駅!!

紬「着いた!!」ワクワク

券売機!!

紬「・・・・・・」チャリチャリ

紬「・・・・・・」ポチッ

紬さわ子山中「・・・・・・」ジーッ

券売機「ストン!」

紬「買えた!!///」ウルウル

山中「やったね!!」パチパチ

さわ子「やったわね」パチパチ

斉藤「お見事で御座います」パチパチ

主任「おめでとう、ムギちゃん・・・・・・」パチパチ


ホーム!!

さわ子「じゃあ私たちはここまでね」

山中「おねえちゃん、やっぱり私たちも付いて行った方が・・・・・・」

さわ子「大丈夫よ、だってプロが見ててくれてるんでしょ?」

紬「はい、今も近くに居ると思います」

主任「そろそろ時間です」チラッ

斉藤「・・・・・・来ましたね」

キキィーーーッッ

パシューーッッ

さわ子「帰って来る時は電話してね、ここまで迎えに来るから」

山中「ムギちゃん、気をつけてね」

紬「うん♪」


……

斉藤「では、我々も」

主任「はい、取り敢えず隣の車両のデッキから乗り込みましょう」

斉藤「そして、お嬢様の車両のデッキに移動すると」

主任「はい」

斉藤「では先に私が」スッ

デッキ!!

斉藤「ふむ、不信な者は見当たらないようですな」ジーッ

ホーム!!

さわ子山中「行ってらっしゃいムギちゃん!!」ノシ

紬「・・・・・・」ピョン

クルッ

紬「行って来ます!!」ノシ


主任「後は私だけね」スッ

パシューーッッ

移動中!!

放送「次は桜ヶ丘ー桜ヶ丘ー」

紬「・・・・・・降りなきゃ」

桜ヶ丘駅ホーム!!

プルルルッ、ピッ

メイド(私服)「はい」

主任「安藤さん、そっちの様子は」

メイド「クリアです」

主任「了解、引き続き周囲の警戒を厳に」

メイド「了解しました」

主任「・・・・・・」ピッ

斉藤「次は私が後から降ります」

主任「はい」

キキィーーッ・・・・・・ピタッ

紬「・・・・・・」スクッ

パシューーッ

主任「行きます」クルッ

斉藤「・・・・・・」コクッ

紬(着いた・・・・・・)テクテク

主任斉藤「・・・・・・」コソコソ

プルルルルルル

主任(来たわね)

ピッ

メイド「こちら安藤、駅前周辺もクリアです」

主任「OK」

メイド「引き続きお嬢様の周辺を警戒します」

主任「お願いね」ピッ

これ以降護衛チームのやり取りは可能な限りカットします

駅前!!

紬(やった!来れた!!)ドヤッ

紬(どこへ行こうかしら・・・・・・)つ地図

紬(とりあえず、あっちに行ってみましょう!)テクテク


数十分後!!

紬(一人で出歩くのって新鮮で楽しい!!)テクテク

紬(あら、あの子・・・・・・)

女の子「どうしよう・・・・・・」キョロキョロ

紬(ちっちゃくてかわいい!!///)ポワ~ン

唯「ねぇねぇ、どんな子どんな子!!」ガバッ

紬「え、えっと・・・・・・」(ゆ、唯ちゃんの顔がこんな近くに・・・・・・///)アセアセ

律「唯、落ち着け」

唯「てへへぇ~~、メンゴメンゴ」テレテレ

紬「あっ」(残念・・・・・・)シュン

澪「ムギ」

紬「うっ、うん、その女の子はね、ちょっとキリッとした感じのつり目で」

律「ふーん」

紬「それから色白で」

澪「うん」

紬「綺麗な黒髪で」

唯「ほうほう」

紬「ツインテールだったわ♪」ニッコリ

唯律澪梓「えっ」

梓(ま、まさか・・・・・・)タラリ

律「案外、梓本人だったりしてなー」チラッ

澪「そんな訳無いだろ」チラッ

梓「・・・・・・」

澪「えっ」

律「ま、マジ?・・・・・・」

梓「・・・・・・はい、多分間違いないです・・・・・・」

唯「ええ~~っっ!!ムギちゃんずるい!!ムギちゃんだけちっちゃいあずにゃん会ってたなんて!!」プリプリ

紬「ゆ、唯ちゃん・・・・・・怒ってる唯ちゃんかわいい!!///」ウットリ

唯「ほえ?」キョトン

律「ムギ、思考がだだ漏れだぞ」

紬「はっ!ごめんなさい、私ったらまた・・・・・・」シュン

唯「ムギちゃん、悪い私の方だよ~、ごめんね、ムギちゃん」

紬「唯ちゃん・・・・・・」パァァ

澪「梓、本当にその子は梓だったのか?」

梓「はい、ムギ先輩、この話私もそっちに参加しても良いですか?」

紬「うん、いいわよ♪」

梓「じゃあここからは」

紬「二人で♪」


過去!!

