澪「外は駄目!」
澪よけた。
なんという早業。
律「ぶっ」ゴツーン
電柱激突。やばい。目回る。死ぬ。
澪「朝だってあんなことして…恥ずかしかったんだぞ」
澪しゃん。私の心配をして。
目を背けてもじもじしてないで。
澪「だいたい人に見られるようなところでいちゃつくのは犯罪であってだな…」
律「み…みお…」
澪「聞いてるのか!?り…律!律!すごい鼻血じゃないか!どうしたんだ!?」
律「澪が…よけるから…」
今気付いたんかい。さっきから大量出血だぜ。めまいが…
澪「う…血を見てたらめまいが…」
お前が倒れてどうする!!!私はどうなるんだ!!!!
澪「とにかく…ティッシュつめて」ズボ
律「…」
澪「ぷっ」
律「笑うなぁ!!」
澪「ごめんごめん。家帰れるか?」
律「1人じゃ無理。連れて帰ってくださーい」
澪「はいはい」
さりげなく手を澪の肩に回す。
澪の手は私の腰に回って。
これってかなりの進展?
律「澪大胆だね。そんなとこ触らないでよん」
澪「なっ!お前が先に…もういい!」
澪が私を投げだす。ぽいっ。
律「ひどいいい。怪我人なのにいいい」
澪「うー…分かったよ」
澪「よいしょっと」
律「ありがとぉ」
ってゆうかまじで目回るんですけど。
ベッドにゴロンってなって楽になった。
澪「大丈夫?」
ベッドの脇に澪がちょこんと腰掛ける。
隣に寝ればいいのにね。
澪「律…ごめんね」
律「もういいって」
澪が私の髪の毛をゆっくりと梳いてくれてる。
気持ち良くて眠っちゃいそう。
カチューシャが外されて、前髪も撫でつけられる。
こいつ髪フェチか?
律「澪…部屋の中だよ?」
澪「え?」
律「もう誰も見てないよ」
澪の髪くいって引っ張って顔を寄せる。
律「ね?」
もう我慢できない。
澪は周りきょろきょろ見回してた。
私の部屋なんだから誰もいないって
律「澪」
澪「うん」
唇をすぼめるしぐさで催促して。
澪の顔が近づいてきて目を閉じた。
今度こそ。
ちゅ。
澪「へへ」
それだけ?
律「足りないよ」
澪の頭引き寄せてもう一回キスした。
今度は舌入れて、朝もしたけど、澪が積極的になった分気持ち良さが違った。
やっぱり同意が大前提ですよね。
澪「いたっ」
良い雰囲気になってきたところで澪が顔をあげた。
ちぇっ。
律「どうした?」
澪「なんか頭が痛い…」
律「え?なんで?」
澪「なんか後ろ、瘤みたいな。ちょっと触って」
律「どれどれ?」
澪「胸じゃない!」ゴツン
律「分かってるよー」ナデナデ
澪「どう?」
律「確かにちょっと瘤になってる。どっかぶつけた?」
澪「んー…あ!」
律「思い出した?」
澪「朝、律に道路に押し倒されたときだ!」
うそぉぉー。澪ちゃんに怪我させるつもりはなかったんだよー。
ごめんねごめんねおg
律「ごめん!」
澪「いいよ」
律「いいの?Mなの?」
澪「違う。だって、私律にいっぱい酷いことした」
律「気にしなくていいのに」
澪「今のも、朝のも。この前の金曜日だって」
律「覚えてたんだ」
澪「当たり前だろ。ずっと後悔してた」
澪ってそういう奴だよな。
私は全然気にしてないのに本人はずっと引きずっちゃうタイプ。
律「いいってクリーニングしたし。ちょうど連休だったから良かった」
私がスカートぴらぴらする。
澪「ん?」
律「どしたー?」
澪「何かついてる」ピラッ
澪がスカートめくった。
えええええええええええ!!!!????????
そんな馬鹿な!!!!!!!!!!
律「えっちぃ!!!」
澪「違う!これ!クリーニングのタグついてたんだよ!!」
澪が引き千切ったタグを私の目の前に突きつける。
あぁ。今日の朝ぼーっとしてたから。
澪「私がそういう事するわけないだろ!大体そう言うのは律が!」
律「そうだよな。私の役目だよな」
ちょっとふらふらする身体ももう平気。
素早く起き上って澪をベッドに倒した。
澪「律…」
そんな目で見つめないでー。
まじ可愛すぎる!!!!
ちゅっぱちゅっぱしたいよ!!!!!このでかみおっぱい!!!!!
律「澪!」ガバッ
耳舐めながらベストの下に手滑らせて胸掴んだところで止められた。
澪「今日…生理」
チェストおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!
