ…」フルフル




梓「はぁ…学校遅れたなぁ…」

梓(お父さん…定職とか見つかるのかな…?こんなご時世で)

梓(不安だなぁ~…)

梓(! あれ…唯先輩…?)



唯「うぅ……」

唯(お腹の痛み…ひいて来たけど…もう2限目だよ…)

唯(どうしよう?)アタフタアタフタ

梓「唯先輩」

唯「フギャー!!ごめんなさい!!お腹が痛かったんです!!」

梓「お…落ち着いて下さい!唯先輩!」

唯「へ…?あずにゃん…?」


梓「へー…今朝そんなことがあったのですか…」

唯「うん。あずにゃんお腹痛いよ…慰めて…グスン」

梓「慰めなんかよりも薬の方がよほど効きますよ」

唯「えーん、あずにゃん冷たいよ~!」

梓「なんでそうなるんですかっ!」

唯「なでて~!なでて~!」

梓「…はいはい…痛いの痛いの飛んでけー(棒読み)」

唯「あは♪なんだか身体の調子が良くなって来たよ~!」

梓「そうですか。それでは唯先輩、また…」

唯「あ、そうそう、あずにゃん昨日はどうしたの?部活にも無断で休んでて…」

梓「………」


梓(そっか…私…先輩達まで迷惑をかけてしまったんだ…)

唯「みんな心配してたんだよ?特に律っちゃんだっt…」

ギュッ…

梓「……すいません…グスッ…グスッ…」

唯「あずにゃん…」

梓「グスッ…グスッ……」

梓(これは夢じゃないんだ…私には心配してくれる人達がいるんだ…)

唯「………」ポンッ

梓「グスッ…へ…?」

唯「今日も一緒に部活に行こう♪ね?あ~ずにゃん!」

梓(お父さんにお母さん…軽音部の先輩達…そして…)


梓(あの子…)

ギュッ

唯「えへへ~!抱き締め返し~!あずにゃんってあったかいね~!」

梓「それは……皆さんのおかげですよ…」

唯「ほえ…?」

梓「唯先輩…あのですね……」




先生「…で筆者が主張したいことは…」

憂「………」

憂(うぅ…2限目始まっちゃったよ…)

憂(お姉ちゃん何しているんだろう…はっ…!まさかっ!!)

~~~~~~~~~~~~

唯「憂ひどいよっ!置いて行くなんてっ!憂のばかっ!」プンスカプンスカ

唯「こうなったら家にあるアイスを食べ尽くしてやるっ!」

唯「バクモグバクモグ!」

唯「おいひぃ~!」

~~~~~~~~~~~~

憂(そんなっ…!お姉ちゃんっ……)

~~~~~~~~~~~~

唯「ぷは~~!あ…あと一本だ…」

キューグルグルグル…

唯「うぐっ……」

キューグルグルグル…

唯「さ…最後のいっ…一本…」フルフルフル…

唯「くっ…え…えいっ…」パクリッ

~~~~~~~~~~~~

憂「早まっちゃダメっ!!お姉ちゃんっ!!」

シーン…

先生「ひ…平沢…お前…」

憂「あっ…す…すいませんっ…!///」

紬「………」

紬(あらあら…憂ちゃんってば…)

生徒「「クスクスクス…」」

憂(うぅ…恥ずかしいよぉ…///)

トントン

憂「?」

姫子「(おい…平沢…)」ヒソヒソ…

憂「(は…はい…!)」

憂(だ…誰…?この人…?)

姫子「(琴吹から伝言だよ…)」

憂「(す…すいません…ありがとうございます…!)」

姫子「(どういたしまして…)」

憂(紬さんから?なんだろう?)

『校門に唯ちゃんと梓ちゃんがいるわ』

憂「………」

憂(えぇっ!!)


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最終更新:2010年07月31日 01:12