設定
山岡:梓厨(浮気癖あり)
栗田:唯厨
雄山:梓厨
京極さん:澪厨
栗田「私たち東西新聞の文化部では、梓の萌え特集の取材として、渋谷にあるペロペロ
専門のお店に行きました。」
店主「ささっ、こちらへ」
栗田「まあ!!」
京極「おやおやこれは・・・」
栗田「・・・どうも京極さん、ご無沙汰しています。」
雄山「・・・」ギロッ
士郎「・・・」ジー
店主「あの、どうかしたんですか?」
山岡「別になんでもありません・・・」
富井「エライ人にあっちゃったねぇ」
山岡「なに、気にすることないですよ」
田畑「そうそう気にしない気にしない」
花村「いろんな梓があるのねぇ!」
山岡「ああ。梓にもいろいろあるからね。」
店員「おまたせしました」
栗田「わあ!おいしそう!!」
花村「この10番の梓、見た目はちょっとグロテスクだけどペロペロしてみると
舌の上ではじけるわぁ!」
栗田「3番の梓もペロペロした瞬間に口の中でシャッキリポン!!」
富井「おや、こげにゃんがないようだけど?」
山岡「ええ。東京じゃあ焦げた梓を手に入れるのはなかなか難しいですからね。」
バンッ!!
雄山「なんだこのあずにゃんは!!こんなあずにゃんがペロペロできるかぁ!!」
山岡「ちっ」
店主「か、海原先生、なにかお気に召さないことでも?」
雄山「お気に召すもなにもあるか!!貴様は、この海原雄山が梓厨と知っていて
こんなあずにゃんを出すのか!!こんなあずにゃんはペロペロできんわ!」
店主「そ、そんなぁ・・・」
雄山「こんなものをあずにゃんといって客に出しているとは不正直極まりない!
京極さん行きましょう。こんなあずにゃんはペロペロするに値しません。」
京極「いやはやなんとも・・・」
山岡「フッ、とてもペロペロできないのは無知と傲慢の塊の人間のほうだよ・・・」
雄山「なに!?」
富井「そ、そうですよ!海原先生、あなたは間違っている!」
田畑「副部長やめたほうがいいですよ・・・」
富井「いいや、任せてくれ!こうみえても2期5話のお留守番の話以来いささか
梓にはうるさいんだ!」
京極「(にわかやな・・・)」
栗田「(にわかね・・・)」
花村「(それってにわかなんじゃ・・・)」
富井「いいですか、海原先生。1年も前だったらそりゃあ旨い梓がペロペロできた
ことでしょうよ。どんな梓だって好きなだけペロペロできたんです。だが今は違う!
ペロペロしていい梓の数も種類も、梓スレでは制限されているんです!」
雄山「ペロペロしていい梓の数も種類も制限されているだと!?」
富井「ふん、梓厨のくせにそんなことも知らなかったんですか。」
山岡「ちょ、ちょっと、副部長、それは違うんです。」
富井「なんだって!?どういうことだ!?」
山岡「実は梓スレでは、『あずにゃんペロペロ』が度々規制の対象となっているんです。
他のスレでできることにかわりはないが、本スレでできないのでは意味がない。」
富井「な、なんだって!?」
栗田「それじゃあもうじき梓がペロペロできなくなるって言うんですか!?」
雄山「その通り。もうじき『あずにゃんペロペロ』は梓スレから消えてなくなる」
田畑「ええっ!?そんなぁ!」
一同「・・・・・・」
アメリカ人A「No More Peropero!!No More Peropero!!」
アメリカ人B「ワタシタチノハナシキイテクダサーイ」
アメリカ人C「アズニャンハ人間ニヨッテPeroperoサレ、絶滅シカケテイマース」
富井「なんだなんだぁ!?」
田畑「ペロペロ反対団体ですよ。」
ジェフ「あずにゃんをペロペロするのは野蛮人の証です!」
栗田「あっ!あれはジェフだわ!」
山岡「本当だ!ジェフ!なにをしてるんだい!?」
ジェフ「山岡さん、栗田さん!!まさかあなた達があずにゃんをペロペロしているなんて
!!」
店員「早く出て行け!!」
ジェフ「山岡さん、栗田さん!!見損ないましたよ!」
店主「・・・まったく、こっちは梓が手に入らなくって苦しんでるっていうのにあの連中ときたら・・・」
雄山「なに!?苦しんでいるだと?」
雄山「そう言えるだけの努力をしているのか?」
