唯「ふふ、ほらりっちゃんがなかなか先に進まないから、あの2人はどんどんえっちがうまくなっていくよ」

律「そんなの、知らない……っ」

唯「そうだね、りっちゃんはうまくなくてもいいかもだね」

楕円系おもちゃの出力を最大にしたまま、おっぱいを舐めたり吸ったり。
あの2人と違って弱点はおっぱいだって分かってるから、もったいぶってゆっくり攻める。

唯「だってりっちゃん、絶対こういうことされる方が好きそうだもん。Mっぽいし」

律「ちがう……」

唯「だって、昨日までここは何も知らなかったのに、すっごく濡れてるよ?本当に淫乱な証拠だよ」ぬるぅ

律「やぁ、っ」

唯「こんなに濡れてちゃあれもすんなり入っちゃうんじゃない……?」

横目で憂とあずにゃんを見る。最初は憂が上になっていたはずなのに、今はあずにゃんが上になっている。
もう何回かイっているのかもしれない。

律「くふ……ぅ……」

唯「うん。そうだ、入れちゃおう!」

律「え……?……っん!」

中に入っていたものを引き抜く。たまご型の一番半径が太い部分が過ぎると、ぶるっと震えてまたぬるぬるが増えた。

唯「これはおっぱいにでも貼っておこうか」ぺた

律「唯……?」

唯「ふふ、これは結構大っきいかもね」がちゃがちゃ

我が家のおもちゃ箱からはいったいどれだけ出てくるんだ、って思われそうだけど、別に揃えようと思って揃ったわけじゃない。

憂と2人で増やしていたのもあるし、今日という日のために準備していた分もある。
やっぱりおもちゃがあると盛り上がるしね。現に、可愛い恋人は3人ともこのおもちゃで満足している。

そんなちょっと揃えすぎとも思えなくないおもちゃの中から、新しいやつを取り出す。

それは憂たちが使っている双頭のじゃない、普通のバイブだ。

律「ひ……!」

唯「ふふ……次はバイブだよねぇ」ぬる

律「む、ムリ!絶対ムリ!それだけはマジでムリだって……!」

唯「へーきへーき。ほら」ぐちゅ

律「くひぃんん!!」

唯「えへ、可愛い……」ずにょっ

律「ふぅ……っ……苦しいよ……」

唯「ほら、これでいっぱい入ったよ……」ずずっ


さっきのものと違って結構な異物感があるのだろう。
まだ入れただけなのに、また涙が溢れてきてる。

憂「ふぅ……っ……」

梓「ひぃぁ……」

そこへ汗とか汁とかで濡れた2人がやってくる。
2人とも興味深そうにりっちゃんと、その小さな穴にささっているおもちゃを見つめた。

憂「これ……私使ったことないやつだね」

梓「結構太いんですね」

唯「うん、だから悦んでもらえると思うんだ」カチッ

律「!!!!」ヴィィイ

唯「どう?」

律「はひぃ……くふぁああああん……っふぁ……!!」


うねうねとバイブが動く。
まだまだ強さは最弱なのに、ぼろぼろと涙をこぼして快感に悶えるりっちゃんを見てると、私も熱いものがこみあげてくる。
具体的には、濡れてきた。

梓「うわぁ、律先輩さっきよりずっといやらしいです」

憂「本当……すっごく色っぽいですね」

そういえばカチューシャがずれて前髪が顔にかかっている。
泣きながら悶え、足を脱力させて壁にもたれかかるりっちゃんの様子は確かに色っぽい。
汗のせいでぺったりとおでこにはりついている前髪はあえていじらずに、昨日と違ってカチューシャもそのままにしておいた。

だって直してもそのうちまたずれちゃうでしょ。

律「やああああ……あず、さ……憂、ちゃ……見な、いで」

憂「……!なんだろう、この感じ」

梓「わかる?私もさっきこんな感じだったの」

唯「私はいつも2人にこんな感じだよぅ」ぎゅ

憂「私もいつもお姉ちゃん大好きだよ!」

梓「もちろん私も大好きです!」

唯「ふふ……私も大好きだよ。……でもりっちゃんはそういえばまだ私に好きって言ってくれないなぁ」

梓「そうなんですか?まったく律先輩は……」

律「ふへぇ……ごめ、なさ……」

憂「ダメですよー、お姉ちゃんには素直にならなきゃ」

律「ごめ……なさ……」がくがく

憂梓(可愛い面白い……!)

どうやら憂とあずにゃんは何かを感じた様子。目をきらきらさせながら、りっちゃんに2人で問い詰める。

憂「律さん、あなたのご主人様は?」

律「ふ……え……」

梓「ちゃぁんと答えてください?強くしちゃいますよ」

律「ひっ……み、みんな……です……」

未だに涙をこぼしながら、がくがく震えてりっちゃんが声をしぼりだす。
可愛いけど、ちょっと可哀想だ。

唯「ほらほら、いじめちゃ可哀想だよ」

憂「ごめんねお姉ちゃん、可愛くてつい……」

梓「この律先輩、正直たまりません」


うん、どうやら私の予想はあってたみたい。
あずにゃんや憂がSなんじゃなくて、りっちゃんが他人をSにさせてしまう性質なんだ。
確信した。すっきり!