律「あ、そうでしたか」
澪「律もじゃないの?」
律「違うよ」
澪「この前プール休んでたじゃないか」
律「あれはおさぼりです」
澪「何してんだよ…」
律「だってそうでもしないと澪と話出来なかったんだもん」
澪「う…」
澪が真っ赤になった。
何それかわいい。
澪「律かわいい」チュ
お前だよぉおぉぉおおおおおお!!!!!
ああもう、はぁはぁが止まらない!!
澪「ごめんね、今日出来なくて」
律「いいよー。しゃーないって」
澪「…してあげようか?」
律「へ?」
澪「律がものすごいしたそうな顔してたから、その…」
澪、言うのに勇気振り絞ったんだろうな。
だって心なしか震えてる。
私のためにだよな。
嬉しいよ。
幸せだよ。
萌え☆
律「いいよ。こういうのって二人で気持ち良くなるもんだろ?だから、終わったら一緒にしような」
澪「うん。でも…」
そんなに欲求不満顔にでてたのかな?
引き締めてみよう。キリッ
あぁ無理ー。デレデレしちゃうー
澪「あ!じゃぁ…」
律「何?」
澪「ちょっと耳かして」
別に誰もいないんだから普通にいえば良いのに。
でもいいよ。内緒話こしょこしょは萌えポイントだからね。
澪「律が1人でしてるところ見ててあげるね」コソ
律「」
澪「ほら、早く」プチ
何言ってんだああああああああ!!!!!!!!!!
お前えええええええええええええええ!!!!!!!!!!
私が、あっ…澪…んッ…何ていいながらオナニーするのを見るってかああ!!!!
何その発想。はなぢまた出そう。
このパソコン変換するとき股って変換する。私何検索してんだろ。空しい。
ってそういう問題じゃなくて!!!!!!!!
何脱がしてるんだよおオオおおおおおお!!!!!!!!
律「けっこうですー!!!!」
澪「でも…」
律「澪が帰ったら1人で処理できるし!!!」
澪「そういうの…空しくないか?」
律「うっ…そうだけど…」
澪「したくないの?」
律「それもそうなんだけど…嫌だ!絶対嫌だ!!」
澪「何で?いつも律がイクところも見てるんだからオナニーも変わらないよ」
律「オナってお前…」
澪「…」カァ
律「自分で言って照れるな!」
澪「…しないの?」
律「何を」
澪「オ…」
律「何を」
澪「オ何を…」
律「何をだよ」ニヤニヤ
澪「あーもう馬鹿!」ゴツン
律「いたいよー」グスン
澪「もういいから!早く脱げ!」
律「澪はー、自分でするとき服全部脱ぐの?」
澪「は!?」
律「だって脱げって言うし…」
澪「しない!私はそんなことしないぞ!」
律「へぇー」ニヤニヤ
澪「しない!しない!」
律「どうやってするの?指で?どっから触るの?」
澪「しないって言ってるだろ!!」
律「私想像してたりしてー」
澪「しないよ!律の馬鹿!!」ポロポロ
律「何で泣くの!!?」
澪「ひっく…」
律「ごめん…からかいすぎちゃったね」
澪「許さない」
律「えぇ!澪ちゃーんごめんよー」
澪「じゃあ今から1人でしたら許してあげる」
律「その話はもういいよ!!」
澪「じゃあ許さない」
律「えええ?」
澪「いつもあんなにしたがるのにどうして1人は嫌なんだ?」
律「だ、だってするときは澪も一緒に乱れるけど、澪がふっつうの顔して私が気持ちよくなってるところ想像したら…ああああ!!!無理!!」
澪「大丈夫だ!多分私も興奮する!!」
律「何自信満々に言ってんだ!」
澪「律のケチ」
律「普通だよ」
澪「うー」シュン
律「じゃあ澪の生理が終わったら、1人でしてるところ見せあおうよ。それならいい」
澪「嫌!」
律「なんで!?」
澪「帰る」
律「え」
澪「これ以上このままだったら変な空気になる」
律「ピンク色?」
澪「ばか」
律「むふ」
澪「早く私の上から退いてくれ。で、胸触ってるのもやめてくれ。服早く直してくれ」
おっと!!!
ずっと澪の胸触り続けたまんまだった
どうりで柔らかいと…
律「今度するときはお互いオナ」
澪「じゃあな」
…しゅん…
1人でニヤニヤしてる間に澪は準備を整え帰ってしまいました。
というわけで仲直りしました。
お騒がせしました。
夏休みに入って、夏フェス行ったり夏期講習したり、もう少しのんびり出来るかと思ったけど受験生は忙しい。
澪とオープンキャンパスいきがてら京都旅行ーなんてしてるうちに8月に入ってしまいました。
書くの遅くなったのもそれが原因。
色々ありましたが、私は元気です。
おわり
最終更新:2010年09月10日 20:25