店主「えぇ?」
雄山「梓スレの住人が運営からペロペロの規制を受けているというのにお前は何かしたか?」
店主「そ、そんな!無理ですよ運営が取り決めたことですから。私みたいな一個人では運営
相手に何もできやしません。」
富井「そうだそうだ!!そんな弱者に何かしろだなんて酷ですよ!」
雄山「あの連中のことをしっているか?奴らがはじめた『あずにゃんペロペロ』規制運動が
運営をペロペロ規制の方向に動かしたんだ。あずにゃんペロペロ専門店にとってあずにゃん
はまさに命。その命をが取り上げられていようとしているのに、お前は何の努力もしていない。
それにそこの男は自分はあずにゃんにうるさいなどと言っておいて、『あずにゃんペロペロ』が
すでに規制されていることを知らなかった。嘆かわしいことだ。梓厨にとって重要な地位を占め
てきた『あずにゃんペロペロ』が身勝手で独善的な外国人たちのごり押しで今まさに滅びようと
しているのに当の梓厨たちは何もしようとはせず、見過ごそうとしている。行きましょう、京極
さんやはりこの店には来るんじゃありませんでしたね。」
花村「海原雄山が怒るのも無理はないはね。」
栗田「『あずにゃんペロペロ』が規制されているのを知っていて何の努力もしていなかったんです、
私達も同罪だわ。」
山岡「ペロペロ規制を始めたのは梓スレの名も無き一梓厨だったという・・・その梓厨にできて俺達に」
できないなんてことはないよ。」
~翌日~
ジェフ「山岡さん、栗田さん。あなた達には失望しました。まさかあなた達まで
あずにゃんをペロペロしているなんて!あずにゃんはペロペロを嫌がっているん
です!あずにゃんは貴重なんです!第一あずにゃんなんてペロペロしたって萌え
ませんよ!!無理してペロペロしなくても他に紬とか唯とかたくさんペロペロで
きるキャラがいるじゃないですか!」
山岡「ジェフ、『あずにゃんペロペロ』に反対する人たちはみんな君と同じことを
言うよね。だったらまずなんとしてでも君を説得してみようと思う。」
ジェフ「とんでもない!僕は絶対に『あずにゃんぺロペロ』に反対ですからね!」
山岡「まあそう結論を急ぐなって」
~岡星~
山岡「着いたぜ、ここだ。」
栗田「(あら?ここは岡星さんじゃない?山岡さんたらジェフを説得するとか言った
けど本当に大丈夫なのかしら?)」
山岡「じゃまするよっ」
岡星「ああ山岡さん。例の物は準備できてますよ。」
山岡「そうかい。じゃあ早速はじめてくれ。」
栗田「(例の物?いったい何のことかしら?)」
岡星「今朝京アニで上がったものを一番で取り寄せましたから鮮度は抜群です。
お好みでりっちゃんを添えてどうぞ。」
栗田「(あら?黒髪ロングってことはこれは澪みたいだけど・・・何か様子が
おかしいわね・・・。)」
ジェフ「おー!これは素晴らしい!Very Beutifulな澪ですねー!!早速ペロペロ
してみましょう。」
山岡「・・・」
ジェフ「おー!Wonderful!なんとも言えないこの黒髪、まさに最高の澪でーす!」
山岡「ジェフ、君はそれを澪だと思ってペロペロしているようだけど、実はそれは
澪ではないんだ。」
ジェフ「ええっ!?なんですって!?」
山岡「良くみてみるんだ。黒髪とはいっても少し青みがかっているだろ?それに
本物の澪と比べると目の色や髪型も少し違う。・・・それはあずにゃんだよ」
ジェフ「うそだ!!これがあずにゃんなはずはない!これは澪だ!」
山岡「そんなに言うならひがしゃボイスをあててみるといい。違いがはっきりするさ。」
日笠ヴォイス「りーつぅー!!」
栗田「本当だわ!みたときににやけてしまう、声優オタの心をくすぐるような
違和感があるわ!」
山岡「竹達ボイスをあててみるといい。」
竹達ヴォイス「もう、唯先輩!早く練習しましょう!!」
栗田「!!さっきと比べてまるで違和感が無いわ!やっぱりこれはツインテー
ルを解いた梓なのね!!」
ジェフ「ひどい!!ひどいじゃないですか山岡さん!僕が『あずにゃんペロペロ』の
規制運動に参加しいるのをしっていて、あずにゃんをペロペロさせるなんて!