唯「ほぉら、もっと気持ちいの欲しいよね?」

律「ふ……ぇ……」

憂「今のままじゃ、ただ苦しいだけですよ」

梓「私、先輩が完全に淫乱になるところ見てみたいです」

唯「ほら、2人も言ってるよ。そろそろかな?」かち……

律「ひゃひぃ……!」ヴィイ

唯「ふふ、いいでしょ?これ」かち……かち……

律「んゃぁああああああっ!!!」ヴィイィィ!


びくん!と震えて背中がしなる。やっぱりここで一回イったか。
そりゃ、初めて入れたバイブでいきなり出力を最大にすれば、そうなるだろう。

床に寝転んで必死にカーペットをつかむ姿は、女子でも前かがみになりそうだ。自慰的な意味で。
それでもまだダメだよ。おもちゃは抜かずに、そのまま。


憂「手伝ってあげますね」ぺろ

唯「うん。おっぱい可愛がってあげて」

梓「私、律先輩に舐めて欲しいです」

唯「いいんじゃないかな?さっき、私たちのことご主人様だって認めたみたいだしね」

梓「ありがとうございますっ」ぱぁっ

りっちゃんのことなのに私に許可をとるのは、3人が私の恋人であり、また、一番従うべきなのは私だと認識しているからだ。
だから、「私の」恋人であるりっちゃんを自分の好きにしていいか、私に確認をとるのだ。

