唯「んちゅ~」ジリジリ

梓(しまった!私としたことが!!)ハッ!

梓「すみません、私としたことg」テレテレ

唯「んちゅ~」

梓「ぎにゃーっっ!!」(唯先輩近っっ!!///)ドン

唯「いやぁあん、ってあずにゃんっ!!」

梓(あっ)グラッ

梓(たっ倒れるぅー!!)フラッ

唯「っっ!!」ガシッ!

梓(たっ助かった!?)ホッ

唯「・・・・・・セーフっっ、よかった~、あずにゃん」ホッ

梓「ありがとうございます、唯先輩///」(こういう時だけ格好いいなんてズルイです、唯先輩・・・・・・)

紬(これはこれでアリね!!)ダクダク

さわ子「はい、ティッシュ」つ箱ティッシュ

紬「じゃあ、そろそろ・・・・・・」ツメツメ

唯「あずにゃん、引っ張るよ~」グイッ

梓「はい」

唯「んちゅちゅ~ぅぅ」

梓「ぎにゃーーぁぁっっ!!///」ドン

唯律澪紬梓「あっっ!!」

ガシャーン!!

梓「・・・・・・」スクッ

唯「あ、あずにゃんゴメンね・・・・・・」シュン

梓「いえ、こちらこそすみません」

唯「お、怒ってない・・・・・・?」オズオズ

梓「はい!」ニコッ///(畜生!!唯先輩可愛すぎる!!)

紬「・・・・・・!!///」ポン、バシュゥゥゥゥゥ!!

バタッ!!

律「ムギ!?」

紬「・・・・・・///」ダラダラ

律「ムギィーーーッッ!!」

律「おい!、澪」クルッ

澪「・・・・・・」チーン

律「・・・・・・くそっ唯!梓!!急いでムギの手当てだ!!」

唯「ラジャー!!」梓「ハイ!!」

さわ子「うめー!!」モシャモシャ


仕切り直し!!

鼻ティッシュ紬「話を元に戻すわね」


過去!!

さわ子「じゃあ変装はこれでOKね!!」

紬「はい!」

さわ子「後、眉毛は前日に剃るから」

紬「はい、それでは、今日はこれで」

山中「うん、またね」

紬さわ子「じゃあ、また」


翌日!!

紬「さて、つぎは、庭の監視カメラとセンサーの死角を探さなくちゃ!!」フンス

数時間後!!

紬(やっぱり私1人じゃあ無理かも・・・・・・)

紬(それぞれの位置はわかったけど有効範囲まではわからなかった・・・・・・
)シュン

紬(こうなったらあの人に教えてもらうしか無さそうね!)スタスタ


警備室!!

紬(居るかな?)コンコン

??「はーい、誰?」

紬「紬です」

ガチャ

??「お嬢様、何か御用ですか?」

紬「主任さんにお願いあって来ました」



現在!!

紬「主任さんは家の警備を強化する為に父が警備会社から引き抜いたの」

唯「ムギちゃん!その主任さんは男ですか女ですか?」ハイ!

紬「女の人よ」

紬「すごく綺麗な人で当時は27歳位だったと思うわ」

梓「どんな感じの人だったんですか?」

紬「00のスメラギさんをみたいな感じよ」

梓「把握しました」

紬「主任さんは休憩時間や仕事が終わった後によく私の相手をしてくれたの」

主任「・・・・・・それで、私にお願いって何、ムギちゃん?」

紬「えっとですね・・・・・・」

主任「なるほど、良いプランね・・・・・・けど、一つ問題があるわ」

紬「そこで主任さんの力を貸して欲しいの!!」

主任「・・・・・・」(この目つき、本気みたいね)

紬「・・・・・・」

主任(それに、面白そうだしね!!)クスッ

紬「・・・・・・」(駄目、なのかな?)