山岡さん!見損ないましたよ!!」
山岡「ジェフ、あずにゃんをペロペロするのはこれが初めてかい?」
ジェフ「当たり前です!」
山岡「じゃあなんで、あずにゃんなんかペロペロしても萌えないなんていったんだい?」
ジェフ「そっ、それは・・・」
山岡「アメリカのけいおん厨にはあずにゃんをペロペロする風習が無いからだろ?他国の
けいおん厨が自分達と違うからといって、それを野蛮だと言うのはそれこそ野蛮な行為な
んじゃないのかな。」
岡星「私からもいいでしょうか。けいおん!!が好きなら、梓をペロペロするのも
けいおんに対する愛情表現の1つです。梓厨ならなおさらのこと梓をペロペロする
ことも理解しなければなりません。昔の日本には『りっちゃんはいらない子』とか
『眉毛とか誰得』とか言ったりするけいおん厨がたくさんいました。それで一部の
律厨や紬厨を指して野蛮だ、などと言っていました。これについてはどう思います?」
ジェフ「はっはっは!そんなの滑稽ですよ!それは昔の日本人が律萌えや紬萌えの素晴
らしさを知らなかっただけですよ。」
ジェフ「でっ、でも」
山岡「同じことがあずにゃんにも言えるんじゃないかな」
ジェフ「そんな・・・でも律や紬と違ってあずにゃんはスキンシップを嫌がっている
じゃないですか!」
山岡「スキンシップを嫌がっているからといってペロペロしないのは、それこそ
キャラ差別につながる危険な考え方だよ。嫌よ嫌よも好きのうちっていうだろ?
あれさ。」
ジェフ「で、でも主人公である唯、人気が高い澪、部長キャラで目立つりっちゃん、
2期に入ってから押されている紬に比べて、あずにゃんは登場回数が減っているんです。」
山岡「いやジェフ、それは違う。あずにゃんの登場回数は減ってなんかいないよ。むしろ増えている。」
ジェフ「えぇっ!?どういうことです!?」
暑くて進まない・・・
山岡「確かに1期まではその理屈も通用したさ。でも2期にはいってからは違う。OPも
1期のあんなお粗末な加わり方ではなく、2期に入ってからはちゃんとOP、EDともに
ばっちり出ている。らじおん!にもCVの竹達さんがレギュラーメンバーとして加わっ
ているしね。それに2期5話をはじめ、あずにゃんメイン回というものは着実に増えて
いるんだ。」
ジェフ「そ、そんな・・・でもIAC(国際あずにゃん委員会)は・・・」
山岡「これはIACが発表している数字なんだ!」
ジェフ「まさか、あずにゃんがふえているだなんて・・・」
ジェフ「じゃあ山岡さんはなんなんです!!梓厨のくせに律萌え憂萌えなんて言って!
一体何様なんですか!その上『あずにゃんペロペロ』だなんて、そんな権利が山岡さん
にあるんですか!?」
山岡「そうだよジェフ。俺は梓厨の癖に『憂ちゃんは俺の嫁』なんて言ったりする罪深い
生き物なんだ。俺だけじゃない。ジェフも栗田さんも、この地球上にいるすべてのけいお
ん厨はとても罪深いんだよ。俺達けいおん厨は自分の嫁を決めておきながら、浮気をしな
いと生きて生けないんだよ。そうやって紬をペロペロしては紬分を補給し、りっちゃんの
デコを愛でては律分を補給して生きているんだ。そのけいおん厨の本質を無視した『あず
にゃんペロペロ』規制運動なんて身勝手で愚劣なものでしかないんだ!!」
栗田「(大真面目な顔で言っているけれど、私がけいおん厨でなかったらドン引きだわ・・・)」
ジェフ「山岡さん、栗田さん。私明日AS(Azu Shepherd)のワット会長に会いに行きます。」
栗田「確か、ワット会長は来日中で、運営に直接『あずにゃんペロペロ』規制を申し入れるの
が目的だと聞いているわ。」
ジェフ「はい。そのワット会長に今日僕が知ったことを聞いてみます。それで直接確かめたいんです!」
~翌日~
栗田「山岡さーん!」
山岡「ん?どうしたの?」
栗田「ジェフが、ジェフが来てるのよ」
ガチャッ
山岡「やあジェフ、どうだったんだいワット会長との面会は?」
ジェフ「山岡さん、栗田さん・・・」シクシク
栗田「まあジェフ!!どうしたの?」
ジェフ「僕、僕くやしいです・・・」
前編終了
最終更新:2010年08月02日 21:09