ガチャ
唯「ただいまー」
紬「ただいまー」
バタン
唯「疲れたねー」ドサッ
玄関で横になる唯
紬「そうね。喉渇いたしお茶いれるわね」
唯「お願いしまーす。それじゃ私は着替えてくるね」
紬「はーい」
スタスタ
唯がリビングに来る
唯「お待たせ~」
紬「はいお茶」コト
唯「どうもー」
紬「それから今日買ってみたお菓子ね」
唯「美味しそ~」
紬「一息ついたら鍋の準備しなくちゃね」
唯「そだね」もぐもぐ
紬「足りない材料と飲み物も買ってこなきゃ」
唯「じゃあ一緒に行こう~」
紬「うん」
唯「お菓子も買っておかなきゃねん」
唯「そうだ、ウイステ繋いでちょっとだけやってみようっと」
タタッ
ガサゴソ
唯「おぉ~立派だねぇ」
紬「私も着替えてこようっと」スタスタ
唯「よし、接続完了」
カチャ
パタン
スタスタ
紬「唯ちゃーん、買い物に行こー」
唯「うりゃっ!とぅっ!」
紬「ねぇ唯ちゃん」
唯「うん、ちょっとだけ待ってね……買って正解だったよむぎちゃん。すっごく綺麗だし面白いよ!」
唯がテレビ画面を見つめたまま喋る
紬「ねぇ唯ちゃん、もう10分経ったんだけど……」
唯「今いいところなんだよぬー」
紬「そんな……ていうかさっき始めたばかりなのにいいところなはずないじゃない……」
紬「早く買い物に――」
唯「あーじゃあ、私やっぱり行かない。むぎちゃんだけで行ってきていいよ」
紬「……」
唯「えいっ!」
紬「唯ちゃん!!」
唯「わわっ……あーやられちゃったぁ~。むぎちゃんが驚かせるからだよ!」ぷんぷん
紬「買わなきゃよかった……そんなの買わなきゃよかった!」
唯「む、むぎちゃん?」
紬「唯ちゃんがみんなで遊ぶ用だって、みんなで楽しく盛り上がれるって言うから買ったのに……」
紬「早く電源切って!買い物行くよ!」
唯「……はい」カチ
紬「画面消えてないじゃない」
唯「すみません。ポーズかけただけです……」
紬「もういいよ、コンセント抜くから」
唯「わわっ!待って待って!セーブだけさせてください!」
紬「……早くしてね」
唯「はーい」
唯「カチ……切りました」
紬「うん、それじゃあ行こう」にこっ
唯「は、はい……」
玄関で靴をはいてる2人
唯「むぎちゃん」
紬「何?」
唯「ごめんね」
紬「もういいよ。それにちょっとキツく言いすぎたかな」
唯「ありがとう。あとむぎちゃんってけっこう怖いね、あはは」
紬「そう?」
唯「うーん、普段優しいから差が目立つのかも」
紬「これからは厳しくいくわよ~」
唯「ひえー」
バタン
カチャリ
―スーパー寿―
紬「白菜、人参、大根……えのき、椎茸……こんなのでいいのかな?入れるものがよくわかないわ」
唯「ん?適当でいいんだよ、豆腐と白滝も」ポイポイ
紬「えぇ~」
唯「大丈夫大丈夫!鍋は基本の味がしっかりしてれば何入れても美味しくなるって憂が言ってたから」
紬「そうなんだ。今日は鶏にするのよね?」
唯「うん、あとは市販のお鍋のスープ買っておこう」
紬「わかったわ」
ピンポーン
ガチャ
唯「はい」
律「おーう来たぜ~開けてくれ~」
唯「はーい」カチ
唯がオートロックを開ける
唯「むぎちゃん、律ちゃん達来たよ」
紬「はーい。お鍋の材料も用意できました」
スタスタ
唯が除き穴から外の様子を見る
紬「唯ちゃん何してる?」
唯「律ちゃんと澪ちゃんが来るの見てるの」
紬「玄関の外に出て待ってればいいのに」
唯「ここは丁度エレベーターが除き穴から見える部屋だから律ちゃん達が上がってくるのを見張ってるんだよ」
紬「正直何がしたいのかよくわからないわ……」
唯「あ、来た来た」
紬「あ、うん」
ピンポー
ガチャ
唯「いらっしゃーい」
律「うおっ、出るの早いな」
唯「ささ、上がって上がって」
紬「はい、スリッパ」スッ
律「お邪魔しまーす」
澪「お邪魔します」
唯「律ちゃんはウチに来るの2回目だよね」
律「そうだな、引っ越しの時以来だ。やっぱり綺麗だなー広いし」
唯「澪ちゃんは5回目くらいになるね」
澪「そうだな」
律「えっ? 澪、お前そんなに来たことあるの?」
澪「あ、あぁ。まぁな」
律「抜け駆けしてんじゃねーよ」ぼふっ
律が澪を軽くつつく
律「今度からは私も誘えー」
澪「うん。わかったよ」
唯「もうお腹ペコペコだよ~」
律「あ、そうだ。はいこれアイス」
唯「ありがとー」
律「鍋に入れるもの買おうと思ったけど澪がデザートにしとけって」
唯「ナイス澪ちゃん」