主任「・・・・・・良いわよ、手伝ってあげる」ニコッ

紬「ありがとう、主任さん!!」パァァ

主任「但し、条件が有るわ」

紬「構いません!!」

主任「私を護衛に付ける事」

紬「でも、それじゃあ!!」

主任「まあ、護衛と言っても私1人ちょっと離れた所で見てるだけなんだけとね」ニヤッ

紬「主任さん!!」パァァ

主任「転ばぬ先の杖って所ね、よほどの事が起こらない限りは手を出さないから安心して」ニコッ

紬「それで、主任さんには・・・・・・」

主任「わかってるわ、センサーとカメラでしょ」

紬「はい」

主任「これが何か分かる?」スッ

紬「・・・・・・これって、まさか!?」

主任「そう、ココのセンサーとカメラの配置と死角が書いてあるわ」ニヤッ

紬「さすが主任さん・・・・・・カッコイイ!!///」ウットリ

主任「実は庭の警備を強化する為に増やす予定だったのよ、それで、効率良く配置し直すのにコレを作ったって訳」

紬「いつから始めるんですか?」
主任「来週からよ」

紬「なら決行は明日ですね」

主任「あら、ずいぶん急な話ね?」

紬「だって今日は金曜日でしょ、それに、主任さん明日は休みでしょ?」

主任「もしココで、私明日彼とデートなのー♪」

主任「なんて言ったらどうする?」ニヤッ

紬「ありえません」キッパリ

主任「あら、ずいぶんと手厳しいわね?」

紬「だって彼氏さん、明日仕事でしょ?」ニコッ

主任「流石ね、一本取られたわ・・・・・・」ヤレヤレ

紬「じゃあ明日、お願いします」

主任「お任せ下さいお嬢様」ペコッ

紬「分かりました、この命、貴方にお預けします」

紬主任「・・・・・・プッ、アハハハハッッ!!」

主任「じゃあまた明日ね」

紬「はい♪」ガチャ

バタン

主任(・・・・・・じゃあ、始めますか!!)ピッ

ガチャッ「ハイ、斎藤です」

主任「私ですお嬢様の事で一つ、お願いが有るのですが・・・・・・」


現在!!

澪「良い人だな・・・・・・」

紬「うん♪」ニコッ

律「ムギは休みに主任さんと遊びに行ったりしてたのか?」

紬「お互い忙しかったからあんまり行けなかったわ」

律「やっぱり、習い事とか?」

紬「うん、それでその合間とか、終わった後なんかにこんな感じでおしゃべりしてたの」

唯「ねえ、なんでムギちゃんは主任さんの彼氏さんのお休み知ってたの?」

紬「主任さんの彼氏さんは家のシェフの1人なの、因みに主任さんより年下なのよ」

唯「おお~、主任さんやるぅ~」パチパチ

さわ子(そういえば私も後2年で主任さんと同い年かぁ・・・・・・)ボヘー



過去!!

紬(そうと決まれば早速行動開始よ!!)フンス!!

紬(まずは・・・・・・)

山中家!!

紬「と言う訳で早速お願いします!!」

さわ子「でも、でもずいぶん急な話ねぇ、まあ、仕方ないけど」

山中「準備出来たよー!!」

さわ子「じゃあ始めましょう!!」

紬「はい!!」



作業中!!

さわ子「ふう、出来たわ・・・・・・」

山中「ねえムギちゃん、ちょっと着てみてよ」つ変装アイテム一式

紬「うん♪」

変装中!!

変装紬「どう?」ピシッ

さわ子山中(やっぱイイ!!///)ウットリ

さわ子山中「何度見ても完璧よ(だよ)!!」

紬「ありがとう」ニコッ

さわ子山中「ハウッッ!!///」(ムギちゃん天使すき!!)ムギューン!!


しばらくお待ち下さい・・・・・・


山中「じゃあムギちゃん、また明日ね」(危うく・・・・・・)

さわ子「合流ポイントで会いましょう」(死ぬ所だったわ・・・・・・)

ノーマル紬(付け眉毛)「うん、また明日ね♪」

ムギの部屋!!