梓「失礼しますね、律先輩」すとん

律「ふむ!?く……」

唯「こうするんだよ、りっちゃん」ぺろちゅるっ

律「ふむんんんん!?」じたばた

一時的にバイブを弱くして、差し込まれた穴の周りを舐めて誘導。
りっちゃんはムリだと言いたげに身をよじるけど、あずにゃんがそれを許さない。

梓「さっき私律先輩に色々しましたから……今度はよろしくお願いします」ぐっ

憂「梓ちゃん楽しそう」

唯「意外な才能だよね」

律「ふむ……………………ん……」ぺろ

りっちゃんが従ったのを見届けて、再び出力を強くする。

律「ふむぁあ……!」

梓「ほら、さぼっちゃだめですよ」

律「む……ふぁ……」ぺろぺろ

梓「ふふ、上手ですよ」

あずにゃんはとても楽しそう。りっちゃんは苦しそうだけど、あずにゃんは窒息しない程度にやっている。
心なしかりっちゃんの方も従順になってきた。

唯「あんまりやりすぎないでね?みんなで楽しむのはまだまだこれからなんだから」

憂「わかってるよぉ。お姉ちゃん」ちゅぴ

梓「はい、大丈夫……です」

律「ふむぁ……」ぺろぺろ

りっちゃんはすっかり静かになった。
バイブの刺激と、あとは喋る暇がないのかもしれない。
舐めるのをやめると、あずにゃんの汁が溢れてくるだろうから。

梓「ふふ、そうです。その調子です」

律「ふぁい……」ぺろぺろ

憂「お姉ちゃん、私これ使ってもいいかな」

唯「ん?それ気に入ったの?」

憂「うん……律さんにも使ってみたいな」

梓「あっ憂ずるいー!」

憂「ふふ、梓ちゃんはお口使ってるでしょ?……」

唯「2人がりっちゃんをとても気に入ったみたいでよかったよ。私は見てるから可愛がってあげてよ~」

憂「くふぅ……やっぱりこれ、結構大きい……」

憂は先程使っていたおもちゃをまた自分の中に深く沈めた。
そして、りっちゃんに入って大きく震えていたおもちゃを抜き、スイッチを止める。
その代わりに。


憂「律さん、お邪魔しますね?」ぬる

律「ふむぐっ!?」

憂「えへっ……スイッチ、入れますね……?」かち

律「ふむぁあんんん!!」ヴァア

さっきの双頭仕様のそれをあてがうと、りっちゃんの目が見開かれる。
憂はすっかりこの双頭のものが気に入ったみたいだ。


憂「ふふ……こすっただけなのにいっぱい溢れてきましたね」ぬるる

律「ひんっ!」

梓「せんぱぁい、サボっちゃヤですよぉ」ぐぐっ

律「ひひゃぁ……ふむぅ」ぺろ……

りっちゃん忙しそうだなぁ。もう何がなにやら、って感じで2人の流れに従っている。
確かに、考える暇なんてなさそうだもん。

梓「りつ……せんぱいっ!……ひゃぁんっ」ぷしゅ

律「!!」

あずにゃんはりっちゃんのお口に吹いて絶頂を迎えたようだ。

律「ふ……ひゅ……かはっ」こくん

梓「ちょっと気持ちよすぎちゃいました。律先輩すみません」

満足そうにあずにゃんはりっちゃんのお口を拭いてあげる。
綺麗になったものの、飲み込むことを忘れた唾液が落ちる。


唯「さて。」

梓「あ、先輩も混ざるんですね」

唯「うん。そろそろ私も入れたいなぁって思って。どれにしようかなぁ」がちゃがちゃ

おもちゃ箱を漁るけど、一番使い勝手がいいものはもう使ってしまったようだ。

梓「先輩はこれ、使わないんですか?」

あずにゃんが指差したのは、憂が使ってるものとおなじ形のやつ。
うーん、私はあんまり自分にこういうの使ったりしないからなぁ……

梓「じゃあ、さっきのこれなんてどうでしょう」

りっちゃんの傍らに落ちている、さっき使ったおもちゃ。
同じやつだけど、工夫すればもっと楽しめるかも……

憂「律さんも……これ、好きになってくれました?」

律「ひゃい…………」

憂「なんか物足りなそうですね……もしかして入れて欲しい、とか?」

律「お、お願い……」

憂「ちゃんと言ってくれなきゃ分かりませんよぉ」

律「だ、から……ここに、それ……を」

憂「どこに何をです?」

2人のやりとりが聞こえてきて、そこで思い出した。

唯「憂、あずにゃん、りっちゃんもしかして名前を知らないんじゃないかなぁ?」

梓「え?」

憂「知らないって……ここのこと?」

唯「そうそう。だって昨日も、名前なんてあるの?なんて言ってたよ~」

梓「うわぁ……それって本当ですか?」

憂「すごい高校生もいたもんだね」

律「……?」

唯「せっかくだから2人で教えてあげてよぉ」

梓「わかりました!知らないことを後輩に教えてあげるのも先輩の勤めですもんね!」

憂「私もやりたいな」

唯「ふふ、じっくり教えてあげるといいよ。ちょっと私は上に行ってくるから」


2人に後は任せて、私は急いで階段を駆け上がる。
自分の部屋へ入ると使っていないキーホルダー入れを漁り、目的のものを見つけた。

唯「ここを貼り付けて……っと」

セロテープをありったけ千切ると、ぐるぐる巻きつける。
取れないように、しっかりと。

唯「できた!」

ためしにスイッチを入れて確認……うん。大丈夫取れたりしない。
ちょっとの工夫でおもちゃがグレードアップだよ!

唯「お待たせ~」タタタッ

梓「先輩、遅いですよぅ」

憂「律さん、とっても気持ちいいのぉ」

律「いっひゃう……おま……こ……いいよぉ」

りっちゃんがちゃんと言葉を覚えたご褒美、ということだろう。憂とりっちゃんは太くて長いおもちゃで繋がれていた。

梓「先輩、それって……」

憂「可愛い……」

唯「ふふ、ちょっと失礼するよ」

りっちゃんに覆いかぶさる憂の隙間から、進入をこころみる。

唯「おっ、これなら慣らさなくてもいいかもだねぇ」

使われていない、もう一つの穴を触ると、上の口から垂れてきたのか、だいぶぬるぬるしていた。

律「ゆ……い……?そこ……?え?」

梓「なるほど」

唯「ふふ……痛くないよ……力抜いて……」ぬぶぅ

律「ひぁあ!む、ムリだ!ムリっ!そんなとこ……」

唯「大丈夫……ほら、もうすぐ先っぽが入っちゃうよ……」ぬぶぶ

律「ほんと……にっ、ムリだってぇ……!」ぼろぼろ

質量はさっきと変わらないのに。おしりの方は慣れてないからか、少しずつじゃないとなかなか入らない。
まるで押し進めるたび溢れるかのように、また涙がぼろぼろと零れる。

律「ごろごろして、きもひわるい……」

唯「それが気持ちよくなるまで、もう間もなくだよ」


まだまだ入れるだけでも精一杯だ。
そりゃそうか。前だけでも今日処女を失ったばかりなのに、後ろまでも奪おうとしてるんだから。
しかも、前に入ったまま。

こりゃちょっと……

唯「燃えるなぁ……」

よし、体がぽかぽかしてすっごくやる気出てきた。
丁寧に、かつ確実にりっちゃんの中に押し進める。

唯「ほら、やっと入ったよ?」

律「くふぅ……っ……くるひ……」

梓「先輩……これ、いいですね!」

憂「うん!さすがお姉ちゃん!」

唯「えへへ、ありがと。こうするともっと可愛くなるよ」カチッ

律「くひぃいいいい!!!」ヴィイイ

唯「やっぱり!すっごく可愛いよ、りっちゃん!」


スイッチをオンにすると、取っ手につけられたふさふさのキーホルダーが揺れる。
よく冬になると売られるような、タヌキのしっぽみたいなキーホルダー。それをおもちゃにくくりつけると、

憂「従順な犬みたいだねぇ」

梓「発情期の猫っぽくもあります」

唯「どっちにしろえっちだよね~」

律「やら……ぬいて……」

本物の動物みたいな可愛いしっぽのできあがりだよ!

唯「うーん、見づらいね。憂、バックにできるかな?」

憂「うん!ちょっと体勢変えますね」

律「ふぁ……」

そのままりっちゃんを四つんばいにさせて、バックの形に。前から見ると、しっぽがよく見える。


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最終更新:2010年09月21日 00:13