紬「ナイスー」
澪「良かったよ」
律「さすが私より多く来てるだけあるな」
澪「まだ言うか」
紬「ささっ、早く座って」
唯「ご飯はもう少ししたら炊けるからね」
紬「はい、お皿」
澪「あぁありがと」
唯「はーい、お茶だよー」
律「サンキュー」
唯「お茶行き渡った?」
律「あぁ」
唯「それじゃあかんぱーい!」
紬「かんぱーい」
律「乾杯!」
澪「乾杯」
唯「それじゃあむぎちゃん」
紬「うん」カパ
ボトボト
紬が鶏を入れていく
唯「律ちゃん、こんな感じでいいのかな?」
律「あぁいいんじゃね?私もよく知らないけど」
紬「鍋用スープはも入れちゃうわね」ビャー
唯「あくとらなきゃね」
澪「まだか?」
律「焦るなよ、まだだから」
澪「そう」
紬「唯ちゃんちょっと飲んでみて」チャポ
紬がつゆを少しだけすくう
唯「ズズッ……」
紬「どうかな?」
唯「熱いね」
紬「もう真面目にやってよぅ。じゃあ律ちゃんお願い」チャポ
律「あいよ。……ズズッ」
紬「どう?」
律「いいんじゃないかな、やっぱり市販のは手堅く決まるな。あとは醤油と砂糖と酒あたりを入れればいいだろ」
唯「はーい」醤油コポコポ
律「待て待て待て!微調整で入れるって意味だから!」
律「よしそれじゃあ野菜だな」
紬「はいよー」ドサッ
律「待て待て」
紬「えっ?」
律「何で白菜だけ一気に入れたんだよ」
紬「……もしかして私間違えた?」
律「間違えてないけどさ、いろんなのを少しずつ入れていくんだよ。見てみろ目の前の鍋は白菜鍋じゃねぇか」
紬「……ごめんなさい」
律「いや、別にいいんだけどさ」
澪「すき焼きとかの方がよかったかもな。作り方はっきりしてるし」ぼそっ
唯「あ、いいねすき焼き」
律「え?」
紬「そうね。牛肉なら私の家から送ってきたのが冷蔵庫にあるわよ」
澪「おぉ」
唯「じゃあ今からすき焼きにしよっか。材料もほとんど被ってるし」
律「おい、これはどうするんだよ」
澪「律は鍋がいいのか?ならそれは律が全部食べていいぞ」
律「アホか!」
澪「冗談だよ」
紬「私、牛肉とお鍋取ってくるわね~」
唯「すき焼き食べる前にこのお鍋食べちゃわなきゃね」
澪「そうだな。じゃあいただきます」
唯「いただきまーす。はふっはふっ」
澪「ふぉっ……もぐもぐ……これもけっこう美味しいな」
律「ならこのまま鍋やってりゃいいじゃねぇかよ。もぐもぐ」
紬「取ってきたわ」パカッ
澪「立派なお肉だな」
律「箱に入ってるよ、箱に」
唯「割下の作り方はっと」携帯カチカチ
澪「そういや、ここPCないんだな」
唯「あ、パソコンなら買ったよ」
紬「ねー」
澪「ならそっちで使った方が便利だぞ」
紬「今日買ったばかりでまだネット繋がってないの」
澪「そっか」
律「おい、お前らも白菜喰えー」ばくばく
………
律「うっぷ……」
唯「よし、片付いたね。割下も出来たし、それじゃあすき焼きパーティーの開始だー!」
紬「いぇーい!」
澪「やっぱり牛肉だよな」
唯「卵だよー」
澪「サンキュー」
律「うぷ……なんかお腹いっぱいになったかも……お前ら私だけに食べさせすぎだよ……」
ぐつぐつ
唯「ご飯いる人ー」
紬「はーい!」
澪「私もお願い」
唯「あいよー。今よそってくるね」
ぐつぐつ
紬「第一陣のお肉もう大丈夫よ」
澪「美味しそうだ。卵溶かなきゃ」シャカシャカシャカ
唯「がばっ」
澪「おい、唯!一人でそんなに取るなぁ!」
唯「ごめーん。でももう取っちゃったし。いただきます!」
たんたん
牛肉を卵に絡める唯
唯「はむっ!もぐもぐ……おいひぃ~しあわへぇ~」ニタァー
紬「澪ちゃん、お肉まだまだあるから焦らなくても大丈夫よ」
澪「お、おぉ。そうか、ならいいんだ」
澪「よし、それじゃあ私も……もぐっ……!!美味しいっ!!」
唯「だよねー」
澪「むぎ、このお肉最高だ!!もぐもぐ」
紬「そんなに喜んでもらえると嬉しいわ。お母さんにまた送ってもらわなきゃね、ふふっ」
澪「おい律っ!お前も食えっ!」
律「ん、あぁ……ちゅるちゅる」
澪「な・ん・で!白滝食べてるんだよ!肉を食べろ肉を!」
律「わーってるよ。私には私のペースがあるの!」
澪「まったく勝手な奴だ、もぐもぐ」
唯「そうだ、最後にうどん入れようね」
澪「準備がいいな唯」
紬「もともとお鍋に入れようと買ってたのよ」
律「お前らご飯も食べて、うどんも食うのかよ……太るぞ……」
最終更新:2010年09月20日 22:23