主任「失礼します」ガチャ

紬「主任さーん!!」ノシ

主任「お茶?もしかしてこれ?」

紬「はい、私がいれたんですよ」

主任「凄いわね、じゃあ早速・・・・・・」

紬「どうですか?」ドキドキ

主任「うん、美味しいわ」ニコッ

紬「ありがとう♪」パァァ

主任「それじゃあ本題に入るわよ」

紬「はい」

主任「準備は出来たみたいね」

紬「はい、脱出出来た後は近くの公園かコンビニでこの格好に変装するの」つ写真

主任「これは・・・・・・見事としか言いようが無いわね」フム

主任「あれ、という事は今のムギちゃんの眉毛は・・・・・・?」

紬「そう、これ、付け眉毛なんですよー♪」ペリッ

主任「これって自作でしょ、それにしては異常にリアルだけど」

紬「山中さんのお姉さんに衣装とセットで用意してもらったのー♪」

主任「そう言えばバンドの衣装自作してるって言ってたっけ」

紬「はい」

主任「これで準備完了かしら?」

紬「はい」

主任「じゃあ私は今日はこれで、お茶、ご馳走様」

紬「はい、明日はお願いします」ペコッ

主任「任せて」ガチャッ

紬「じゃあまた明日」

主任「ええ、また明日ね」

バタン

紬「後は明日に備えて早めに寝なきゃ」フンス!


数時間後!!

紬「準備も出来たし、後は寝るだけ・・・・・・」

紬「寝る前に眉毛剥がさないとだめね・・・・・・」ペリリ


翌朝!!

目覚まし時計「ピリリリリリリ」

紬「・・・・・・」カチッ

紬「・・・・・・」ムクッ

紬(眉毛眉毛・・・・・・あった)ペタッ


廊下!!

斎藤「お早う御座います、お嬢様」ペコッ

紬「おはよう、斎藤」ニコッ

洗面所!!

紬「・・・・・・」シャカシャカ

お風呂場!!

紬「・・・・・・」シャァァァァ

食堂!!

紬「・・・・・・」モグモグ


自室!!

紬(最後にこれを・・・・・・)つ置き手紙

紬(テーブルに置いて・・・・・・)パサッ

紬「さあ、ミッションスタートよ!!」オー!!

廊下!!

メイド「お早う御座います、お嬢様」ペコッ

紬「おはよう、安藤さん」ニコッ

玄関!!

紬「庭を散歩して来るわ」ガチャ

斉藤「行ってらっしゃいませ」ペコッ

紬「行って来ます」


庭!!

紬(セカンドフェイズに移行よ)つリスト

紬(・・・・・・あっちね)コソコソ

紬(次はこっち・・・・・・)コソコソ

紬(最後はここを潜る・・・・・・)コソコソ

紬(着いた!!)


塀!!

紬(次は)ピッ

紬「もしもし山中さん?」コソコソ

山中「ムギちゃん、準備は出来てるよ」

紬「じゃあ、今からそっちに行くから」

山中「うん」

紬「よし」ピッ

紬(後は予めかけて置いたハシゴを登るだけね)ヨジヨジ


山中「おはよう、ムギちゃん」ノシ

紬「おはよう」ノシ

さわ子「はい、これで降りてきて」つロープ(カギ縄)

紬「はい」(えっと、塀に引っ掛けて・・・・・・)ガシッ!

さわ子「・・・・・・」グイグイ

さわ子「・・・・・・オッケー、降りてきて良いわよ」グッ

紬「はい!!」

紬(これで・・・・・・)オリオリ

紬(ミッションコンプリート!!)スタッ

山中「反対側のハシゴは?」

紬「帰って来てから片付けるから大丈夫」

さわ子「じゃあ行きましょう!!」

紬山中「はい(うん)」

主任「ではこちらも行きましょう」コソコソ

斉藤「そうですな」コソコソ


現在!!

律「執事さんも一緒に付いて来たのか?」

紬「うん♪」


過去!!近所のコンビニ!!

紬「変装完了!!」ピシッ

山中「これから何するの?」

紬「電車で隣町に行って探検するの!!ワクワク

さわ子「じゃあ、駅まで送るわ」

山中「私も」

紬「ありがとう」ニコッ

さわ子山中(ムギちゃん天使すぎ!!///)ハアハア


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最終更新:2010年09月22日 21:27