紬「どうしたの?」

梓「あ、あそこの木の上・・・・・・」

子猫「ガタガタ」

梓「下りられなくなっちゃったの」

紬「あなたの猫ちゃん?」

梓「ううん、でも下りられなくなったのは私のせい・・・・・・」グスッ

紬「優しいのね、後は私に任せて!!」ニコッ

梓「えっ」

紬「・・・・・・」シーッ

子猫「ガタガタ」

紬「よし!いけるわ!!」

紬「よいしょ」ヨジヨジ

紬「後もう少し」ヨジヨジ

子猫「ガタガタ」

紬「着いたわ!!」

紬「さあ、いらっしゃい」ニコッ

子猫「にゃあ」ピョン

紬「いい子ね」ナデナデ

子猫「にゃあ~ん」ゴロゴロ

紬「しっかり捕まっててね」

子猫「にゃあ」ギュッ

スルスル

紬「到着!」スタッ

梓「おねえさんすごい!!」パァァ

紬「私、木登りは得意なの♪」

子猫「・・・・・・」ジー

梓「・・・・・・」ジー

梓「ごめんね・・・・・・」ソーッ

子猫「ッ!!」ビクッ

梓「うっ、ごめん」ビクッ

紬「怖がらなくてもいいのよ・・・・・・今度は下からゆっくり、ね」

子猫「・・・・・・」ペロッ

ザラッ

梓「にゃっ!!」ビクッ

紬「びっくりした?」

梓「う、うん・・・・・・」ドキドキ

紬(今この子もにゃあ!って・・・・・・かわいい!!///)ポッ

紬「何だかあなたも猫ちゃんみたいね」クスッ

梓「よく友達にも言われる・・・・・・」

紬「もしかして、気にしてた?ごめんね」

梓「ううん、今はもう気にしてないから」ジーッ

子猫「?」

紬「そうだ私そろそろ行くわね、はい」つ子猫

梓「・・・・・・ありがとう」ダキッ

紬「じゃあ、またね」ニコッ

梓「うん、また・・・・・・」ニコッ

子猫「にゃぁ~ん」

梓「・・・・・・行っちゃった」

梓(きれいな人だったな・・・・・・)

梓「名前聞くの忘れた・・・・・・」

子猫「にゃぁ~ん」



現在!!

梓「大体こんな感じでした」

唯「あずにゃんは小さい頃からあずにゃんだったんだね!!」

梓「何ですか、それ?」

律「ムギって木登り得意だったのか?」

紬「昔はね」

紬「小さい頃、斉藤たちとよく庭でかくれんぼしてたのー♪」

澪「ムギの家って林まで有るのか?」

紬「あるわよー♪」

唯律澪梓「有るんかい!!」

さわ子「私は見たわ・・・・・・あれは林なんてレヴェルじゃあ無かったわ!!」
バァーン

唯律澪梓「森レヴェル!?」

紬「森だなんて・・・・・・2、30本しか無いですよー」

唯律澪梓「有るの!!」


過去!!

テクテク

紬(さっきの女の子、可愛いかったわぁー)ポワーン

紬(あっ名前聞くの忘れちゃった・・・・・・)シュン

紬(・・・・・・あら、この建物、学校かしら?)

桜ヶ丘高等学校

紬(真っ白で綺麗・・・・・・)

紬(中はどうなってるのかしら?)

紬(・・・・・・夏休み、多分見つからなければ平気よね?)コソコソ

コソコソ

紬(中もすごく綺麗・・・・・・)ウットリ

紬(もしかして、すごく歴史の有る校舎なのかしら?)コソコソ

紬(そろそろ脱出しましょう)コソコソ


現在!!

律「それでここを選んだのか?」

紬「うん♪」

紬(でも本当はこの後・・・・・・)


過去!!

ウフフ、アハハッ・・・・・・

紬(ここの生徒さんかしら?)コソコソ

生徒A「好き・・・・・・生徒B・・・・・・」ダキッ

生徒B「私も・・・・・・大好き!!」チュッ

イチャイチャ

紬(えっ、あれ?・・・・・・女の子同士で・・・・・・)ドキドキ

紬(なんか・・・・・・すごい!!)キラキラ

過去!!

テクテク

紬(綺麗な所だったわぁー)キラキラ

紬(決めた!!私あそこに進学する)グッ!

グゥゥゥ

紬(もうお昼、お腹空いたな・・・・・・)

紬(どこかにお店無いかな?)キョロキョロ

紬(・・・・・・あった!!)

MAXバーガー

紬(ここにしましょう!!)


店内!!

店員「いらっしゃいませー!」ニッコリ

紬(これ、おいしそう!!)ジーッ

店員(近所の子かしら?)

紬「あの、このとびきりハンバーグサンドのチーズとポテトのSとコーラのS 下さい!!」

店員「ポテトとコーラはセットで良いの?」

紬「あ、はい!」

店員「??円なります」

紬「はい」つ代金

店員「じゃあ、この番号札を持って席でまっててね」

紬「はい」

席!!

紬(あっ、ポテト頼んじゃたからご一緒にポテトもいかがですかって言われな かった・・・・・・夢だったのに)シュン

食事中!!

店員「ありがとうございまーす!!」

紬(次は向こうに行ってみよう!!)ワクワク


紬(大分歩いたわね・・・・・・)トコトコ

??「誰か助けてぇーー!!」

紬(女の子の叫び声!?行ってみましょう)

公園!!

紬(公園?ここかしら?)キョロキョロ

??「くそっ!お前!!澪を離せーっっ!!」

男子1(オイ!死んでも離すなよ)チラッ

男子2(任せろ!!)ニヤッ

男子1「離してやるよ、だがまずは、お前をボコッてからだがな」ニヤァ

澪「りっちゃん!!にげてーっっ!!」

律「そうなったらお前がボコられるだろ」


現在!!

律「私らかよ!!」

澪「確かに、そんな事あったなぁ」シミジミ

律「あん時、ムギが来てくれて無かったらあたしらヤバかったなぁ」シミジミ

唯「ねえねえ、ムギちゃんはここからどうやってりっちゃんと澪ちゃんを助けたの?」ワクワク

紬「じゃあここからは」

律「あたし達の出番だな!!」

澪「ああ」


4
最終更新:2010年09月22日 21:27